
道標|≪過去を見つめて|あさっての方向へ≫
お勤めを初めて一年とちょっと経つが、近頃休日に関わらず 朝の起床時間が早い。 寝だめの出来ない体質のせいか、一定時間眠ると起きる。 目が覚める。
なんて規則正しい生活! うちの姉なんかと比べると、彼女は最早達人の域。 眠りたいときに眠り、好きなだけいつまでも寝ていられる。 のび太の境地に達しているわけだが、 私は往来の真面目さが祟って駄目である。
朝早いと日曜日は長い。ホントに長い。 しかも予定もないと来たらどうしようもなく時間を持て余すだけだ。 仕方ないので某友人とちょろりと遊び、帰りにスーパーでヨーグルトを買う。 偶然にも、そこはサークル仲間のT葉くんが勤めていた支店で 思いもがけず、友人の勤務姿をガラス越しに観ることになった。
話には聞いていたが、ひどく真面目だ。 せっせせっせと仕事をしている。 変質者みたいに凝視してる私に気づく様子も無い。 そんなことをしているうちに彼が売り場に出てきた。 ひどく驚かれた。そりゃそうだろう。 邪魔になってもなんなのですぐに別れたが、肉を並べるその 後姿は、とても○○に○○○○を○○○○して悦ぶ ナニでアレな青年とはとても思えないほど 大人びて見えた。
みんなオトナになっていく。
家に帰って昼寝した。
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