帰り道に誰もいない道を振り返ったときとか、早朝のうすぼんやりした月を見上げたときとか、なんてことない日常の中で、唐突に胸の辺りからぶわっと孤独感が滲み出る事がある。寒いからだろうか。でも、こんなこと描いてても、一番寂しいのはお財布の中身だったりする。残金6円。給料日前に早くも撃沈の勢い。現実はいとも簡単にリアルを呼び覚ます。