2001年07月18日(水) |
えらくなろうとするから... |
今日は、一日中家でうだうだしていようと思っていたのを わすれて結構出かけてしまった。 本当に久しぶりです。まるきり自分のペースだけで過ごしたのは。
最近、不思議な夢をみる。 ダチョウがでてきて、 「一つだけ願いを叶えてやる。」というので、 わたしが願いごとを話すと、 「かなえてやれる願いごとはひとつだけだ。お前は その願いごとのために他の願いごとをあきらめな ければいけないかもしれないがそれでもよいか。」 なんてきくんです(ダチョウが私に。) 私はすごく動揺して、 「え、ひとつだけかなうけど他は全部だめなんですか。 どうしよう。違うのにしようかな...」 などと血迷ってるんですよねこれが。夢の中でも優柔 不断らしい。
ダチョウは 「他の願いごとについては保証できないということ だ。ただ一つだけならかならずかなえてやると言って いる。どうするんだ。」
そうやってわたしが 「えーとあの...じゃあ...うーん。1個だけってのは むずかしい」とか、なやんでたらダチョウは 「一つだけの願いごとがきめられない。 それは、たくさん願いごとがあるからだとお前は 思っているが、お前は何一つとして本気で願ってなど いないのだ。」
なんてしかられて目がさめたんです。 この夢は、すごく長い川、地平線、青い景色に あお緑色のキリンと青い鶴もでてきて幻想的な 美しいゆめでした。 まるで絵のような。宮沢健治の世界みたい? でもダチョウの声はいじわるばあさんだったけどね。
今日は友達と、いろいろ語ってみた。 最近ちょっとストレスに感じている出来事があって、 休んでいてもそのことが頭から離れない。
どうしてそうなるのかなーって時に、 「えらくなろうとするから変なことしちゃうんだよな。 自分は自分なんだから、えらくなろうとなんかしなくて いいのに。 」 て友達がいった。 そうなんだな。きっとあの人もえらくなりたくてあんな 事をするんだなって思ったら、気分がとげとげしく なくなった。 なんていうか、きっとあの人も必死なんだ。 自分を認めてもらいたくて、それがこっちからみると なんとなく角がたって見えちゃうと言うか。 認められたい、えらくなりたい、そういうとどこか 不純な意欲のように聞こえがちだけれでも、 自然な気持ちだとすれば仕方ないのかもしれない。
どっちかというと、いつも素敵な人よりも、 一生気が合いそうもないし、向こうは絶対自分のことを きらいだろうと妙に感じるような人でも、 どこか、きっと必死に何かまもりたいものでもあるんだろうな っておもうと、それである意味ぶかっこうな行動をとって いるのだろうと思うと、そういう「やなやつ」でさえ どこか自分に似ているような気がしてしまう。 ていうか、なにか「のぼりきれない」悔しさをかかえている 仲間のような気がするっていうか。 ま、むこうは一生私を仲間だなんて、おもわない んだろうけど。
ちょっとなぞが解けたっていうか、まいいやって 落ち着けたっていうのが今日の収穫です。
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