2003年01月21日(火) |
久々に娘を怒った(ーー;) |
電話越しだから、迫力ないけれど、怒る事の全くなかった娘に対して、「本当に怒っているからね!おとうさんだって怒っているんだからね!」と。
原因は高校の卒業旅行にスイスに友達と行く!という話からだった。それはいい。ここからだと日本で東京から京都に新幹線で行って三泊くらいの値段でスイスも行かれる。3年間すごく頑張ったし、感心もしていた。贅沢品をねだられたこともない。だから、快く、スイス旅行は賛成してあげた。
が、問題は、ツアーの決め方だ。イギリスには日系の格安ツアーを組んでくれる会社が何社かある。この前のイタリア旅行もその格安ツアーをつかってのものだった。
だから、日程を友達と決めたら、こちらに連絡するように言ってあった。本当は冬休み前に日程を決めてこなかったという手際の悪さに怒りそうになったがそこは我慢した。
で、電話がかかってきた。6000クロだってぇ〜と呑気に言う。6000クロといえば、10万円ほどかかる。10万円を軽く言う娘に腹がたった。学校にはいっている旅行会社の人の言うなりに予約をしている…。ちゃんと他のチョイスを調べて、予約する前にこちらに連絡するように言ってあったのに。
彼女の気持ちもわかる。確かに相手は外人で英語での交渉はむつかhしいだろう。いわれるままに、それでお願いしますというのが一番簡単かもしれない。でも、うちは普通のサラリーマン。10万円のツアーをひょいっと予約してしまう金銭感覚が許せなかった。
案の定、こちらで調べてもらったら、7万円でおつりがくる。
それでも、金額の問題ではない。高校生、若干18歳の子供として、わたしはその即決が許せなかった。昨夜電話でわたしに叱られ、今日学校で旅行会社の人に聞いて、また報告の電話でわたしに今度は怒鳴られ…かわいそうだとは思う。せっかくの卒業旅行に水はさしたくない。でも、言っておかなければいけないときは言っておくのだ。
彼女は一生懸命に英語で交渉して、とりあえずキャンセルは効くことになったらしい。今度はこっちの旅行会社でわたしがまたツアーを組んでもらわなければならない。本来なら、これも冬休みに自分でするべきことなのに。
どっちにしてもスイスは行かせてあげることにはなる。でも、お金は湯水のようにあふれていないのだ。ちゃんと言って聞かせて育ててきたつもりだったのになぁ〜
怒るほうも疲れる。はい、はいとお金を出したほうがよっぽど楽か。でも、これがうちの教育だから…普段、離れているから、こういうときこそ怒らないと駄目なんだ!と自分に言い聞かせる。
結局は怒ってかわいそうなことしちゃったかなぁ〜と思ったり…ははは(ーー;)
でも、いいの!これで「お金の大事さ」と「けちとうまくお金を使うことは違う」ということを学んでくれる…と思う。そうだといいな。
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