お友達のお母さんが亡くなられた。
お葬式に行くことができなかったので
土曜日に、友達2人と一緒に、お線香をあげに伺った。
喘息を結核と誤診され、その治療のせいで
気がついたときは肺がカビだらけになっていたそうです。
闘病52年・・・71歳になれずして、亡くなられた。
ここ5年ほど
友達とおかあさんの関係悪化のため、 わたしもお会いすることがないままになってしまっていたけれど
細い息の下で、いつも元気に大きな声で話し、笑っていた明るいお顔を思い出す。
気の強い頑固な方でした。
救急車が大嫌いで・・・
最後の発作でほとんど意識がないままに
「今、救急車が来るから」という友達に
【嫌だ・・・やめてくれ・・・】とおっしゃったそうだ。
おうちで死にたい・・・
ほとんど意識はそこでなくなっていたから
家で亡くなったのと同じだよね・・と繰り返す友達。。。
そうだよ、大丈夫だよ。
おかあさんはそんなこと、うだうだ言う人じゃないよ。
感謝しているよ・・・
絶対だよ・・・
彼女の中にはたくさんの悔いが残っている。
もうひとり・・・
会社の人のおとうさんが突然に亡くなられた。
72歳・・・
お正月に喧嘩したことに悔いが残ると泣いていた。
悔い・・・
わたしも、そういうときがきたら、悔いだらけだろうな・・・
ごめんね・・・
先に謝るくらいなら親孝行しろっ!
だろうけど・・・
わたしの手は2本しかないし
体もひとつしかない・・・
一緒に暮らしている人・・・
離れて暮らしている人・・・
形は違うけれど、必ず、悔いが残るんだろうなぁ〜
奇麗事ではない生活がそこにはあるから・・・
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