xxxxxx 表面張力(仮)

虚実入り乱れても記録
20010802--



2001年09月30日(日)

多分,諦めたら這い上がれなくなるだけ

 軽やかにブルーに浸っていた時に,そういえば昨夜,友人Hからの着信履歴があったことを唐突に思い出す.今更かもしれないけれど,と携帯を手に取る.
 単に「ここの人間ではない」友人と話したかっただけである.


 彼の用事は既に済んでいて,その後は単にお喋りになったのだが,そこで少し自分の状況について話してみる.
 結果,いつもの通りに説教をくらう.
 彼の言うことは一々もっともで,なのに素直に聴けるのは彼がワタシを心配した上で言ってくれるからである.無責任な心配ではなく,関係性を考慮した上の正しい心配の仕方を.
 指摘されていることは自分でもとっくに気づいていることで,ただ改善法がわからないだけである.それについては「俺もわかんない」と非常に素直な言葉を頂く.そりゃそうだよな.

 わからなくても諦めずに模索していくしかないこともあるってコトだろう.
 多分,諦めたら這い上がれなくなるだけだ.


 ワタシは考えすぎなところがあって,それが自分を思考の袋小路に追い込んでしまう.一人で勝手に暗くなっていて,客観視すると恐ろしく滑稽で喜劇的だ.
 そういうときは,その状況にいない大事な人から言葉をもらうと少し楽になる.
 風が吹き込むのだ.澱んでいた自分に.
 別に状況は変化しなくても,少し見方が変わる.それでいい.


 明日から学会に参加する.印刷物の準備は終了.後はアタマの中身だけである.もともと不足しているのに今更どうする,というツッコミもあるが,それでも足掻かずにはいられない.
 準備しないよりはずっとよかろう(精神的に).これから泊まりでぐるぐるするわけだ.
 明日,朝イチの飛行機で行く.


 奴はもうすぐ一時帰国する.
 何故こんなに寂しく大事な人と,この時期に再々々々々終了にしなければならないんだろうとも思う.
 が.
 いい加減に動かないと自分が腐ってしまうような気がする時点で仕方ないコトとも思っている.
 そういうこともあるそういうこともあるそういうこともある.
 言いきかせて前を見よう.



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