2003年10月09日(木)
傍にいたら何も言えない
月曜に少し浮上し火曜に撃沈。水曜はどうにか午後から歯車が動き出し---ものすごい錆び付いた音をたてているとしても---今日もどうにか一応動いている。寝坊したけれど。ええしたけれど。 思うんだけどやっばり夜はちゃんと寝た方がいいよ。夫も「お弁当がない」ということに悲しまずに夜は寝ようよ。もしくはせめてワタシを先に寝かせよう。以前、先に寝ていたら寂しがったので付き合うようにしているけれど、起きられないです。無理です。ええヘタレなもので。ああちきしょう。
昨夜、珍しく中学校時代の友人が電話をくれた。その当時の友人は彼女くらいしか残っていない。当時の自分も周囲も嫌いだったので、人間関係から静かにフェードアウトしたもので。 その友人はとてもマトモな人で、その思考の健全さをワタシは尊敬していた。唯一、好きな友人だったと言ってもいいくらいに。…勿論、少しやんちゃと呼ばれる程度の悪さをしてみたりなどは彼女の方がしていたけれど、彼女は人としてとても前向きで健全。自分の生活も崩さず、周囲の人の心配もできて、壊れない。壊れそうなことはあったのかもしれないが、少なくとも見たことはない。その強さ。 あの頃、「あんたと喧嘩がしたいよう」と泣かれたことがあった。それでもワタシは何も言わなかった。彼女の言いたいことはなんとなく分かっていたけれど、ワタシに喧嘩をする理由はなかった。当時のワタシは何も話さなかった。話すこともなかったのだと、今は思う。
昨夜の彼女は受話器の向こう側で、体を壊して退職すると春に話していたワタシを心配していた。体は良くなったことを言うと「よかったじゃん」と笑い声になる。そんな彼女は育児に忙しい二児の母だ。 「じゃあ働かなきゃねえ、暇でしょう、主婦は」と言う彼女。そうだね、そのうち探すつもりだよ。まだ子供がいないからね。そう答えながら深いところで思い出す。ああ本当に、変わらない。この人は本当に変わらない。それをとても尊敬しているし好きなのだけれど、傍にいたら何も言えないんだろうな。 多分、今でも。
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