2003年12月29日(月)
なんて素晴らしい過ぎ去った日々
酔っぱらいの夫婦。 二人でワインを一本空けて、のんびりと夕御飯を食べていたら酔っぱらった。特に夫は私が順番に作るおかずを肴に空きっ腹のうちから飲んでいたので、基本的に私よりも強いのにもうぐっすりと寝ている。けれど炬燵の上を片付けてくれたのは夫。眠れないながらも動けなかったのは妻。なのに何故眠れないんだ私。 浮遊した考え事。とりとめのない記憶。 そうなのだ。どんな人も特に問題のない道程でいたわけではないのだ。 そういうことだ。そんなことだ。それはとても悲しいことなのかもしれないけれど、それでもそれによってよりやさしく生きていかれる人もいる。だから全ては無駄ではないと信じたい。
寝言を呟いている夫に、「好き?」と訊いてみると「好きにゃあ」と眠ったままの寝ぼけた声で答えてくれる。なんてシアワセなんだろう。 嬉しかったことも悲しかったことも、今の私を作っている。後悔も自己嫌悪も消えるわけではないけれど、それならまあいいかと思えるようになった。なんて素晴らしい過ぎ去った日々。
この日記を読んでくださり、ありがとうございます。 皆様の過去も未来も、素晴らしい日々でありますように。 良いお年を。
20031229 海棠
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