sky−high.

きっとkinkiくんのことをたっぷり。毎日のへっぽこ加減もたっぷり        

2002年04月18日(木)  裏切り。

激しくユーザーから叱責される。

頭を下げて、謝罪の言葉を繰り返しながら、
Sリーダーが一緒に居てくれてて良かった、と思う。

そして、なんで私の前で一緒に頭を下げてくれているのが
Sリーダーで、ボスじゃないのか、と思う。

 うちの会社から導入している別システムとのサポート差を
 何度も指摘される。

 「(別システム担当の)Oさんには絶大な信頼を寄せています。」

 「トラブルが発生したときもOさんはノジリから、ここまで
  駆けつけてくれた。いつでも対応が早いから全く不満はない。」

 「一方、そちらの対応はどうだ。今回、電話だけで済ませようとして
  来ようともしなかった。」

 「普段もザイムはこちらから促さないと、全く対応が進まない」

 「それでも、今までは処理がうまくいっていたから、信頼していたのに」

 「裏切られた」

 「何故担当のS(ボス)はこの場にいないのか。」

 激怒しているユーザー側担当者の周辺の人々は、
 押し黙ってこちらのやりとりの様子を窺っている。

 シイバで2日前に受けた電話。電話のみで対応できる、と考えた。
 ボスと連絡は取れなかった。2日間のやりとりで、
 担当者の態度が硬化してきたのを
 感じたのは、昨日の夕方、ミヤザキに戻る途中だった。

 もっと早くユーザーのいらだちに気付いていれば。

 せめて、昨日の夕方、カドガワに直接向かっていれば、
 ここまで怒らせてしまうことはなかったのじゃないか。
 「Oさんはノジリから来た」と言われては、返す言葉がない。
 
 対応が甘すぎたのだ。

 ボスとユーザーがこれまで直接やりとりしていた件も
 遅々として進んでいないという不満を
 さらに声を高くするユーザーから、お聞きする。

 ここでも、同じだ。

 ひとまず、激昂が収まってきたユーザーと私を残して、
 Sリーダーは、本社に謝罪対応の更なる指示を仰ぎに行った。

 すると、ユーザーから声をかけられた。身を固くしかけていたら、
 「すみません。こちらも頭に血が上ってしまって、かなり
  きついことを言ってしまって」と頭を下げられた。

 そのとたん、泣き出しそうになって内心慌てる。
 私の表情を見ていたユーザーも焦ったような顔をする。

 だってこれまでは。
 今までは気軽に声をかけてくれる人だったのだ。
 いつも笑って挨拶しあっていた。ボスの対応の遅さについても
 自分が笑顔でカバーしてる部分があると、自負してるところがあった。

 こんなにも簡単に壊れてしまった、結局は薄っぺらな関係だったけど。

 まずい、これじゃ「だから女は泣けばいいと思って。」と思われる。
 泣いちゃダメだ、泣いちゃダメだ。
 必死に、涙をこらえた。
 なんとか、その場をしのいで、ユーザーが他の人に声をかけられた隙に
 トイレに駆け込んでひとしきり泣く。

 (あほあほ、なんでこんなに涙腺が弱いんだ)
 (会社で泣いたことあっても、客先で泣いたこと無いわ)
 (泣く立場か)

 二度と泣き出さないように、多めに早く泣いてしまえ、と泣く。

 ユーザーの元に戻ると、Sリーダーも戻ってきていた。
 その後、今後の対応について了承していただく。

 午後になって本社からS常務、T部長、S営業係長が到着。
 再度、謝罪を行う。

 謝罪が終わった直後、「(今後もザイムの対応を行う)メンバーは
 このままでよろしいでしょうか?」とユーザーに声をかけている
 T部長の言葉を耳にする。悔しくて、また涙が出そうになる。

 失った信頼はどのぐらい頑張れば回復できるだろう。
 それまで、頑張っていられるんだろうか。
 この期に及んでも、休みを繰りかえす(←今日も)ボスと
 ザイムをやっていく自信を急速に失う。

 「言われてたわねえ」と同情するように声をかけてくる職員の方々の
 声を耳にしながら、カドガワを後にする。

 
 帰社して定時で帰ろうとしていたところ、
 レセプトチェックに捕まる。21時まで作業。
 映画「スワロウテイル」の「あんた、今日厄日だね」という
 台詞を思い出す。


 おやすみなさい。


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