連続ドラマは、いつも必ず、途中で見逃してしまうのだけど、 今、絶対にかかさず観ているドラマがある。 それは『白い巨塔』。 言わずと知れた、25年前に作られたドラマのリメイク版だけど、 当時子供だった私は、母と一緒に観ながら、 面白かったということは憶えていたけど、内容はすっかり忘れてしまった。 だから、今週の、第3話までの感想なのだけど。
唐突なんですが、私は、財前五郎が、結構好きである。 財前助教授と、里見助教授を比べると、 勿論、人間的にすばらしいのは、里見。 医師としても、尊敬できるのは、里見。 でも、財前という人物は、見てて、とても興味深い。 地位にとらわれて、野心を丸出しにしている姿は、 見ていて滑稽とも思えるし、 その地位を手に入れた後は、一体彼はどうなるのか、 非常に気になる。 そう考えると、早く教授になってくれればいいのになぁ、 とさえ思えてくる。 フジテレビ開局45周年記念ドラマにふさわしい、作品だと思う。
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