| 2002年02月13日(水) |
後藤正治「スカウト」(講談社文庫)をようよう読み始め、 |
後藤正治「スカウト」(講談社文庫)をようよう読み始め、30ページまで進。 筆者とスカウトの木庭教(きにわさとし)が一緒に高校野球の試合を見る場面から始まる。高校野球のことやスカウトの仕事のことを具体的に触れながら、徐々に木庭教本人の人間像に迫っていく感じである。 1ページに必ずこちらの興味や関心を引く話題や挿話、文章がある。今日は30ページで読むのを中断したが、これは面白くなるという期待・予感は強い。 単行本自体は1998年に刊行されていて既に評価は高いはずである。 今日は他に、五條瑛の「プラチナ・ビーズ」(集英社)、デニス・レヘイン「スコッチに涙を託して」(角川文庫)も覗いてみた。前者は三人称の堂々たる開幕で奥行きのある物語を予感させ、後者は主人公と思しき語り手の一人称で洒落てはいるが、ややこしい展開の探偵物語を想像させた。 やはりこれでは一冊の本を読み終えるのは難しい。
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