| 2002年05月26日(日) |
日垣隆『情報系 これがニュースだ』(文春文庫2001/03/10)を第21章まで読む。 |
日垣隆『情報系 これがニュースだ』(文春文庫2001/03/10)を第21章まで読む。 目次に第3章「電脳図書館」と第4章「電脳書斎」とあるのを見て買った本である。分かりきったことしか書いていないと予想できてもコンピュータやインターネット関係と本を結びつけた本を読むのは楽しいので買ってしまうのだ。失望することの方が多くても惹かれる。今度こそは何か画期的な事例が紹介されているのではないか、と。 本書の282ページに登場する『データベースを使いこなす』(著者=高田正純、講談社現代新書)は思えば12,3年前の愛読書で、パソコン通信へのあこがれを強めた一冊だった。この本は一種の指南書として内容的にも抜群に面白かった印象が今でも残っている。 この面白さを引きずっているのかもしれない。 しかし、全部で25の章からなるこの本を21章まで読んで興味深くかつ面白かったのはそういう「電脳」ものよりも他の章だった。その章の題名を次にあげてみる。 第9章「難病を越えて」第10章「盲目の読書人」第17章「保健婦が行く」第18章「病原遺伝子を追え」第19章「DNA捜査の落とし穴」第20章「記憶が消えた講談師」そして前に真っ先に読んでいた第23章「たかが部活のために」 初めて買った日垣氏の本は著者の活力と問題意識がまっすぐに発揮された、率直ないい本だった。
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