読書日記

2002年06月11日(火) 赤瀬川原平『我輩は病気である』(マキノ出版)を30ページまで読んでみた。

赤瀬川原平『我輩は病気である』(マキノ出版)を30ページまで読んでみた。
軽快な文章表現につられて気がついたらエッセイをもう四篇読んでいた。他愛ないと言えば他愛ないが、病気の話を妙に明るくかつスマートに語ってくれるので、引きずられてどこまでも読んでいくしかない。
「あんまり欲張っても駄目なのだ。百パーセントの健康なんて現実にはないもので、たしかに一つ自分の持病みたいなものを持っていると、体の暴走にブレーキが効く、ということはある。」(14ページ)
ほどほどに文末に「のだ。」が入って文章のリズムを生み出している。
名文家の一人ではないか。
この人が病気を話題にしているということは現代の日本は「病気」なのだ。

マキノ出版の名前は初めて見た。このエッセイを連載していた健康雑誌『壮快』の発行元なのだろうか。


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