2004年07月25日(日) |
BGM:ACIDMAN『風、冴ゆる』//少々大河 |
今日はさくさくっといっときます。 ある程度史実の流れを知ってはいるつもりなので、ドラマ語りしてるうちに うっかり無意識にネタバレしてたらごめんなさい。 で、おかしなこと言ってたら、どうぞどんどんつっこんでやってくださいまし。 あたしの方も少々ブランクあったりしたので、かなりあやしいとこ多いはず……(汗)
あらためて、大河ドラマ『新撰組!』。 たまに一週飛ばしたりとかもしますが、比較的よい成績で見つづけてます。 先週の池田屋事件とか鴨さんの最期とか部分的にはいいなと思いつつ、 殺陣のシーンとか戦闘シーンが少々物足りない気もないことはないですが、 土方さんと斉藤さんのおかげもあり、テレビつけたら食い入るように観てます。
今回はびっくり。大河の左之助に初めてときめいてしまいましたよ!! 史実の彼は大好きです。かっこよくて豪快でほんまに武士らしい人。 ちゃんと美形だと思われる記述が残ってたはずの、数少ない人の一人です。 他には、写真まで現存してる問答無用な(笑)土方さんとかだったっけ。 ちなみに、沖田くんあたり美形と思われがちですが、史実ではその旨 記載されてるものを観たとか聴いた覚えはありません。彼にまつわる エピソードとかいろんな流れから、沖田=美形なんて説が一般化しちゃってる 節もあるようですね。美形はうれしいので、そんな設定ダメだと言うつもりも 全くありませんけども。『風光る』の沖田くん大好きですしねー。
池田屋事件や禁門の変あたりまでの絶頂期の新撰組もいいのですが、 これ以降の流れが個人的にはとても気になります。六角獄とか山南さんとか インテリ”カッシー”登場とか伏見鳥羽の戦いから江戸へ向かうとことか。 土方さんが箱館まで行くところまで放送すると聴いてるので、最終日には 『燃えよ剣』とだぶらせながら大泣きするんじゃないかと今から心配。 それと個人的には、オダギリジョー扮する斉藤さんの会津がらみの エピソードがほとんど出てこないことにちょっとがっくり。 このままじゃ会津で土方さんと斉藤さんのお別れシーンなんてものも、 やっぱりないんでしょうね・・・・・・せっかく渋い良い役柄なのになあ…… いいんです、その辺りは小説とか読みなおして一人で補給してきますから。 山本さん演じる土方さんの洋装姿まで観られるだけでも大河に感謝です。
新撰組が落ち目になるのはまだ当分先そうだし、今日の様子を見てると 早いうちに左之助とおまさちゃんの幸せぶりはちゃんと拝めそうですねー。 それから幾松さんのたくましさや女性らしい強さももっと観られるかな。
さくさく、と言いつつ、うっかり語ってるや。あはは……(ごまかしてみる)。 幕末ネタを、学問的とかじゃなく、個人として語ると長くなりがちです。 彼らの生き様には胸が熱くなるんで、コトバがなかなか止まりません。 今日は左之助のシーンとともに、久坂くんのラストに涙が出そうでした。 足りないシーンや欲しいシーンは、脳内で今まで読んだものからひっぱって 勝手に充足してるんだな、と気づいたのも今日でしたけども。
長州というわりに、高杉がいないよー。京都ではあんまり動いてないし 新撰組とたいした関わりないから大河では仕方ないとはいえ。さみしく なってきたので、司馬さんの『世に棲む日日』で高杉さんにお会いしてきます。
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