こもれび。

2005年08月30日(火) 関西遠征その2。


明けて28日日曜はロックフェスへ。
泉大津フェニックスにて行われた『RUSH BALL』。
いろんなバンドが出てまして、「ROSSO」や「勝手にしやがれ」、
バンアパは生で聴いたの初めてだったんですが、好きになりそうです。
新幹線の時間もあったので、夕方のバンアパまでで帰りました。
メインのバンプオブチキンやスカパラ聴けなかったのはちょっと
寂しいですが、あたし達の中でのメインのACIDMANは
しっかりはじけてきましたよ。


ACIDMANのセットリストは

 Freak out/アイソトープ/赤橙/リピート
 the color of the winds/ある証明

と、好きな曲ばかり。そうでない曲はほとんどないんですけども。
「波白く」や「風冴ゆる」も聴きたかったけど、あの場所なら
卒倒しかねませんから、今回はこん5な感じでよかったかな。

繋ぎにいろんなフレーズやりながら。
チューニングあってないとか全然気にもせずに前方で跳びはねてました。
生命の危機を感じて少々後ろに流されてみたら、むしろよく見えたり。

「Freak out」は最初から一気に波に乗せられて、
将棋倒しになりそうな危険をもはらむほどに熱狂してました。
続く「アイソトープ」は1曲目の流れを受けつつ、心地よいのりで。
3曲目の「赤橙」は定番の名曲でございますが、夕暮れを予感する
野外で聴くのはまたいいものです。一緒に歌う人も多いのですが、
この曲で後ろに立ってた兄さんがめっちゃうまかったのを
覚えてます。ライブならではのことで、これもよかったなー。
赤橙の終わり際のオオキさんの歌い方とかすごく好きでした。

その次の「リピート」、孤独の影が消えてきたように思います。
アルバムで聴いた時にはすごくひとりぼっちな気分になってたのに
いつの間にやら、寂しさはあるけど一人じゃないって感じに聞こえてきます。
続く「the color of the winds」でまた一気に高みへと引き上げられて、
ラストの「ある証明」では、ライブはいいなあ、ACIDMANに会えて
よかったなあと思いながら、思いきり飛び跳ねてその場の空気を満喫して
きました。

あと、ステージ終わってスタンディングゾーンから退場する際には
”観客側も歌ったりしてるのにビックリしたし、今日のそれまでの中では
一番アシッドマンがすごいかも”
って言ってたコ達が居て、聴いてて嬉しくなりました。モッシュや
ダイブがたぶんなかったのもよかったかな。あれはギュウギュウ詰めの
時にされると危険感じますものね。

まだ聴きたいなと思ったけど、あたしの今年のライブはこれで一旦
締め括り。予定の出てるライブは行けないし、アルバム発売後の
ツアーは年明けてからでしょうしね。

アシ一つで軽く全身筋肉痛。いえ、前日に京都や大阪で観たいものの
ために歩き回ってましたから足さなきゃなりませんが、許容量いっぱい
でしたしね。

砂煙と会場までのメンドーな行き方を除けば、楽しいフェスでした。
砂煙はほんまにひどくて、吸い込んだりしてるうちに喉がガラガラ。
それとも野外のフェスはどこもあんな感じなんでしょうかね……
来年元気があれば他所にも行ってみたいなあ。

なんて具合に二日で夏の楽しみを詰め込んだような関西遠征でございました。
大好きな京都は今回時間があまりとれなかったので、近いうちに
ゆっくりまわりに行きたいなあ。旅や趣味事に関しては、”これでよい”
と思うこともなく、次々やりたいことが浮かんできてしまいます。

人間の欲望ってばすごいですね。どこからこんなにわいてくるんだろう。
あたしの場合は、いろんなとこ行きたい、観たい、食べたい、とか。
そんな自分がかなり好きだったりするので、幸せな方なのでしょうかね。


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立見皓夜 [MAIL]

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