陽溜まりの午後ゆっくり ゆっくりとシロツメ草の野原を 歩いてくたわいない 世間話をしながらね風が二人を 撫でていくあなたの髪の匂いが ほんのりまじった 甘い緑の香り少し 少しだけ身を寄せたらあなたの手に 指先が触れた一瞬会話が途切れて そっと手をつないだ