ゆにっき
UNi



 モノの基準

前から気になっていたことなのだが、
良く料理番組などで
「これにはレタスの○○倍の鉄分が…」とか
「赤ワインには緑茶の○○倍もの酸化抑制作用が‥」とか
いいますが、

そもそものレタスだったり、緑茶だったりの数値が
いくつだかわからないので、それが果たして多いのか少ないのか
わかりまへんな。

コメンテーターの人も「へぇ〜凄いですね〜」っていってるから
見ている側も「凄いんだ〜〜」と思い込んでしまってますが、
もし、レタスがほとんど0(ゼロ)に近いもんだったら
それ以上の物なら何でも『何倍』かになりえると思うんですがね。

実際、レタスには他の野菜から見ると比較的多い鉄分が
含まれているので(レタスを切ってしばらく放置しておくと
切り口が茶色く変色しますが、これが鉄分の作用だと言われています)
そういう予備知識がある人がみればわかるけど、
ほんと、そのへんはテレビにしてもいろいろな食品の
注意書き見ても「優しくないなぁ〜」って思うのです。

これはある種『勉強してからテレビ見ろ』って言われてんですかね…?
それとも『それぐらい常識』って感じ…?

特に『分かりやすいだろう』という感じで
「ビタミンC含有率はレモンの○倍」
というのを見ますが、
実はレモンよりもイチゴの方がビタミンC含有率が
高かったりするのってあんまり知られてないですよねぇ。
結構イメージを逆手にとられてる気がするんですがね…。

私としてはもともとの基準値を提示した上で
そういう『比較もの』をやってもらいたいなぁ、と。
もっと『メディアで勉強する機会』ってのをつくった
番組製作なり、みせ方なりをしてもらいたい…ってのは
ぜいたくなんすかね?
ま、見ている側が『もっとおりこうになれ』ってことなのかね…(--;

私は『みんなにやさしく、わかりやすい癒し系アミグルマー』を
目指したいと思います(笑)

2002年02月19日(火)
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