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■ 『すいません』の日
 
 
今日、用事で街中に出かけたのだが、 いつものごとく名掛丁(アーケード街)のあるポイントで 私の事を遠くから見ている視線に気づく。
  「あ、すいません〜」
  足早にその場を立ち去ろうとすると、 その女の子がなおも私と歩調をあわせて 「あ、1つだけお聞きしたいだけなんですけど〜」 と食い下がってきたので、 「すみません」 といってさらに足早になる。
  その後、数十メートルいったところで、 今度は男の人がこっちを見てる。 あ、くるな。 そう思った瞬間、
  「あ、すいませ〜ん」
  さわるんじゃない、ボケぇ! 「今、いそいでるんで」 と、手をはらいのける。
  一体何の勧誘か。 たいがいあの辺にいるのはカットモデル、雑誌か何かの アンケート、エステの勧誘、ってなとこか。 カットモデルったって、この間お金がなくてずっと切れなかった(^_^;; 長い髪を何10cmかバッサリ切ってショートにしたばかりだ。 これ以上どこを切ろうというのか。
  そんな事を考えつつ、用件も済ませ、 駅ビルに立ち寄ると、待ち合わせ場所で有名な政宗前で
  「すいません〜、あれ?ちょっと〜」
  まただ。 で、その5秒後。
  「すいません。」
  はさみうちとはまたちょこざいな! とにかく男2人を振り切って家路についた。
  …が、ふとそこで思った。 もしやあの駅前で声をかけてきた人達は 勧誘じゃなかったのでは…?と。 ま、ナンパじゃないと思うが(ナンパなら「すいません」とは いわないだろう(笑)) もしかしたらどっかに行きたくて道を聞こうとしてたのでは、と。
  もしそうだとしたら、きっとその人の中のイメージで 「仙台の人は冷たいなぁ〜」 とかいう悪いイメージになってしまってたりして…。 でも、そうならざるを得ない環境を作り出してる 奴らが悪いんじゃぁぁ〜〜! というわけで、これ以上考えない事にした。ふむ。
  もし仙台に来て道を訪ねたい時は 「あの〜すみません、ちょっと道をお聞きしたいんですが」 と一気にいう事を強くおすすめする。 
  
2002年05月20日(月) 
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