Written by いずみ
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2003年05月29日(木) |
突然の真夏日でサイアク。 |
30度を越えたそうな、本日の福島は。暑かったもん。 そんなにいってると思わなかったから、エアコンも付けずに乗り越えてしまったよ。
生まれて始めての真夏日を経験したムスメは、一日中不機嫌で(昨日の疲れもあっただろうけど)、ほぼ抱っこしっぱなし。おまけに、今日は洗濯を2回やって布団も干して、で午前中が終わってしまい、公園にも行けなかった。 …よって、たっけの相手を満足にしてあげられなかったような、不完全燃焼な感覚が。
昼寝は三人で川の字になって2時間ほどして、先にたっけが目覚めたのでお風呂にぬるま湯を張って水遊びを40分ほどさせた。ついでにマコタンも軽く沐浴。
ぷは〜、これで後は徐々に涼しくなるだろう〜〜♪…と思いきや、そうでもないし。マコタン相変わらず不機嫌だし。 そのうち夕飯の支度をしなくちゃいけなくなって、マコタンを無理やり寝かせてたっけにお手伝いを頼んだ。
支度の最中、頼んでないことまで(含む・イタズラ)やってくれるものだから、また口うるさくなってしまう自分にイライラ。 しかも、何か臭うと思ったら、ンチをしていた!ベタベタの軟便。下剤の効果が出始めたようだ。つか、何で教えないのぉ(汗)! 慌ててオムツを交換すると、そのままたっけもお手伝いへは戻らず、楽しくなさそうな顔をしてブロック遊びを始めた。
いざ食事を始めると、食べたくなさそうにフォークでツンツン。まあほっとけ、と思って食べていたら、「あー、あー」と何か訴えてくるので見ると、下の前歯にフォークをはさめてしまって取れなくなっている…(-_-;)
「なにやってんのー。」
と、半ば呆れ気味に言いながら取り除いてやったら、突然泣きそうな顔になって
「ママダメ、ママダメ!!!」
と言って睨んでくるではないの。???ど、ど、どうした!?まずいことでも言っちゃった??(汗)
「どしたの?ごめん、何?」
慌てて顔色を見ると、椅子を立って腕に絡まってきた。泣いてる。…もしかして一日中満足に相手をしてもらえなかった上に、マコタンばかり抱っこをしている状態だったから相当ムカムカが溜まっていた…?そうなの?たっけ??
「うぉ〜〜いおい…(号泣)おっぱいほち〜〜…」
普段は食事中はオッパイはダメ(何せ頭がでかいもんで邪魔なのだ・苦笑)という約束をしていたんだけど、このときばかりは様子が変だったので、抱っこしてオッパイをあげることにした。うーん、第1子の苦悩じゃのう。。
ひとまずそれで落ち着いて、さて食事の続きを…と思ったけど、ウロウロ歩いて食べようとしないので、何度か「いらないなら片付けるよ」と声をかけるも返事無し。クソウっ。片付けてやる。
「ごはん、たべたいいいい(また号泣)」
だったら、歩かないで椅子に座ってお食べ。
「やだ。」
…(-_-メ)もういい。食べたくないなら食べなくてもいい。 で、とっとと片付けて、薬を用意。ゼリーのオブラートを大き目のスプーンに乗せて、その上から粉薬をサラサラ〜。これで今朝は一口で飲めたのだ。…が、昼は失敗、皿を手で払い飛ばされて、腹立ってウリャーと飲ませてしまった。。それがあるから、今回素直に飲んでくれるかどうか。。。
「ほら、ゼリーだよ。桃の味だよ。ほら、おいしぃ〜v」
…横目で黙認するや、ふいと顔を背けた。ムカ。 そうしているうちに、どんどん粉薬はゼリーの底のほうへ沈殿していき、一口で食べれたとしてもモロに薬が口に触れる状態へ。まずい、タイムリミットがくる! 食感が悪くならないうちに、今すぐ口へ入れてごらん、ほれっ!
……
そうしているうちに、段々粉が広がっていく。ああ、もうこれじゃオブラートの意味が無いじょ…イライライライライライラ…マコタンの遠吠えが始まって更に頭の中で何かがはじけそうになってくる。 目の前で端っこを食べて見せても、それでも警戒度数最大の態勢で近寄りもしない。仕方ない、強硬手段じゃ。抱っこ!
…大暴れ。口は絶対にあけない。ああ、薬がどんどんオブラートに混ざっていってしまうゥゥゥ!!
ぷち。
泣きました。私が。相変わらずこらえ性の無い母です。声がなくなるくらい泣いてるマコタンを抱きかかえて、風のある窓際へ逃げました。
たっけはというと、何も言わずに部屋中をグルグルと走り回って、私に追いかけっこをしろと無言で背中を押してきたけど、勿論そんなものに乗る気にはなれず、同じく無言で避けた。 いつまでもいつまでもそれが続くので、マコタンをベッドへ置いて、たっけを強引に抱きかかえてスプーンを無理やり突っ込んでしまった。薬が殆ど口の中に入らず、口の周りを粉だらけにして大泣き。ますます頭の中が訳わかんなくなって
「もうやだ!あっちいけ!」
言った瞬間、全身に悪寒が走ってしまった。サイアクの一言を口走ってしまった自分に自己嫌悪の波がぐあ〜っと押し寄せてきて、また声を上げて泣いてしまった。バカでぇ。。 で、泣きながら食器を無言で黙々と洗っていると、たっけが踏み台を私の横へ持ってきて、よいしょ、よいしょと登ってきた。何も言わないで様子を見ている。。 勢いで、たっけの残した食べ物も生ごみにがーっと見ている前で捨ててしまったら、
「ごはんたべたーい!!うわ〜〜〜〜〜!!!」
と、泣かせてしまった……。ますます自己嫌悪。。
このまま無視していたい気分だったけど、それではたっけには何も伝わらない。けど何を言ったらいいか分からない。つか、さっきの超失言に自分自身パニくって、しゃべれなかった。けど、何か言わないといけない気がした。
「ママは、たっけが大好きです。だから、たっけのために一生懸命やってます。でも、たっけがその一生懸命に応えてくれないので、とっても悲しいです。 ご飯だって、たっけの好きそうなものを考えて作ってるのに、ちっとも座って食べてくれません。 お薬も、たっけのために、何とか美味しく飲めるように、色々工夫をしてます。美味しく飲める方法も教えました。でも、たっけは飲んでくれません。 ママはたっけが大好きです。でも、それが上手く伝えられなくて悲しいです。」
目を合わせずに、淡々と。
「ハイ。」
泣き止んで、たっけは短く返事をした。
…今思うと、なんて身勝手なことを言ってるんだろうと呆れてしまう。 薬だって、私が最初に上手く飲ませてあげられなかったから、お薬に対して警戒心を持ってるのは仕方の無いことだし、そのあとに泣かせながら強引に飲ませたことで、更に薬嫌いを助長させてしまったわけで、むしろ可哀想なのは2歳児たっけなのに。
でも、そんなたっけは私の頭をナデナデしながら
「かわいーかわいー…」
と言うではないの。…ますます泣いてしまった。 なんだか情けなくなって、また黙々とその場を離れてマコタンの沐浴の準備をし、まだ大泣きしているマコタンを脱がして風呂場へ連れて行った。 準備をしている間、ずっと何も言わずに私の後ろをテケテケとついて歩いていたたっけ。何だか今思うととっても可哀想。一生懸命小さいのに私の機嫌を伺っていたのかと思うと……
マコタンは沐浴が終わり、服を着終わると同時にすぐ寝てしまった。
ほっと一息つくと、大人しく一人で『紅の豚』を見ていた(笑)たっけが横で私を見上げて
「ママ、、ゴメンネ?」
………あ゛〜〜〜〜また言わせてしまった……ママの方こそゴメンネ。たっけの気持ちも考えずに。おまけに昨日の疲れでみんな気が立ってるんだよね。。
仲直りのしるしに、昨日買ってきたキウイを二人で食べた。うーん、ゴールデンは高いだけあってウマイ。イチャイチャ。
ついでに、この日の夕方、頼んでた本がちょうど届いた(←また買ってたのかヨ!)。 一つは絵本。『ぷちぷちとまと』のもっちーさんご推薦の1冊だったんだけど、仲直りをしたあとに、何気なく読んだらもうブワ〜〜〜〜ッと涙が止まらなくなってしまった。届くタイミングのなんて良すぎなこと(苦笑)。 もう一つはまだ読んでない。 あとで『虎の巻書庫』でご紹介します…
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