++ Nostalgic Diary ++
Written by : Kaori.Narita

 

一条の光。

人が、他人に出来ることはどれだけあるのだろう。

何かをしてあげたいと思っても、その通りに出来たことは、数えるほどしか無い。
出来ないことが悔しくて、もどかしくて、泣いたことは数え切れないくらいあるのに。

「してあげたい」って思うのは、傲慢なのかも。
それでも、ただ見ているだけじゃ嫌だから、
何とかして力になりたい、助けたいって思う。

それはただの自己満足じゃないのか…って、何度も何度も、同じ疑問を自分にぶつけてみた。
けど…どうしても、答えは出なくて。
そのまま、思考の闇に囚われる。

けれど…相手からたった一言。
望んだ答えを貰えたのなら。

それが、闇を照らす光になる。
私にとっての、揺るぎない真実になるのです。


2004年03月02日(火)