馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年06月13日(金) ゴミのおはなし

最近ファーストフード店とか行きますと、燃えるゴミ・燃えないゴミ・飲み残しと氷など、分別して捨てるゴミ箱が目に付きます。
コーヒーひとつ飲んだだけでも、
燃える→紙コップ・砂糖の袋
燃えない→フタ・マドラー・ミルク容器
飲み残し→コーヒーそのもの
って分けて捨てなきゃいけない。

急いでる時とか多少面倒くさく感じます。
でも行為自体は正しいし、やる意義はありますなあ。

   ◆

でも燃えるゴミ・燃えないゴミって言葉、ヘンじゃないかしら。
正しくは「燃やして良いゴミ」「燃やすとやばいゴミ」ですよね。
ビニールとかって燃えますもの、めらめらと。
カンやビンは「燃えないゴミ」で正しい。
ふむ。

あと、燃えるゴミを燃えないゴミになるはずのビニールに包むわけですが、これってどうなの?
ゴミ処理場でわざわざほどいて中身だけ捨ててるとは思えないんすけど。

稲葉の住む横浜市はゴミの分別がとっても楽チン。
ビニールやプラスチックなんかも、紙と一緒に捨ててよいのです。

横浜のゴミ分別は
�[匹�ろうが悪かろうがとにかく燃えるゴミ
�△匹Δ靴燭辰毒海┐覆ぅ乾�
�A涜腑乾�

ビニールもプラスチックも燃えるゴミ扱いなんです。
カン・ビンだけは分けて捨てましょう、くらいのもんです。
ああ楽チン。

   ◆

もちろん、東京へ出ているときはちゃんとその場所のルールに従います。
ただ、慣れる前は少々厄介でした。

劇団で劇場を借りると、仕込みや何かでゴミがたくさん出ます。
劇場ってのはとてもゴミにうるさいのです。
だから劇団内でゴミを管理する舞台監督さんもゴミの分別には神経を使うんですね。

ある公演で、舞台監督が毎日のように「ゴミを分別しろ」って怒ってました。
その怒りの原因が稲葉にあることを知ったのは、その次の公演ででした。

ごめんね、あのときの舞台監督さん。
稲葉はちゃんと分別しているつもりだったのよ。
むしろ「守れないのは誰だ!」って一緒に憤ってました。

そんなわけで、東京へ活躍の場を広げた横浜人は気をつけましょう。
また、東京の方々は、そんな横浜の人々を温かく迎えてください。

常識が無いわけじゃないのです。
常識が違うだけなのです。

   ◆

牛めし屋さんでアルバイトをしていたときのこと。
会社が環境の資格を取得したいがために、各店舗でのゴミ分別が徹底されるようになりました。

それまでは他のゴミと一緒に捨てていた割り箸を分けるようになりました。
そのため、割り箸のためだけのゴミ箱ができました。

したらもう、お客さん混んでるときは面倒だし
ゴミ箱増えて厨房内の邪魔になるし
ゴミ袋として使うビニールは増えるし…でどうにもこうにも。

しかも店のゴミ回収業者はぜぇんぶごっちゃにして収集車に放り込むし。
回収業者は環境資格取ってないから分ける必要が無いんですね。

バカな方針だなあと思いつつも、たまに守らなかったけど、ちゃんと割り箸だけ分けて捨ててました。

ゴミ分別は大切ですけんども、目の前のことだけじゃなんともなりませんね。


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稲葉 馨

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