2001年07月24日(火)
TVで放映している水戸黄門を偶々見た。 石坂浩二が主演の黄門なんだが、今までのストーリーの展開とは少々、違う。 何が違うかと言えば黄門の姿勢、言葉使いが非常に重みがあっていい。 かなり、見られる展開となっている。 脚本を書いている人が変わったのだろう。 出来栄えは以前よりはいい。 ただ、残念なことがある。 昨夜放映している場面なのだが、高遠が舞台になっているのに、あれはあくまでもセットだった。 高遠は城跡しかなく天守がないので、仕方ないにしてもどこにも高遠の町並みが感じられなかった。 北条時宗のTVは終わると現在の町並みを映して解説しているが、それだけのことで全然内容に効果が高まる。 水戸黄門は内容がレベルアップしているだけに背景がよくないので残念に思った。諸国を漫遊している黄門なんだが、景色は変わらぬ。 京都太秦の時代劇のセットだけでは面白みが半減してしまう。 刀を振り回して人を切っているのに血刀にならないばかりか、着物もいつまでも血で汚れない。 子供だましの活劇がはびこっていくようでは駄目。 筋書きが良くなっているだけに残念な気がした。
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