ニャンでも日記
ふと、行きずりに出逢った風景がいつまでも脳裏を離れないその被写体がそれほどまでに鮮烈で今尚、心に甦ってくる晴れた日のすがすがしさと雨の日の墨絵のようなシルエットそれぞれに精彩を放っているのは空のせい刻々と変化して被写体を見るのに退屈をさせない気配り日本のどこで見ても同じようで同じでない空ああ君はただの1枚の木の葉がそえられるだけでそんなにも違って見えるではないか