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2003年12月10日(水)
目覚めて先ずはカーテンを開ける いつもと変わりもしない朝焼けがあったり いつもと変わりもしない曇り空が見られた時 やっぱり、日々がこの繰り返しだと思う それが、今朝の窓からの風景は 幾分違って見えた 向かいの二棟のマンションの間に まんまるい大きな月がのぞいていて はじめは太陽かとまぎらうほどの 明るさをほとばしらせていた 今日は特別の日なんだと思わせぶりな風景 あわてて、カメラを出して 身構えると ビルの谷間に逃げるように動く シャッターチャンスを逃してはいけない 焦る気持ちを知ってるかのように 心もち、彼女はじっとしてくれた 今日はいいことがあるぞ 僕は幾分、幸せな気持ちになった。

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