なべて世はこともなし
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2001年09月30日(日) 彼女がこうならおいらの時はどうなる?淋しい淋しいお別れ会。

昨日の日記に書き落とした、金曜日の夜のお話です。おいらが今の会社に勤めはじめたのとほぼ同時期に入社した、スウェーデンの女の子が会社を辞めることになった。辞めてどうするかというと、男を追って、南アフリカに行くんだと。スウェーデン人には「とんでいる」人間が多いと思うのはおいらだけでしょうか?


おいらの勤める会社のしきたり…というと大袈裟ですが、自然発生的に起こってきたこととして、誰かが退社するたびに、その退社する人が音頭を取ってどこかのパブに行きます。


で、彼女はいまの部署が設立されて間もなく入社し、部署を形作った文字どおりの「大功労者」。そんな彼女が退社するのだから、さぞかしみんな集まって大きな「お別れ会」になるものだろうと思っていました。


で、彼女、何でもパブに行く前に、日本食レストランで、すしを食べるというのまで企画して、木曜日の午後おいらの机までやってきておいらを誘う(おいらが日本人だからといって誘って何かメリットがあるかはよく分からないのですが…)。それならばと、髪を切ったあと、レストランで落ち合う約束をしました。


で、約束の時間の15分後(アイルランドで誰かが約束の時間きっかりにやってくるはずはありません)やってきたのは彼女と別の男のみ。おいらも含めてわずか3人での夕食となりました。


市内の最近できた「AYA」というレストラン、たぶんアイルランド初の回転寿司の設備を持ちます。シャリもロボット。板前は、よくはわからないが、日本人ではないアジア人。で、質はどうかというと…日本なら3日で潰れるだろうというレベル。しかも、チキンを巻いた寿司だの、アボガド巻きなど、日本ではおよそ考えられないものが当たり前の顔をしてコンベアに乗ってきます。


で、唯一いいことは、ある一定の時間帯に行くと、寿司が全皿1.5ポンド均一なこと。一皿180円なら、確かに日本のそれよりははるかに高いですが、そんなに驚くほどではありません。アイルランドで寿司を食べれるところなんてほとんどないですし。そんな訳で、結構たくさんのお客さんが入ってました。ちなみにお会計は3人で飲み物までついて41ポンド(5500円)。悪くないでしょ?


それから約束のパブへ。Dame Streetの裏通りのDame CourtにできたDame Court 4というほとんど考えることを拒否したような名前のパブ(住所のまんま)。7時30分集合のはずが、8時になっても最初からいたおいらたち3人を含めて、わずか5人しか来ません。同じ部署には30人、会社内には200人以上の人間が働くにもかかわらず、です。8時30分になってもだれも来ず、結局5人のままでした。これには彼女も落ち込んでいました。いくらなんでも5人しか来ないというのは予測外でしたから…。彼女の淋しそうなすがたにかなり心が痛みました。


で、このパブ、カールズバーグ1杯がなんと3.5ポンド(470円)もします。ちなみにおいらの近所のパブなら2.6ポンド(350円)です。こういうのをぼったくりといいます。なのに、パブの前には長い行列が…。これだから町のパブは嫌いです。やはりゆっくり落ち着いて飲める、近所のパブがいちばんです。ああ、言うことが年寄り臭い。


さて、今日ですが、バカ犬Taroを週半ばあまり相手にできなかったので、長距離の散歩に連れて行くことにしました。行き先は何とDARTに乗ってHowthまで。所要数時間。天気もよかったので(と書いている今は雨がざあざあ降っている)足取りも軽かったです。


うちに帰ってきて、一枚、Mausiに贈ろうと試しにCDを焼いてみました。ちなみにこんな選曲です。



1. Breakfast At Tiffany’s – Deep Blue Something
2. Mysterious Girl – Peter Andre Feat. Bubbler Ranx
3. Heaven Is A Place On Earth – All Campbell
4. I Have A Dream – ABBA
5. Eternal Flame – Bangles
6. I wanna know what love is – Foreigner
7. how do I live – Leann Rimes
8. Amazed (Captain’s Mix) – Lonestar
9. Can’t Stay Away From You – Gloria Estefan
10. I’d Lie For You (And That’s The Truth) – Meat Loaf
11. Kiss From A rose – Seal
12. Syvlia’s mother – Dr. Hook and the Medeceine Show
13. Take My Breath Away – Berlin
14. Without you – Harry Nilson
15. Take This Waltz – Leonard Cohen
16. If I Could Turn Back Time – Cher
17. We can’t hide anymore – Larry Santos


おいらの趣味がもろ反映されてます。はい。有名な曲に挟んで、自分の好きなマイナーな曲を混ぜてます。12とか15、17を知ってる人いますか?(知らねえよ)70年代から80年代の曲ですな。よく見ると、ほかにも70年第80年代の曲がちらほら(ABBAにBanglesなどなど)そういえば、邦楽を聞いてもその頃のを好んで聞くなあ。相変わらず年齢不祥だと自分で思うのでした。






ええ、掲示板の方で、「なぜSnigelは9/24の日記の続きを書かないのだ!」という抗議を頂いています。はい、すいません。ただ。おいらの言い分としては、その日の「投票ボタン」に…


最低3名様の掲示板カキコ、または5票以上の投票をハードルとします。ま、そこまで秘密めかして実は対した話じゃないという噂も…。


という但し書きを入れていたわけでして、それに対し、上記のハードルを越えるカキコまたは投票がなかったというのは事実でして。


ご存知かと思いますが、この日記は「日記才人」というランキングに参加しております。この日記才人に参加することにより、より多くの人においらのおばかな日記を読んでいただこうという魂胆だったのですが、実際のところ、特定少数の人が日常的に投票をしてくださっているというのが現状です。ゆえに、投票数で決まる月間のランキングも毎月300位前後で横ばいです。いつも投票してくださっている皆様には心から感謝しています。反面、新しい読者さんが増えないという頭打ちな現状に、ちょっと拗ねているというのも事実です。


むろん、「この程度の日記にこの程度の投票」というのは正論でして、おいらの日記が大したことがないから投票数も伸びないんだよ、と言われればそれまでです。そうだとすると、何だか毎日一生懸命書くのも空しいなあ、なんて感じてきたわけです。


もし、この日記をお読みの方で投票をしていない方がいましたら、もしよければ投票にご協力頂けると嬉しいです。ちなみに「組織力」とは恐ろしいもので、かりに2名の方が、おいらの更新(月20回)の度に投票してくだされば、それで一気に40票。ランキングは一気に100位上がります。で、ランキングの上の方に来ると、当然他の人の目に触れる機会も増えます。てなわけですんで、どうかよろしくお願いします。投票してくだされば、おいらは何でも書きます。はい。で、例の話の続きですが、今週のいつかには書こうと思っています。結局掲示板に3つ以上のカキコも来ましたので…。






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2001年09月29日(土) コンピュータを爆発させたこと、ありますか?(ふつーねえよ)

やってしまいました。ホムペの万が一のバックアップを取るためにと、街にフロッピーディスクを買いに出たのですが、これが思わぬ結果となりました。気がつくと買ったのは、CD−writer+データディスク50枚。たった昨日の日記で「クレジットカードは使わん」と宣言したばかりなのに、その禁をたった一日で破る大馬鹿ぶり。悪戦苦闘の上インストールに成功して、試しに1枚CDを作ってみました。


悪戦苦闘。うん、おそらく多くの人は、「またSnigelは大袈裟に書いてるよ。CDドライブくらいコンピュータ本体の裏ブタを空ければすぐインストールできるよ。」何て思ったのでは?ま、それはその通りなのです。が、おいらにはとんでもないトラウマがあるのです。


それは(回想モード入ってます)今から1年半ほど前のお話。今の会社にも慣れて、ちょっとだれ始めた頃。会社のコンピュータには何とサウンドカードがついていないのです。確かに、仕事をするぶんにはサウンドカードなど必要ないのですが、やはり音が出ないというのは悲しい。AOLの"You've got a mail!"という声を聞きたい(わからない人は、トムハンクスの同名の映画を見てね)。そんな訳で、友人からサウンドカードをもらってきて、それをインストールしようとしたわけ。さすがに人目があるところではできないから、みんなが会社から帰るのを待って裏ブタをどきどきしながら開けた。


コンピュータの裏ブタを開けるのはその時がまさに人生初。開けてみれば予想に反して、サウンドカードをいれる場所は素人目にも明らかで、あ、これなら大丈夫だというわけで、そのサウンドカードを差し入れようとして、サウンドカードをコンピュータの内部に近づけた瞬間…



ボン!



と大音響をたてて、コンピュータが爆発してしまったのです。信じていただけないでしょうが本当です。本当のところは謎ですが、おいらが見たところサウンドカードの端子がどこか本体の端子に当たりショートしてしまったようなのです。……はい、私、コンピュータの裏ぶたを開けるのに、電源を切らないままやろうとしていたのです。考えてみれば同情の余地ない最馬鹿ですね。


で、翌日。おいらは始末書覚悟でITのスタッフを呼んで、


「コンピュータの電源が入らなくなった。なぜなら、おいらがぶっ壊したから」


と言いました。すると、ITのおねえちゃん、驚きもせずに、


「ああ、またなの?このXX社のコンピュータは電源部がすぐいっちゃうのよね。今週2台目よ」


と、ぶつぶついいながら、おいらのコンピュータを新しいのと取り替えてくれました。お咎めなし。…考えてみたらなんちゅう会社なんでしょうね。


そんな訳で、おいらは取説をかなり注意深く読み(いつもなら読まない)、コンピュータの電源を切り、コンセントまで抜いて、そりゃあもう注意深くやりました。結果は大成功。ほっと胸をなで下ろしています。




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2001年09月28日(金) おいらがカード破産をするのを虎視耽々と待つアイルランドの銀行

散髪の予約が4時30分にあるので、今日は終業時間(3時30分)ダッシュをしなくてはなりません。で、今、午後3時10分。さあ、時間と戦いながら更新です(仕事はどうなったのだろうかとはつっこまないように)


今日の最高にして最大のニュースは、給料日。「嬉しい嬉しい何か買おうかな」となってしかるべきですが、毎度のことながらそうはならない。また、給料は完全に右から左です。私を苦しめるもの、それは…クレジットカード。


こちらのクレジットカードは日本のそれと若干システムが違います。日本のそれは、店頭で支払いの時に、「一回払い」だの「リボ払い」だのを指定しますが、こちらでは(少なくともおいらの持っているカードは)カードの申し込み時に決めた割合の金額を最低限支払っていくという方式です。


例えば、カード申込時に、「毎月残高の5%を最低支払う」として、10万円の買物をすると、翌日の支払い日には5000円を払えばよいわけです。もちろん残りの95000円に関しては記憶が正しければ年利20%近くの金利を取られます。で、最低の支払いのパーセンテージは5%から100%の間で自由に設定することができます。


おいらのこの最低の支払いのパーセンテージは100%に設定されています。つまり、今月買った金額はは来月耳を揃えて払うというわけ。日本人的な感覚からすれば別に珍しくもないまっとうな考え方だと思うのですが、なぜかこちらの人間はそうは考えません。おいらの友人なんか、


「100%翌月に払う?お前、何のためにクレジットカード持っているんだよ?」


と言う始末。そう、おいらとこちらの多くの人とにはクレジットカードに対する感覚に決定的な違いがあるのです。


「クレジットカードは現金を持ち歩く手間から開放されるだけのためで、決して借金をするための道具ではない」


というのが、おいらが勝手に決めたセオリーなのです。


で、その勝手に決めたセオリーに毎月苦しめられているというのが実状です。今月も、日本行きのチケットの支払いが来たり、ベルギーで使った分がたたったりして、家賃を払ってこのクレジットー過度の残高を払った瞬間に、おいらの給料はほぼ吹っ飛びます。来月苦しくなることは目に見えてますが、借金地獄にはまるよりはいいと思って諦めます。


で、唯一の救いは、おいらのクレジットカードの限度額が、おいらの月給よりやや低めに設定されていること。つまり、どんなに最悪の事態になったとしても、給料をすべて差し出せば、クレジットカードの支払いはできるわけです。それで安心していたら、突然銀行から手紙が数日前に来たのです。


「Snigel様は当行にとって価値ある優良顧客ですので(そりゃそうだろう。支払遅れたことないもん)、クレジットカードの限度額を現在の倍とさせていただきます。より優雅なお買物をお楽しみください。」

どうもおいらの銀行はおいらにカード破産をさせたくてたまらないようです。




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2001年09月27日(木) トイレとは速やかに用を足し立ち去るところ

おいらにとってトイレとは「速やかに用を足し立ち去るところ」なのだが、世の中にはそう考えない人が多い。今、自宅のトイレに入ってみると、そこには見慣れないものが。


日めくりカレンダー。


CDのケースよりひとまわり小さい日めくりカレンダーにはドイツ語がずらり。疑う余地なく、同居のドイツ人の持ち物。おそらく彼女は、トイレで用を足しながらこの日めくりカレンダーを見ているのだろう。


…この感覚が信じられない。


もう一度書くと、トイレとは「速やかに用を足し立ち去るところ」なのだ。そこで、雑誌や新聞を読むという感覚がどうしたもおいらには理解できない。おいらの昔の彼女もトイレに下らぬ雑誌を持ち込んで読んでいた。で、100歩譲って、トイレに雑誌を持ち込んでいいとしても…


…トイレに持って行った雑誌を部屋に持って帰るのはやめてくれ。


どうしてもおいらにとってトイレは「ご不浄」の言葉の通り、汚いところなのだ。トイレで歯を磨くのにもものすごく抵抗がある。だいぶ前、「おしっこは座ってするのか」というお題をこの日記に持ち込んだが、今回は第2段として、「トイレに雑誌を持ち込むのは是か非か」について皆さんのご意見を募ってみたい。お暇な方は掲示板までよろしく。


本日、「Snigelへの100の質問」を新規に掲載しました。前からやってみたかったのですが、やってみて気がつきましたが、…結構疲れる。途中からギャグを考える余裕がなくなってきて、かなりありきたりでつまらない答えが並んでいると思いますがご勘弁を。


次は、プロファイルのページかどこかを改良しようと思っています。




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2001年09月26日(水) こんなにいい加減。空港での保安検査

本日2度目の更新。今日は、朝から忙しいのが分かっていたので、珍しく(仕事の速さを)飛ばしていったのだが、昼ごろ息切れして一気にやる気がなくなってしまった。こんなことなら朝からだらだらやっていても同じだった気が…。慣れないことをするものではないとつくづく思った。


今日二つの新聞記事を見て思うところがあった。一つはエジプトからロンドンに向かう飛行機でとあるアホな男が「空港の赤外線検査は万全か検査するため」ナイフをポケットに忍ばせて貴重に搭乗を拒否された話。もう一つは、こちらもアホな男が関空からソウルに向かう機内で知人の女性に「ハイジャックされた」「犯人はやはりアラブ人だ」などと電話をかけ騒ぎになり、男は韓国に入国を拒否されたという話。


いつも大きな事件になるたびに過剰な反応を示すのはもはや定番とも言える。そういえば地下鉄サリン事件の後で酔客が電車に宴会の余興に使った「これはザリンです」と書いた酒ビンを置き忘れて、列車が運行中止になったとか言う話もあった。まあ、「安全第一」は基本なのだから、こういう過度の反応は逆説的に言えばそれだけ現場が緊張感を持ってやっている証拠で歓迎されるべきものなのかもしれない。


で、今回のテロに使われた凶器は報道によればナイフだったらしい。実はおいら、ひところナイフをいつもカバンに入れて持ち歩いていた頃があった。と言っても別に誰かを傷つけるつもりだったわけではもちろんなく、ただ単にナイフを持っていると何かと便利だったから。去年の夏にハンガリーで買った代物なのだが、折畳式で刃渡りは10センチ程度と決して大きくはないが、切れ味もよく、なかなか便利な代物だった。


で、実はこのナイフ、去年ドイツやイタリアなどあちこちを旅行する時に持って行った。しかも、「機内持込」で。はっきり言って保安検査で誰も気がつかないのだ。X線検査でも文句を言われたことはただの一度もない。べつにおいらは今日の日記の一番最初に出てきたアホな男のように「保安検査は大丈夫か」などと調べてみるつもりはなかった。ただ単に、いつも(あまり使わないものだから)カバンの中に入っているのを忘れてしまうのだ。で、後になって、「あれ、X線検査で何も言われなかったな」と気がつく始末。考えてみたら、ヨーロッパ内の保安検査もいい加減なのかもしれない。


さっき「ただの一度も文句を言われたことがない」といったのには実はちょっとウソがある。一度文句を言われた。とある空港で、おいらのカバンをX線検査に通した時、係員が、


「すいませんがもう一度カバンを通していいですか」


と聞く。で、もう一度通したところ、


「すいません。ちょっとこちらへ」


と隅の方に呼ばれてしまった。なぜか係員が寄ってたかってディスプレイに映ったおいらのカバンに見入っている。で、


「かばんの右ポケットに何をお持ちですか?」


と聞かれた。この時点で、「いてっ」と思うおいら。そう、ナイフが入っていたのだ。おいらは思い切り笑顔を作って、


「すいませーん。ナイフですぅ」(←大バカ)


で、ナイフを取り出し係員に見せると、


「これは大きなナイフですねえ。少々お待ちいただけますか」


と言われ、待つこと数十秒。やってきたのは…警官。そのあと、ナイフ所持の目的などを散々聞かれてしまい、挙げ句にそのナイフ「機長預けにする」とやらで取り上げられてしまった。


ちなみにこれがどこの空港か気になりますか。実は福岡空港での話。去年の秋だから、オタクが全日空機をハイジャックしたあとで確かに警備はややきびしめになっていたとはいえ、日本の警備は意外としっかりしていると感じざるを得なかった。「え?ヨーロッパの方が厳しいんじゃないの?」と言われる方へ。他はともかくダブリンの空港では、鍵束をポケットに入れ、コインが相当じゃらじゃらしていても文句を言われたことはない。テロ後の今は知らないが、少なくともおいらの知る限りではこの上なくいい加減。


上に書いていることとあからさまに矛盾するが、今回のテロ後、アメリカ以外で一番神経質になっているのは、おいらの知る限りではやはりアメリカ最大の同盟国イギリスだと思う。テロ発生直後、トニーブレア(首相)はロンドン上空の飛行差し止めをすぐさま宣言したし、直後の数週間は、乗り継ぎ客に荷物の再検査を要求した。


どういうことか分からないと言う方へ。例えばロンドンヒースロー空港やフランクフルト空港など、いわゆる「ハブ空港」と呼ばれる空港には、多くの乗り継ぎ客が利用する。で、乗り継ぎ客への利便を図るため、特に同じ航空会社やアライアンス利用の際には乗り継ぎの空港では荷物を受け取る必要なく、目的地で荷物を受け取ればいいと言うサービスが行われている。このサービスのおかげで乗り継ぎの所要時間が大幅に短縮されているのだが、反面、最初に乗った空港の保安検査が甘ければ、爆弾などを持ち込むことも可能になる。


その可能性を考慮してか、イギリスの空港では乗り継ぎ客も一度自分の荷物を受け取って新たに保安検査を受ける、という措置を取ることになったようだ。それゆえ、通常1時間程度で乗り換えられるところに(利用の空港やターミナルによってこの時間はまちまち)3時間ほどがかかることになった。


実は、評論家気取りでしたり顔でこんなことをほざくおいらのところにも余波がやってきた。突如、旅行代理店から電話がかかってきて、「来月の日本行きどうしますか?」と聞かれたのだ。実はおいらロンドンヒースロー・フランクフルト経由で日本に行くのだが、ロンドンヒースロー出の乗り継ぎ時間は1時間5分。


「ヒースローに離れてるから心配ないだろう」とタカをくくっていたのだが、そしたら今度のテロ。どうも旅行代理店でも情報が混乱しているらしく、とりあえず電話をかけてきたらしい。結局、「もう少し様子を見る」ということでまとまったのだが、いったいどうなることやら。




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2001年09月25日(火) ホムペ設立6ヵ月記念。ひたすらに、ありがとうという内容の日記。

ええ、本日、9月26日(日記の日付が9/25なことに気がつくあなたは鋭い)このくされ「アイルランド真実紀行」はサイト設置より6ヵ月となりました(パチパチパチパチ)。延べ8000人を超えるお客様に来ていただいて、常連さんもできて嬉しい限りです。何を間違ったか、ジオの「E-list」にも選ばれたし。節目に表紙も変えてみました。今度はタグを駆使した100%手作りです。

おそらくサイトを設置されている方はうんうんと肯いてくれることと思いますが、最初は本当にお客様が来てくれるか心配でした。カウンターが一桁や二桁ですごく恥ずかしくて、思わず「更新」ボタンを押して、カウンター数を捏造したこともあります(つまり延べ8000人というには少しウソがあるのかもしれない)。さすがに、掲示板に

「素晴らしいサイトですね。お気に入りに登録させていただきました。これからも頑張ってくさいね(はあと)」

なんて自分でカキコしたりはしませんでしたが。そこまで知恵が回らなかっただけかもしれないけどね。ま、何にせよありがとうございます。

ええとですね、このままのペースで行けば、おそらく来月には「10000ヒット記念企画」ってのができるのではないかと(実はおいらが日本に言ってる時にそうなる可能性があるんだけどね)。何か、「企画」のアイディアがある方は掲示板でお知らせくださいませ。

(お知らせ。9/25は日記の差し替えを行いました。元々の分はこれ以下の通りです)


表紙リニューアル。皆様のご意見をお聞かせください。会社に泊まるつもりは毛頭ありませんので、帰ります。




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2001年09月24日(月) 読む方が恥ずかしいなら、書く方はもっと恥ずかしい恋の話

今日は死ぬほど忙しいのですが、だからと言ってやる気があるわけでは決してありません。むしろその逆です。「まあ、残業でもすべえ」という気持ちで、今、日記に取りかかることにしました。


週末、ウェブサーフィンをしていて、「ネット恋愛についての是非」を喧々囂々やっているサイトを見つけました(アドレス覚えてないけど)。個人的にはネット恋愛というのには否定的です。なぜかはよく分からないのですが、ネット上だと、相手の人間がものすごくかっこよく見えたりすることがあるような気がしてならないのです。そんな経験ありませんか?オフ会に行ってみて、すごくがっかりしたような。ひとことで言って、ネット上だと、かってに妄想が膨らんで妄想が一人歩きしていくような気がします。


とかいいつつ、実は白状しなければいけない話があるのです(ここからが本題ね)。おいらの彼女のMausi(いつもながら仮名)と出会った時の話です。「そんな話ききとうもないわ」と言うまっとうな感覚の持ち主の方はどうぞ、この下に「ホムペに戻る」ボタンを設置しますのでお戻りくださいませ。ゆえに、この先を読みたい奇特な方は、文句を言わずに読むように。


そんなことには付き合いきれん。わしは帰る。(←この先を読みたくない方はクリックできます。)


あれは、忘れもしない、去年のええーっと、8月のお話。「万国博覧会」というものに行ったことのなかったおいら、ひでかすがドイツはハノーバーでのハノーバー万博に行くというのでひょこひょこドイツくんだりまで着いていったのです。で、着いたその日だったか翌日だったか忘れてしまったのですが、ひでかすがどの面下げてか彼女と一緒にディスコだかクラブだかに行くというのでこれまたひょこひょこ着いていったのです。


ドイツの某街のクラブ。無骨な感じのつくりだったものの、雰囲気がすごくいい。で、ひでかすとビールを片手にフロアーで踊る女の子たちを見ていたのですが、そんな中でとってもかわいい、薄い茶髪のドレッドヘアー(やたらと細かく編んだ髪。独断で言えばアフリカ人にそんな髪型をしている人が比較的多い気がする)がよく似合う女の子を見つけたのです。言うまでもなく、それがMausiです。


ひでかすが「彼女かわいいじゃん」というのに対し、おいらはわざと冷めたふうを装って、「いやー、ケツがちょっとでかい」などと、興味がない振りをしてました。でも、心は高鳴ってました。


で、彼女に話しかけてバーにふたりで並んでいろんな話をしました。で、実は国は違えど同じ会社に勤めていることも判明(何たる偶然)。なんだかんだで気がつけば朝の3時。ま、ここでよくある話はそのまま彼女の家にしけこんでしまったりとか、日本ならラブホにでも行きそうですが、おいらは胸を張って言いますが、そのようなことは一切ありませんでした。おいらはひでかすと一緒に帰りました。考えてみれば、彼女には指1本触れていません。


そう、おいらGone by night love(一晩限りの関係)というものに否定的です。もっと言えば、非モテ系なので(何でこんなこと書いてんだか)そんなことが起こることを期待するほど自分に自信がないですし、それよりも何よりも、そういうことって後味が悪い気がするんですよね。てなわけで、たった数日後にアイルランドに戻る身、何もするつもりもなかったです。その晩は。

…で、この話のどこらへんが、「ネット恋愛」とつながるかという話ですが、それはまた今度。続きが読みたいという奇特な方は掲示板でリクエストしてくださいませ。(リクエストがなければこんな恥ずかしい話は書かないのだ)




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2001年09月21日(金) ばか犬Taroに見た小市民な自分

水曜日に日本に行ってしまったKさんとマークちゃん。マークちゃんは生まれてはじめての日本で、まず、やたら丈の短いスカートにルーズソックスといういでたちの女子高生に唖然としたという報告が入ってきております。

問題は、後に残されし、ばか犬Taro。うちの台所と中庭で世話をしとります。もう、とにもかくにもばか犬です。完全に甘えきっているし、けじめがないし、全く親の顔が見たいものです。

で、仕方がないので散歩に連れて行くわけですが、犬の目線になると改めてダブリンがいかに汚いところかを実感させられました。Taroの歩く先、ゴミや食べかけのチョコレートバーや犬のウOコまで、ありとあらゆるものが落ちてます。

で、もうひとつの発見は、犬はほかの犬に会うとケンカをするものだと思い込んでいたのですが、Taroはほかのどの犬にも友好モードです。うちを出るなり、隣の家に住む大型犬Benにあったのですが、Taroは最初からしっぽを振って友好モード。それに対してBenは完全無視。課長に媚びる平社員とそれを無視する課長といった感じ。

おいらの将来の夢のひとつは大型犬を飼うこと。で、なんで大型犬かといえば、頭がいいからにほかならないのですが、もしかすると、自分の飼い犬がほかの飼い犬を威圧しながら歩くという構図で、自己満足を得ようという思いがあるのではないか、そんな気がしました。ま、早い話、おいらも所詮は小市民なのね。




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2001年09月19日(水) イタリア人二人無事帰還。果たして車は原形をとどめているのか??

おいらが勤めるビジネスパーク内に新しくパブができました。これで昼間からビールが飲める!…というのはやはりおダイエット上問題だから自粛しようと思っています。今日のお昼にさっそく行って来ました。ちょっと高かったし、ビールはぬるかったので少し不満ですが(何で知っているのかは突っ込まない)仕事帰りにそのままパブに行けるようになったというのは、なかなかの進歩です。


昨日のお話。9/8の日記(←先に読んでね)に登場したイタリア人カップルがダブリンに戻って来ました。きっと今ごろヒコーキに乗ってしまった頃だと思いますが、とりあえず、昨夜夕食を一緒に食べようということになって街で会ったのです。行ったのはダブリン城の近所にあるイタリアンレストランPino。ここ、イタリアンレストランのくせして、おいしいパエリア(米に肉や魚介類を入れ、オリーブ油とサフランを加えて煮込んだスペイン料理。)が食べれるという不思議なレストラン。(おいしいのでダブリンご在住の方はぜひお試しを。ただし、週末など混む時は予約を入れた方がよさそうです。)


話はおのずと彼らの旅行のことに。彼らは計画通り、アイルランドを時計周りにほぼ一周。10日間で3000キロも走ってきたそうな。


…あの運転で3000キロ。


背中に寒いものを感じつつも、「これは明日の日記のいいネタになるな」と思いインタビュー。案の定といえば案の定、イナカ道で対向車と離合をする際にぬかるみにはまってトラクターに救出されたという話。ふむ、それはまあいい。おいらの気になるところは、あの「吹っ飛んでいったドアミラー」はどうなったのだろうか?


聞けば、見ている見ていないは別にして、やはり左のドアミラーなしじゃあ運転しづらいということで、道中どこかの修理工場に持ち込んだんだそうな。で、ミラーを交換したのだが、なんでも、ドアミラーのフレームは生きていたので、ミラーそのものの交換ですんで、修理代もかなり安くついたそうな。「ふう、これで、弁償だとかそうことにならない」と二人で一安心。


これで話が終わると思ったあなたは甘い。さらに続きがあるのだ。で、旅も佳境に入り、着いたのは北アイルランドの首都ベルファスト。ここで、例の警察官はいつもの通り荒い運転をしてたんだそうな。で、助手席の彼女が


「気をつけて!」


といった時には、


スッコーン


と、左のドアミラーは再び宙を舞ったそうな。今度は駐車中のダンプが相手。


…こいつらに学習機能はないのだろうか。


で、どんな様子か気になったので駐車場に行ってみると、アイルランドを10日間疾走しただけあって、車は泥だらけ。問題の左のドアミラーは完全になくなってしまっている。さらによく見ると、左のドアミラーの脇のボディに長さ5センチ以上幅5ミリ以上にわたって塗装がはげている。大げさでなく、かなり目立つ。誰がどう見ても、ドアミラーを引っかけた時に傷を入れたに違いない。



…どうすんのよ。これ。


この辺はさすがはイタリア人とある意味うならされたのだが、彼女は


「こんな傷、私たちはつけていない!駐車している時に誰かにやられたに違いない!!」


と真顔で主張。で、さらには


「ゆえに、わたしはこの傷に対してはびた一文も払わない」


と高らかに宣言。空港のレンタカーの事務所でケンカすると言ってましたから、さあ、いったいどうなったやら。





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2001年09月18日(火) 5年間セックスを禁止された若い女性とカード文化

時事ネタは避けるべきだというのは100も承知なのですが、その禁を破ってでも紹介したい新聞記事を見つけたのでご報告です。


(以下、引用)

若い女性のセックスを5年間禁止 スワジランド

 南部アフリカの王国スワジランドからの報道によると、同国政府はエイズ対策のため、若い女性のセックスを5年間、禁止すると発表した。男性と握手することも禁止し、禁を破った男性には牛1頭分の罰金が科せられるという。 AFP通信によると、ムスワティ国王の33歳の誕生日に合わせて発表された。どの年齢層が対象なのかは明らかではないものの、性体験のない女性は青と黄色のふさを、19歳以上は赤と黒のふさを身につけることも求められている。同通信によると、この措置が発表された場では抗議の怒号が上がったという。



(引用ここまで。出展:asahi.com 9月19日 国際。文中の色は作者が付した)


ええと、まず申し上げておかなければならないことは、南アフリカでのエイズの脅威は国家の根幹をも揺るがすほどだと聞きます。ですから、笑いのネタにしてはいけないというのはよく分かるのですが、それでも、思わず笑っちゃいませんか?


「異性との接触(握手を含む)は全面的に禁止する」


なんて、どこかのイナカの中学校のくだらない校則のよう。しかも、罰則が「牛一頭分の罰金」だそうな。これはかなり重い罰則なの分かる。でも、「牛1頭」とは…。


さらに、処女の女性はそれと分かる格好をしていなければいけないとは。となると、こんな会話が学校で繰り広げられるのだろうか。


「あー、ユキちゃん、ふさの色変わったー。もしかして、彼と…なのー?」
「えー、そんなことー、でも法律で決まっているしー」
「やだー、じゃー、そーなんだー。わたしも早くふさの色かえよっかなー」



…んなわけないですね。はい。ま、文明の違いを「野蛮だ」と一笑に付すのは簡単ですが、それを理解するのは難しいと思います。




文明の違いと言えば(と、話をつなげるには無理のあるくらい内容が変わります)、こちらには「カード」の習慣があります。「クリスマスカード」だの「バースデーカード」だの「ごめんなさいカード」などなどなど。ことあるごとにカードを送ります。で、この会社内でも、同僚が誕生日だだとか、誰かが会社を辞めるだとか、誰かが赤ちゃんを産んだだとか、まあ、週に最低1回は誰かのカードが回ってきて、そこにサインをして、次の人に回します。


で、問題は、「これ誰やねん」という人のカードがよく回ってくること。そんな時は、まさに適当に


"Happy Birthday"


"All the best"



何て、適当に書いて適当にサインして流しちゃいます。おいらの知らない人に気の効いたメッセージを書くなんて土台無理ですから。で、先日もとある人が会社を辞めるとやらでカードが回って来ました。おいらは無難に、


"Good luck for your future career"


何て思ってもいないことを適当に書いて次の人に回しました。で、日本チームのとある粗忽者は、何を血迷ったか、グットラックカードに


"Happy Birthday"


と書いてました。後から読んだ人が気がついて、慌てて書きなおしましたとさ。ちゃんちゃん。




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2001年09月17日(月) 弾んだチップに見た中国人の現金な反応とは?

週末、ひでかすとその友人のハラボーとさらに人間Taroちゃんとおいらの4人で、北アイルランドのジャイアンツコーズウェイから、デリーなどに行って来ました。写真つきレポートは近日公開とします。まあ、一つ間違いなくいえることは、(おいらを除いて)むさくるしい男ばかりが北アイルランドをさまよう姿はなかなかにして無気味だったのではないかという気がいたしますです。はい。


実はおいら、おダイエットをはじめることにしました。幸か不幸か家に体重計がないおかげで正確なところは分からないのですが、どうも最近体重が増えたような気がするのです。ま、万年運動不足にしてぐうたら、しかもビールを飲むと来れば誰がどう考えても太らない方が不思議。とりあえず、食べる量を減らすことからはじめようと思ったのが昨日。なのに…



どうしてパブに誘うのよ


で、断りきれずパブに行き、しかもビールを飲んでしまうおいら。おいらのおダイエット計画は一日目にして早くも頓挫してしまったのでした。


それは月曜の午後のお話。会社が終わった後にまることうちに居候中の人間Taroちゃんの3人で市内の某パブへ。月曜日の夕方ということもあってか、ダブリンにしてはやたらとゴージャスな雰囲気を醸し出すそのパブはほぼすかすか。席に座るなりに若い金髪の中国人ウェイターがすうーっとテーブルにやって来る。人懐っこい性格なのか「コンニチワ」などと言ってくる。


で、2杯目か3杯め、Taroちゃんが払うことになって再び中国人のウェイターを呼んで、「ビール3つ!」(ああ、おダイエットがあああぁぁぁ)


で、中国人が£9.35(1260円)のレシートとビール3つを持ってやってきた。Taroちゃんは言うことがかっこいい。10ポンド(1350円)札を出し、


「釣りは取っといて」


「うーん、チップをやるとは気前がいいというかなんというか」…と思いきや、さらにポケットから1ポンド(135円)硬貨を2枚、渡すのだ。つまり、£9.35(1260円)のところ、£12(1620円)も払ったのだ。差額でマンガが1冊買えます。


自慢じゃないが、おいらパブでチップなど払ったことはない。払うとすれば、タクシーの運ちゃんや、レストランでくらい。全く、Taroちゃんは学生のくせして羽振りがいい。…と思ったが、その理由はすぐに分かった。


来年からユーロが導入されるアイルランド、レシートの末尾にはユーロでの値段が載っている。それが11.87ユーロでTaroちゃんはそれと見間違ったのだ。


で、この中国人の現金な反応。ニコニコしながら退散。で、抜け目なくレシートを持って逃げる。証拠隠滅というやつですな。


さらに、何も言わないのに、氷とレモンの入った水を持ってきてくれる。犬より分かりやすい反応。


さらに、つぎのビールを頼んだ時、彼は小額ながら返すべきお釣を当たり前の顔をして持ってこなかった。…どこかに「1を与えると2を求めるのが中国人」なんて書いてあった気がしたけど、案外当たっているのではないかという気がした。


その後、例によってタクシーで自宅へ。おいらが「タクシーで帰ろう」といった時のTaroちゃんのひとこと。


「まじっすかー。おれ、金ないっすよー」


もはや作者の論評など無意味なので何も書きません。




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2001年09月14日(金) ブリティッシュエアウェイズの安全性と過保護ばか犬Taroへのスパルタ教育

本日は金曜日。普通なら仕事のはずですが、今日はアメリカでのテロへ弔慰を示す日ということでアイルランドは国民の休日。何だか急にぽかっと開いてしまった休みに戸惑いを隠せないというのが正直なところです。


こんなテロ騒動の中、この日記にいつも登場するばか犬Taroの飼い主Kさんとマークちゃんは来週日本に行くそうです。自称イギリス人のマークちゃんは、


「どんなことがあってもブリティッシュエアウェイズ(英国航空=以下BA)は飛ぶ」


と主張しています。そのくせ、飛行機になど数回しか乗ったことがないそうな。まさに何の根拠もない主張。


ま、彼の意見にもう少し耳を傾けてみますか。


「BAはテロに対してもっとも安全な航空会社だ。テロリストとの交渉には応じない。アメリカなんかの比じゃないプロの特殊部隊がテロリストを撃ち殺しておしまいだ。だから、テロリストもBAを狙わない」


…どこまで信憑性があるのかおいらは知りません。また、この発言はむろんアメリカでの自殺テロがある前の発言。今度はどういうふうにBAを擁護するかぜひ聞いてみたいものです。


で、問題はばか犬Taro。さすがに日本に連れて行くわけにも行かず、誰かが預かることになるのですが、その誰かって…


「Snigel、面倒なことだけどひとつよろしく」


…あたかも当然のことのように白羽の矢が立ってしまったのでした。


で、来週から2週間にわたってばか犬Taroを預かることになってしまったのですが、また飼い主のKさんのいうことがふざけんな。


「悪いけど1週間に1回はお風呂に入れてあげてね。その時にはコンディショナーをつけるのを忘れないでね。それからTaroはご飯を食べるのが遅いから、早々と捨てたりしないでね。ビール飲ませたりしちゃだめよ。あと、散歩にもちゃんととちつてた」

…途中から聞くのをやめてしまったのでよく分からんが要はTaroは過保護な飼い主を持ったらしい。しかし、うちで預かる以上はうちの方針でやらせていただきます。戸塚ヨットスクールも顔負けのスパルタ教育を施そうと考えているところです。





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2001年09月13日(木) 台風とテロに見舞われた男の悲劇

ひでかすの友人ハラボー(仮名=日本人)が11日に日本からわざわざひでかすに会いにやってくるというので、おいらが急遽彼を空港までお迎えに上がることになった。ひでかす本人が行けばいいのだが、ひでかすは残念ながら今週は仕事が遅番なのでどうしてもハラボーが来る時間時空港に行けないのだと言う。


で、ハラボーは11日の朝成田からアムステルダムを経由して、ダブリンに(こっち時間の)午後4時半には着くということだった。おいらが会社が終わるなりに空港行きのバスに乗れば十分間に合うな、などと考えていたのがこの日の午前11時ごろ。するとひでかすから電話がかかってきた。


「東京、台風。ハラボーのヒコーキ遅れる。ゆえに、4時半には着かない」


そう、この日は台風。彼の飛行機は当然定刻に飛べるはずもなく。


すぐにひでかすから続報が入り、


「ハラボー、アムステルダムからダブリン行きの最終に乗るから、着くのは午後9時30分になる」


まあ、ここまではよかった。ところが数時間後、とんでもないニュースが飛び込んできたのだ。


「アメリカで大規模テロ発生」


ひでかすより再度電話。


「こりゃ、今日はハラボー、アムステルダムで足止めだな」


…と言うわけで、仕事の終わったあとおいらは自宅待機ということに。


数ヶ月近寄っていなかったリビングルームへ。理由は簡単、テレビ。普段はテレビ大嫌いで見ないのだが、この日は完全に例外。スカイニュースとBBC1のニュースに完全に釘付け。


で、インターネットで調べてみると、ダブリン空港着のヒコーキは軒並み遅れている。とはいえ、遅れは30分程度。なのに、ハラボーの乗った飛行機だけなぜか3時間遅れ!「到着予定時刻午後11時30分」ふざけんな。


ま、事態が事態だけに仕方がないということで、午後11時ごろ、自宅を出て空港行きの最終バスに乗る。最終バスの運転手は家に帰ることだけを考えているのか、ものすごい勢いで飛ばし、あっという間に空港着。


空港の電光掲示板によれば、


「到着予定時刻0時5分」


待つこと1時間、ハラボーは疲れた表情でやってきた(そりゃそうだわな)


で、実はここからが問題でして。交通後進国ダブリンは、11時30分以降、公共交通がなくなる。で、それ以降は(シティセンター発の深夜バスを除き)タクシーに依存せざるを得ない。で、タクシーの前には30人ほどの行列。「これくらいならまだいいか」と思いきや、実はタクシーが全然来ない。どうも普段11時30分以降に到着する飛行機はないらしく、タクシーが空港の方にやってこないのだ。


なんだかんだで1時間待ってうちに帰りつく。ま、何だかんだ言っても、一番不幸だったのは成田からダブリンまで24時間以上かかったハラボーかもしれない。


んで、このアメリカでのテロはいろいろなカタチでおいらの周辺にも影響が出ています。実はとある航空会社のコールセンターが同じ敷地内にあり、そこは今まさに戦争状態。聞いた話によれば、電話は鳴りっぱなしで、一度出勤したら最後、12時間は帰れないとか。


で、くそ忙しい中にこんな電話がかかってくるのだそうな。


「今、ドイツなんだけど、すぐにアメリカに行けるのはいつ?この騒ぎをこの目で見てみたいんだよね」


…もはやおいらの論評は無意味です。ちなみにこの電話を受けた某欧州系の航空会社、アメリカ行きは来週末まで完全に満席だそうです。


で、明日、アイルランドは臨時の国民の休日になりました。「テロへの被害者へ祈りを捧げる日」だそうな。「休みが増えた。ラッキー」とは素直に言えません。これからどうなるかも分からないし。何にせよ、被害に遭った方のご冥福とご回復をお祈りしたいと思います。




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2001年09月10日(月) 記念すべき、ダブリン9区初の資源ゴミ回収は果たして行われたのか?

またチャリがパンク!まてまて、前回パンクしたのが…確か先週じゃなかったっけ?結局維持費がバス代並にかかるんなら、チャリに乗ってる意味ないやんけ!


…いきなり愚痴ってすいません。でも、納得いかない!


そう言えば八王子の駅前に通勤のためにチャリを乗って行ってたんだけど、その時に人のタイヤに釘を刺す大馬鹿者がいた。それも一度二度ではなく何度も。結局犯人はわからずじまい。アイルランドでは、人の目の前で露骨な嫌がらせをする辛さ、それに対し日本では陰湿な嫌がらせを受ける辛さがある。そう考えると、…どっちも同じかなあ、という気がしてくる。


そうそう。注目の資源ゴミ回収ですが…


回収に来ました!


家に帰ってきてみると、緑色の資源ゴミ用の箱が空になってました。…すごい…って、良く考えたら、回収に来て当然なんですよね。そんなことで喜んでいる自分を見ておかしく思いました。


で、今朝、出かけにうちの近所の緑色の資源ごみ箱の利用率を軽く調べたのですが、前回8割以上の家庭が協力していたのに対し、今回はおそらく3割以下の家庭しか協力をしていない感じを受けました。そりゃ、来るかどうかわからない資源ゴミ回収に協力する気になる方がおかしいですよね。


掲示板にも書きましたが、リンクのページをリニューアルしました。自分で言うのもなんですが、なかなかいい出来です。何せ、タグを使ってページを作るのは今回が初めてだったのです。今まではマイクロソフトのワードを使ってました。これはこれで便利だったのですが、でも細かい点で自分が思った通りにいかないんですよね。これからは自力でページを作っていきます(意気揚々)。次は表紙の大リニューアルに挑戦しようと思っています。





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2001年09月09日(日) こんなやり方が通用すると思っているのか。とってもトホホな、ダブリンゴミ分別回収最新事情(8/17の続き)

重いけど拡大あり先月8/17の日記で紹介したとおり、ごみのリサイクルがいよいよおいらの住む地区でも始まった…はずでしたが、結局回収には来ませんでした。で、明日、月曜日が第2回の回収予定日です。果たして回収はやってくるのか?

回収に来てもいないくせに、しっかし請求書だけは来ました。しかもこの請求書、コドモが作ったのではないかというひどさです。写真を見てもらえば一目瞭然ですが、まずは、"Reminder"ときた。つまり以前にも請求書が来ているというのだが、…んなもんみとらんわい!

さらに、一年分ということですが、いつからいつまでかも書いていない。もっと言えば、常識で考えて、「このたびかくかくしかじかでこうなりました。よって支払いを…」なんて案内文があってもよさそうですが、そんなものはなし。ただ請求書を送り付けてきて、「おらおら払いやがれ」という感じ。しかも、予定日に回収に来ていないくせに。


こんなもん誰が払うか!ボケェ!




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*


2001年09月08日(土) 当て逃げに食い逃げ、そんなとんでもイタリア人観光客の意外な素顔とは?

朝から空港に行ってきた。目的は、イタリア人の友人とその彼を迎えに。このイタリア人の女の子、おいらが初めてダブリンに来た1996年以来のお付き合い。彼女が日本に来たりとかいろいろあったのですが、まあ、腐れ縁ってやつ。おいらが彼女に出会った時は彼女はまだ22歳。…ああ、あの頃君は若かった。(おいらもね)


で、昼前に空港に着いてみると、やはりエアフランスは30分の遅れ。「一緒にスウェーデンに行った時にひどい目にあったことを覚えていないのだろうか」ぶつぶつ文句を言いつつ、ひとりで滑走路の見える展望パブで朝からビールを飲む。


30分遅れで彼女の乗ったヒコーキを滑走路上に確認。タイミングを見計らって到着ロビーへ。1年ぶりの彼女は彼と一緒に幸せそうにやってきた。(ちぇっ)


ご両人の予定は、車を借りて10日くらいかけてアイルランドの全土を回ろうというもの。で、さっそく車を借りる。彼がずっと運転するとのこと。


で、キーをもらって、左側から車に乗り込もうとする彼。鋭い突っ込みがおいらと彼女から飛ぶ。


「アイルランドの車、運転席は右側だよ」


そう、彼、いつもの感覚で左側から乗り込もうとしていたのだ。早くも不安を覚えるおいら。何せ彼、左側を運転するのは今日が初めてとのこと。


で、おいらの後部座席からのナビで、ホテル探しを始めるおいらたち。別にうちに泊めてもよかったのだが、「自分たち専用のお風呂がないといやだ!」という彼女の一言でその案は却下。(おまえら何をするねん)で、この日は、サッカーだかなんだかのイベントがあるとやらでどこのB&Bも満室。ようやく市北部のホテルを見つける。


珍しく天気がよかったので、おいらはビールを飲みに行くことを提案。二人は諸手を挙げて賛成。で、さっそく、郊外の海の見える村へ。


彼の運転は、さすがはイタリア人、荒い。荒いだけならいいけど、どうも左側の感覚がなさげな感じがするのだ。その証拠に、Roundabout(ロータリー)で左の後部車輪を縁石に乗り上げる。左後ろに座っていたおいらには、結構恐かった。


で、渋滞のおかげで1時間近くかかり、その海辺の村のいよいよ近くにようやく到着。村の入口は違法駐車の車両で左の路側帯が埋められている。そこにスピードを落とさずに突っ込んでいく彼。ああ、左の幅がない。おいらが、


「あ」


と思った時には、


左のドアミラーがふっとんで行ってしまっていた。


なのに、そのまま走り去る彼。あのーこれって、


当て逃げ


というやつじゃあないんですかねえ。


ちなみにあたった相手は路上駐車中の車のあちらもドアミラー。こっちのドアミラーが吹っ飛んで行ったくらいだから、相手も平気ではなかったろう。まあ、ボディに引っかけたわけじゃないから、そういう意味では運が良かった…とも言えるのだが。


その後、こともなげに昼飯を食べて、再び縁石に左後部車輪を引っかけつつ街に戻ったおいらたち。何だかんだで夕飯の時間。…と言ってもイタリア人のこと、すでに午後10時を回っている。


久しぶりにTemple Barへ行ったのだが、土曜の夜ということもあって、まあものすごい人でして。午後10時だというのにどのレストランも満席。ようやく見つけたレストランで遅い夕飯。


お会計の段になって、ウェイトレスが持ってきた請求書(レシート)を見ると、明らかに安い。よく見れば、15ポンド(2000円)もするイタリアンワインの値段が含まれていない。すっかり忘れているんですね。それをおいらがテーブルでぼそっというと、


「いらんこと言わんでよい」


と二人に突っ込まれてしまった。そして、請求された値段を払いこともなげにおいらたちは外へ。


うーん、さすがはイタリア人、当て逃げもすりゃ、食い逃げもする(もっとも、請求を忘れたレストラン側の責任なんだけどね)。「おおあじなイタリア人だから」と言ってしまえばそれまでですが、でも、彼の職業が、


警察官


と聞いたら、皆さんはいったいどうお考えになるでしょうか?





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2001年09月07日(金) ビザの降りない上司とホームページのリニューアルとの表裏一体の関係とは?

なぜだか突っ込まないで欲しいのですが、おいらの上司は中国人です。…っつても、昨日の日記とは何のつながりもありません。言ってしまうと、「彼女について行こう」「彼女のためにもがんばろう」なんてこれっぽっちもおいらたちに思わせない、ま、上司としては…です。んで、そんな彼女が来週から2週間中国へ帰るという。


隣の席に座る彼女がいるいないでおいらの精神状態は大幅に変わります。で、おいらが企画したこと。


「ホームページリニューアル」


夢は膨らみます。
まずは、どうしようもない手抜きのリンクのページの改修をして、それからネスケで表示の崩れる表紙を大リニューアル。うーん、そのためには今までおざなりにしてきたタグの勉強もしっかりして、よしがんばろう!(いったい仕事はどうなるんだろう…という突っ込みは無視)


話は今週の初め、月曜日あたりにさかのぼります。彼女が言うんです。


「まだ、私のワークパーミッション(就労許可証)の更新すんでない」
…いつ(現在の就労許可証の期限が)切れるの?
「もう先月で切れた」


あれ?あなた、まさか不法滞在者(+不法就労者)?無論この場合、彼女は2ヶ月も前から就労許可証の更新を申請しているんだし、ほかの街中の純粋な不法滞在者とは次元が違いますが。で、何が問題かというと、彼女は中国人。つまり、アイルランド再入国の時にビザがいるんです。


わからんという方のためにもう少し説明すると、日本人などの場合、観光でアイルランドに来る場合は事前にビザを大使館だかどっかに行って取ってくる必要はありません。空港でスタンプをポンと押してもらっておしまい(そうでない場合もまれにありますが…)。それに対し中国人などの一部の国籍の人間は、アイルランド入国前に事前にビザを取っておく必要があります。


で、彼女の場合はというと、すでにアイルランドに「労働者」として住んでいるわけですから、アイルランドに戻ってくるためにはアイルランドでのビザが必要で、そのビザを得るためには、新しい就労許可証が必要なんです。ややこしい?確かに。


彼女はほぼ毎日、労働省に催促の電話をかけます。で、決まってかえってくる答えは「もう会社あてに投函したよ」。


前にも書いた通り、90%のアイルランド国内の郵便物は投函された翌日に宛先に着いているそうです。ましてや就労許可証はいちおう「重要書類」のはずで、書留郵便扱いのはず。…ま、誰がどういうウソを言っているかは火を見るより明らかですな。


で、彼女は航空券の予約もして、手付金も払っていますが、まだ全額の払い込みができません。なぜなら、ビザがない限り航空会社は航空券を売ってはいけないのです。もし、強制送還をされる客を乗せたとあっては航空会社には政府からペナルティが課されます。旅行代理店からは、すでに「先週の末までに全額払わなければ航空券はキャンセル」と最後通牒を言い渡されているのですが、彼女は「へへえ、しかし、そこをなんとか」と粘ります。(「粘ったところで航空会社が彼女の予約をキャンセルしてしまえばどうにもならない」=航空関係者証言)


で、いらいらしている彼女のもとについに、ようやく、とうとう、新しい就労許可証が届きました。次は、その就労許可証を持ってビザをゲットせねばなりません。


またビザを取るのが一日作業でして(6/20の日記を参照)。彼女は木曜日の朝の6時だか7時だかから並びはじめて、会社に死にそうな顔をしてやってきたのは午後2時。その間おいらは彼女のいない優雅な時間を体験。こんな時間が来週から2週間続くとはまさにパラダイスです。


ところが。話はそこでは終わらなかったのです。何と彼女、悲しいかな中国人、そのビザを持って今度は法務省にも行かねばならないらしいのです。で、法務省は午後2時では遅すぎて閉まっていたとのこと。また翌日(つまり金曜日)また会社を半日休んで法務省に行くとのこと。(やったー)


さらに!彼女には越えなければいけないハードルが待ち構えていました。それは


「イギリスの通過ビザ」


まさにおいおいですね。これを聞いて「ああ、日本人でよかった」ってつくづく思いましたね。ともあれこれは何とか即日発行もできるそうで、イギリス大使館にも行かねばならないとのこと。そんな訳で、彼女は金曜日(今日なんだけどさ)半日会社を休んで、法務省とイギリス大使館に行きました。


そして、昼過ぎやつれきった表情で会社にやってきた彼女、


「チケットが取れなかった」


そう、彼女の予約は航空会社によりキャンセルされ、今月は全く空席がないとのこと。(むろん高い金を出せば何とかなるんだろうけど)そして、数分後、哀愁に満ちたメールがわれわれのもとに届いたのでした。


Dear All,

Just let you know my holiday is cancelled.



というわけで、おいらのホームページリニューアル計画も水の泡となったのでした。


「おまえ、家でやればいいじゃん」という方。実はおいらの自宅のコンピュータは英語版のOSでして、メモ帳などで日本語を表示できないのです。無理に作ってもブラウザで見事に文字化けします。…というわけで、ホームページリニューアル、やるつもりではいますが、いつになるかは全然分かりません。






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2001年09月06日(木) コンビニのカウンターで感じたかわりゆくダブリンについて

いま、トイレに入ると、中に掃除のおばさんがいました。で、おいらを見ると、そそくさと出ていってしまいました。…気にしなくていいのに。(見ても大したもんじゃないんだから)

しかしなぜ、掃除のおばさんて洋の東西を問わずみんなちっちゃいんでしょうねえ??この会社にも数人の掃除のおばさんが来てくれているのですが、全員そろいもそろってちっちゃい。おいらだってきわめて日本人の平均だからこっちではちっちゃいんだけど、そのおいらから見てもちっちゃい。なぜなんだろう。

で、おいらを見てそそくさと出ていく掃除のおばさんの背中を見て思い出したのは、日本のコンサート会場などゲロ混みの場所で男子トイレに入ってくるおばさんたち。あのおばさんたち、黙って入ってくればいいものを、わざわざ大声で


「もー、女子トイレ混んでて困っちゃうのよねー」


なんて言いながら入ってくるのはやめてほしい。恥ずかしいと思っている心理の裏返しなのかもしれないけど、かえって恥ずかしいと思うぞ。そう言えば、こっちのおばさんの男子トイレ乱入って未だ見たことないなあ。その辺はもしかすると日本人が考える以上にタブーなのかもしれない。考えてみたら、おいらが女子トイレに入ったらそれだけでケーサツに突き出されそうだが、おばさんならそうでもない。これってなぜなんだろう??誰か論理的に説明できますか?



今お昼休みに行って来たのですが(ずっとサボってんだから、お昼休みくらい仕事をしてもよさそうなものだが…)、なぜか社員食堂は休みでした。で、消極的選択としてしょぼいコンビニCentraでサンドイッチをゲットすることにしたおいら。

このCentra、数千人が働くこのビジネスパーク唯一のコンビニ。文字どおりの独占状態のおかげで、お昼時に行くと戦争。臨時レジまで用意してるのに長い行列ができている。

でもそれがここに行きたい理由じゃあない。行きたくない理由はデリカウンターにあった。ここ、目の前で希望のものを詰めてオリジナルサンドイッチを作ってくれるのですが、このカウンターで働くのはほぼ全員中国人。

おいら別に人種差別をここで展開しようというわけじゃあありません。ただねえ、彼(女)ら


…まともに注文が取れないのよ。


人が、XXとOOと##といってもちんぷんかんぷんなものを作る。ああでもなけりゃこうでもないとやって一人当たりに時間がかかるから、長い行列がますます長くなる。あのー、Centraのマネージャー様、中国人が安い賃金で雇えるのはよく分かりますが、おそらく時給100円余計に出してもまともに注文を取れる人を雇う方が結局お店の為だと思うのですが…。

で、今日はといえば、カウンターはまた中国人だらけだったとはいえ、おいらに当たったのはアイルランド人のスタッフ。「ラッキー」なんて思ってはいけない。案の定彼女は最初から身構えているのだ。

「あーあー、また英語の話せない中国人が来たわ。どうせ何言ってるのかわかんないから、テキトーに作ってテキトーに次の人のを作りましょ」

というのがありありと分かるのだ。被害妄想というなかれ。これはおいらの経験上まず間違いない。案の定、適当な応対で適当なサンドイッチを作りやがる。そんなおりもおり、最悪のタイミングでおいらの後ろからアイルランド人の女性客がやってきて、サンドイッチを作る彼女に対し、


「私、コーヒー、ミルクなしって言ったのに、ミルクが入っているわ。もちろんそこの中国人に頼んだんだけど、まともに注文が取れないのね。全くやってられないわ」


と言う。

すると彼女、おいらのサンドイッチを途中でほっぽりだして、新しいコーヒーを作りに行く。で、新しいコーヒーを渡しながら、


「本当に中国人は嫌だわ」


という目で、間違ったコーヒーを作った中国人となぜかおいらも見るのだ。

こんな経験が最近とみに多くなった。こんな些末なことの積み重ねで、アイルランド人の中国人に対する見る目が厳しくなり、なぜか、おいらたち日本人を見る目まで厳しくなっていっている気がする。…いや。気がするだけじゃない、そう確実になっていっている。

今まで書いてこなかったけど、これがおいらが繰り返し書いてきている「アイルランドはここ数年で劇的に変わった」という理由の一つ。おいらが語学留学した頃は、アイルランドに中国人などほとんどいなかった。なのに、今では不法滞在者を含めてダブリンに住む中国人は数万人ともいわれる。彼らがこのダブリンを変えていっていることは疑いのない事実だ。おいらの元に寄せられるメール、やれ石を投げられただの、差別的扱いを受けただの、それらのメールがおいらの考えることが単なる思い込みでないことを教えてくれる。




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2001年09月05日(水) いくらアイルランドが涼しいからって、それはいくらなんでも…というお話。

今日は珍しく自宅からの更新です。いまどき56K電話回線なので、まあトロいトロい。ま、いまどきって言ったって、アイルランドじゃこれがスタンダードなんだから仕方がないといえば仕方ない。

夕ご飯にスパゲッティミートソースなぞを作ったんです。自分でいうのもなんですが、パスタのゆで具合といい、ソースの味加減といいカンペキでした。ワインを用意しとかなかったのが、反省点といえなくもないですが…。かわいい女の子が居なかったというのも悔やまれますが。

で、狂牛病の一件以来、なるべく牛肉は避けようと思っているおいら(気分の問題)用意したのはブタの挽肉。おととい(9/4)買ってきて、「そろそろ使わないとやばいだろう」と思っていたのだが、パックには


販売期限9/8
消費期限9/9



と書いてあった。

ということはなんですか?ここのブタの挽肉は5日も日持ちするんですか?


ウソをつけ!


どうもアイルランドの食品には信用できないものが多い。たとえば玉子、スーパーで消費期限を確認すると、3週間後の日付が書いてあったりする。そりゃ、アイルランド人は生卵を食べたりしないだろうからわからなくもないが、それにしても3週間も日持ちするとは思えないのだが…。

それよりもまだひどい店がある。おいらは嫌いでほとんど行かないのだが、シティセンターに「アジアンマーケット」というその名の通り、怪しい中国人が経営する怪しいアジアの食品専門店がある。そこ、輸入する時の法律だかなんだか知らないが、輸入元などをシールでぺたっと貼ってある。で、そのシールに賞味期限も書いてあるのだが、その日付がもともとの食品に書いてある日付よりはるかに先のことが多いのだ。その店に行くといつも疑心暗鬼になるおいらは誰かに頼まれでもしない限りまず行かない。

ええ、スーパーの話が出たついでにですね、物価についてのご質問を頂きましたので、月曜日の買い物の詳細をここにご紹介したいと思います。

ダイエットペプシコーラ(2リットル) £0.98 (¥132)
骨付きチキン500グラム£2.25 (¥304)
豚挽き肉 400グラム£1.99 (¥269)
パン£1.09 (¥147)
ボディソープ(500ミリリットル)£2.83 (¥382)
牛乳1リットル £0.63 (¥85)
ヨーグルト(500ミリリットル)£1.04 (¥140)
玉ねぎ (大2個)£0.51 (¥69)


おおよその感覚をつかめていただけたでしょうか?確かに日本よりは安いけれどもそれほどでもないというのがお分かりいただけるかと思います。


なのにこんなに安い給料!毎月赤字だ(号泣)



PS ひでかす近況報告。

ひでかすの彼女がドイツに帰ってしまい、そのショックでかなんだか知りませんが、昨日は寝込んでました。かつ、「なんでボクあての投稿が掲示板にないの」と嘆いてました。「そりゃ、去る者日々に疎し、みんなから忘れられてしまったよ。」と言っておきました。心優しき常連の皆様、ひでかすに愛のメッセージをいれてやってください。






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2001年09月04日(火) Mausi警察の取り調べを受ける

Mausiと電話で話していたら、昨日の昼間、こんなことがあったらしい。

場面#032 Mausiの自宅の廊下

(昼下がり、Mausiの母は台所で新聞を読む。他の家人は、昼間なので誰もいない。そこに電話が鳴る)

Mausi母、廊下まで歩き、

M母:「もしもし」
電話口の男:「XXさんのお宅でしょうか?」
M母:「はい」
男:「警察です」


Mausi母の表情が一瞬険しくなる。

男:「車番号AB YZで始まる車、お宅の車ではないでしょうか?」

(注:ドイツの車のナンバーはMU IT 333…といった感じ。最初の2文字はその車の登録場所なんだそうな。場所によっては1文字だったり、3文字だったりする)

Mausi母の表情が一層険しくなる。娘(=Mausiのことねん)が今朝、元気に彼女のFiat Punto号で出かけていった姿が浮かぶ。まさか、ついに事故った?

Mausi母:「はい、娘の車ですが…。まさか、娘が…ついに3人くらい轢き殺しましたか?」
男:(事務的口調で)「いえ、ある、事件の調査をしておりまして、昨日、H町のガソリンスタンドでAB YZで始まるFiat Puntoに乗った若い男が、ガソリン代を払わずに逃走したんですよ」


Mausi母、娘が事故でないと知りほっとする。

Mausi母:「はあ、しかし、うちには若い娘はいましても、若い男はいませんが…」
男:「そのPuntoは娘さんが乗ってらっしゃるんですか?」
Mausi母:「はい。今日も仕事に出てますが…。」
男:「そしたらお手数ですが、娘さんにXX警察のXXあてまで電話をくれるようにお願いできますでしょうか。電話番号は…」
Mausi母:「はあ」(と言いつつ電話を切る)



何と、彼女が仕事をしているH市のガソリンスタンドで万引きというか、ガソリンの入れ逃げがあり、その犯人の車両が、よりによって彼女のナンバーと同じアルファベットで始まり、しかも、車種まで同じだというのだ。で、Mausiが捜査線上に浮上してきたという。ま、Puntoなんて、日本で言えばヴィッツみたいに売れている車なんだから、それくらいの偶然はありそうだが…。

当然Mausiは激怒。「私、そんなセコいことしない!」

で、これを書いている最中においらのケータイのメッセージに入った最新情報によると、彼女、警察に電話したそうな。…誰もでなかったと。…ドイツのケーサツも十分いい加減だな。

ま、こんなことやってる暇があるなら、ドイツのケーサツもヒマだね…というのが不謹慎ながらおいらの率直な感想。





昨日、会社帰りに近所の(と言ってもチャリで10分はかかる)スーパーTescoに今週の食料の買い出しに行きました。で、そこのレジでの出来事。レジ係のおばちゃんが、にこっとおいらに笑いかけて、「How are you?」と言ってくれた。日本では珍しくないかもしれないが、アイルランドでは100年に1回あるかないかの出来事。で、買い物袋を持参したおいらに対し、「ああ、袋持参ね、じゃあ、スペシャルポイント4ポイント差し上げますね。本当にアイルランド人は資源を惜しげなく使いますね」と言いながら、ポイントカードにおまけポイントをくれた。ついでに、再びニコっと笑ってくれた。

…なんだ、それだけか、とお思いの方も多いと思いますが、

こんなことアイルランドでは、100年に1回もないんだぞ!

こんな感じの感じのいいアイルランド人が少しでも増えてくれたら、この「妖怪精の国」での暮らしもだいぶ変わると思うのだが…。




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2001年09月03日(月) 秋冬。そんな言葉がとても似合う今日このごろ…。

7/24の日記によると、おいらはつい1か月前にチャリンコのチューブを交換したらしい。なのに、またパンクしやがった!

で、近所の感じの悪いチャリンコ屋へまた持っていく。どうもそろそろ顔を覚えられたくさい。それはいいとして、翌日(ちなみに先週の金曜日)チャリンコを取りに行ったのだ。するといつもの感じの悪い兄ちゃん、

兄ちゃん:「あ、チューブ交換しといたから」
おいら:「は?」
兄ちゃん:「チューブ交換したの」
おいら:「だって、たった1か月前に交換したばかり。何でそんなことになるのよ」
兄ちゃん:「アイルランドの道は悪いからねえ」


うん、それは認めるよ。確かにここの道の悪さはすごい。舗装はつぎはぎだらけだし、ついでに路面も荒い。コケたら痛そうだ。ぜひ、アイルランドの道路行政の担当者は日本の道路公団かどこかに行って勉強をしてみてほしい。


…そう思って、その時は引き下がったものの、今改めて考えてみると、


1か月でチューブ再交換はないのではないか…


という気がする。



9月になって、日本もずいぶんと涼しくなったようですが、すでにこちらは寒いです。今日の天気も今にも雨が降りそうだし、また、アイルランドの長い長い冬がすぐそこまで来ています。

そんな中、アイルランドご在住の方からメールを頂きました。今年の春からダブリンご在住なそうなのですが(お返事はまだ書いてません。何とか近日中に書きますね)、この方の次の一文がツボにはまってしまいました。

またあのおそるべきつぶし芋を食いつづけなくてはいけんかと思うとこのまま16AのバスにのってCITYに向かわずに空港向かってそのままどこでもいいから行ってしまおうかと思っている次第です。

この方、16Aのバスでご通学のようなのですが、このバスを逆方向に乗れば空港。そして、その空港の向こうには暖かい南国の空や、くだらないことをすべて忘れさせてくれる国がある…なんて思うと、ついつい町ではなく、反対の方向のバスに乗りたくなろうというものです。その気持ち、痛いほどよく分かります(マジで)。

ま、そんなことをぼやいているうちに、早くも3年が経ってしまったわけで、そう思うと、後5年くらいすぐに過ぎてしまいそうな気もします。こわ。





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2001年09月02日(日) キャバクラにラブホテル…どこがダブリン発の日記なんだか…。

さっきからヒマなので、日記才人からいろんな人の日記をたどって適当に読んでいるのですが、まあ、新宿の雑居ビルの火事とタイタニックの初テレビ放映のことを書いている人が本当に多い。

んで、新宿の雑居ビルの火災、未だ原因は分からないそうだが、麻雀店にいた人と、「キャバクラ」にいた人が被害に遭ったらしい。(亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします)

素朴な疑問。「キャバクラ」ってなあに?

………自慢にならないのですが、本当に知らないのです。確かにその言葉自体は何度か聞いたことがあるものの、いったいそこでどんなサービスが受けられるのか皆目見当がつかない。少し、ウェブサーフィンをしたところ、こんなことが分かってきた(おいらが勝手に思ってるだけだから、間違っている可能性大)

�。瓜�間7-8000円で飲み放題。
�� いくらかの超過料金で女の子の指名ができるらしい。
�� 「わいせつな行為」はできないらしい。


結局、女の子がとなりでお酒を注いでくれて、他愛もない話をするだけで1時間に1万円払うらしい。


…ばかばかしい。


自慢になるかどうかは知らないけど、おいら、このテの風俗店に入ったことがない。何せ、どこに行ったら何が起こるか見当がつかないし、だいたい、


お金がもったいない。


この一点で、もう行かない。行きたくない。アイルランドに来て、お金に関してうるさくなったから(収入が少ないんだからしょうがない)、おそらくこのテの店に行く機会は一生ないだろう。


さらにばらすと、おいら、世の中にある「ラブホテル」というところにも行ったことがない。悲しいかな大学一年の時に住んでたところは、両隣がラブホテル(実話)。ラブホテルの入口に


OK
NO


なんて書いた電光のサインがあり、週末にもなると、いつもはOKのところについてるランプがNOのところについてたりなんかして(つまり満室なのねん)、ひとり空しく


バカヤロー


と思っていたあの頃が懐かしい。(それにしても、なんて暗い学生生活なんだ)




ここまで書いてふっと思い出した。その両隣のラブホテル、一つは明らかにラブホテルというオーラを出しているのだが、もう一つの方は「旅荘」と書いてある。ちなみに、おいらの部屋の窓の向こうはこの「旅荘」だった。

で、同じ大学に地方から上京してきたK君というのがいた(現在消息不明=もしこのページを見てたらメールくださいね)。で、彼の母親と大学周辺で宿を捜そうとしたらしいのだが、何を間違ったか、この「旅荘」に母子で泊まってしまったらしいのだ。母親、さすがに気がついたらしいのだが、


「まあ、これも経験や」


と言って、そこに泊まってしまったらしい(合掌)。



ところで、ラブホテルって日本のことを書いたガイドブックに「格安のホテル」って書かれていることご存知ですか? 日本のホテルは高いから、泊まるなら、街中でここがいちばん安くすむ…といった書き方をしているガイドブックを何冊か見たことがある。確かにそう。街中にあって、かつ安い。下手なビジネスホテルよりもマシかもしれない。(しつこいけど泊まったことないから比較できないけどさ)

前にも書いた通り、アイルランドにはラブホテルというものが存在しない。あれをM50(ダブリンの環状の高速道路)のインターあたりに建てたらひとやま稼げるように思えるのだが…。実は、そのことを結構まじめに考えているアイルランド人と昨日会った。無論彼は日本に行ったことがある。もしお金があれば、「共同経営者」としてやってみたかったのだが。残念。


PS 最近このテの下ネタが多いですね。作者のレベルがばれるようで恐いです。(もう遅い?)もう少し高尚なことも書くようにしますね。





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2001年09月01日(土) 「超割」航空券をゲットする空しい苦労とは?

10月の終わりからMausiと二人で日本に行くことは、もう何度もこの日記に書いている。サイトの手違いで航空券がキャンセルされそうになったMausi(8/15の日記参照)のところにも、おいらのクレームの甲斐があって、ちゃんと航空券が届いた。おいらのところにも航空券が届き、ほぼ、準備万端。

「ほぼ」と書いたのにはそれなりの理由がある。これも前に書いた通り、おいらの出身は某九州のマイナー県。で、東京からそこまでの国内線の手配がまだ済んでいなかった。ちょうどおいらが飛ぼうとしている時期が、全日空の「超割」の該当期で、羽田からそこまで1万円で飛べる。普通運賃で3万円もするところだから、これを使わない手はない。

全日空のホームページによれば、「この超割は、搭乗日の2か月前の午前9時30分から発売。特に北海道・九州線は混雑が予想されますのでお早めにご予約下さい」と書いてある。それを真に受けたおいらは、午前9時30分ちょうどにインターネットから航空券を買うことにした。

で、忘れてはいけないのが、時差。日本の午前9時30分というのはアイルランドの午前1時30分。きのう、気のおけない友人を呼んでディナーをしたおいら(っておいらは何にも料理してないけど)、みんなが帰った午後11時過ぎから爆裂な眠気と戦いながら、この午前1時30分まで起きていようとした。

ちょっと酔い気味だったこともあって、これはなかなか困難でして。やっとこさ1時15分になって、コンピュータの電源を入れて、インターネットへ。新宿の雑居ビルでの火災のニュースに目を丸くしながら、全日空のサイトで羽田から九州のローカル空港までの航空券を購入。発売と同時に予約した(発売開始前からアクセスをしていた)ので、希望通りのフライトとシートをゲット。意外とネットも混んでなかった(=早かった)し、満足満足。そのままおいらは眠る。

そして翌朝(今日)。新宿のビル火災のニュースの続報が気になったおいら、朝から速攻でインターネットへ(実はその流れで今更新してるんです)。で、ついでに全日空のサイトで、満席になった予約状況を見て、


「ああ、無理をして起きていてでも早く予約しといてよかった。やっぱおれって天才」


とほくそえむ…予定だった。知り合いが、5月の日本航空の「空の日割引」のチケットを取るのに数時間かかったという話も聞いたことがあるし。

で、全日空の予約状況を見ると、


がらがら


なのだ。気になったので、他の路線もチェックしてみた。


すかすか


…何のために無理して起きていたんだ!!空しく疲れてしまった。確かに、この前後の時期に日本航空と日本エアシステムがさらに安い運賃を設定してるから当然といえば当然か…。ちなみに、それでも全日空を選んだのは、もちろんこの日がいちばん便利だったこともあるけど、それと「マイレージカード」でマイルを溜めたかったのね。例えわずかでも(すでに航空会社の思うつぼ)。

ただ。一万円と言っても70ポンド。これだけ払えば余裕でロンドンまで往復できるもんなあ。まだまだ日本の航空券は安くなる…気がする。


で、話は前後しますが、きのうのディナーパーティーの模様を軽く報告しときます。参加したのは、まさにいつものメンバーですが、Kさんとその飼い犬フィアンセマークちゃん。その友人のイタリア人ウーベ。さらに、アイルランド人のダンナ(「まるこちかん」と書いた人=8/11の日記参照)を持つNさん(日本人)、さらにうちの住人のひでかすと彼女。計8名。各人がいろんな料理と酒を持ち込んで、楽しく過ごしました。





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