あなたの中で私が
すごいスピードで過去になっていく。
分かっているけど、 なんでこんなにつらいのでしょうか。
2007年03月19日(月) |
あなたがいる水辺がある公園の隣り |
街並みに色が戻る 色を失った風景が、潤いを取り戻す 遠い街からあなたが帰る 僕はあなたのために裾の長いドレスを選ぶ あなたはどんな顔をするだろうか 亡骸を抱えて、 ドレスがはためくのも構わず、 僕は公園に立つ
夜の芝生で君を待ちながら そんな夢をみる 色を失った夜の芝生は、 月明かりの色にのみ染まって
大切事が2つある 僕の家族の事、 そして、君の事だ。
夕暮れの遊園地で、 壊れたスピーカーから懐かしい曲が鳴っている。 ところどころ割れた音で、全ての歌詞は思い出せないけれど、 一番印象に残っている部分が心の中でかすかに響く。 ”他の誰とも違う。君は君だよ。”
古い写真や懐かしいうたは、覚書みたいなものだ。 過ぎ去る事が惜しくなるような素晴らしい時間・空間にピンをさしておく作業。いつか戻ってくるように、悠久の地図にピンを穿つ。
そして望むのは、僕が作った何かが、覚書として機能すれば良いという事。
自分の心にピンをさす誰かが現れるたびに、僕はそう思う。
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