+--- Cinema Memo ---+


■ 人生晴れたり曇ったり「スパイダーマン2」 2004年09月01日(水)

※ネタバレあります。

タイトルバックの〔前回のあらすじ〕からしてもう、映画のケレン味たっぷりでじ〜〜んときてしまったオレ。あの懐かしいタッチの絵がたまりません!
この映画はなんと言ってもパーカーの�狄祐屬箸靴討龍貲梱瓩良舛�方が秀逸。アクションももちろん素晴らしいけど、特撮における観客の目はどんどん肥えてしまうものだから…(マトリックスのように)。

とはいえ三部作の真ん中は、設定を省いていきなりストーリーに突入できる利点があるかわり、インパクトという点で一部・三部よりはやや中だるみになってしまうのも仕方なかったり。
やっぱりグリーン・ゴブリンに対してドック・オク(原作ではもちろん人気キャラなんだけど)の位置がやや浅かった? もっとパーカーの「敬愛する師匠」的な情の交換があればよかったのと、病院での殺戮シーンが意味なく残酷すぎた、という感じ…全体的に一作目よりリラックスした感じで思わず監督の好みが出ちゃったんでしょうか。エレベーターの中の会話などは楽しかったりもするんだけど、残酷さについてはもうちょっと控えても良かったのでは。

でも気になったのはそのくらいで、青春ものとしての側面――パーカーの冴えない一人暮らし生活、MJとの恋、ハリーとの関係など本当に微妙な機微のさじ加減がいいんですよねえ…私はカースティン・ダンスト(MJ)もジェームズ・フランコ(ハリー)も個人的にかなり好きな俳優さんなので、パーカーを含めてあの三人にはかなり感情移入してしまいます。いささか今回は感情や状況を説明しすぎる台詞が多かったものの、やっぱり列車のシーンでは感動したし……

次回ではいよいよハリーが、ハリーがぁ〜〜〜Σ(゚д゚|||) という感じでまたまた待ちきれません! しかし、親父の秘密を知ったんだったら普通は友人への誤解を解くところだろうが……なんて突っ込んでいたら始まらないか(^^;; ネガティブシンキングな親からの遺伝(?)が親友への想いに勝ってしまった、というわけで、想い人と結ばれたのも束の間(尻に敷かれそうだよなあ)、最終作はまたまたピーターが苦しみまくるんですね……

大いなるパワーを手に入れたとき、人はいやおうなしに変えられてしまう。それまでの善良なる価値観を保つのが、どんなに大変なことか――人生ってつらいものだけど、それはヒーローだけではない、と気づかせてくれるのがこの映画の一番の魅力かも。


☆9月に観る予定の映画
・ヴィレッジ:シャマラン監督最新作。豪華出演陣+コワイ演出、仰け反る正体(たぶん)、を今回も味わいたい。
・テイキング・ライブス:殺した相手に成りすますシリアルキラー対FBIプロファイラー、という私にとって萌え萌えの設定、しかもキーファー・サザーランド、イーサン・ホーク共演とくらあ、あなたもう……しかし、主人公がアンジェリーナ・ジョリーでしかも恋愛が絡むらしい、と聞いて期待度激減。女性捜査官が主人公で恋愛が絡んだサスペンスにはろくなものがない(だから「羊たちの沈黙」は名作なのだ!!!)。その定説を覆せるか?
・ヴァン・ヘルシング:息抜きのワクワク冒険ものとしてなにも考えず楽しみたい。

華氏911は大統領戦を控えた時事ネタとしては見てもいいけど…と迷い中。ブッシュのやり方は否定するけど、ムーアさんも今作は個人的に微妙(前作が良かっただけに)。
キング・アーサーはDVDレンタルで観ます、ホーンブロワー君ことヨアン・グリフィス(ら、来日してたのね〜)目当てで。





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Written by S.A. 
映画好きへの100の質問



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