| 2003年05月31日(土) |
コトウさんとおデート??? |
今日は午前中にコトウさんと待ち合わせし、川田綾子展でトトロ大嶋氏と合流。 そのメンツで矢萩多聞展に向かい、jinnさんとYAMATを待ちうけるも、両名の 都合が合わずにトトロ氏は熊谷へ。トトロ氏を見送った後、まだ時間があった のでその間にコトウさんと遅い昼飯を食べに外へ出て、うどん屋で休憩。
コトウさんは娘を連れているので、チェアでなく座敷のあるところがよかった のですが、昼間の銀座は子連れにはつらい街で、そんなところが簡単に見つかる わけもなくうどん屋に落ち着きました。が、ふたりと告げるなり店員はふたり 掛けのテーブルを示しました。子供がいることを告げると何だか困惑した面持ち で、しばらく待つように言われました。コトウさんは慣れているようでしたが、 子を持たぬ自分としては、客商売なのに子供がいるというだけで困った顔をする のか不思議で仕方がなかった。恐らく子連れ対応がしつけられていなかったと 想像します。デパートなんかは多くがファミリーなので、そのあたりはきちんと しつけられているのに残念です。そういう意味で家族連れにはつらい街です。 銀座は。平日ならまだしも、土日は家族連れが増える曜日だから商売としては 考えていてもいいはず。銀座という街をあたかも家族連れでは来ることを拒絶 しているようで、ねじれた銀座のイメージを与えている気がします。
ま、でもゆっくりと時間を過ごせたおかげでしゃべりたかったことを言えたし、 不思議な関係とも思われなかったし、くつろげたというか何というか。 (なにせコトウさんは自分に臆することなく娘に乳をあげるために丸だし状態 であった。周囲に他のお客さんがいなかったからよかったけど。オレ赤面。)
あいにくの天気でしたので、街をウロウロするのは娘も濡れてよくないと思い つつも、やはり子連れにつらい街には探すしかありません。お茶するにしても 適当なお店がなかったので、結局、新橋方面へ行ってスターバックスまで行き ました。スターバックスって禁煙なんですね。
それにしても今日は自分の都合でトトロ氏やjinnさん、YAMATと呼び付けてしまった ようで申し訳ないかぎり。土日はヒマしている自分とは違って、みんな忙しい中 集まってくれてありがとう。特にjinnさんに関しては眠たい目をこすりながら 掛け付けてくれて、しかも自分が気落ちしていると心配もしてくれていたようで、 感謝のひとことです。
それから川田さんの絵と多聞君の絵と同じ日に見比べることができて良かった。 感性の違いがこうも違う表現になるとは。どちらの方の絵も自分には到底表現 できないスタイルなので、評価がどうこうではなくて、ただただ尊敬です。
そんなところで今日はおしまい。YAMAT、遅くまで付き合ってくれてありがとう。
私信:コトウさん 心配していたお嬢と連絡が取れました。 無事に生きていることだけは確認できました。とりいそぎ。 それから例の件、よろしくね。
はい。今日は雨ときどき曇り。(東京地方)
| 2003年05月30日(金) |
成田有里恵さんが急浮上 |
再放送の「みかか」を聴いておりまして、どこかで見たような無いような そんな名前が出てきまして、ふと思い出してコトウさんのHPのリンクに あった彼女のHPをのぞいてみました。
これだけではピンと来なかったので、googleで検索していくつかのサイトを 見てみて思い出した。岡本真夜さんとカップリングをしていた人だ。
実は私、今は違いますが、以前岡本真夜さんのファンクラブに入っておりまして、 デュエットのための相方募集をしていた記事を見たことがありました。 そうか。その時の人が成田さんか。
そういやその時の "Love Cupids" は「97 smile」コンサート以来、 見かけることがなくなりました。気にはなっていたけど、すっかり忘れて おりました。申し訳ないことに。
それから、頭の片隅に残っていた記憶がありました。 4月13日にjinnさんとコトウさん一家(本人、旦那、娘)と昼ゴハンを ご一緒した日、この後に取材があるとか言っていたな。その取材先が成田さん だった。コトウさんの日記ログを辿ってスッキリした。自分の記憶も捨てた もんじゃないな。
やー、岡本真夜さんとコトウユウキを結んでいるのが成田有里恵さんだとは。 急に興味が沸いてきました。一度会わせやがれ。(笑)
明日お会いするでぃびぃ、コトウユウキ両名に訴えてみよう。ダメもとで。 え?まずはCDを買えってか。そうします。(T_T)
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
他の会社の役員はどうだか知りませんが、ウチの会社の役員はどうも 保身に走りがち。契約書へのサインを期待していた担当役員に事前に 声をかけて、帰りしなに席へ来てもらったのはいいけど、サインをする 直前になって自分は不適当ではないかと言い出した。あきれたよ。
まぁサインをする契約書は提携終了が内容だから、戦後処理にかかわる ものです。こういう類に喜んでサインをする人はいないんだよね。 始める時は期待もあるからオレがオレがとたかってくるものが、終了と なると話は逆。誰しもが潮が引いたように逃げて行く。逃げた本人が 指名した役員には明日お願いするつもりですが、どういう顔をするだろ うか。いい顔されないだろうし、お小言のひとつやふたつは言われる だろう。
今日は取締役会と執行役員会があって、しこたま批判を受けたことは 容易に想像されますが、だからといって任期期間中にもかかわらず責任 を逃避するなんて、全く何を考えているんだか担当役員。
気分悪いんで今日は寝ます。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
ちと今日は熱を出してダウン。 会社を休んで昼まで寝ていたら気分が良くなってきたので 調子に乗って免許の更新に行きました。
自分の場合は府中の試験場ですが、平日なのでそんなに混んで いないだろうと思い車でお出かけ。さほど待つことなく試験場の 駐車場に停めることができました。
いつもは日曜日に行くので混んで車も路駐だらけ。 だからそれに乗じて自分もろちゅうするわけですが、平日はさす がに路駐は誰もいないので、最初から駐車場に向かいましたが、 やはり平日はそれで正解です。代書屋の駐車場もガラガラ。
免許更新の手続きって、以前は用紙に写真を貼りつけていたと 思いますが、どうやら簡素化の一環で、免許証のコピーを案内所で 直接、申請用紙に焼き付けるから、通常の更新の時は免許証と通知 とお金だけを持っていけばいい。それだからかどうかは知りません が、やはり平日は列がほとんど無い。できればこういったことは 平日に行ければそれに越したことはないね。
そういうわけで帰ってきたわけですが、それでもやはり全くの健康体 でなかったので疲れました・・・・。と言っている間に本当に寝て しまいました。目が覚めると朝になっていました。これから寝ると 恐らく起きれないので、適当に時間を潰してから身支度をしよう。 では。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
| 2003年05月27日(火) |
報道は側面だけでは不充分 |
ニュースステーションはモノゴトの一面をあたかもそれが全ての如く 映し出すのが得意だから、この番組を見る場合には注意しておく必要が ありますが、一般にはそんなことを気にかけてみている人なんかいない でしょう。
とはいえ、一面を映し出しているのは事実なので認識を深めるためには いい材料にはなりますね。朝日新聞編集委員は相変わらずマトモそうで 実は偏った見方をしていますね。バランスの取れたコメントとは言えま せん。視聴者が誤解するようなことを発言しています。
ま、専門でないことでも視聴者が納得するようなコメントをするのが 仕事ですから、自分の中でも消化していないことでも口にしなければ なりません。責めるのは可哀想な面もあるんですけどね。
一方では12chのWBSなんかは経済専門ニュース番組ですから、 経済の専門家がコメンテータとして出演します。ところがコメンテータ にもそれぞれの色がありますから、必ずしも同じ意見とは限りません。
野村から転職した早稲田の植草教授と木村剛氏の議論なんかは面白い。 両氏とも落ち着いた面持ちとしゃべりが特徴なのですが、両者が揃うと 火花が散るところが面白いんです。自分は木村氏の主張を支持します から、植草氏が引き続きコメンテータとして述べる意見には懐疑的。 どうも学者の範疇を越えることができないようです。まるで他人事です。
ただボーっと見ているだけではなく、何らかの自分の思いをもって 番組を見てみると、結構出演者の色が見えてきて面白いですよ。 こんな見方もあります。そのためにはある程度の勉強が必要ですけどね。
はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)
やー。今日は1年半ぶりにあることをしました。 何をやったかは口チャック。とても恥ずかしくてひと様には言えません。(笑)
さて今日の夕方6時過ぎに2分を超える地震が東京で起こりました。 いつまでたっても止まない横揺れ。大きくはありませんでしたが、恐らく どこかで大きな揺れが起きているんだろうと思いきや、喫煙室にいた同僚が 「岩手で震度6!」 と言って席に戻ってきました。戻ってくるやいなや電話をかけだして、 どこに電話をするのかと見ておりましたら、岩手にある客先へ状況を聞く ためでした。でもやっぱり状況はよろしくないようで通じない。
神戸の時もそうでしたが、地震直後はインフラがいかれます。 こういった時にメーカはどうすべきか、何をすべきかということを考えます。 納入した設備が壊れていないだろうか、社員の皆さんは大丈夫だろうか。
生産設備を保有する企業は、災害が起こったら何が一番やりたいかというと、 もちろん家族の安全の確認は大事ですが、その次に職場の復旧。その復旧の 方で何らかの貢献をするためには、機動的な行動が必要なんですが、あまりに 周囲から集まってしまっても地元の人たちが身動きできないのでは意味なし。 行ってかえって迷惑にならない時期に行くべきだから、少し様子を見ることも 大事。なるべく早い時期に行動できればいいんだけど。
まずは現場で対応してもらって、そこで対処できないことに協力する。 こういうときに商売っ気は抜きでやりたいもの。ウチの会社でも名古屋で水害 が起きた時に通信系が水浸しになったので、IBMが無償で復帰に協力して くれたという話を聞きました。なんでもかんでもそういうことができるわけ ではありませんが、せめて大事な客先にはそのような協力はしたいもの。長い 付き合いをしたいのなら余計にそうですね。
岩手を中心とした東北地方の方々。お見舞い申し上げます。
はい。今日は雨のち曇り。(東京地方)
| 2003年05月25日(日) |
コトウさんはヒザ痛、自分は腰痛 |
今日はちょっと行きたいところがあったんだけど取り止め。
さて、コトウさんのヒザ痛に合わせるように、自分は今、腰痛です。 とはいえ鈍痛だからノタ打ち回るほどではないんだけど。 今日の日記はコトウさんをイジメるために書いているわけではない のであらかじめご了承願いたく。
この腰痛は長いもので、学生の頃からだから、かれこれ17〜8年 になるかな。体育でバレーボールをやって、恐らくその時に痛めた 上に、夕方からは合気道の稽古だったので、さらにそこで体を痛め つけたので、一気に痛みとなって出たようです。 (どうやら板張りの体育館でバレーをすると着地の仕方によっては 腰への負担が大きいそうです。そういえば厚手のシューズは履いて いなかったなぁ。)
その日は何とか地下鉄と電車とバスを乗り継いで自宅へ帰りました が、翌朝は目が覚めても起きあがることができない。起きあがれな いんです。寝返ることもできないんです。朝ご飯の時間になっても 起きてこないから母親が呼びにきまして、その時に涙ながらに訴え ました。
「体を動かして・・・。」
起きれなくて不甲斐ない息子を見て、母親は父親を連れてきて、 近くの整形外科へ車で連れて行くことにしましたが、起きあがるのも 涙、その車に乗るのも涙で、とにかく体を動かすことが苦痛でなり ませんでした。その時の診察は急性腰痛(つまりぎっくり腰)でし たが、それは腰椎がズレたからなのかどうかは分かっていません。
その時はとにかく痛みに耐えかねて、医者と相談の上、痛み止めを 注射することになりました。ただ、痛み止めには副作用があって、 注射をするとその周辺が固まってしまい、腰を曲げにくくなります。 痛み止めを打った翌日から稽古に出ましたが、事実、稽古前の柔軟 運動では前屈ができなくなっていました。90度がいいところ。
急に元通りにすることは体に良くないから少しずつ馴らしていき ましたが、痛み止めはあくまで一時的なものなので、やはりまた 痛みが出てきました。だから整体にも行ったし、針も試したけど、 結局はなにもせずに(つまり学校へ行かない)部屋でじっとして いることが一番の養生でした。
その後は腰痛で学校を休むことはなくなりました。恐らく腰に気遣っ ていたし、稽古で体を鍛えていたからでしょう。一般的に腰痛は 腹筋と背筋のバランスが悪い人のなる怪我だそうです、自分の場合 は恐らく背筋の弱さから来ているものと思います。だから稽古の時 には背筋を重点的に鍛えていました。
そんな時代から20年弱も経つと、体が慣れてしまっているので しょうか、激しい痛みではなくて鈍い痛みが出てきます。まさしく 慢性腰痛です。これまた普段は痛くないから厄介です。でも長いこと こんな体と付き合ってきましたから、何をしたら痛くなるのか、痛く なったらどうしたらいいのかを経験的に覚えています。この腰痛も 自分の体のひとつになっています。だから痛さも特別なものではあり ません。あ、また痛くなったって感じ。
いつ何時自身が痛い思いをするかもしれない。 だからこそ正しい知識を持っていた方がいいのですが、結構誤解を していることもあります。それから、誰しもが小さくても痛い思いを したことのない人はいないと思いますが、それを自身にフラッシュ バックして痛い思いを呼び起こさなくてもいいんじゃないかと。
さて、今まで「痛」という文字が何回でてきたでしょう?(笑) 見ていて自分まで痛くなってきたらごめんなさいね。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
| 2003年05月24日(土) |
素晴らしいプレーを称えるメジャーリーガー |
昨日の試合で新庄がセンターからの返球でホームでのタッチアウトを 取って試合に抑え勝ちしたあと、プレーヤーたちが素直に喜ぶ姿を 見て、あぁこれがアメリカだと思いました。
チームが勝利するためには個人の貢献が必要だ。 でも個人の派手なプレーが必ずしも勝利をもたらすとは限らない。
評価の重点はあくまでチームの勝利にどれだけ貢献したかであって、 どれだけ個人が目立ったプレーをしても、作戦と違うことをやって しまっては反感を買うだけ。これではチームの雰囲気も悪くなります。
チーム方針に個人は埋没しろというのは後ろ向きな考え。 チームに貢献するためにどれだけ個人の能力を発揮させるか。
埋没するのではなく、引き立てるのです。 個人の輝きは必要ですが、それが目的ではない。結果オーライでもない。
個人の目的とチームの目的は必ずしも同じではありません。 それは企業においても同じこと。だから組合が存在する。
個人が輝くためには、結果を評価して収入面で反映してあげることが 必要になります。そのためには、その人が属するチームやら企業が 業績が良くなくては輝きに見合った報酬は得られません。集団に属して いる以上は、その集団の利益が一番で、個人はその次です。もちろん 集団の中での輝き具合によっては個人に差が出てくるので、輝きを衰え させることは個人にとって不利だから、集団に属している以上は輝きを 保つことが個人にとってはより有利な条件を獲得できることになります。
要するに個人の輝きは個人のために使うのではなく、集団のために使う ことを念頭に入れて、時には自身では輝いたとは思わないことも、集団 からすれば輝いて見えることもあります。
細かいことは組織論の専門家に譲るとして、組織には組織の、個人には 個人に求められるものがそれぞれあるということです。個人だけが大事 なら、新庄の光るプレーに他の選手が賞賛を送ることはしないでしょう。
チームが勝つからこそ自分の収入が上がるという現実をメジャーリーガー たちはよく認識しているということでしょうね。これを文化の違いという ことで済ませていいのだろうかといつも考えています。 企業の1歯車として。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
はぁ、疲れた。 でも一応、自分の山場は過ぎました。 山場は過ぎたとはいえ、これからしばらく戦後処理のためにあくせくと 働かなければならない。いつまで続くやら・・・。
仕事はさっさとは終わりませんでしたが、8時半頃に切り上げて会社の 前に停まっていたタクシーに乗って赤坂の全日空ホテルへ向かいました。
今日はレガシィのフルモデルチェンジの発表会。 レガシィ所有者の自分はディ−ラーから招待状をもらっていたので、東京 スバル主催の発表会に出向きました。っちゅーか、全日空ホテルの場所が よく分からんからタクシーで行ったのはいいのですが、帰りはどう帰ったら わからないまま会場へ入りました。
会場に着いたのは9時前だったのですが、こんな時間でもまぁ人の多いこと。 地下の宴会会場を仕切っての発表会でしたが、本当に盛況でした。この機会 に買えないにしても、そのうち買いたいと思っているレガシィユーザで一杯。
自分はといえば今年の年末に車検を迎えるわけですが、今まで6台乗り換え てきて一度も車検を向かえたことのない自分には、収入減による支出の削減 は避けられないところで、どうするか悩んでいます。買うなら次もレガシィ と決めておりますが、今回のフルモデルチェンジでどうなったのかを良く 見てから考えようかと思い、とにもかくにも見てきました。
レガシィも他のメーカの車に負けないぐらい丸みを帯びたボディになって いて、少しずつズングリしてきたかなぁといった感じ。外観は別にして、 特に大きく変わったかなと思うのは、ターボエンジンのATミッションに ようやく5速を採用したこと、エンジン回りが高級感漂うこと、コーナー ランプがサイドミラーに付いたこと、そしてB specに18インチタイヤ が採用されたこと。B4だけどね。
鋼鈑の張り付けが見れるフレーム構造だけの見本を見ましたが、これだけ よくベタベタと張り付けたもんだと思いましたが、あれだけ張り付けないと 強度が保てないのかとも見えて、一体よりも溶接をした方が強度が高くなる というのは本当なんだなと思いました。要所に高強度鋼鈑も使われており、 一見分かりませんが、使われているというだけでも安心感があります。
ああいう場ではいいことばかりが並び立てられますのでその気になるのは 仕方がりません。そんな中でどれだけしっかり見れるかが買い手の能力。 前作よりも良くなっているのは確かなので、あとは懐との相談。うーむ。 贅沢できないから、指をくわえて見ているだけかな。恐らくしばらくしたら マイナーチェンジを迎えますから、その時に考えよう。
週末土日はディ−ラーごとの展示会。面倒だから落ち着いてから見に行こう。
はい。今日は曇り。(東京地方)
以前はピンとこなかったことですが、女性の履く靴・サンダルで 先がトンガっているやつはカワイイです。先が丸いヤツや四角い ヤツには魅力を感じなくなった・・・。
個人の趣味なのか流行りなのかは自分にはまるで分かりませんが、 特にベージュのものには魅力を感じます。電車の中でそう思いました。
陽気が良くなってきて淡い色に爽やかさを感じているのでしょうか。 自分の趣味が変わってきているのでしょうか。
以前はオヤジのスケベ根性で腰のラインとか胸元とかに目が行って いましたが、今では足元に女性を感じています。
もしかしてこれは足フェチか?(苦笑)
今日は誕生日でしたが、男ふたりでマグロを食っていました。 特に大意はありません。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
アメリカではデフレ懸念が増加してきました。 一方、FRBは積極的な政策を打つ様子は見えません。 とはいえ動きの早いアメリカですから、やると決めたら早いでしょう。 恐らくそのタイミングを見ているんじゃないでしょうか。
日本といういい(悪い?)お手本がありますから、大きく間違った ことはやらないでしょう。マクロ面で言えば、双子の赤字が拡大基調で あるうちはドル安金利安でしょうから、穏やかにやるか急激にやるか、 手法にかかっていますね。
円はまだまだドルに大きく影響されますから、いくら円安容認をしても 効かないでしょうね。日本政府の舵取りも難しい局面です。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
| 2003年05月20日(火) |
情報の不一致はここにも |
他人の思考プロセスは理解しがたい・・・。
というわけで、ウチの上司はパワーポイントを活用します。 オレは設計出身だから絵で書く方が理解しやすい。事務屋のように文章 では理解できないんだ、と。
絵で説明するためには簡潔にしなくてはなりません。 文章だとタラタラとながったらしく説明するところを、目で見て分かる ようにするためには、要点をいかに分かりやすく示すことができるかに 尽きます。これが意外と難しい作業です。上司はそれをサラリとやって のけます。そこは彼の能力が優れている点。理解しているようでも絵に 書いてみるとなかなか整理しにくいもんです。
定型的な仕事の流れならば、複数の人間が理解しているので認識の共有 を促がすことがやりやすい。でも、利害の対立する複数の当事者が存在 する中で、お互いの求める方向が違っていても、全体として進むべき道が 同じであれば、事情はそれぞれあるにしても、当事者全てが同じ理解で 事を運んで行かないとうまくいくこともダメになります。そして理解不足 を理由にできない言い訳を始めてしまいます。これじゃ仕事にならん。
ただ、それぞれの求めているところが同じならば、腹を割った正直な議論 が展開できますが、求めているところが違うなら、正直が仇になる場合が あります。つまり不信感とか不安を増長させてしまい、後ろ向きな心理を 呼んでしまうことになります。特に仕事を任される側としては。
だからわれわれが経験則として失敗の教訓を教えてあげたいところでも、 あえて知らせない方がいいこともあります。ものごとを進めるためには。
引き継いでもらうわれわれとしては、いかにスムーズにものごとを運ぶか に重点を置いており、どれだけきちんと引き継げるかではありません。 悪く言えば押し付け。ただ、時間は決められているので、時間をかければ いいというものでもありません。だからこそ相手に不信感を覚えられては こちらとしてはスケジュールが守れないので困る。もしかすると、相手は 諦めて逃げてしまうかもしれない。逃げないだろうとタカをくくっては ダメです。常に最悪のケースを頭に入れながらクールに対処する。
少々連絡の行き来がよくないので同僚がイライラしています。 明日は少し構ってあげよう。作りものの仕上げも明日には終わるだろうし。
はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)
| 2003年05月19日(月) |
植草教授は意外と頑なだった |
りそな銀行への公的資金注入の話題は昨日申しましたが、アメリカの 金融新聞系は、「政府は改革ではなくて現状維持を選択した」と、 批判がきついです。
要するに悪い銀行は潰せと言っているんです。 WBSで植草教授も株主責任を問えと言っているのは長銀や日債銀の ような株価ゼロのプロセスを通して国有化しろと言っているわけです。
自己資本が不足するたびに公的資金を注入し続ければいつまでたっても 破綻はありえないわけで、それによってモラルハザードを引き起こすと いうのが植草教授の言い分。
一方、木村剛氏は当たり前のことを当たり前に処理しただけだといなす。 ことさら騒ぎ立てて不安をつのるのはいかがなもんかと批判する。
植草教授と木村氏の大きな違いは、植草氏は批判して止める方向、木村氏 は前向きに少しずつでも良いことを進めて行く方向、ということ。植草 教授は甘いマスクの割りには強い主張をする人ですが、悲しいかな、木村 氏は政府の政策に関わっているけど植草教授は1大学教授に過ぎない。 この立場の違いは大きいです。植草教授は野村から早稲田へトラバーユ した人です。学者肌です。政策実行を求める方向性はないですね。
悪いことを悪いと批判するのは誰でもできますが、じゃあ何をすればその 悪さ加減を解決できるかという提案をし、そして実行していかなくては 政策でもなんでもありません。ただのボヤキです。どうも植草教授はその ボヤキの部類なのかなと感じてしまいました。そういう意味では竹中大臣 は、実行を伴った学者であるといえるでしょう。
一気に解決(変化させる)することは政治として非常に難しいこと。 意見としては植草教授のような強行的なものもあるでしょうが、実行の 可能性としては難しいんです。頭の固いおじいちゃんを動かすのは相当 労力がいるんです。彼らが動いてくれなければ(少なくとも黙っていて くれなければ)、政策は前進しません。ベストな方法はあるのでしょうが、 それを主張すると強硬に反対が出るわけで、実行の道どりは遥かかなたへ 遠のいてしまいます。何年も先まで実行できるかどうかわからないことを 待ってくれる人もいないでしょう。
木村方針を支持します。
はい。今日は雨のち曇り。(東京地方)
| 2003年05月18日(日) |
やっぱり小泉内閣支持 |
今日のサンデープロジェクトでは、銀行のあるべき姿と称して特集を組んで いましたが、これは敢えて特集を組むまでもなく当たり前のことですが、 「企業の育成」ですよ。リスクを正しく査定して、銀行としてしかるべき 金額の資金を提供する。貸し出すからには収益をあげることが前提だから、 その企業が収益を上げるために銀行としての経験やノウハウを提供して、 企業収益のバックアップをする。企業も銀行へ経営内容を正しく提供して 情報の不一致がなく、お互いに信用をするところがスタートになります。
UFJ銀行の寺西頭取(銀行協会元会長)は企業の再生が銀行業復活のカギ となる旨を主張しておりますが、そもそもその前提となる企業への融資姿勢 をどうするかという観点が抜けている。お客様の観点で、というならば、 やはりその原点である企業への融資姿勢が健全でなければ、落ち込んだ状態 からの再生という結果からの解決をしようとしても、銀行の復活ではなくて ただの取り繕いとしかいいようがない。これで仮に銀行収益が上がったと しても、新規融資に付いては手を付けていないわけで、新たな資金需要の 開拓による収益増加ではありません。
その中で、多摩中央信用金庫の行っている、「融資に格付けは関係ない」 という姿勢は評価できると思います。トップの考えは、破綻懸念先に融資 するためには自己資本比率を犠牲にしなくてはならないが、大手銀行のよう な自己資本比率にこだわる姿勢は企業の再生、育成に対する阻害であり、 恥ずかしいと思う、ということ。リスクテイクを恐れない姿勢です。
じゃあ、こういったことは今までなされていなかったかというと、そうでは なくて、金融庁の検査マニュアルができるまでは、貸し渋りや貸し剥がしは 表だって存在していませんでした。もちろんそれらは個々には存在しました が、全国的に銀行業界が並んで行ったのは規制ができたからです。これが なければバブル崩壊によって潰れた企業への融資の回収不足は、いつまで たっても表面化してこなかったでしょう。
つまり新規融資を行った銀行の姿勢は健全だったのですが、その貸し出しの 担保を事業計画による収益見込みではなくて安定であると信じていた不動産 に求めたこと、それから過去の失敗を隠匿する体質であったことが不健全で あったわけです。融資姿勢の過ちで損が出たならば、それを正しく計上し、 しかるべき処置をするべきですが、それを隠し続けたことが今の不良債権 問題になっています。いわゆる問題の先送りです。銀行側の言い分としては 先送りせざるを得なかったということになります。莫大な損金の計上をする ことで信用ががた落ちになるから市場から突き放されることになるからね。
会社の経営が傾くような行動よりも、穏やかな処理の仕方は誰もが望む方法 であるわけで、特に収益の上がらない状況になってからは、その姿勢がより 強くなるわけです。政府はそのやり方が甘いと言っているわけです。国民の 知りうるところになってしまっては、政府も動かざるを得ないよね。
ただ、建前としてはやはり企業の健全な行動は当然なことですから、それを チェックする体制が整っている、つまり情報の正しい公開が望まれることに なります。また、それを評価する指標を作成することになります。
目先の正しい行動はデフレ圧力。でも中長期的には景気回復に向かう方向。 このバランスをいかに適切に舵取りして行くかが政府の介入するところと なるでしょう。だから構造改革や不良債権処理は止めるわけにはいかない ことであるし、止めて先送りしても、より状況は悪くなるわけだから、結局 これらはやらずして将来は明るくならないわけです。そういうことを感じた 国民が小泉首相を推したわけで、これは論理的には理解していなくても感覚 としては当たっているんです。
経済の教科書には、景気の回復をするために政府が国債を発行して公共投資 を増やしたら、いずれ増税が待っているとして消費を控える行動に走るから 景気の回復はその消費の控えと相殺されて実現しないとあります。この行動 と基本的には上記の感覚は同じであるわけです。
ケインズ政策はデフレギャップの原因を問わない短期的な需要の回復を狙う 政策ですから、短期的な処置を長期に渡って行えば、そのうちに効果がなく なってしまいます。残るのは将来への不安材料となる国債(つまり借金)に なるわけです。デフレの原因が需要の低下でなければ、いくらケインズ政策 を行っても効果は現れません。この原因を小泉内閣は構造的な仕組みに見出 したわけで、ここに手を入れることは個々人には確実に痛みを与えます。 だから小泉首相は国民へ痛みを表明した。国民はそれを受け入れた。
いまだに需要の低下の原因を特定しないで、単に収入の減少に手当てをする 論調には飽き飽きしました。バブルの精算をしないで目先の対処だけに走る 政治家やエコノミストは信用に値しません。自分はそう思う。
需給ギャップが存在するのではなくて、需給ポイントが下がったというか、 伸びが止まったんですのです。いつまでも潜在成長率の伸びにこだわるのは 止めて欲しいです。
ちなみに、需給ポイントのことを潜在成長率といい、それが戦後ずっと右肩 上がりだった。これを経済成長と呼んでいます。実はバブル期の前から成長 率が止まっていたわけで、これを察した日銀のプリンス達が、成長率の静止 を阻止するために窓口政策で民間への融資を銀行に強要した。それが異常な バブルの要因となって経済が過熱したわけです。経済成長もそろそろ落ち 着きを見せていた時にこういった異常な融資をしたがために民間は、そして 役所も同調して、異常な行動に走った。バブル前にはすでに経済成長が横ばい になっていましたから、そのレベル以上の融資はすべて過剰融資なわけです。
その過剰分が資産の異常な評価増となり、そして元の姿に戻った時には不良 債権と化しているから、リストラ分を差し引いたとしても恐らく100兆円 近くの融資分が不良債権と化しています。これを消化するために、政府は 企業に介入できないから銀行を窓口として指導をしていると考えれば、銀行 に厳しい規制をかけて、それぞれの取引企業を正しく査定する行動は、政府 が狙っている不良債権処理のスキーム通り。
銀行が一義的に叩かれていますが、企業側が健全にならなければ銀行にとって 損失の計上をすることなく貸倒引当金も減らないわけだから、政府は銀行を 通して企業の構造改革をしていることになります。その受け皿として産業再生 機構を作って企業再生のお手伝いをしているというわけ。
まぁ、そういったことで「バブル以来最低の水準」なんていう言葉には 意味がないと思っています。異常な高揚を正しい上昇だと言うのなら、 バブルの正当性を説明して欲しいし政府の経済政策の舵取りミスはなかった と説明して欲しい。それができなければバブルは異常であり、その期間の 動きは比較するに値しないと言うべきです。小泉内閣はその大きな要因と して、特に官庁の構造的な問題を認めたわけですから、それに後押ししなく て何に解決の道を求めようか。つまり構造改革は役所に対して、不良債権 処理は民間に対して改善を求めているわけです。
バブル期の清算なくしては経済成長はありえない。そう思います。 あとはそれを推し進めるためのスケジュールを阻止しようとする人の口を ふさぐ手立てが欲しいところです。終わりが見えてこないのは、これらの 人たちがいるからです。さっさとやれば、さっさと終わるのです。まるで 子供が注射を嫌ってギャーギャー騒いでいるのと同じことをしている大人 たちがいるわけです。麻酔をして手術をするか、痛み止めだけを飲んで傷口 の自然治癒を天に祈るか。医者はヤブかもしれませんが、この世に専門家が いないわけですから、まさしく臨床実験ですね。腐って切り落とすのを待つ 方を選ぶか、後遺症は残ってもケガをする以前に近い状態まで回復するかは 医者次第ですが、融通の利かない従来の術式しかやらない医者に比べれば、 他の人にはやれないことをやってのける新米の医者の方がまだマシだ。 いろいろと異論はあるでしょうが、とにかく竹中大臣がんばれ。
はい。今日は曇り。(東京地方)
| 2003年05月17日(土) |
資金注入決定、それから・・・。 |
「大手金融グループのりそなホールディングス(HD)が17日、公的資金注入の 申請を決めたことを受け、政府は同日夕、預金保険法102条に基づき初の 「金融危機対応会議」(議長・小泉純一郎首相)を招集し、HD傘下のりそな銀行 への資本注入を決定した。申込期限の30日まで申請を受け付けるが、注入額は 2兆円を上回る規模となる見込み。 日銀も同日夕、りそなへの特別融資の実施を決め、資金繰りを支援。政府・日銀は 一体で金融危機防止に全力を挙げる方針だが、大手行が実質的な政府管理に入る ことで、金融システム不安が拡大する懸念もある。 大手銀行に対する資本注入は、金融早期健全化法に基づき、優先株などで注入した 99年3月以来4年ぶり。昨秋策定された金融再生プログラムに基づく「特別支援 金融機関」の適用第1号となる。」 (時事通信)[5月17日23時3分更新]
りそなはあさひ銀行(旧埼玉銀行)と大和銀行の合併銀行。 どちらも地元密着型の都市銀行であるのですが、いわば地銀の発展型にすぎません。 あさひ銀行は地理的に東京に近いこと、大和銀行は信託業務をかかえていることが 強みではありました。でもそこが本業の戦略に焦点が絞られなかった大きな理由で あり、結局は地域密着という本来の姿に帰結してしまったという悲しさがあります。
銀行のみに公的資金が注入されるスキームが存在しますが、これは明らかに銀行は 公的な企業であることを意味しています。金融システムの根幹を担っているから。 人体でいうと心臓の機能をしている銀行ですから、ここがおかしくなると人体の 全ての機能がおかしくなってしまうという重要な位置付けにあります。血液は現金 に置き換えることができますが、心筋梗塞が起きてしまうとまさしく人体にとっては 致命傷になるわけで、銀行の不健全性は企業や個人の生活を脅かすことになります。
銀行には金融庁が公的資金を、企業には産業再生機構が介入することで再生させる スキームを作りました。どちらも我々の税金が資金として活用されます。マスコミ では公的資金の方がよく報道されていますから、銀行と公的資金のことは耳にした ことはあるんじゃないでしょうか。
銀行も企業もその取引先の数の多さで信用収縮あるいは信用拡大の影響が出てきます。 銀行の取引先の数は企業のそれとは比較にならないほど多く持っています。企業は 選択と集中を推し進めるため、取引先の数を減らす方向にあります。だから余計に 銀行の担う役割は大きくなってきています。どういうことかというと、企業対企業の 信用は相手企業の信用に影響されますが、銀行対企業では多数対1の関係にあります。 1企業は優良でも1銀行の不健全正のために多数の企業が信用を無くすことがある というのが銀行の関与する金融システムの怖いところです。銀行の公的使命が大きい のはこいうところにあるんです。政府が1企業である銀行に公的資金を使用すること にしたのもこの背景があります。1企業に政府が関与するのはおかしいという指摘も ありますが、いざという場合のバックアップを誰にもできない仕組みでは、金融機関 だけでなく、信用収縮という経済的な効果の観点からも見逃すわけにはいかない。
金融機関の検査基準強化や企業の時価会計の強化が進むことで業績への影響が懸念 され、そこから市場への懸念が転化されるといいますが、そもそも悪いところが あるのかないのかという情報の不一致という側面で相手方の担保を要求していた 仕組みそのものが不良債権の増加を促したことになっていると思います。つまり、 企業の業績に対する情報の提供に全くの信用を置いているわけではない、個人の 信用にリスクを感じるからこそ銀行は担保を要求する。その情報の中身に信用が 置けるようになれば担保要求することなく情報によりリスク算定をして金利を設定 すればいいのだから、担保を取る必要もなく、不動産神話もなくなる。貸出金利とは 相手方の信用度合いによって設定されるものだから、本来の金利設定に戻ることが できるのならば、バブル時に発生した不動産神話は起こらないことになります。
そもそも銀行の貸出姿勢がバブル前に不健全になったのは日銀の窓口規制が背景に あったのですが、このことについては以前に言及したので今回は省略します。 銀行業界は日銀のこの窓口政策にやむなく対応したわけですが、資産価値として 一番安定していた不動産に貸出を紐付けしたところまではよかったのですが、その 商品設計に問題があったことになりますね。価値が変動する不動産に当時の価値の 満額で貸出を行ったことが問題でした。問題の根源は日銀でしたが、それを具現化 させた銀行のやり方にも問題があったわけです。今はそのマズさを一生懸命に修復 している最中。アク出ししながら経営責任を取らせることは正しい行動だと思います。
短期的にはデフレ圧力になりますが、長期的にはやらなくてはならないこと。 破滅的な危機に陥ることでなければ辛くても実行すべきこと。これに手を付けなかっ たバブル後の失った10年を省みると、今行わなければ永久に行われないでしょう。 辛い目に会わずしてアク出しはできません。小泉内閣がやろうとしてなかなかでき ないのは、この辛い目に会うことを拒否している政治家、国民の反対に直面して いるからです。だから予定が予定でなくなっている。予定通りにならなくてそれを 約束違反として潰しにかかる。こういった不健全な行為があるからいつまでたっても 構造改革は成し遂げることができない。
構造改革とは仕組みを変えることと個々人の意識の変化を促すことですから、従来の やり方や意識を変えないならば構造改革は不可能です。今までのやり方とは違うから それは間違いだとするのではなくて、正しいか間違いかは客観的に見てどうなのかを その都度判断できる能力も必要になってきます。その時の時流に流されることなく。
少なくともデフレ対策に関しては従来の成功事例なんかは存在しませんから、従来の 対処療法では傷口が悪化することになります。目先の景気回復を狙った財政支援は 国や地方自治体の体力を落として長期的な借金の増加を促がすことは見えています。 将来の不安を増加させていることですから景気回復とは逆行したことをしています。
10年経過してようやくバブル崩壊の仕組みが解き明かされようとしています。 これからはその対処をするステージに入りました。長期的な不安を増加させること なく景気回復を促がす処置をしなくてはなりません。だから国債や地方債に代わる 資金調達あるいは資金発生方法を考えなくてはなりません。そのひとつとして考え られているのが政府通貨の発行。日銀のバランスシートを悪化させることなく資金 を発生することのできるこの方法。政府には出せるカードは残っています。
ちなみに紙幣は日銀紙幣、貨幣は政府貨幣です。 問題は円の価値の低下により為替に影響が出ること。 政府通貨の発行には為替問題も含めて検討すべきことがたくさんありますが、それ 以上に短期的に効果のある方法を考えている時間はないということ。恐らく政府に 具申している人はいるのでしょうが、それを取り上げないということはそのリスクが 大きいと感じているのでしょう。そろそろ国会審議でも取り上げて欲しいですね。
長くなったので今日はこのへんで。
はい。今日は曇り。(東京地方)
今日の会社での会議についてはいろいろと言いたいことがりますが、 ここでは割愛しましょ。長くなるんで。
さて、ウチのすぐ近所に水道道路という道がありまして、その道沿いに 野火止用水があります。この野火止用水には鯉が放流してあって、夜に この側道を歩いているとガーガーと鯉が鳴き声をあげることがあります。
始めの頃はこの音が何なのか分からず、カエルの鳴き声かと思っていま したが、カエルにしては鳴き声が穏やかなので、流れをジーッと眺めて いたら、何やら赤とか黄色とか黒とかが動いているんですね。
夜だとそれが何かが分からなかったから、朝の通勤時に確認してみると 泳いでいるじゃないですか。鯉がウヨウヨ。気にも止めないような流れ ですから、まさか鯉がいるような流れとは思いませんでした。
鯉の放流というと、実家のある久留米の市街地を流れる池町川という 川が流れていまして、そこにも鯉が放流されています。この川はかつて ドブ川で有名でしたが、ある時から筑後川の水が流れるように通水して 見違えるように水質が変わりました。変わったといっても筑後川の中流 の水ですから、遠目には緑色なんですが、小さな池町川の水深の浅さでは 川底がちゃんと見えるぐらいのきれいさに見えます。で、水質の良さを アピールするために鯉を泳がせたといいます。でも鯉って水質の悪さに 耐えられる魚ですから、決して鯉が泳いでいるから水質のきれいさを示し ているとは言えないのですけどね。色付きの鯉が泳いでいるのを見ると 視覚的に訴えるものがあるから、それだけでも良かったのかな。
そういえば品川区を流れる立会川にボラの大群が押し寄せた時のあの色は なんとも気持ちのいいものではありませんでしたよね。あれがカラフルな 色だったらもっとイメージが違ったんでしょうけどね。
立会川の場合は自然の回帰を示していますが、池町川の場合は人工的に 泳がせているわけですから、鯉以外の淡水魚が流れを遡ってくるなんて ことにはならないんでしょうね。この川で生まれた魚でない限り。
ま、そもそも野火止用水は魚が住んでいた川ではなく、武蔵野台地の 水はけの良すぎる土壌に水を供給するために人工的に作られた用水です から、昔の人が見たらびっくりするかもね。畑に水を引くために作られた 用水に鯉が泳いでいるよって。今ではその役割が終わりを迎えています から、ただの小さな川に落ちぶれてしまっていたので、街の観光化に 一躍噛んでいると思えばこの鯉の存在も理解できないでもないですね。 そういうところに田舎を思い出すのでした。
はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)
| 2003年05月15日(木) |
同僚の楽しみはオレの話題? |
そろそろ仕事を切り上げて帰ろうかなと思っていたところに同期入社の ヤツから電話があり、同期会をやっているから来いよと言ってきた。ま、 どうせ2,3人でやっているんだろうと思ったし、久しぶりの飲みだから いいかと思い、ホイホイと繰り出しました。
出向いたところで言われるだろうことは予想していましたが、まぁあそこ までその通りに言ってくれるとはね。いい加減に嫁さんもらえよって。 こっちだって好き好んで一人身でいるわけではないので、その話題には 多くの時間を割かないようにさらっと逃げました。人を批判することは 簡単だけど、その人の身になって考えるとそう簡単にはいかない年齢に なっていることは言っている本人も分かっている。自分らだって20代の 勢いがなくなっていることはよーく分かっている。
結婚して子供ができてしばらくして落ち着いてくると、どうしても家庭内 の話題がなくなって外に話題を求めるらしい。だから同期の一人もんの ことを話題に上げて責めたくなることは分からないでもないけど、それを 聞いているこちらはいい気分にはならないよね。
そんなことはいいとして、同期の一人のヤツの知り合いらしき人間が近く の席にいて、店も閉店の時間になり駅まで一緒に帰っていたのですが、 「しむちゃん(仮称)は新居浜では有名でしたよ。」 と声をかけてきた。オレ、そいつのこと知らないし覚えていない。(苦笑)
聞いているとひとつ下の入社らしい。で、どうもしばらくは同じ会社の寮に いたらしい。でも覚えていない。名前を覚えてくれていたことはありがたい ことなんだけど、こちらが全く記憶にない人間から名前を知られているって いうのも何だか気持ち悪いよね。本人には失礼だけど。
本人たちは同僚ふたりとつるんで2次会に行ってしまいました。 自分はもうひとりの同僚と一緒に帰りました。
明日は大事な会議があるのでさっさと寝ます。んじゃ。
はい。今日は雨ときどき曇り。(東京地方)
今週の金曜日に提携先と引継先とで第2回目の3社会議が行われます。 それに先だって、確認の電話を提携先のマネージャーがしてきた。
用件は同僚に伝えたいようでしたが、あいにく離席中だったので自分が 用件を聞きましたが、そのついでに引継先との契約は進んでいるかと 聞いてみたら、まだまだ先は長いようです。
というのも、提携先は装置メーカ、引継先は技術系の人材派遣会社。 引継会社の当初の狙いは従来通りの派遣請負であり、装置販売までは 手を伸ばさないことでした。でも商売としてサービス業務と装置販売 を別会社が行うなんてことは、サービスを受ける側としても、装置を 売る側としても、情報の横通しができないことに加え、責任の所在が 曖昧になってしまうという不都合が起きます。その他にもいろいろと 不都合なこと、あるべき姿でないことがあります。
装置販売に関しては大きく分けて、装置の新規販売、メンテ業務、 それからパーツ販売があります。これらを切り離して商売することが 非常に難しい、つまり客先にとっては改悪であることは明白です。 ひとつは窓口が増えること。それからもうひとつは装置導入の有利性を 社内的に説明できなくなること。イニシャルコストの回収をランニング コストの低さで説明できることも、これが切り離されるとイニシャルの 大きさだけが目立ちます。ということは、新規の装置販売にも影響が 出てくるということなので、販売側にとってもメリットがない。
組み合わせではなくてあくまで一体で装置販売からアフターサービス まで行うことで初めて装置導入のメリットを説明できるはずです。 どちらの会社もいくら優秀であったとしても、所詮別会社ですから、 それぞれの方針に基づいて行動が決められますから、必ずしも両者の ベクトルが一致するわけではありません。それでは客先が望むサービス を提供できるとは言えないことは誰が見ても理解できる。
ただ、批判はいくらでもできますが、ウチの会社としてはとにかく どういった体制になるにせよ、提携が終了したわけだから早期に手離れ できるように進めていかなければなりません。こちらはこちらの計画が すでに進行しているわけですから、この引継作業で手間取るために、 こちらの計画を遅らせるわけにはいかないからです。
どうやら3社ともにお互いの腹の探り合いの様相ですから、金曜日の 会議の席では下手な発言ができないと予想されますが、恐らく自分は そんなつまらないことで時間を費やすぐらいなら、こんな引継作業は やめちまえと言いかねません。そして提携先が装置販売そのものを 止めてしまうことも可能性としては否定できません。上司が一番恐れる ことはこのことです。だから自分は感情に流されないで冷静に対処する ことに努めなくてはなりません。理想の姿を求めるだけでは引継ぎが うまくいかない場合もあることを肝に銘じながら。
自分は見た目の落ち着き方とは違って結構短気ですから、口を出さず にはいられなくなるかもしれません。当日は司会者に徹して、発言は 差し控えるようにしようかな。すべては結果が悪くならないようにする ためのものなので、自分の意見が通るかどうかは二の次。
現在、引継ぎにかかる費用の試算をしている最中。 多少のコスト発生よりも早期手離れが最優先課題。撤退遅れのリスクの 方が目先のコストよりも大きいことは経験上立証されています。計画の 主導権を相手に握られないことが重要なので、とにかくジーッと様子を 見ながらどう出るかをその場で考えることにします。
はい。今日は曇りのちときどき雨。(東京地方)
| 2003年05月13日(火) |
小泉首相は意外と人格者?かもよ |
12チャンネルのWBSで「小泉内閣を支持しますか?」という質問が なされていますが、自分の答えはもちろんYES。
常々言っておりますが、国民に厳しいことをすると公言した首相は いまだかつておりません。その公言が実行されていないからといって、 その実行力のなさを批判する人は、小泉首相の公言を支持した人であり、 国民が血を見ることを、更なる不況を覚悟した人です。一方で、首相の 経済政策がそもそも間違っていたと言う人は、いわゆる抵抗勢力の人。 国民が痛い目に会うことを避けようとした人。
どちらも卑怯ですよね。政策実行の継続性を途中で諦めるなんてのは ポリシーの問題だけでは済まない政治家としての信頼性の問題。一方、 難しい政策運営を行っている内閣の成果がなかなか出てこなくて、国民 から批判が出始めるとそれに迎合して自分たちの思惑を主張し始める。 これは何と腹黒いことか。こういうことをするから政治家は信用されない。
政治家が上記のような小泉内閣、小泉首相を批判すること自体が信用に 値しない行動だということを理解しているのだろうか。どうして何として でも実現しようとする方向に向かわないのか。
小泉内閣には確かに危険な匂いもプンプンする(特に有事法制や北朝鮮 政策において)のですが、最優先事項の景気回復をするための構造改革に ついては避けて通れない政策であることは誰もが認めること。100年間 誰も手を付けてこなかった硬直した構造に手を入れるわけですから、1年や 2年で解決する問題ではありません。官庁や政治家だけの問題でもありま せん。国民一人一人に係わる意識やシステムの改革ですから、国が関与する 範囲にも限界がありますし、関与すべきでないものもあります。
徹底的に足を引っ張る政治家がいる体質を変えて欲しいという声が小泉内閣 支持率の低下であるならば、おとなしくなった小泉首相は勢いを復活して 欲しいところ。支持率の低迷はそれだけ期待していることの裏返しだからね。
個別の政策内容に誤りがあれば、内閣や首相を引き摺り下ろすのではなくて、 いかにして正しいことを実行してくれるように働きかけるかが正しい行動 だと思います。小泉首相を引き摺り下ろして、その正しいことを実行して くれる人が他にいれば話は別ですが。
ここまで構造改革にこだわって突き進んでいる内閣は他にありません。 構造的な問題は明らかに存在するからです。自民党を改革するためには必要 となるスローガンです。しかも、これを楯に影に潜んでいる抵抗勢力が生き 残るためにもこういう人が存在すると都合がいい。だから強行には叩き潰す ことはしないんです。矛先が自分たちに向かわないようにしているんです。
必要悪な人にとっても必要、必要な人にとっても必要。だから必要。 小泉首相以外に適任者がいないというのはそういうことです。
官民問わず、従来のやり方、従来の仕組みを否定されることを望みません。 そういった気質が経済の停滞を招いたことを自覚したくないんです。 「従来」という言葉を「オレ」「私」と置き換えてみたらどうでしょう。 自分を否定されることになりますよね。本質はそこなんです。官僚だとか 企業が悪いと言いながらも、本質は個人のこだわりにあるんです。だから 構造改革といった仕組みを変えることで強制的に個人の意識を変えていく 方法を取るわけなんです。個人にまでは手が届かないからね。国は。
ただ、こういった個人の問題は実は戦後の国の政策に深くかかわっている 問題なので、簡単には語れません。それぞれの人はそれぞれの時代環境に 流されながら生きてきたわけですから。だから個人の否定という方法は 取るべき行動ではありません。時代の流れとともに仕組みを変えていく ことが自然な変化だと思います。だからこそ仕組みを変えようとする小泉 内閣を支持するわけです。これって実は人に優しい政策だと思いません?
少々間違ったことをしたとしても、それをもって全否定しないで肯定的に 見守ってあげたいと思うのは、そういうことを考えるからです。他人には 自分の思いは押し付けませんが、自分はあくまでYESの立場です。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
今日は職場の管理職全員が集まりまして、今年度の課題方針の具体的な検討を 行いました。自分も呼ばれていたんですが、同僚が休みだったったために 電話番がいなくなるので残念ながら参加できず。
どこまで具体的なことをしたのかは知り得ませんが、少なくとも今年度の 各管理職の異動スケジュールを告げられたようです。異動先も含めてね。
自分は彼らがどの時期に動くことになっているのかを知っています。 行き先は本人と上司の問題ですから、そこまでは知りません。 ま、エセ管理部長としては予定ぐらいは知っていてもおかしくないんだけどね。
どんな人だって、自分がどこに動かされるかは心配であり興味のあること。 特に管理職の場合はヘタに断ろうもんなら会社を追われることになるので、 仮に行きたくない所であっても断れません。管理職は会社側の人間だから 会社の命令には背けません。一方、一般職であるわれわれは組合側だから、 無理強いは許されません。とはいえ、そうそう自分の希望する職場へ行ける わけでもありません。ヘタにゴネても後が大変です。しこりが残るから。
自分の場合はというと、まだまだ先のことだから明確には告げられている わけではありませんが、時期が他の誰よりも遅いことだけは明確。先のこと だから、どこに行くことになるのかも闇の中。恐らく上司はどこかしらめぼし をつけているのでしょうが、今の段階で継げるのは得策でないと考えている 模様です。だって、まだ半年以上先のことだからね。こんな時期に継げる会社 もないでしょうし。
やはり心配なのは、今年の9月頃にはみんながバラバラになってしまうで あろうから、みんなの士気が落ちてしまうこと。仕事に質が落ちて客先に迷惑 かけるだけならまだいい(良くはないけど)のですが、こういう時に限って ケガをしやすいということ。気の緩みというか、心ここにあらず状態になって。
それにしても今の¥/$水準は怪しい。本当にアメリカのバブル崩壊なのか。 日本経済の持ちなおしを評価しているのか。何がドルの売り材料なのか不明。 このままズルズルと円高になってしまうと日本経済にとっては打撃です。 いつまでも日銀・財務省もドル買い介入をできるわけではないからつらい。 不安要素はここにもあります。
はい。今日は曇りときどき小雨。(東京地方)
| 2003年05月11日(日) |
自分を変えることから |
お人よしは時には人を傷つけてしまう。はっきりと伝える勇気も必要だ。 今はできなくてもそのうちと言っている内はいつまでたっても変わらない。
まさしくこれは日本におけるバブル後の失われた10年と同じ。 つまり問題の先送りと同じということ。これを続けてきた結果、過去の需給 バランスを崩してしまうことになった。需給の均衡が下方に移動してしまう ことにより、いくらジャブジャブ財政で支えても、景気が回復することには ならなかった。結果としていつまでたっても景気回復の兆しが見えてこない。
いつまでたっても自分の悪い所を認めずにズルズルと今と同じことを続ける ことで状況がいよいよ悪い方へ向かってしまうことは、人生においても経済 においても同じことですね。構造改革とは自分の悪い所を認めること。これ ができないところは構造改革もできない。構造改革に反対する人は上で言う 問題の先送りを認めている人。口先では甘いことを言っているとしても、それ は問題を大きくしていることであり、何ら問題の解決をしているのではない。
安定した状態が長く続くとこういうことになりやすいんですね。
日産のゴーン社長が言っていましたが、役所は利益を創造しないが企業は利益 を創造する。日本経済の源泉は企業にある。その企業がきちんと利益を上げる 体質になっていなければ経済は停滞するのは当たり前。敵は社内にいる、と。
周囲の環境が悪いから事業が影響されているという言い訳は通用しない。なぜ 売れないのかというのは社内を見渡せば自ずと答えが見えてくるはずだ、とね。
要するに自分の悪い所を棚に上げて他に理由を探すこと自身が悪いことだ、と いうことを言っているわけです。誰しもが自身の欠点を否定することに否定的 になりますが、客観的にパーフェクトな人は珍しいでしょうから、多くの人は 欠点の克服に努力しなくてはなりません。でも、そんなにすぐにはその欠点を 直すことはできないから時間をかけて治すことになります。
この時間のかけ方は小泉内閣の言う構造改革も同じことで、1年や2年で目に 見えて効果が出てくるわけではありません。構造改革は時間がかかるのです。 なにせ100年間誰もが手を付けてこなかったことを今やっているわけですから。 時期は昨日申し上げましたように、今しかないと思います。かといって、やり 過ぎると過度な停滞を引き起こしてしまいます。景気回復策はそうならない ようにするためのもの。決して景気回復をして構造改革をする環境を整えると いう順番ではありません。
当面の課題は、自己改革と世代交替といったところでしょうか。 政府頼みの姿勢はさびしいというか、むなしいかも。つらいけどね。 みんながつらいと言っている間は景気は良くなりません。これだけは明白。
はい。今日は曇りところにより一時雨。(東京地方)
| 2003年05月10日(土) |
小泉内閣を応援するわけ、それから・・・ |
NHKでデフレ不況の再生なる番組が放送されています。
景気の回復なかりせば構造改革できるはずはない。 小泉内閣の言う「構造改革なくして景気回復無し」は止めてくれ。 構造改革は今やる必要はない。やる時期ではない。
といった論調があるようです。このようにお考えの方も多いでしょう。 でもよく考えてみて下さい。楽な時にきついことをやるだけのインセン ティブが働くでしょうか。特に政治の世界ではそのようなことを言えば 選挙で負けてしまうでしょう。市民はいつでもきついことをされるのは いやだからね。だから公約としては政治家は言えないし、やらない。
今のようなきつい時代に構造改革をするインセンティブを無くしてしまえ ば、仮に先送りして経済が回復したとしてもその時に実行できるとは言え ない。構造改革をやる時期としては厳しい時代にしか実行できません。
だからこそ厳しい時代になると小泉首相は敢えて言っているわけで、今ま での首相や内閣は言ってこなかった。支持率が下がるからね。歴史的にも 厳しいことを実行するのに国民から支持された首相・内閣は存在しなかった。 それなのに小泉首相に希望を託したのは、それだけ厳しい現実を感じ取った 国民の素直で賢明な考えではないでしょうか。
ただ、この構造改革は短期でできるものではないから将来の姿がなかなか 描けないところに国民の不安があるわけだし、政府としても着地点を予想 できないから時間軸をどこに置いていいのかわからない。スケジュールを 明確に説明できないわけです。
労働者側(つまり連合)からすると、とにかく早くカンフル剤を打って 体の調子を良くして景気を回復するのが喫緊の課題であると言いますが、 それの意味するのは何なのかを提示しないことには政府は誤ったことを する可能性があります。恐らく連合にも具体的な提示はできないのでは ないかという恐れが自分にはあります。そう思っていたら補正予算を組め と言っていますよ。なんだかねぇ。
さて景気回復が先か構造改革が先かという2極的な議論もありますが、 短期的には景気回復、長期的には構造改革、どちらも必要です。長期的 だからといって構造改革を手抜きすることもできませんし、構造改革を 楯に景気下支えを怠ると、取り返しのつかない未曾有の不況に陥ってしま うことも考えられます。どちらも政策の両輪であり、後先の議論ではない と思います。
自分のあるいは自分を支える基盤の立場を主張するのは理解できなくも ないのですが、片方の見方が全体を代表する考えではないわけで、相手の 立場を理解し、それを解決できる方法の中で自分の側の解決策を考える。
ミクロで正しい行動をしていてもマクロでは悪い方向へ向かうことがあり ます。例えば家計や企業では一生懸命に節約をして費用削減をしたとしたら、 日本全体としては消費が減り、経済は縮小してしまいます。このことを ケインズは「合成の誤謬」と呼びました。まさしく日本はこの局面に置かれ ていると思います。だからといって正しい行動を静止するわけにはいきま せんから、政府としてはこの節約分を穴埋めしてあげる政策を打って出な ければなりません。ここにどういった手段を用いるかが腕の見せどころ。
とまあ、あれこれ言っていますが、竹中大臣の言うように答えのない中で いろいろと具体策を進めていくことが大事なわけです。主張するその人の 立場ではいいことなのでしょうが、別の立場では悪いことであるかもしれ ません。今まで教科書では教えてきていない(つまり先生でも知らない) ことが現実の世界で起きているわけですから、答えを探していくしかない わけです。そういった意味で、竹中大臣は小泉首相よりもずっと中立的な 立場な人であるのかもしれません。多くのバッシングの中で良くやっている と思います。経済学者であるからこそやれるのかもしれません。
従来の手法にとらわれない方法を考えて実行してくれる人。 こういう人がいてくれるだけでも自分にとっては小泉内閣は安心です。
追伸)Kさん、おめでとう。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
WBSで日本の医療機器の乗り遅れを指摘していました。 アメリカやEUにシェアを奪われているということです。
その理由として、
�’Р弔忙�間がかかる �▲螢好�テイクができない �0綛�共同が遅れている
を挙げていました。確かにその通りです。
ウチの会社も医療装置を製造・販売しておりますが、上記の3点は過去を 振り返ると確かにそうでした。
厚生労働省の認可は、その検査官の数と質の問題から、数をこなせない 体質でしたから、申請から2〜3年は当たり前に経過してしまい、商売の チャンスとして時機を逃がしてしまうようなこともあります。
リスクテイクというのは、特に医療事故のことですが、装置の開発には 治験(つまり臨床実験)が伴いますが、その時の責任を誰が取るのかと いうことです。確立していない医療技術で失敗した時の責任を医者が取る のか製造メーカが取るのかということ。この問題があるから医工共同が 遅れていることにもなっています。
医療装置には診断系と治療系があります。 診断するためには、ある薬物を体内に投与して、それを検知して数値化 したり画像化したりします。その薬物や検知するための装置から放出される 電磁波やX線やレーザや電気系が人体に影響するかもしれない。 治療するためには、そのメカ的な動作により人体に影響が大きいかもしれ ない、患部に照射するレーザや電磁波が患部以外の所に影響するかもしれ ない、放射線の漏洩により汚染の影響があるかもしれないなどなど。
メーカの中にあるラボ(試験所)では確認できなかったことが、いざ人体に 適用してみると予想しなかったことが表れることもあります。だからこそ 医療の現場では治験ということをして、適用実例を作り、装置の信頼性を 確かめるわけです。患者は臨床実験に使われます。この臨床実験を繰り返し いい結果が出てきて初めて役所への認可申請の運びとなるわけですから、 実用化の目処が立つまでに進む道のりは長いわけです。さらにはその許認可 までの期間が長いために、海外のメーカが先にビジネスチャンスをつかんで しまうなんてこともあります。国内の医療ビジネスに対する発展を阻害して しまっています。だから厚生労働省もシステムを改善してきています。
これから日本は少子化高齢化社会に突入するわけですから、いかに病気に ならないかという予防の観点から、そしていざ病気やケガをしてしまった 時の早期回復の観点から医療費の増大を防ぐことが急務になります。です から、医療ビジネスはまだまだ拡大すると予想するのは自然です。
とまぁ、ヨソの職場のことですから言いっぱなし。(笑) というか、ちょっと宣伝。勝新太郎が入院した病院で治療した装置はウチの 会社が納入した装置です。といえばお分かりになるでしょうか。 さて、どこの病院だったでしょうねぇ。病院というか医療施設ですか。 日本で唯一の認可装置です。さてどこなんでしょうねぇ。知る人ぞ知る。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
ひとつ上の階のオジさん(とはいえ本社の営業統括室長)が降りてきて ウチの職場の様子を見にきました。で、言った言葉。
「できないことを自分ひとりで抱えるな。」
お前は多くを抱えすぎるんだということを言いたかったわけではなくて あくまで一般論。実は彼が言われたことを言っただけだという・・・。
自分のすぐ前には室長がいて、そこで話されている声が直に聞こえて くるので、聞かなくてもいいようなことも多く、担当としては仕事が やりづらいとグチを言ったから。職場を閉じることになったので、 そろそろ人の異動が現実的になってきました。他部門との交渉や本人 との面談が必要になってくるから、室長もじっと席には座っていない。
かといって外にばかり出ているわけにもいかないから電話であちこちと 話しをしているわけですが、こそこそとやっていると余計に怪しいので 隠さずに話しをすることにしたようです。しかも自分はどうやら参謀と して位置付けられているようなので、知らずに済まされない立場になり ました。上司と部下で情報の不一致(経済用語では情報の非対象と言い ます)が起こると不信感を覚えるということを知っているからなので しょうか。そういう意味ではウチの上司は賢いです。
お前は情報を握っているんだから逃げることはできないぞと意味して いるようで、考えようによってはマインドコントロールされているの かもしれません。拘束される恐怖とでも言いましょうか。となりの 同僚はお気楽モードですから、できる限り多くの情報を知りたいと 言います。他人の情報を知ることが自分にとって気が休まることに なるそうです。いずれ自分も異動することになるので、他人がどんな 状況で異動になるのかを知っておくことが自分にとっての事前防衛に なると言うのです。
自分の場合は他の人間が移るまで見届けるようにと言い渡されている ので、どうもがいても他部門へ異動することはできません。だから 防衛もクソもなくて、ひたすら辛抱をするのみです。ただ、他の部門に 行けたからそれで本人にとって幸せかどうかは行った後でないと分から ないことなので、長い目で見れば今すぐにどうこうすべきではないので しょうが、精神面での緊張感が保てないというデメリットは確実です。
これさえなければ仕事の確保、つまり収入は約束されているわけです から文句を言っちゃいけません。これは自分だけではなくて、他の誰も が感じていることです。製造業においては、特に現場に出ている人間に とってはこの緊張感のほぐれが事故に結びつくことがありますから、 せめてケガをしないようにして欲しいと思うばかりです。
当面は社内手続きとして社長決裁を受けて契約書に調印、それから 速やかな引継ぎの目処を立てることを今月の内に終わらせることです。 その後のこともありますから、自分としてはしばらくの間は緊張を し続けることになるので、休日にいかに気を休めるかが課題ですね。
本来サラリーマンっぽくない人間がサラリーマンの振りをするのも 結構つらいんですけどね。ま、収入があるから文句は言えません。 贅沢を言えば、本来の給与レベルに戻してくれれば言うことはないの ですけど。こちらの方ももうしばらくの我慢です。来年の今ごろは 明るい気持ちで晴れ晴れと過ごしていたいものです。
はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)
NHKドラマ「武蔵」を見るたびに思うんですが、まったく時間の観念が 様変わりしていますね。あるいは大阪でご活躍の「大西ユカリ」さんの 紹介番組を見ておりまして、その地元付き合いの仕方を見ておりまして、 東京では隣の部屋の人の顔すら知らないで生活できるのは、別に近所と 付き合いをしなくても個々人の通信手段があるので生活には困らないと いったところを考えてしまいました。
情報の早さが近所付き合いを疎遠にしてしまっていると考えると、窓の 外でしゃべっている人の話し声が騒音に聞こえてしまうと、情報通信の 発達は果たしてこれは日本の良き伝統を破壊しているのではないのだろう か、村とかお隣さんといった最小限のコミュニティーで形成されていた セキュリティー単位をより小さくしているのではないだろうかと考えて しまいます。
いや、何を言いたいかというと、情報の早さは誰もが求めていることなの ですが、それがある到達点まで行ってしまうと、仕事のやり方も生活様式 もどこに行っても収斂されて同じになってしまうんではないだろうかと 思ってしまうわけですよ。人に関係なく会社に関係なく国に関係なく。
ただこれも限定されたところにおいてになるだろうから、それだけ激しい 差を生んでしまうことになるのでしょう。それが10年先なのか50年先 なのかは分かりませんが。まさしくこれは資本力の差であり経済力の差。 あるいは資本主義を選択したかそうでないかの差。
そう考えると、北朝鮮はどちらに進むんでしょうかね? 先進国と呼ばれる国は明らかに資本主義(正確にいえば社会主義的な資本主義) ですし、中国やロシアも社会主義の限界を認めて資本主義を導入しているし、 北朝鮮も影響されてくるのだろうか?それとも裏社会との共存をしながら 孤立する道を選択するのか?
中国やロシア(旧ソ連)は革命を起こすことができた土壌がありましたから まだ健全な社会であったと言えるかもしれませんが、北朝鮮はそれすらも 起こすことを否定しているわけですから、国家元首が動かない限りどうにも ならないかもしれません。この点はイラクと同じ。かつての日本と同じ。
とはいえ、時間の進み方が早いというのは、経済変動の短期化を促進する ものであり、なによりも生活の安堵感を阻害するものです。便利になる一方で より複雑なシステムを作り上げてしまうことになります。情報量の多さに 人間の脳がついていくか疑問も出てきます。
ただ、変化が大きいということは、特にビジネスにおいてはチャンスも多い ということであるので、必ずしも生活を阻害するだけではありません。時間 の進み方を感じ取りながらうまく付き合っていくことでしょうね。どんな人 でも時間を止めることはできませんから。
こういうことを考えることのできる国に生まれただけでも良かったかなと。
はい。今日は曇り。(東京地方)
| 2003年05月06日(火) |
少子化と生活水準の関係 |
5月5日のWBSでコメンテーターでモルガンスタンレー証券チーフエコノミスト であるロバート・フェルドマン氏が紹介してました。
生産を生産性の観点からみた定義。
生産 =(生産/労働力)X労働力
これだけでは労働力の変化を反映していないから、ここに人口を加えると、
� ´◆ ´� 生産/人口 =(生産/労働力)X(労働力/人口)
�,論験菴綵燹↓△論源裟�、��は就業参加率のこと。 生活水準を変えたくないならば、高齢化が進む(つまり��が低下する)に従って、 生産性を上げなければならない。あるいは労働年齢の高齢化を認めた上で生産性を 維持する。あるいはどちらかが難しいから生活水準を下げる。
年齢層の変化と生産性の関係を簡略化して説明したもの。 これはどう見ても少子化が止まらなければ生活水準の維持は不可能ということです。 人口が減れば買い手が減るわけですから生産も同じように減少せざるをえません。 買い手が減るから価格も下がり、それに対抗するために生産性を上げなければなり ませんが、生産量が減るわけですから、結局は生活水準を下げなければならない。 なんだか堂々巡りのように聞こえますが、そういうことです。
人が減れば生産量も減る。世の中の物資が減るわけです。 生産量を維持するためにはパラメータである価格で調整しなければなりませんが、 価格の下方弾力性は小さいわけで、それを下回る場合を価格破壊といいます。そう なると生産は止まるわけで、やはり物資が減ることになります。それでもがんばろう とするならば、労働者の収入が下がらざるを得ないわけで、収入が下がると消費性向 も下がるわけで、消費が減ると生産が減るわけで、やはり物量収縮の方向です。
人口が増えない限りは生活水準の下方移動にならざるを得ません。 まったくもって自分にとっては耳が痛い。経済の観点で考えていても、これが人生観 に影響してくる問題であるならば、どうにかして解決するように自分も動かないと いけないんですが、そう簡単にはいかないっすよ。(苦笑)
そうそう。そういえば、今日は同じ匂いをした人と会いました。 誰と同じ匂いかって?少なくとも自分でないことは確か。さて誰でしょう?(謎)
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
| 2003年05月05日(月) |
ヤンキースのチーム文化 |
There is no substitute for victory. 「勝利に勝るものはなし」
これはNYヤンキースタジアムの1累側通路に掲げられている言葉。 これこそチームプレーの原点です。誰が得点をあげたかは問題ではなく 勝利するには誰が貢献したかが問われるチーム文化。企業の組織運営にも 取り入れたい文化です。
そうした文化があるからこそ個人プレーがより鮮明になる。 失敗をバネに次にどう結び付けて結果を出すか。失敗を端から否定する ことなく、プロセスを大事にすること。これができるところこそ懐が深く、 長く成功するところだと思います。
ベーブ・ルース、ジョー・ディマジオ、レジ―・ジャクソンなどの永久欠番選手 を始め、名選手を輩出しているのもそういった文化のたわものでしょう。 NYという土地柄に影響されているわけではないでしょう。
現在活躍している松井の場合でも、日本では強引に右側に引っ張ることを する限り、メジャーでは通用しないというスカウトマンのコメントもあり ました。だからその強引さをメジャーに来て改善できるかを周囲は見守っ ているんです。失敗しながらどう克服していくかを見ているんです。それ ができる人物だと認められているから試合出場もさせてくれている。本人 もそれを分かっていて、今はそのことで悩んでいるようです。
圧倒的なパワーでボールを打ち返すのではなく、コースの違いでボールを 打ち分けることを体得し、バットにボールを乗せることができてこそ次の ステップとして大きく打ち返すことを目指す。一発屋ではなく確実に バットに当てることを望むということは、それだけチームプレーの組立て がしやすくなる選手になれということ。大砲が揃っていても結果が出なかっ た末期の長嶋巨人軍が悪い例でしょうか。ヤンキースはこういったチーム を目指していないということ。
それにしてもミスター・オクトーバーと呼ばれたレジ―・ジャクソンから タンパキャンプの時にこのミスター・オクトーバーを襲名されたと言います から、彼も松井のことを大いに評価してくれているようです。大丈夫でしょ う。技術面よりも精神面の方が大事だというアドバイスであったらしいです からね。
何?レジ―・ジャクソンを知らないって? →こちらをどうぞ。 中学・高校と野球少年だった自分にはあこがれの野球選手でした。 自分にとっては長嶋茂雄や王貞治よりも偉大な存在でした。
行ってみたいねぇ。ヤンキースタジアム。 でもその前にパスポートを取得しないと。(苦笑) そのせいで仕事で1回もボストンに行くことがなかったし・・・。 残りわずかな期間でチャンスがあればボストンに行って、そのついでにNY にも立ち寄ってみたいと思うのでありました。
はい。今日は晴れときどき曇り。(笑)
サンデープロジェクトではこういうことが言われていました。
「現状は需給のギャップが大き過ぎるからこれをどうにかしなくては。」
田原総一郎の言うこの言葉に金子勝・榊原英資・加藤寛・島本幸治ともに 反論しなかった。ということは、これらのエコノミストはバブル崩壊後の 失われた十年をずっと需給のギャップが存在していたことを認めたわけだ。
ここでいう需給のギャップとは、供給力がそのままで需要ががた落ちした ということです。収入減と貯蓄の増加で需要の目減りを起こしたということ ですが、それだけならばケインズ政策でうまくいかないはずはありません。 ケインズ政策とは短期的な財政支援です。政府や地方自治体が民間にカネを 注ぎ込むことです。注ぎ込む相手は腐っていようが健全だろうが構いません。 カネを使う行動はどんな人であろうが変わらないから。
要するにデフレを認識している限りは需給ギャップの克服を主張せざるを えないので、いつまでたってもカネの使い方にしか目がいかない。上記の 4氏は全て竹中大臣を罵倒していました。ダメ大臣、ペーパードライバー 大臣だとね。さらにはその大臣を起用した首相がダメ首相だから経済は 一向に良くならない。政策の全てが経済を下降させるものだ、政策を転換 しなければダメだとね。
腹に一物を持った人が一人いましたから、その人は除いたとしてもあとの 3人はダメダメの連続。パリバの島本君はいつものように建前というか 発言が抽象的なので残念ながら説得力なしとして、金子教授もいつもの ように小泉首相批判に終始していたので経済政策だけではなかろうとして、 加藤学長だけには小泉首相、小泉内閣に理解を示して欲しかった。全てとは 言わないにしてもね。要するに具体的な政策に間違いがあればそれをもって 他のことも含めて全てを否定するのではなくて、軌道修正するように提言 していくことをして欲しいわけです。教育的指導をして欲しいわけです。 というか、彼はケインジアンだったっけ?
竹中プランは必ずしも竹中氏ひとりで作ったわけでなく、彼の信頼なる ブレーンと一緒に作り上げたものでしょうから、大臣たる彼がそれを否定 するわけにはいかないんです。全ての文言まで大臣が目を通すなんてことは それは組織のあり方ではありませんからね。政治的に彼を引き摺り下ろした としても、その後に小泉首相の意向に沿った考えの大臣がそう簡単に見つか るとも思えないし、恐らくいないでしょう。
田原総一郎氏のあおり方もマズイのですが、今即効性のある政策を望むと するならば、誰に聞いてもカネを注ぎ込めと言うでしょう。あるいは優遇 税制(つまり減税)だとね。誰もが今の状態をデフレで需給にギャップが ある(つまり需要の収縮)と認識しているんですから。潜在的な成長率は 昔と変わらず存在していると認識しているんですから。
この人たちには時間が止まっているように見えるんだろうか。 時間が経過しても成長率だけは維持していると錯覚しているんだろうか。 失われた10年間に何がどうだったのかは忘れてしまって、とにかく今を どうするかと言っているようにしか聞こえないんだけど。もしかしたら麻痺 でもしているんだろうか。状況の変化がわからないぐらいに。もしそうで あれば時代錯誤もはなはだしいと言わざるを得ません。過ぎた時代のことを 同じ時間的認識で意見を呈するなんてことは。これでは状況が掴めなかった バブル後の政策、つまりケインズ政策をした自民党や官僚と同じじゃん。
現状の分析には過去の理解が必要です。なぜ今の状況になったかという現状 分析には過去の経緯を正しく認識することが必要です。ここで間違いを犯し たことと、やるべきことの先送りがバブル崩壊後の停滞を作り出した大きな 理由であるわけですが、少なくとも民間レベルではバランスシートの改善に 着手しています。遅れているのは公的機関。
ま、ここに本気で手を入れたら恐らく100万人ぐらいが失業するんじゃ ないだろうか。そもそも民間レベルはその比じゃないからそれだけ労働に 対するバックアップが必要になります。朝の通勤電車で五反田の職安が目に 入りますが、いつも朝から行列ができています。一度訪問してみたいんです が、これは職がないのか職を選んでいるのか、どちらなのかが知りたい。 察するに後者なんでしょうけどね。
他人事のように言っていますが、まだまだ自分の場合は安定しているから 言えるんでしょうね。辛い状況だったらこんなこと言ってられませんし。 とはいえ、今年も給与カットは継続なので会社には貢献しています。(涙)
はい。今日は晴れ。(東京地方)
今日は至るところで憲法に関する議論や討論を行う場、あるいは集会が あったようです。特に日比谷公会堂で行われた護憲派(社会党・共産党)、 それから千代田区公開堂を始めとした各地に分散した改憲派(社会党・ 共産党以外)と2極に分かれ、それこそ対立軸として位置付けられている 日本国憲法。※ちなみに右翼は強力な改憲派です。
憲法論議で焦点となっているのはやはり9条です。 その条文を見てみましょう。
【憲法9条】 1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の 発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する 手段としては、永久にこれを放棄する。
2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。
「これを素直に解釈すると」なんて前置きをしている人に限ってこの条文の 2項をもって自衛隊は違憲だと言います。少し勉強した人であれば、2項の 最初、「前項の目的を達するために」がどういった意味があるのかを知って います。この文言をもって条件付けしているんです。この文言があるために 自衛隊が否定されずに現在も存在しているんです。強いて言えば苦肉の策と でもいいましょうか。これは日本側の意向を含めさせた貴重な文言。
ここまで言えばお分かりの通り、現状の憲法では自衛隊の保持を積極的に 認めているとまではいかないにしても、否定しているわけではないとする方 が自然なんです。この解釈についてはこのままではいつまでたっても灰色 ですから、これを誰の目から見ても明白になるように改正しようというのが 改憲派の本来の主張なんですが、改憲派の全ての人が必ずしもそういう背景 を知って改憲を主張しているわけではないのが難しいところ。つまり現憲法 では戦力の保持を認められていないので改正せよと言う人も多いのです。
政治の世界で言うと、改憲派も護憲派も結論としては自衛隊の存在を認める ことになりますので、ここの法解釈をきちんとすべきですね。まずは。次の ステップとしては、自衛隊の海外での活動について整理をすること。現憲法 では侵略戦争は認めず、自衛権は保持すると読めます。そこに日米安保とか 国際協調(小泉首相の好きな言葉)が存在しますから、日本以外の国で戦闘 が行われていることに無関心・非協力ではいられないので、機動的な行動が 取れる法整備が必要だということになります。
ちなみに、
←改憲 護憲→ 自由党・保守党 < 自民党 < 民主党 < 公明党・社民党 < 共産党
というのが政党の大枠のようですが、公明党は与党ですからこのポジション よりは左にいるんでしょうね。上記のことをきちんと理解していないので あればこの区分けも無意味なんですが、ま、大雑把に分ければということで。
2極的な議論では片付かない問題ですが、年に一度の憲法記念日ですから、 自分なりにどう考えるかってことしてみたらどうでしょうか?
はい。今日は晴れ。(東京地方)
| 2003年05月02日(金) |
考えようによってはいい機会? |
みなさん、この連休はどう過ごされておりますか? 自分はといえばもう休息の毎日。この機会に思いっきり休んでます。
どうやらコトウさんは5月病の持ち主のようですが、自分は全くその ようなことはありません。年中5月病ですから5月病が5月病でなく なっています。(苦笑)
以前はこのGWは実家へ遠出のドライブと称して用事がなくても戻って おりましたが、今は給料カットのせいもあり近辺でうろうろする程度。
中東ではこれから戦後処理が始まろうとしていますが、自分の職場も これから戦後処理です。その処理は6〜9月が中心となりますが、その 後も残務が残りますから、自分は早くても12月を過ぎないと解放させ てくれないようです。つまり他の同僚や管理職が他の部門へ異動した後 自分がようやく他の部門へ異動になるということ。
何でも屋の自分はこういうところで活躍することになる運命だったか。 そういえば、今の上司は自分のことをしぶとく行き残る人間だと言って いました。しかし、しぶといというのはいいけれど、首輪をつけられて 逃げられなくなってしまうというのは辛い立場です。さらさら逃げるつ もりはないんですが、一人や二人は道連れにするつもりですけどね。 いや、道連れと言っても共倒れじゃないですよ。同じ思いをしてもらう ということです。それこそ逃げてもらっていけない人がいるんでね。
ある意味、事業を閉じる仕事をすることは貴重です。立ち上げには誰でも 喜んで参加しますが、閉じるとなると誰もが潮を引いたように逃げていく。 そんなものですから、やった経験のある人が少ないのも事実。だからこそ やりがいもあると思いたいですね。これでひとつのキャリアを積めると 思えばね。法人を潰すのとは違って法的な届け出なんかをする必要もない からまだ面倒さという点では楽かも。
とはいえ、提携の相手先とか引継ぎ会社とか客先との調整がたくさん残っ ていますから、これからやることは多いです。自分ひとりでは到底こなす ことはできませんから、当面は複数の管理職と一緒にスケジューリングを しながら進めることになります。そしてある段階で一般職のみんなや一部 の管理職を他の事業部門に見送った後に自分も他の事業に携わることに なります。
そんな後ろ向きな仕事が待っていますが、長いサラリーマン人生、こんな こともやりながら生き残っていくわけですね。あくせくした仕事に追わ れて時間もなく忙殺されるわけではないので、これは勉強をやるいい機会 なのかもしれません。今年はできる限りの単位取得に向けて勉強しよう かねぇ。専門科目にはいる前の経済原論と統計学が大きな壁になっている わけですが、なんとかこれを今年中にクリアしたい。今年の目標です。
はい。今日は晴れ。(東京地方)
| 2003年05月01日(木) |
今日から健康増進法施行 |
煙草を吸う人の身がいよいよ狭くなってきました。 昨年の8月に公布され今日から施行される健康増進法。
この法律の趣旨は疾病の予防とそれによる医療費の削減に重点が置かれた ものですが、その第五章第二節に「受動喫煙の防止」という項目があります。
”学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、 官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これ らを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、 他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置 を講ずるように努めなければならない。”
これを踏まえて私鉄の多くはホームに設置してある灰皿を撤去しました。 JRも通勤時間帯を禁煙タイムに指定しました。
自分も喫煙者なのですが、駅のホームでモクモクと上る煙を見かけることが あります。そんなときにはさすがにタバコを吸おうという気にはなりません。 その煙が電車の車内に入り込みますので電車の車内にいる人にはいい迷惑。 始発駅なんかでは電車の発車まではそんな状態を我慢しなければなりません。
電鉄各社が率先して導入するわけですが、法律の文面通りに遵守するとする ならば、一番影響を受けるのは飲食店でしょう。今では飲食店の多くは喫煙 席と禁煙席を分けています。特に食べることをメインに営業しているお店は そうですね。アルコールを出す店なんかがこの施行を機にどうするかです。
栄養管理については罰則がありますが、この喫煙防止については罰則がありま せん。お店側がこの法律を遵守しなかったとしても違反ではありません。この 法律は喫煙者ではなく喫煙場所を提供する側に対するもの。ですから余計に 喫煙者自身のマナーが問われることになります。
タバコは嗜好品ですからなくなることはないでしょう。ですからJTは必至に 「共存」ということを主張するわけですが、やはり喫煙する側のマナーに欠け ていることは否めない事実です。歩行喫煙の害なんかは典型的な例です。自分 なんかも歩道を歩いていて前を歩く人が煙草を吸っていたら避けて歩きます。 だから自分は歩きながらのタバコは吸いません。灰皿のある場所で吸います。
とはいえ、この法律をもってタバコは健康に害を与えるものと国が認定した ことになります。罰則はありませんが、今後罰則付きの法律制定、それから もしかしたら刑法制定が行われるかもしれません。ただ、今回の健康増進法 にある受動喫煙の防止条項は、特定給食施設等という「施設」に関する項目に 置かれているため、喫煙者自身を拘束するものではありませんし、ついでに 入れたような気がしてなりません。
この法律の趣旨はいいのですが、喫煙そのものを拘束するのならば、その場を 提供する側だけではなくて、喫煙そのものをどうするかということを議論した 上で喫煙者への働きかけをする方がいいと思います。ただ難しいのは、行政が 嗜好品に対して規制をかけるという点。嗜好品ではなくて健康を害する悪い ものであるとすればいいんでしょうけど、建前はそうだとしてもタバコはある 意味、税収の一部を担っている大切な財源。アルコールと同じでなくすという ことになるといろんな所から反論になるでしょうね。それで商売をしている人、 税収で潤っているところなんかはね。政治家も声を上げにくい。
面と向かって規制できないから、こういうところで地道に減らす努力をする しかないという苦肉の策です。これは厚生労働省が制定した法律ですが、厚生 労働省といえば坂口大臣。公明党の喫煙者はどれだけいるんでしょうかね? 罰則のない法律は法律でないということも言えなくんもないんですが・・・。
はい。今日は晴れ。(東京地方)
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