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☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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※ 初めての方はHPの注意書きをご覧クダサイ。
■ そのサンジゥロク。 ■

給料日は更に財布の紐が緩くなるようで。
つーか休み明けからセールはキツイ…。(-_-;)



ハイ。ゲンナリ観音デス☆


そもそも何を書こうと思って始めたのか忘れてマシタ。
書くべきコトは書き尽くした気がするので、
コレにて終了しようかと思いマス。
長々書いてきマシタガ、簡略すると、
噂に踊らされるようなバカなんぞ知ったコトか。
そういうコトですな。
この話、まだまだ続きがあったりするんデスガ知りたい?
昔の日記とカブるうえ、更にオチナシなんデスガ、
読みたいヒトダケ続きをだうぞ。


辞めてからも当時の友達とは遊んでいた。
店に残留した友達の話では、
AB店長はヘッドハンティングされたそうだ。
学生時代の先輩だかなんだか良く知らんケド、
そのヒトに見込まれて他の会社に就職したと。
アタイが会社を辞めて数ヵ月後のコトだった。
なんでもっと早く連れ出してくれなかったんだ…。
アタイはそのヒトを恨んだ。
なんとなく、今の仕事に疑問を感じていたからだ。


アソコは紛れもなく、
カラオケボックスとは名ばかりのオサワリパブだった。
いや、そんな変な客は社長の知り合いくらいだったが。
社長すらも従業員には変態呼ばわりされていた。
バイトのコが怒りながらアタイのトコへ来たコトがあった。
「社長が着替え中に更衣室に入って来たんですよ!」
社長の部屋から更衣室を抜けると、
厨房へ直接下りる階段がある。
が、よっぽど店が忙しくて応援に呼ばれたのでなければ、
店の中を通って下の階に下りるのが普通。
誰が中で着替えているか分からないから。
ところが。
社長はこのコが出勤する時間を見計らうかのように、
更衣室の方の階段を使ったのだそうだ。


狙われていたのは、
1人だけ出勤時間がズレているそのコダケだった。
ドアには鍵が掛けられない。
だからって偶然かもしれないのに、
社長を変態呼ばわりして抗議するのも気が引ける。
同級生(♂)の親だったしな。(-_-;)
アタイが入社してすぐに店長に抜擢されたのも、
彼の妹が部活の後輩で、
昔からアタイに懐いてくれてたからだった気がするし。
そんなワケで。
「いつ入られてもイイような着替え方で回避して。」
「そんなのムリですよ!」
「学生時代を思い出してチョウダイ。
高校はともかく、中学は更衣室なんてなかったしょ。」

と、カナリ強引に彼女を説き伏せた。


そんなバチが当たったのか。
数日後、アタイも同じ被害に遭った。
しかもカナリ油断して思いっきり脱いでいた為、
どうにも隠しようがなかった記憶がある。
驚いて固まったアタイに、社長は一言。
「あ、ごめんね。」(←棒読み)
全然すまなそうな顔をしていないのは気になるが、
とにかく謝ってくれたのでイイとしよう。
がしかし。
オッサン、ナゼそのまま入ってくるんだ?
ドアを閉めて引き返すだろう、普通。
何事もなかったかのように入ってきて、
更にナカナカ出て行かない。
何か探し物をしていたようだが、
アタイが着替え終わった後にしてくれないだろうか。


見られても減るモンじゃナイからイイんだケド、
知り合いの親ってのはちょぃと抵抗がある。
その日以降。
女のコスタッフには十分気を付けて着替えるよう呼び掛けた。
社長とのイザコザは前回の店で懲りているので、
耐えられる範囲のコトは耐えねば、と思っていた。
そして仕事を頑張ってガンガン稼ぐんだ。
しかし、そう思っていた矢先、
社長の奥サンの態度が変わった。


最初は店長教育だと思って我慢していたが、
言葉の端々にそうでないモノを感じ始め、
スタッフ達から
「マネージャーの店長イジメ、酷いですよね。」
そう言われて初めて、
イジメだったのか、と自覚した。
…つづく。
2003年09月30日(火)

■ そのサンジゥゴ。 ■

給料日前日は財布の紐が緩みマス。


ハイ。観音デス☆


「どうも、こんちわ。」(ニッコリ)
「何してるの?」
「これから仕事です。」
「今ドコで働いてるの?」
そんなんアンタに言う筋合いナイだろ。
早くこの場を逃れようと、淡々と答えるアタイと、
途切れそうな会話をムリヤリ明るく続けようとするAB店長。
言うまで離さないつもりだな、と観念したアタイは、
自分が今ドコで何をしてるか話した。
さあ、その手を離してもらおうか。


「へぇ…店長になったんだ。」
「ええ。おかげさまで。」(←何が?)
「観音チャンがイキナリ辞めちゃったからビックリしたんだよ。」
誰のセイだ、誰の。( -_-)
「そうですか。ソレはスミマセンでした。」(←ナゼ謝る)
「どうして辞めちゃったの?」
………言ってイイのか?
そのコの前で。
「どういうワケか社長に難クセつけられまして。
何言ってもムダっぽかったので辞めました。」

微妙にぼかしながらもトゲトゲしく話してみたが、
AB店長には全く効果がナイ。


ソレどころか。
「社長が観音チャンを辞めさせるって言ってたから、
私の店に呼んだんだよ。社長、言ってなかった?」

言ってたとも。
キサマがアタイの悪い噂を流していたとな。
「ええ、そんな話もありましたね。」
「なのに辞めちゃうんだもんねー。
私、観音チャンに辞めてほしくなかったから呼んだんだよ。」

シラジラシイにもホドがあるってなもんで。
そのコに自分は優しい人間だとアピールしてるつもりか。
ヤサグレたアタイにはそういう風にしか見えなかった。
それとも、社長がアタイに全部話したコトを知らないんだろうか。


「それはありがとうございます。
でもABサンの店に私のコトを良く思ってない人間がいたようで。
私としては辞めて正解だったかな、と思ってます。」

「…そうなんだ。誰か分かってるの?」
キサマだよ。
本気で気付いてないのか、しらばっくれてるのか。
ソレともアタイが他人の前で暴露する人間だと思ってないのか。
だとしたら甘い。
ヴェリィスウィートだぜよ。
「社長に私の噂を吹き込んだのもそのヒトらしいです。」
さあ、アタイの口から全て話す前にゲロっちまいな。
「酷いコトするねぇ。私も社長が勘違いしてるみたいだから言ったのよ。
観音チャンはそんなヒトじゃないですって。」



………ほぉ。面白いじゃねェか。
だったらコッチもやり方ってモンがある。
「ホントに。そうまでしてヒトを蹴落とすなんて、
ヒトとしてどうかと思いますよね。醜いにもホドがある。」

「…そうね。でも観音チャンにも誤解されるような所があったんじゃない?」
さっきと言ってるコトが違うじゃねェか。
「さあ、私は単なる逆恨みだと思ってますんで。
まあ、心当たりがナイワケではナイので…ね?」

「あー!そうそう。奥サンも心配してたから、
お店の方にも顔出してあげてね。それじゃ。」

一方的に話を打ち切り、
逃げるようにしてAB店長はシモベを連れ、去っていった。


そうね、奥サンにはもう一度会いたいわ。
アタイは休日に以前いた店へ行くコトにした。
イイタイミングで奥サンに会い、
挨拶をして近況報告を済ませると、奥サンはアタイに言った。
「店に戻って来る気はない?」
「え?」
「知ってると思うけど、今ウチ大変なのよ。」
3店舗も潰れて残りの店も売り上げが大幅に落ちてるらしいからな。
そりゃ大変だろう。
でも悪いが、給料が格段に違うんだ。


だけど住み慣れた場所というのは心地よいもので。
話を聞く気になってしまったアタイ。
「でも、あんな風に辞めちゃったし。
どうせ他のコが辞めたのも私のセイになってるでしょ?」

「アレは社長も悪かったのよ。
私の言うコトなんて全然聞きゃしないんだから。
でも今回のコトで反省したみたいだから。」

「そうなんですか?」
戻ってみようかな…と思い始めた瞬間。
「社長もね、
観音チャンが心を入れ替えたら戻ってきてもいい
って言ってるのよ。」



………う(´д`;)う`ー´)ノう`▲´)ノうわー!!(ノ`▲´)ノ ┫


入れ替えるホド余分に持っちゃいねェんだよ。
つーか、入れ替えるのはキサマの方だ。
奥サンに悪気がナイのは分かってる。
が、あくまでも高飛車な社長の言葉が我慢ならん。
「お断りします。」
コレ以降、アタイが奥サンと会うコトもなくなった。
…つづく。
2003年09月29日(月)

■ そのサンジゥヨン。 ■

NEWサイト開設に燃える毎日。


ハイ。凝り性で飽きっぽい観音デス☆


アタイの退職願の横に置かれた封筒。
奥サンが封を開けて中を見てみれば、
急な出来事で用意してなかったハンコ代わりに、
拇印の押されたHクンの退職願。
驚いて言葉も出なかったアタイの横で、
Hクンが熱弁を揮っていた。
ずっと黙って聞いていた奥サンが漸く口を開く。


「要するに、観音チャンが辞めるから辞めるのね?」
「コレはオレが決めたコトでコイツには関係ない。
今まで我慢してきたが今回の件でウンザリした。」

「そう、好きにしなさい。」
「いやいや、そんなアッサリ承諾しなくても…。」
「社長もこうと決めたら何言ってもダメなヒトだからね。
観音チャン、あなたも。
本気で辞めたいなら、この退職願は社長に直接渡しなさいね。」

…アンタが受けとりゃ済む話やん。( ̄ω ̄;)


でも今まで散々世話になってるので、
奥サンには逆らう気は更々ナイ。
アタイとHクンは、そのままAB店長の店へ向かった。
途中、早くも本部へ帰ろうとする社長とバッタリ出くわす。
すれ違いにならなくて良かったゼ。
アタイ達は社長に退職願を叩きつけた。
「仲間を引き連れて退職か。」
フンッと鼻で笑う社長。
「何とでも言ってクダサイ。」
フンッと鼻息を荒くして応戦するアタイ。
辞めると決まったら遠慮なんてするモノか。
そう思ったのはアタイダケではなかった。


「こんなやり方、いつまでも通用しませんよ。」
「なんだと?誰に向かってモノを言ってるんだ?」
「アンタだよ。他に誰がいんだ。」
「…随分な口の利き方だな。
似た者同士、精々仲良くしなさいよ。」

「アナタも。店を潰さないように精々頑張ってクダサイ。」
「フンッ!」
「フンッ!!」
立ち去ろうとしたアタイの後ろから。
「ああ、今日の分の発注は済ませて帰るように。」


「…ハァ?」
「散々店に迷惑を掛けたんだ。当然だろう。」
アタイがいつドコで迷惑掛けたってんだよ。
一番迷惑なのはキサマの方だ。フザケンナ。
売れないモノばかり大量発注して辞めてやってもイイんだぞ。
「2人とも予定時刻まで働いて帰ります。」
「ああ、そうしなさい。」
店に戻って発注作業。
要らんモノのみ大量発注したいのはヤマヤマだが、
思ってもできなかった小心者のアタイ。


AB店長以外の店に挨拶回りをし、
仕事が終わってから仲間達とご飯を食べに出掛けた。
すると、一緒に食事をしていた皆が店を辞めると言い出した。
国家試験に向けて勉強に専念する為。
就職活動の為。(卒業までに後2年以上あるが)
今の仕事が向いていない気がする為。
結婚する為。(2名)
就職が決まった為。
学校が忙しい為。
好きなアイドルを追いかけて上京する為。(←?)
この店で働いていたくない為。(←一番ストレート)
などの適当な理由で、
彼女達は数日のうちにワラワラと店を辞めた。


平社員は使い捨てと考えてる社長のコト。
元々ヒトの出入りも激しかったので、
辞めてもまた雇えばイイと思っていたハズ。
こんなコトでは痛くも痒くもなかっただろう。
アタイは退職して1ヶ月ほど遊び倒し、
そろそろ金も尽きてきたので本気で就職探しを始めた。
アッサリ見つかった就職先で店長になり、
ギャラも上がって友達も増えてウハウハな毎日。
一方、社長の店はというと。
早くも3店舗潰れていた。
アタイの居た店が無くなってしまったのは寂しい気がしたが、
妙にウキウキしたのを覚えている。(←根性悪)


そんなある日。
いつものように仕事へ向かおうと道を歩いていたらば。
信号待ちでAB店長とバッタリ遭遇した。
一緒にいたのは新しく入った社員だろう。
AB店長は馴れ馴れしくアタイの肩を叩いてこう言った。
「観音チャン!元気だった?」
オマエの顔を見るまではな。
バトル開始。(ゴーン)
…つづく。
2003年09月28日(日)

■ そのサンジゥサン。 ■

ちょぃブルゥ。


ハイ。打たれ強いが寒さには弱い観音デス☆(長)


新しく入ったバイトのコ達が、
AB店長を褒めちぎっていた時のコト。
『AB店長より向こうの店にいる観音サンの方がウンチャラカンチャラ…』
と、AB店長とアタイを比べるようにして、
口にするのも恥ずかしい褒め言葉を並べ立てたという。
「何でそんなコト言うの…。」
「純粋に信じてたみたいだから親切のつもりで…。
まさか本人の耳に入ると思わなかったから…ゴメン。」

「バカ―――ッ!!」(T◇T)
「でも一緒に仕事すればすぐ分かるコトだもん。
ていうか、あのヒト。
観音サンに対して妙なライバル心燃やしてるよね。」

「アンタが変なコト言うからだよっ。」
「その前からだよ。知らなかったの?」


扱い的にはバイトと変わらないパートの分際で、
店長会議に出席するわ、
店長しか出席しない新入社員の入社式に出席するわ、
社員しか出席しないハズの食事会に呼ばれるわ。
挙句に、
誰に対してもキッツイ態度を取る社長の奥サンから、
妙に可愛がられて特別扱いされてるわ。
つーか特別扱いって、たまに昼飯奢ってもらったり、
車の免許を取りに行くのにスケジュール調整してもらったり、
コッチに来た時、奥サンの仕事を手伝ってたくらいのコト。
が。
10年以上働いていて飯を奢ってもらったコトがナイうえに、
車の免許を未だに取りに行かせてもらえないAB店長にしてみれば、
十分ムカつく存在だったのだろう。
Aチャンの件があって、抑えてたモノが爆発したんだろうと。
ヤツも外面仮面だったのだ。


言っておくが、飯を奢ってもらうのは、
奥サンの手伝いをしていて休憩時間が遅くなった時が殆ど。
車の免許を取らせてもらえないのは、
自動車嫌いな社長が、危ないからという理由で、
AB店長に免許を取らせないようにと手を回していたのが原因。
奥サンの仕事を任せてもらえないのは、
AB店長のセンスのなさとPOPのヘタさ加減に問題があった。
断じてアタイのセイではナイ。
第一、イイ年こいた女が、
そんなコトで逆恨みするのは如何なモノか。


「結局、観音サンが邪魔なんだよ。
でも観音サンと私達を引き離したって、
皆があのヒトに懐くハズないじゃん?
そういうトコが嫌われてるって分かってないんだよね。
あ〜ぁ、私も辞めようかなぁ。」

「皆…もう仕事に戻んな。」
頼むからコレ以上問題を増やさないでクレ。
一緒に辞められた日にゃ、
アタイが道連れにしたと思われるじゃないか…。
休憩室から皆を追い出したアタイは、
退職願を書いてロッカーを片付けた。
居心地イイ会社だったので、辞めるのはカナリ寂しい。
でも、もう1ヶ月もすれば赴任先から親が帰って来るから、
丁度イイ機会なのかもしれない。
正社員で働けるトコを探そう。


退職願を持って事務所に行くと、
既に社長は消え失せていた。
「…あのハゲはドコ行った。」
「AB店長の店に移動したみたいだよ。」
「なにを〜?」
退職願を握り締めたまま、
どうしたものかと途方に暮れていると、
奥サンがやって来た。
「観音チャン?さっき社長から連絡もらったのよ。」
そうそう、思い出した。
ヤツはアタイが皆から名前で呼ばれてるのも気に入らなかったそうだ。
ソレなりの年のヒトを名前で呼ぶワケにいかないじゃないか。
冷静に考えりゃ分かるコトだろう。
年が近くても名前で呼ばれたかどうかは分からんが。(ぉぃ)
こういうコトは年のセイにして自分を納得させるモンだ。


「丁度良かった。ハイ。」
奥サンはアタイの差し出した退職願を受け取ろうとしなかった。
「ちょっと待ってちょうだい。
ABサンの言ってるコトを全部信じてるワケじゃないのよ。
ただ、今の状態じゃあのコも納得いかないみたいで、
今は観音チャンに少し我慢してもらって、
暫くしてほとぼりが冷めたら、
すぐコッチに戻すようにって社長と約束してるから。」

ほとぼりが冷めたらって、アタイは犯罪者デスカ?
「少しの間も我慢できません。
あのヒトの顔見るダケでムカつきそうですから。
あんなヒトの言いなりになってる社長の約束も信用できません。
さっきは社長相手だから抑えましたけどハッキリ言います。
ABサンの言ったコトは全部ウソです。
泣きたいのはコッチだっつーの。」



つーか奥サン。
化粧が濃いから泣くと目もあてられません。
奥サンがボロボロと泣く姿を初めて見た。
多分、他のヒトは見たコトナイんじゃないだろうか。
こんな状況ながらも奥サンの気持ちが嬉しくて、
退職願を引っ込めようかとも思った。
だけど、AB店長の思い通りになるのは癪に障る。
引き止めてくれた奥サンには申し訳ないと思いながら、
受け取ってもらえない退職願を机の上に置いた。
「お世話になりました。」
コレ以上奥サンと一緒にいたら決心が鈍る気がして、
事務所を出ようとドアを開くと。
「失礼します。」
アタイを押しのけるようにして、
Hクンが事務所に入って来た。


「オレも今日限りで辞めさせてもらいます。」
ゑっ!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)ゑっ!?
…つづく。
2003年09月24日(水)

■ そのサンジゥニ。 ■

1日タップリ休んで復活。
完全復活はまだ先になるかと。
通常日記はTRIPにて。



ハイ。観音デス☆


AB店長の店は自宅から歩いて2分弱の場所にある。
朝に弱いアタイには嬉しい話だが、
今の状況であの店に行くのは、
苦痛以外のナニモノでもナイ。
一応、確認してみようか…?
「あの、応援にですか?」
「何を言う。ずっとだ。」
プシュ〜。 (((ノд=ll)
「今更アソコで何をしろと?」
「ABサンの補佐。」
冗談じゃナイ。
できるコトなら協力するとは言ったケド、
そいつは聞けねェ相談だぜよ。
どんなコトになるか簡単に想像がつく。
死んでもイヤだ。


「単なる提案ならば辞退したいんですが。」
「コレは命令だ。」
Σ(ノ°▽°)ノ なんですとー!?
「もし、イヤですと言ったら?」
「そんなコトが言えるのかね?
アナタ、先日退職した社員を苛めていたそうだね。」

「………ハ?」
「ABサンの下で少し勉強し直すんだね。
さっき言ったABサンの報告によれば、
アナタの普段の態度には色々問題があるようだし。」



たまにしか顔を出さないオメェに、
普段の態度も何も分かるのかっちゅう話だが。
AB店長の報告ダケを真に受けてるんだとしたら、
ホントにオメデタイ人間だな。
そもそも苛めたって何よ。
やられたコトをやり返したダケやんか。
言ってみれば正当防衛とちゃいますのん?
アタイの方がよっぽどヒドイ目に遭ったと思うんだが。
忍耐力が足りないダケなんじゃボゲェ。


「私が言うのもなんですが、
あの報告には間違いが多すぎるかと…」

「たしかにアナタが言っても説得力がないね。」
だったら他の社員に聞いてみろよ。このクソハゲ。
「どうしてもAB店長の店へ行かせたいんですね?」
「そうだ。」
「AB店長の言う事が絶対なワケですね?」
「そうだ。」
「念の為聞きますが、この異動は社長の考えですか?」
「…まあ、そうだ。」
"まあ"って何だよ、"まあ"って…。(吐血)
要するに、誰かが意見してソレに乗っかったワケね?
誰かって1人しかいないケドよ。


頭の中にAB店長の顔が浮かんできた瞬間。
アタイの中で何かが弾けた。
「私をAB店長の近くに置いておけば、
皆が彼女の言う事を聞くなんて思ったら大間違いですよ。」

社長に言った言葉は、
そのままAB店長に言いたい言葉だった。
考え方が幼稚すぎんだよ。フザケンナ。
「…とりあえず至急引き継ぎをしてもらえるかな。」
都合悪いと返事しないんだな。
だからオトナって嫌いだ。


「イヤです。」
「何?」
「イヤだと言ったんです。
あんなデマカセの報告をする店長の下でなんか働けません。
巧い嘘の吐き方を勉強しろとでも言うなら話は別ですがね。
AB店長の店に行けと言うなら辞めます。」

「…そうか、それは残念だね。」(←ちっとも残念そうじゃナイ)
ムッカー。( ̄  ̄メ)
「失礼します!」
コレ以上コイツを同じ空気を吸ってるのもイヤだ。
アタイは事務所を出て休憩室へ向かった。


事務所の外には、
アタイが社長に呼び出されたコトを聞きつけたコ達が、
他の店から集まって来ていた。
「おーい、何の話だった?」
「丁度良かった。紙!!」
「へ?」
近くに立ってたHクンのバインダーから紙を抜き取り、
ズカズカと休憩室へ入って行く。
印鑑を常に持ち歩いていたアタイは、
その場で退職願を書き始めた。
皆がワラワラと部屋に入って来る。
「ちょっと!私初めてこんなん書くんだけど。
何書きゃいいの!?」
(←酷いヤツアタリ)
「何コレ。どういうコト?」
「あのクソ女が社長に大法螺吹きやがったんだよ!」


アタイはAB店長の報告とやらを皆に話した。
「アンタら全員言う事聞かないのも私のセイだってさ。
あんな店に異動になるくらいなら辞めてやる。」

「あ…もしかしたら私のセイかも。」
と言ったのはAB女だった。
「ナニ?」(怒)
「いや…前に手伝いで行った時にちょっと…。」
「ナニ!?」
「そんなようなコトをポロッと言っちゃったかなぁ…なんて。」
「……………。」( ̄д ̄;)ォィ。
…つづく。
2003年09月23日(火)

■ そのサンジゥイチ。 ■

気分はサイコォ☆
体調はサイティ。
詳細はTRIPにて。



ハイ。風邪っぴき観音デス☆


今まで以上に気を引き締めて仕事をこなし。
ナニゴトも起こらず数週間。
なんとかクビは繋がったか…。
と安心しかけた頃。
社長が店舗巡回にやって来た。
ビミョーに顔が怒ってるよな気がするケド、
アタイに後ろ暗いトコがあるセイよね?
話してる分には機嫌がよろしいようだ。
そうそう、元からあんな顔してたじゃない。
などと心の中で言い聞かせているうちに、
社長は他の店へと去って行った。


「ああ…心臓に悪い。」
「何もなくて良かったですねぇ。」
「何もなさすぎな気がしなくもないんだが…。」
何かしらケチをつけて帰るのが常となっている社長。
今日は全くお小言ナッシング。
なんかオカシイ…と、スッカリ疑心暗鬼なアタイ。
「いくら日頃の行いが悪いからって考えすぎですよ。」
「ヒトのコトを言えるのか、キサマは。」
Oクンと言い合いしていると電話が…。
……………。
社長サマから本店に呼び出された。


事務所に着くと、
社長がデデーンと椅子に座って待ち構えていた。
「最近、売り上げが落ちてるようだが、
アナタの店はどんな感じ?」

「例のドラッグストアの影響が少しあるようですね。」
「それだけ?」
…何が言いたいんだ、何が。(-_-;)
数日前に近所にできた薬局のおかげで、
確かにココ最近、売り上げは落ちていた。
でもソレはドコの店舗も同じようなモノ。
ソレでもアタイが配属される前の2倍以上の売り上げはある。
文句言われる筋合いはナイぞ。
「販促用のポップやディスプレイもマメに作り直してます。
バイトのコたちもマメに掃除してくれてますし…。」

「…ああ、ソレで思い出した。」
「ハイ?」(ー∇ー;)


「コッチの人間が言う事を聞かなくて困ってると、
AB店長から話があった。」

「ハ?どういうコトでしょうか?」
「コッチから手伝いに行かせてるヤツらだよ。
キミの言うコトは良く聞くらしいね。」

「…普通に良くやってくれてますが?」
「何でABサンの言うコトは聞かないんだろうね?」
AB店長の人間性に問題があるのでわ?
とは口が裂けても言えナイ。
だってアナタのお気に入りですものね。


「さあ、私には分かりかねますが。」
「アナタが裏で何かしてるんじゃないかという話もあるんだが。」
「…何かと言いますと?」
「相変わらず一緒に遊び歩いているようだが、
仲がとてもいいんだね。」

「ハァ、それなりに。」
「アナタには良く懐いているようだから、
ABサンの言うコトを聞かせないようにするぐらい、
容易いコトなんじゃないかね?」



コイツひょっとしてバカ?
アレは敵に回しても百害あって一利ナシの人間だぞ。
ドコの誰が好き好んでそんな自殺行為するってんだよ。
第一、ココは職場であってサル山じゃナイんだから。
「私がそんな子供じみた真似をするとお思いで…?」
「いや、彼女から聞いたままを話してるだけだ。
違うなら違うと言えばいい。」

「違いますね。」
その後、社長がAB店長から聞いたらしい話を延々と聞かされたが、
ドレもコレも身に覚えのナイコトばかり。
こないだのオヤツ事件をチクられた方がよっぽどマシ。


つーかバイトのコが言うコト聞かないってのも、
あの女が大袈裟に言ってるとしか思えないんだが。
仕事に私情を挟むようなコ達じゃナイと思うし、
AB店長個人がどうであれ、
仕事のできる女であるコトに違いナイので、
そういう面では尊敬されてたハズだ。
アタイのハラワタも煮えくり返ってきた。
「…そこで提案があるんだが、協力してくれるかね?」
嗚呼…もはや嫌な予感しかしないわよ。
というワケで、
彼女の言うコトをキチンと聞くように皆に言え、
なんてバカなコトダケは言ってくれるなよ…。(-∧-;)
祈るような気持ちで覚悟を決めた。

「…私にできるコトであれば。」
「じゃあ、明日からAB店長の店舗へ異動しなさい。」
予想もできなかった社長サマの言葉に驚愕。
…つづく。
2003年09月22日(月)

■ そのサンジゥ。 ■

とうとう一口の酒で爆睡できる身体に逆戻り。


ハイ。観音デス☆


商店街に建っているこの店。
通りをはさんだお向かいサンは喫茶店。
見上げた先には、
無表情にコッチを見下ろしている4つの瞳。
「どうかした?」
ケッコウ鈍感なOチャンが気付かなくてもムリはナイ。
しかし今回ばかりは気付いて欲しかった…。
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう。
困ったアタイは満面の笑みで外に向かって手を振った。
アタイは視線を上に向けたまま、
口をなるべく動かさないようにOチャンに話しかけた。


「…絶対に驚かないと約束できるか?」
「モノによる。」
Oチャンの度胸を信じよう。
「んじゃ私の言うコトをよく聞いて。
まず、私がソッチを見て話しかけたら、
嬉しそうに座り込んで上に向かって手を振るコト。
AB店長とO先輩がいるから。」

「えぇぇぇぇっ!!!」Σ(゚Д゚;)
「動揺したらオシマイだぞ。
悪いコトなんて何もしてませーんって顔で手を振れ。」

「…分かった。」
ヽ(^∀^;)(^∀^;)ノ


この時食べた惣菜は、
全く味を感じなかったと言っても過言ではナイ。
少しして、AB店長とO先輩は店に遊びに来た。
「ビックリした〜。」
ソレはコッチのセリフだ…。(-_-;)
「2人ともお喋りに夢中だったみたいだし、
気付くかな?って言ってたんだよ。
座らなかったら気付かなかったよね?」

エェ、アナタのご指摘どおり。
オヤツを食らう為に座り込まなきゃ全くな。
「いつもそんなトコで食べてるの?」
「ぃぇ。今日はたまたま店がヒマだったので。」
「そうだよね〜。いくらなんでもいつもじゃねぇ。
Oサンが食べてるのも丸見えだったよ。」

「すみません…。」( ̄_ ̄;)


もしコレがO先輩ダケだったら、
『アンタ達、何やってんの?外から丸見えだよ!』
と怒鳴られていたコトだろう。
昔は彼女のこういう所を優しさだと勘違いしていたが、
今となっては直接文句を言われるより感じが悪い。
「それにしても、休憩でもないのに…ねぇ。」
ハッキリしないがジワジワと責めてくるAB店長。
Oチャンはスッカリ萎縮してしまっている。
休憩時間以外にオヤツを食べてるのはオマエの店も同じだろう。
アタイはだんだんと腹が立ってきた。
ヒトはソレを逆ギレと言う。


「ウチのバックルームは暗いうえに狭いもんで。
AB店長サンの店みたいに広くて明るければイイんですが。」

「でもバックルームで休憩するワケじゃないし。」
「でもオヤツは食べてますよね?
前に手伝い行った時、エクレアごちそうになりました。」

「あの日はたまたま頂き物で…」
「いつものように順番にバックルームで
と誰かが言ってたように記憶してますが?」

「………。」
記憶などしていないが、
あの手馴れた行動は一度や二度のコトではナイだろう。
そう確信したアタイは、
ハッタってハッタってハッタリまくった。


AB店長とO先輩がようやく帰った後。
「よりによってなんでAB店長が…?」
「ココ最近の妙な視線の主はAB店長かもな。
監視でもしてたつもりなんだろ。」

「じゃあ、いつもアソコから見てたってコト?」
「見回しても分からんハズだ。
まさか上から見てるとは思わんかった。」

「でも何の為に…?」
「決まってる。コッチの…というか私の………。
どーしよう。イヤな予感がしてきた…。」
( ̄ェ ̄;)
「まさか、Aチャンのコトで仕返し?」
「仕返しなんて可愛い言葉で済めばイイんだが。」


この手のイヤな予感が外れたコトがナイのは実証済み。
アタイの行動を見張って、
つけこむスキがあったら…あったら…。
いくらなんでもソコまではなぁ。ふはははは。
アイツじゃするかも。(ぐはぁ)
新入社員でAB店長に懐いていたのはAチャンダケだった。
そのAチャンを追い出した人間に敵意を持っても不思議はナイ。
追い出したつもりは甚だナイんだが…。
と言っても聞く耳持たんだろう。
その日の夜。
この出来事をHクンに報告した。


「…まさかAB店長自ら見張ってたとは。」
「社長に告げ口しようとしてたというセンが濃厚かと。」
「観音サンの行動の悪いトコダケ選りすぐって上に報告。」
「その為に張り込んでたとしか思えない。」
「今回はオヤツで済んで良かったんじゃねェ?…でもマズイな。」
「いや、今回はそんなにマズイコトしとらんよ。
ドコの店でもやってるコトだし。
まあ、場所が悪かったのは確かだけども。」

「そうじゃねェよ。
その後のオマエの行動のコト言ってんだ。
今回は偶然オマエが見つけたからかもしれないが、
元々、何かあったら乗り込んでくるつもりではいたと思う。
それがオマエの弱みを見つけてウキウキ乗り込んだのに、
逆襲に遭ってすごすごと退散しなきゃならんハメになっただろ。」

「うはは〜。AB店長のプライドもズッタズタ〜………ん?」


ズサ―――――ッ。
(↑ 血の気が引く音)


タイプ的にはAチャンと似たり寄ったりなAB店長。
近いうちに何かが起こるだろう。
…つづく。
2003年09月16日(火)

■ そのニジゥキゥ。 ■

上司に10歳も若く間違えられると、嬉しい半分悲しい半分。
そんな微妙なお年頃。



ハイ。若作り観音デス☆


A男のコトで学習したのか、
今回のBチャンの行動たるや凄まじく。
出勤日が一緒の日には栄養満点の手作り弁当。
終業後には遊びの誘い。(団体行動なのでコッチにもとばっちり)
ヒマさえあれば電話の嵐。
Bチャンの猛アタックには、
サスガのオレ様男もひるみっぱなし。
久しぶりに自由の身になったHクンは、
アタイの家に非難してきた。


「コレは一体どうしたコトだ…。」
「目を覚ましたついでに目覚めちゃったんでしょう。
アンタへの愛に。」

「そんなに惚れっぽい女だったのか、アイツは。」
「割と慎重だと思ってたケド、そうでもなかったようで。
つーか今回は何も考えずに行動してるな、ヤツ。」

「オマエが余計なコト言うから…。」
「"オレみたいな男に惚れろ"って言ったのアンタじゃん。」
「オレみ・た・い・な、だ。オレに惚れろとは言ってねェ。」


惚れちゃったモンはしょーがないやん。
行動がココまで極端なのはどうかと思うが、
今回はソレなりに安心して見てられる。
「その件は1人でボチボチ解決してくれよ。
私としては最近独りぼっちの彼女が気になるんだが。」

「あー、そういや姿見なくなったな。」
「コレでA男と何ともなかったら可哀相だよね。」
「オマエ、よくアイツに同情できるな…。」
「同情っつーか独りぼっちのヒトに弱いの、私。
あんな必死な顔されちゃうとねぇ。」



BチャンがHクンに猛アタックを始めたばかりの頃。
Aチャンがアタイのトコへのりこんで来た。
「Bサンに何言ったんですか!」
巧いことたらしこんでうんちゃらかんちゃら。(←やっぱり聞いてナイ)
あまりに腹が立ったので思わず、
「ガタガタうるさいんだよ、この外面仮面。
ヒトに文句言う前に、その本性をみんなの前で見せたらどうだ。」

なんて言っちゃったもんだから、
お得意の泣き落とし攻撃で現在休業中。
よくクビにならないな…と感心したもんだ。( - -) トオイメ。
肝心のBチャンもHクンに夢中で彼女に構ってる場合じゃないようで。
今度ばかりは本格的にヤバイだろう。


などと話していた数日後。
Aチャンが店を辞めたという知らせが来た。
体調が良くならなくて、コレ以上店に迷惑掛けられないから。
という理由で退職願を出したらしい。
表向きはそうなってるのね。
でも分かるのよ。
AB店長の目が、
「アンタのセイよ。」
って言ってるの。
最後の最後に爆弾仕掛けていきやがったな。(吐血)
未だAチャンと連絡は取っているというBチャンに、
ホントのところを聞かせてもらおうと思ったが、
Bチャンも体調不良だとしか聞いていないらしい。
スッキリしない終わり方だこと。


だがしかし。
Aチャンの退職後、職場の雰囲気はスッカリ元通り。
散々振り回されたが、前よりまとまった気がしないでもないので、
とりあえずは感謝しておこう。
そんなある日。
「………ん?」( ・_・)
「どうかしました?」
「んー、気のセイだと思う…。」
仕事中にドコからかイヤな視線を感じるようになった。
略奪女が来てた時と同じような感じ。
まさかまた?と思ったが、
辺りを見回してもソレらしい人物は見当たらない。
気のセイだと思いたかったが、
ソレはほぼ毎日のように続いた。


「ねぇ、なんか変な感じしない?」
「変なって?」
「なんかこう、気持ち悪さを感じるんだけど。」
「そう?別に何ともないけど…。
ソレより観音サン、お腹空きません?」

「あー、減ったかも。」(←単純)
「それじゃ、食料調達してきまーす♪」
Oチャンが近くの惣菜屋で食料を買い込んで来た。
アタイらの中では恒例になっている夕方のオヤツタイム。
実はピザをとったコトもある。
いつもはバックルームに隠れて食べるんだが、
その日はお客サンもあまり来なかったので、
Oチャンはカウンターの中にしゃがみ込んで食べ始めた。
食べ終わってアタイと交代。


座り込んだその瞬間。
「………?」
またしても鋭い視線を感じて顔を上げた。
「ぬぉぉっ!!」��( ̄∀ ̄;)!!
…つづく。
2003年09月11日(木)

■ そのニジゥハチ。 ■

柔らかい信玄梅はマズイ。


ハイ。観音デス☆


ひと月もしないうちに、
相談があると言ってBチャンが家へ来た。
連絡が来た時、アタイの部屋では既にHクンが、
まるで我が家のようにくつろいでいたので、
その旨を伝えると、別に構わないとのコト。
彼女を待っている間、ソワソワして落ち着かないアタイ。
「なんかドキドキすんね…。」
「"話"じゃなくて"相談"ってトコが気になるな。」
「アレから何かあったんかな?」
「考えててもしゃーないべ。」
そう言ってHクンはマンガ本を読みふけっていた。
緊張感の欠片もナイ男だ。


Bチャンが来ても尚、
オレのコトは気にするな、と言いながら、
相変わらずマンガに集中しているHクン。
「相変わらず入り浸ってるみたいだねぇ。
仲良くて羨ましいわ。」

「マテ。コイツが勝手に上がりこんでるダケだ。」
「1人暮らしだから家にいてもつまらねェんだよな。
ココに来りゃ本ダケは山のようにあるからな。
何のおもてなしもないのが難点だが。」

「たまには手土産の1つでも持ってきたらどうだ。」
「オレ貧乏だもん。」
「ウチも決められた生活費で暮らしてんの。
って私らの経済状況なんてどうでもイイんだよ。
Bチャンの相談て何?」



「どうしたらいいか分からないんだ。」
「何が?」
「告白した方がいいのか、やめた方がいいのか。」
「したいならすりゃいいだろ。そんなの自分で決めろよ。」
「…まぁ、言い方はキツイケド私も同意見。」
「振られるのが分かってても?」
「分かっててしたヒトがアンタの目の前におるやんか。」
「私は本気で好きなんだよ。」
…イタイトコ突いてきますな。(-_-;)


「正直言って私も告白しても振られると思うよ。
でも、アンタがソレ言うのはおかしくないか?
本気で好きなら躊躇ったりする前に行動してると思う。
アンタの性格考えればね。
片思いが長すぎて臆病になっちゃった?
たとえダメでも区切りにはなると思わない?」

「うーん…。」
「その程度の本気なら言わない方がイイと思う。
何よりヤツが調子に乗りそうで腹立つし。
と、コレは私の意見だが、決めるのはアンタだからね。
ヒトに決めてもらったら後悔するよ……?」

はて?(ー∇ー;)
黙って聞いているBチャンの顔が、
笑いを堪えてるような気がするんだが。
と思ってたら、ホントに笑い出した。


「ヒトが真剣に話してんのに…。」
「ゴメン。実はココに来る前にAと会ってたんだ。」
Aチャンは、絶対にうまくいくから告白した方がいいと言ったらしい。
あの悪魔。一体何考えてんだ…。
「ホント言うとアレからどんどん気持ちが冷めちゃってさ。
そしたらAの話すコト全部が胡散臭く思えちゃってね。
今の観音サンちの言葉みたいに素直に聞けなくてさ。」

隠し通したいならソレでも構わないそうで、
本当のコトも別に知りたくないそうだ。
もう2人ダケで好きにやってくれ、という状態だと言う。
なんか違う意味でイヤな予感がしてきたぞ。(汗)
…ぃゃ。気付かなかったコトにしよう。( ̄∀ ̄;)
「Aチャンには何て言ってきたの?」
「もう好きじゃないかもしれないって。
そしたら、本気で言ってるの?って、
なんか怒ってるみたいにしつこく聞かれた。
ショックだったのかな?」



ぉぃぉぃ。何でショック受けるかな。
Bチャンの恋心が冷めてくれれば2人にとっちゃラッキーなハズ。
待てよ…。(またしてもイヤな予感)
「ひとつ聞きたいんだけどさ、
アンタらってA男の話しかしてなかったんと違う?」

「うーん…言われてみればそうかも。」
なるほどな、と。
ようするにA男は、Bチャンを傍に置く為になくてはならない存在で、
もうイイと言われてしまったら………。
「恐ろしい考えになってしまった。」(汗)
「恋の魔法は解けたな。」
「うわぁっ!男がそういうコト言うなよ。」(鳥肌)
「少女マンガの影響だ。」
「ハイハイ。それにしても、とんだピエロだな。(A男が)」
「サムイ。…ヒトのコト言えねェだろ。」


「何2人してワケ分かんないコト言ってんの?」
Bチャンには言わない方がイイだろう。
アタイとHクンは、初めて心からA男に同情した。
「気にすんな。ソレより今度はもっとイイ男に惚れろよ。
例えばオレみたいな。ワッハッハ〜。」

………この大バカ。( - -) トオイメ。
自分のコトとなると思いっきり鈍感だな。
いつかのキサマの言葉を借りるなら、
テメェのケツはテメェで拭けよ?
「まあそうだね。A男は踏み台にして次の恋へ進もうぜーぃ。」
「そうだねぇ。」
そう言ってBチャンはニコニコと笑った。


嗚呼やっぱり。
次の恋は既に始まっちゃっているのね〜〜〜。(T∇T)
…つづく。
2003年09月10日(水)

■ そのニジゥナナ。 ■

花粉症と風邪が入り混じってイイ感じに最悪。


ハイ。観音デス☆


アタイの家に来たBチャンは、
Hクンを見てさほど驚いた顔はしなかった。
「最近妙に接近してると思ったらこういうコトだったの。」
「どういうコト?」Σ(゚Д゚;)
「おいおい、勘違いすんなよ。
俺が好きで押しかけてんだ。」

↑
この場合の"好き"に変な意味はナイ。
「で、私に話があるってのは?」
「オレだ、オレ。そろそろ終わりにしねェか?」
「何でアンタに指図されなきゃいけないの。」
シツコイようだが、Hクンの横柄な態度は、
職場の女子の中では嫌われ度ピカイチ。
BチャンもHクンとは交流が殆どナイに等しい。


「まずオマエのその態度が気にいらねェ。」
「だから何でアンタにそんなコト言われなきゃなんないの?」
「あのー…2人とも落ち着いて…。」
「観音サンがコイツ甘やかすからこんな状況になったんだろ。
AB店長のコト言ってる場合じゃねェぞ?ちょっと黙ってろ。」

甘やかした覚えはナイんだが…。(←好きなヒトには激甘なヒト)
今思えば、AB店長とアタイは似ていたのかもしれない。
「選択肢は2つに1つ。
告白するのか、しないのかドッチだ?」

…イキナリ核心デスカ。( ̄ω ̄;)!!


「アンタに答える必要ないでしょ。」
「じゃあ質問を変える。
観音サンとA女と、ドッチがオマエにとって大切だ?」

…本人目の前にしてAチャンと答えられた日にゃぁ、
サスガのアタイでも涙で枕を濡らすぞ、オィ。
「アンタには関係ないって言ってんのが分かんない?」
「関係なかったらワザワザ呼び出してまで聞かねェよ。
中途半端なオマエのおかげで迷惑してんだ。」

誰が…?なんか胃が痛くなってきた…。(ー∇ー;)
「勝手にクビ突っ込んでるアンタが悪いでしょ。」
「あー、そうですか。分かりました。
おい、もうコイツらのコトなんて放っとけ。」

「…ハ?」


「こんなバカな女初めて見た。
自分ダケが傷つかなきゃイイって人間だよ、コイツは。
アイツとソックリじゃねェか。似たもの同士でツルんでろ。」

…約束が違うじゃねェかバカヤロー。(;-_-)=○()°e°)ハグァ
「ちょっと話したくらいで何が分かるってのよ。
Bチャンだって色々考えて…」

「考えてこの程度か?全く気に入らねェな。
イヤなコト全部オマエに押し付けて自分は知らん振りだぞ。
アッチにもコッチにもイイ顔して高みの見物とはイイ身分だよな?」

「でも私は自分が好きでやってるコトだし。
Bチャンのさっきの言葉を借りるなら、
勝手にクビ突っ込んでる私が悪いってコトに…」

「最初から言ってんだろ。こんなヤツ庇う必要ねェよ。」


………プッチン。(ーдー:)


「あーもーウルサイね、アンタは!!
そんなコト、アンタに言われる筋合いじゃナイってんだよ。
何考えてようが行動しようが本人の勝手でしょうが。
気に入らないんだったらアンタが抜ければいい。
ソレダケのコトでしょうが。」

「そういうオマエの態度も気に入らねェんだよ。
イイヒトぶってるつもりかもしれねェが、
オレから見たらただのアホだぜ?」

なーにーをー!?
う(´д`;)う`ー´)ノう`▲´)ノうわー!!(ノ`▲´)ノ ┫
危うく乱闘寸前の大喧嘩。
呼び出しておきながらBチャンはソッチノケ。
かと思いきや。
「こんだけ言わせといてまだ黙って見てやがんのか?オメーは。」


「ハ?」(;-∀-)(-∀-;)「ハ?」
「アイツはオマエのコトで誰かとケンカになったって、
きっとこんなにムキになったりしねーぞ?
オマエが自分から変わらなきゃ何も変わらねぇんだよ。
もっとシッカリしろよ、一応オレより年上だろーが。」

「………悪いけど、帰る。」
「おーいおいおい。こんなバカの言うコト真に受けちゃダメだよ。
アンタはアンタのやり方でいけばイイんだからね。」

「バカとはなんだ、バカとは!」
「アンタだって同じコト言ったじゃん!!」
「お願いがあるんだけど…。」


しばらく自分達のコトは放っておいてほしいと言い残して、
Bチャンは帰っていった。
「あぁぁぁぁぁ…アンタなんかに任すんじゃなかったぁ!」<(T◇T)>
「観音サンがノってくれて良かったぜ。
確信はあったけど殆ど賭けに近かったからなぁ。」

「何言ってんの?自分が何したか分かってる?」
「Bサンの目を覚まさせてやるって言わなかったっけ?オレ。」
「傷つけるのと目を覚まさせるのは違うだろーが。」
「傷ついちゃいねェよ。気付いてたと思うから。」
「…アンタ、マサカと思うけどワザと?」
「半分は本音だったけどな。しっかし疲れた…。
ウソでケンカできた観音サンが信じらんねぇよ。」

「………。」(←呆れて口がきけない)


放っておけと言われたからには、
もう手出しも口出しもできん。
大切な決断は自分1人でしかできないのだから、
せめてBチャンが後悔しないように。
全部終わったら、また一緒に笑えるコトを願って。
ついでにHクンのコトを本気で嫌ったりしませんように…。
…つづく。
2003年09月09日(火)

■ そのニジゥロク。 ■

ついでなので連チャン更新。


ハイ。観音デス☆


AB店長とBチャンとA男以外に相手にされなくなったAチャンは、
体調不良の為、会社を休むようになった。
「他人の良心の痛めつけ方を良く心得てるな。」
「今の状況じゃ誰も彼女に同情しないと思うが。」
「1人いるじゃん。強力なヒトが。」
「おーおー。おかげさまでスッカリイジメッコ気分よ。」
「アイツにダメージ与えるのはムリかもな。
良心というモノが全くナイだろ。」

「Bチャンもああいうヒトだからねぇ。」


BチャンはAチャンの家へ毎日のように通っていた。
どうしても疑いきれないらしい。
そして、久しぶりに出勤してきたAチャンが、
アタイの店にやってきてこう言った。
「Bサンは私を選びました。」
アタイにダメージを与えようとしたのだろうか。
可愛いヤツよのぅ。(無傷だが)
職場ではBチャンと距離を置いて、
Aチャンを刺激しないようにしようという企みに気付いてナイ。
以前のようにヤキモキするコトもなく、
アタイ達はソレを見守っていた。


が、ある日。
Aチャンの家に行ったBチャンは、
A男が遊びに来てるコトを知ったのだ。
騙すならもっとうまくやってくれよ…。
みんなが1番避けたかった状況。
でも、Bチャンが1番望んでいた状況だった。
「自分の目で見れば納得するから。」
Aチャンが都合悪いと言った日に、
わざと彼女の家まで行ったんだと、Bチャンは言った。
だけど、その後もBチャンの態度は変わらなかった。


暫く経ってA男が就職活動の為にバイトを辞め、
その数週間後、またしてもAチャンは仕事を休みだした。
バイトを辞めたハズのA男が、
アタイのトコまでやって来た。
「Aチャンのコト苛めないであげてよ。
いい加減にしないと俺も観音サンのコト嫌いになるよ?」

『コイツは俺が好きだ。』
と思っているかのようなA男の高飛車な物言いに、
とうとう堪忍袋の緒が切れた。
「オマエはアホか?嫌いになるならなればいいだろう。
ヒトの忠告も聞かずに好き放題やっといて、
自分らの立場が弱くなったら今度は脅しか?
アンタ達は間違ったコトを1つもしとらんのか。
胸に手ェあててジックリ考えろ。」



「何怒ってんの?ワケ分かんない。」
ヘラヘラ笑うなっつってんだよ、気色悪い。
「アンタとAチャンのコト、Bチャンが知らんと思ってんでしょ。
残念だけど全部バレてるよ。」

「まだそんなコト言ってんの?俺ら別に何もないよ。」
「アンタらは友達を何だと思ってんの?
もう誰もそんな言葉は信じないよ。」

「…俺が断ったから?やり方が汚いよ。」
「ハァ?」Σ( ̄Д ̄;)
「そうやってウソ吐いてみんなのコト仲間に引き入れたんだね。」
ソレはお前らの方だろうが…。
ウソ吐いてたって自覚がナイのか?
「帰れ。2度とそのツラ見せんな。」
顔を見てるダケで腹が立つので追い返した。


その日の夜。
Hクンに昼間の報告。
「妙な自信を持たせたもんだな。」
「自業自得とはいえ気色悪くてたまらん。」
「でもよ、何でココまできて悪あがきすんだろな。」
「辞めちゃえばコッチのモンだとか思ってんじゃないの?」
「ソレは言えるな。もう接点はナイワケだし。」
「あんな男とBチャンが付き合わなくて良かったよ。
そのうちAチャンにもポイッと捨てられるぞ、アレは。」

「そんなくだらねぇコトで悪役やったアンタもスゴイな。」
「あんな男でもBチャンは本気で好きなんだよ。」
「うーん。今ココにBサン呼べるかな?」
「何する気?」( ̄ェ ̄;)
「Bサンの目ェ覚まさせてやるよ。」


ニヤリと笑ったHクンの顔を、
アタイは一生忘れられないだろう。
…つづく。
2003年09月08日(月)

■ そのニジゥゴ。 ■

1度サボると止まらんデス。


ハイ。観音デス☆


「観音チャン〜〜〜〜〜。」(−−)
………また出たか。(´Д`)<AB店長。
私がアレほど忠告したのにうんちゃらかんちゃら。(←聞き流し)
クドクドと説教をたれてたかと思ったら、
このお方もただ騙されてるダケのバカではなかったようで。
「本人達の問題でしょう。
アナタにそこまでする権利はないわよ。」

AチャンとA男のコトは、彼女の中では公認だったらしい。
「私は2人の付き合いに文句を言う気は甚だありませんが。」
「じゃあ何故放っておかないの!」
「放っておけなくしたのは誰ですか。
ヒトを巻き込んだのは彼女です。」

「Aチャンにだって事情があるでしょう。
アナタが何で分かってあげられないの?」



B男の時のコトを言っていたのだと思う。
どんな事情だ?
親友の好きな男と隠れて付き合ってるうえに、
ドチラも選べない中途半端な女の事情など知ったコトか。
両方とも手に入れようなんざワガママなんだよ。
本気で好きならドチラかへの想いを貫き通せばよかろう。
若しくは両方とも切り捨てるかすればイイ。
何が何でも騙し通す優しさなんぞ、
アタイにとっては偽善でしかナイ。


「分かりたくもありませんね。」
「観音チャンはAチャンが言ってた通りの人みたいね。」
「身に覚えのナイコトで他人から責められてみたらどうです?
少しは考えが変わるかもしれませんよ。」

「観音チャンのコトに関しては分かってたつもりよ?」
「以前から全てを知ってたヒト達はね。」
「それで十分でしょう?」
「最初は我慢しましたよ。でもアレはやりすぎ。
私のコトをよく知らないヒトに誤解されるのは耐えられます。
でも、あのコが何をしようとしてたか分かります?
私の友達にまでウソを吹き込んで根こそぎ奪おうとしたんですよ。
一度ダケじゃない、何度もね。しかも傷つけた。
ナゼ彼女がそんなコトを繰り返したか分かりますか。
アナタがそうやって無分別に甘やかしてきたからだ。
放っておくべきなのはアナタの方です。」



「いや〜、あのAB店長に意見するとは。
女にしとくの勿体ねェホドの命知らずだな。」

「…褒め言葉になってない。」
当たり前のようにウチに出入りするようになっていたHクン。
命知らずと称された理由はコレ。
「なんたってAB店長は社長のお気に入りだもんな。」
アタイのクビなぞ簡単に吹っ飛ばすコトができるだろう。
「居心地の悪い店になったもんだ…。」
「自分で原因作ったクセに…。」
「連れション好きそうよね、AB店長とAチャンは。」


長年不倫しているAB店長は、
公にできない恋に対して非常に寛大だった。
むしろ推奨してたと言った方がイイのか。
アタイの時に妙に協力的だったのもそのセイだろう。
純粋に応援してくれるならイイんだが、
どうもこのAB店長にも腹黒さを感じてならない。
自分の恋愛を肯定する為なら最低だぞ。
既に嫌っているので飛び出てくる考えも容赦ナイ。
仲間を作りたがる人種はどうも苦手だ。
職場の人間からアタイに対する誤解が解けると、
AB店長の信用は地に落ちた。


が、Bちゃんとの仲が元通りになったとはいえ、
未だAチャンがBチャンのお膝元なのは変わらない。
実際、操られているのはBチャンの方なので、
BチャンがAチャンのお膝元なのかもしれない。(この際ドッチでもイイ)
嫁に貰うならAチャンみたいなコがモッテコイだろうが、
友人関係でソレをやられちゃ堪らん。
まるで弄ばれているようじゃないか。
なんでもかんでも自分の思い通りになると思うなよ。
…つづく。
2003年09月07日(日)

■ そのニジゥヨン。 ■

硬水がマズイのは塩水だからだと判明。


ハイ。観音デス☆


翌日。
会社に行くと早速AB店長から呼び出された。
既に慣れっコだが、何でこのヒトを巻き込むかな。(汗)
何せ事細かに説教してくれるヒトなので、
解放されるまでの説教中に、
アタイのコトをどう言いふらしているか知るコトができたが。
Bチャンを騙そうとしていた女。
Aチャンに難クセつけて孤立させようとしていた女。
Bチャンに抜けがけしてAB男に告白して振られた女。
AB男に振られた理由をAチャンのセイにし、
BチャンとAチャンの友情を壊そうとしている女。
全部ひっくるめて、とにかく嫌な女。
アタイに言わせりゃキサマのコトだ、コラ。
AB店長どころか、OクンとOクン彼女まで味方についたのに、
徹底的にアタイを潰す気か?


その後。
Hクンに言われたとおり、
アタイの考えてたコトを全てBチャンに伝えた。
信じるか信じないかは別として、
とにかく全部ありのままに話した。
ただし、Aチャンを孤立させる目的ではないので、
話したのは自分の行動についてのみ。
BチャンがAチャンのコトを信じてるなら、
ソレら全てをAチャンに話すだろう。
それより前にHクンがBチャンと接触し、
どう話したかは企業秘密だと教えてもらえなかったが、
スッカリ昔どおりに戻ったアタイとBチャン。
というか、昔よりも仲良くなってたかもしれない。
腹を割ったケンカというモノはするものだ。
そのおかげで、Oクンともまた普通に話すようになった。
Oクン彼女には相変わらず嫌われたままだったが。


店でOクンと雑談をしていた時、
Aチャンが店にやってきた。
「もうBサンに近づかないで下さい。」
「そんなこたアンタが決めるコトじゃないしょ。」
「よく平気な顔していられますね。裏切ったクセに。」
「ちゃんと和解したので心配ご無用。」
「またBサンのコト騙してるんですか?」
「仕事に関係ない話なら戻りなさい。」
悪いけどアンタと話したくナイの。
という態度で追い返す。
正直、塩を撒きたい気分だ。


更にAチャンは、アタイとBチャンが一緒の日にも現れた。
「Bサン、ちょっといい?」
店の入り口までBチャンを呼び寄せる。
「観音サンがどういうヒトか知ってるでしょ?
何でそんな風に笑って話してられるの?」

これ見よがしに店の前で話し合わんでほしいものだ。
そういう話なら、せめてアタイのいないトコでやってクレ。
わざわざ悪口を聞かせる為にやってるとしか思えん。
「もう終わったコトだから。」
最後にそう言ったBチャン。
悪いな、Aチャンよ。
ケタ外れにお人好しなBチャンも、
多少はアンタのコトを疑い始めてんだよ。
散々周りが『Aチャンに気をつけろ』と忠告してるというのに、
まだ完全に疑われてナイコトに感謝しな。
でもな、本人を目の前に悪口言う時は、
ソレ相応の覚悟しとけ。


憎々しげにコッチを睨んだAチャンに、
ニッコリ笑ってこう告げた。
「彼にはキッパリ振られたし未練もナイ。
何度も言うけど、
Bチャンが誰と仲良くしようがアナタには関係ナイよ。」

「観音サン、最低ですね。」
オマエがな。
「BチャンはAチャンのオモチャじゃないのよ。」
「酷い…私はそんな風に思ってない。
聞いたでしょ?観音サンは平気でこんなコト言うヒトなんだよ?」

いい加減にしないとキサマの行動を全部バラすぞコノヤロウ。
「他人の気持ちや行動まで支配する気?
アンタ何様のつもりなの?そんなの友達でも何でもないよ。」

今度こそAチャンは泣いて店を飛び出した。


「観音サン、ちょっと言いすぎじゃ…。」
「今まで甘やかしすぎたんだよ、アンタも私も。
あのコは自分のしてるコトが分かってない。」

都合が悪くなったら権力のあるヒトに泣きついて、
自分の手は全く汚さず周りが動いてくれるのを期待してる。
か弱い女のフリしながら、守ってあげたいと思わせる。
思わず感心するほど巧く立ち回ってるその姿は、
信じてる者から見れば真っ白でおキレイなイメージだろうが、
その腹黒さを察知している者から見れば、
嫌悪感増幅、イメージはドス黒くなるばかり。
あのコがアタイに成り代わろうとしていたのは構わない。
ただ。
同じ立場になる為に自分を磨いて上ってきたなら話は分かるが、
他人を騙して相手を貶めて引きずり下ろすやり方は、
いくら高校卒業したてで無邪気なピチピチの女のコであろうとも、
度を越せば笑って許せるようなモノじゃナイ。


そしてついには泣き落とし作戦。
そろそろ余裕がなくなってきたようね。
…つづく。
2003年09月04日(木)

■ そのニジゥサン。 ■

眠い…。(≡≡;)


ハイ。観音デス☆


気味悪かったケド顔出してヨカッタ。
気付かなかったら窓を割るまで石を投げそうなヤツだ。
裏口から部屋に上がってもらった。
「よくウチが分かったね。」
「案内人がいたからな。」
AB女である。
サシで話がしたいから、と追い返したらしい。
アタイの周りでは稀に見るオレ様男だ。


「あ、色々ありがとね。」
「どういたしまして。で、オレを仲間にしない?」
「ハ?何の?」
「全面戦争の。」
Hクンの予想では、
明日からサバイバルな毎日が待っているという。
ソコを乗り越える為にオレの力を貸してやると。
押し付けがましい言い方だったが、
彼なりに心配してくれてたのだろう。
とでも思わなきゃやってられん。


「アンタそういうのがイヤで今まで黙ってたんでしょ。
今更何をしようってのよ。」

「まずは観音サンの信用を取り戻してやる。」
「イラン。」
そんな必要は全くナイ。
全てを説明しなければ成り立たない信用など不要。
情報次第でアッチコッチにフラフラするような輩は好かん。
「Oクンらのコトじゃねェよ?Bサン。」
「アンタ、何でソコまでクビ突っ込むの?」
「気に入らねェんだよ、Aが。
理由は観音サンと一緒だな。」

アタイが感じた彼女の腹黒さを、
彼も感じていたらしい。
バイオリズムが同じなのだろうか…。(ちょっとショック)


「ついでにBサンも気に入らねェんだけどな、ホントは。
観音サンがココまでする価値ないぜ?」

「アンタになくとも私にはあるんだよ。」
「だったらBサンのコトはオレに任せとけ。」
(ー’`ー;) …不安。
「今頃、次の作戦でも考えてるだろうからな。
コッチも負けじと作戦練ろうぜ。」

「何の作戦だよ…。正直もう関わりたくないんダケド。」
「あー、分かるぜ、分かる。
A男にフラれたって噂は明日にでも広まってるだろうしな。
観音サンには屈辱だよな。」

「いや…そういうんじゃなくて…。」
たしかに屈辱的ではあるが。(-_-;)
「でもソレは否定しなくてイイんだろ?
他の目的もあったみたいだし。」

「別に目的なんかナイ。」
「後から取って付けたようなモンだろうからな。
ABサン達が言ってたコト、間違っちゃいないだろ。」



まともに話したのはその日が初めてだというのに、
彼の指摘したコトは事実で。
侮れない男だ、と思った。
「何で分かるの?気味悪い。」
「傍から見てるヤツの方が分かるコトもあるさね。」
「さよでっか。」
「ついでにソッチも引き受けようか?」
「ハ?どういう意味?」
「オレと付き合っちゃうってのどう?」


………ハ?(ー∇ー;)


「アンタの思考回路についていけない。」
「1番手っ取り早いぜ?名案だと思うケド。」
「迷う案と書いて迷案か?冗談は顔だけにしろ。」
「A男よりはよっぽど効果あると思うけどなぁ。」
「あっても御免だ。何より不自然すぎる。」
つーか、どういう環境で育てば、
こんな自信満々男が出来上がるのか教えて欲しい。
「ソッチは自分で何とかするから。
とにかくBチャンを救ってくれ。」

「じゃ、その前に観音サンにやってほしいコトがある。」


向こうがノーマークなのはHクンのみ。
本人が動いてくれると言うのだから甘えてしまえ。
この男なら何かやってくれるに違いない。
…つづく。
2003年09月03日(水)

■ そのニジゥニ。 ■

ネットより読書の方が楽しくなってきた今日この頃。


ハイ。観音デス☆


帰宅したA男を拉致ったアタイ達。
いざ告白。
「遅いよ、観音サン。」
そうよ、そのセリフを待ってたの。
さあ、張り切ってゲロってイタダキマショウ。
「好きなコいるんでしょ?」
「んー…。」
ソコ。濁らすな。
今のアタイの立場を考えろ。
関係ナイとは言わせねェ。
「誰なのか聞いてもよい?」
「…ゴメン。今はまだ言えない。」
なんですと――――っ!?(鼻血)
「私には関係ナイから?」
「そうじゃなくて…ちょっとモニョモニョ。」


ダ―――――ッ!!
ハッキリしねェヤロウだなコンチクショーは。
この為に費やしたアタイの時間を返せ。(←自業自得)
こうなったら…と。
A男をとっても好きなので心配してる設定に切り替えた。
アンタ男でしょ?
いつまでそうやって逃げ回ってんの?
ホントに大切だと思ってんなら、
もっと正々堂々としたらどうなの?
どんな状況になっても守ってやんなさいよ。
そんなんで恋だの愛だの言ってんじゃねーぞ。
つーか、あんだけヒトを巻き込んどいて、
自分達だけお気楽に幸せになろうなんざ甘いんだよ。
フーザーケールーナー。

的なコトを遠まわしにウダウダと述べた。
振られた腹いせにヤツアタリしたも同然の言動である。


「言ったらどんなメに遭うか分かるもん。」
だから甘えるなつってんだよ。
テメェで撒いた種だろうが。
とばっちりで妙な噂立てられたコッチの身にもなってみろ。
辛いだの悲しいだのは他人に押し付けといて何言ってんだ。
楽しいのも嬉しいのもアンタら2人ダケなんだよ。
ウソで固めて他人様陥れて楽しいか?
アンタはそんな女が好きなのか?
つーか。
仮にも好きだった女をあんな目に遭わせといて知らんぷりか?
イイ度胸してるじゃねェか。イヤガラセか?復讐のつもりか?
俺が何とかしてやる、くらい粋な言葉は言えんのか。
甘やかしあってるダケのママゴトなら今すぐやめろ。
そんなのの犠牲になるつもりはナイ。イイ迷惑だ。

的なコトを、
カナリ遠まわしにかつ、おしとやかに伝えた。(どうやって?)
ガラスの仮面風味に言うならば、
とうとう仮面(化けの皮)が剥がれたと言える。


アタイの作戦は見事に失敗し、AB女と共にすごすごと退散。
「…で、何が分かったの?」
「ぃゃ、確実には何も…ゴメン。」
「Aのコト甘く見すぎたね。」
「そのようね。って…ハ?」
「スッカリAの言いなりだよ、アレは。
絶対にあのコはボロを出さないと思うよ。」

「ドコまで分かって言ってる?」
「今度は観音サンが私に付き合ってね。」
「ドコへ?」
「待ってるヒトがいるの。」
AB女に連れて行かれた先で待っていたのは、
OチャンとMチャン、そして初登場のHクン。


「どうだった?」
「先に手を打たれたみたい。」
「昼間、Bサンに言ったのがマズかったんだよねェ。
黙って行きゃA男1人でアタフタしたハズなのに。」

「観音サン、バカ正直で詰めが甘いから。」
「…さっきから何の話をしてる?」
「最初はね、B男サンの友達を好きになるコトで、
B男サンのプライドを傷つけようとしてるかと思ったの。
本人が気付いてるか気付いてないかは別として。
観音サンがA男を好きになる理由がナイんだもん。
好きだって思い込んじゃってるのかなぁって。」

「本気で好きだったら失礼だろ…その言い草は。」
「観音サンて滅多にヒトのコト嫌いにならない分、
嫌いになったらトコトン嫌いじゃん?」

「そのうえ友達とケンカしてまで突き進むタイプじゃないもん。
自分のコトになると凄まじく自虐的だしさ。」



「で、そんな話してるのをHクンに聞かれちゃって。」
「お前らバカ?って鼻で笑われたんだよねー。」
「あん時はマジでムカついたよ。」
「自分の信じたいモンを信じてりゃイイだろ。
女の集団心理って1番嫌いなの、オレ。」

「はぁ…。」
「1人で何とかしようなんて考えないでよね。」
「じゃあ今までと変わらずにいてくれたのも?」
「私達をあんま甘く見ないでよ。」
「エラそうに…オレのオカゲじゃねェか。」
「ウルサイね。だからアンタは嫌いだっつってんだよ。」
「なんだとー?」
激しい口喧嘩勃発。


OチャンとHクンは非常に仲が悪かった。
Hクンの横柄な態度は店内でも評判で、
Oチャンのズケズケは可愛気があるが、
Hクンのズケズケは皮肉が効いててとにかく痛い。
職場の殆どのコがHクンを苦手としていた。
実はアタイもなんだが。
苦手だから距離を置いて接していて、
Hクンのコトなど何も知らないも同然だった。
こうして話してみると、イイヤツなんだなぁと思う。
ろくに付き合いもしないのに勝手な判断をするのはやめよう。


「そーだ、観音サン。
明日から大変だねぇ。スッカリ噂の的だよ。
何たって親友の好きな男に告白しちゃった居直り女だからな。
テメェのケツはテメェでチャンと拭けよ?」

憎たらしいほどに笑い飛ばしたHクンを、
今ではコレっぽっちも苦手だとは思えない。
「ちょっとアンタね、そういう言い方ないでしょ?」
2人のケンカを見ながらふと思う。
「なんだかんだ言って気が合ってんのね?」
「ギャー!冗談でもやめてっ!」
めっさ本気なんデスガ…。(-∀-;)
「何照れてんだよ。」
「誰が照れてんだよ!」
「オメーだよ。まあオメーに好かれても嬉しくもないが。」
「アンタのそういうトコが大嫌いだって言ってんの!」
「他は大好きなワケね?」
「バッカじゃない?死ね!」
まるで小学生のケンカだ。
しかも2人とも生き生きとして、とても楽しそうだわよ。


その日の夜中。
コーン…コーン…コーン。
アタイの部屋の窓(2階)がうるさく鳴いている。
不気味に思いながらも顔を出すと、
バイクに跨ったHクンがニコニコ笑って手を振っていた。
…つづく。
2003年09月01日(月)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。