- 2003年02月28日(金) ガラパゴス
東洋のガラパゴス、小笠原諸島。 ここは、独立した生態系を持っているらしく動物も植物も稀少なものが多いそうだ。
今のシーズンはちょうど、ザトウクジラが子育てにきている。 山の上から沖を眺めると、随分先で潮を上げている親子が見えた。
フェリーが出たあとの町は静まり返っていて、店はほとんど開いていない。 食料品屋で食材を眺めるが、島だけに乏しく冷凍食品が多かった。 アオウミガメの刺身なんてのもあったが、ちょっと敬遠。
スコールが過ぎた後、白い砂浜に行ったがここにも人影はない。 打ち上げられた珊瑚を踏みしめながら、何にも無さに浸った。
何年かすると、小笠原にも高速船が就航するらしい。 この町も、都会の人達によって変えられていくのだろう。
できれば永遠に、東洋のガラパゴスでありつづけて欲しい。
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