漢字が出ないので、ネットで検索したけれど、やっぱりみんな 出てなくて断り書きが;^^) この字、「からだ」と読む。本当は右の区の部分が區になっている。 「臍」「血流」「つむじ」「尻」「顎」の五つの短編。 どちらかといえば、ホラーに近いのかもしれない。 だから、どの話も決して自分としては共感はできない。 どの登場人物も、哀れを誘ってならないのだ。しかし、案外身近に ありうるのかもしれない、と思わせるところがまた、うまさだ。 自分が自分の「躯」、からだを感じる場所とはどこだろう。 それはきっと人それぞれ違っていて、たぶん他人にあらわにする ことはまれである。自分だけの秘密、妖しい場所。 それは自分のコンプレックスの裏側でもある。 あなたにも、そういう場所があるだろうか?
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2003年02月24日(月) |
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