ドラマ・浅見シリーズの中村光彦さんで3作目(TBS)。 中村くん、だいぶ板についてきたねえ。つうか、さわやかすぎ。 若すぎ。でも許す。かっこいいもん。 ぼーっと見惚れておったのだった。 フジの沢村一樹さんもいいけどねー。 中村くんに変わって、前作の女優さんが特にあんまりな演技 だったので、いったいどうなることかと気をもんでいたが、 今回の菊池麻衣子さんは上手だった。 ちと、原作とは性格が激しく違ったようだったけれども。 他の役者さんもけっこう粒ぞろいだったように思う。 名もない漁師役の人の舞台張りの熱演には、思わず見入って しまったほどだ。だめだよ目立っちゃ。 でも役者さんたちには、今回は異存なしだった。 それなのに、それなのに・・・今度は脚本が! ドラマを見ただけではあまりわからないのかもしれないけれども、 あの謎解き行脚はちょっと観光地にかこつけていて強引だ。 結城一族のすごさもあまり伝わらないし、日蓮の謎との結び つきがイマイチピンとこない。 それに・・・それに・・・塩野さん、なんでポケットに極太マジック いれとんじゃー! なによりも、もう一度原作を読み直してみて 「なぜあのドキドキシーンがないのじゃ!」 ・・・うっ、まあこれは置いておこう。しょうがない。 ラストもびっくりしたなあ。 まあ、ラストは小説の方にも煮え切らないものがあるので、 苦し紛れという感じかなあ。
こき下ろしてごめんだけど、これでもワタシはアサミストです。はい。 |
2003年05月19日(月) |
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