徒然エッセイ&観劇記
エッセイ目次|前|先
| 2004年01月05日(月) |
いいぢゃん!日本映画 1 |
HP「電影鑑賞」記事の、日本映画モノをまとめて移記しました。
☆突っ走れ三池さん!日本映画
「デッド・オア・アライブ 2 逃亡者」三池崇史監督
ぐわー。むっちゃ寿(ひさし)ぶりやな、日本映画。「溺れる魚」以来や。 ここ一ヶ月の私ときたら、大体二日にいっぺんは香港映画見とったからな(←見過ぎ) んでもアレやな、三池監督作品は突っ走り具合が香港に似通ってるから、そう大差ないな。 今度香港で「漂流街」公開されるっちゅーけど、ウケるんちゃうかな?まだ見てないけど。 今回の「D.O.A 2」は去年日本で公開されてたやつだけど、香港映画の比じゃなくイっちゃってる。アホでシュール。楽しいぞ。
三池監督作は結構見たけど、特徴を挙げるとすると、 ・裏社会大好き ・だから銃声勃発 ・殺し屋または組員が主人公 ・ボス暗殺はSEXの最中(そんで女は死姦される) ・主人公だけなかなか死なない(撃たれてんのに) ・でも結局みんな死ぬ
こんな感じ?ぉぉ。こうして見ると何だか陰惨としているわ。 でも三池さんの作品っていうのは、適度にアホなのよ。あんまし本気じゃない。誰かが死ぬシーンでも、どう?フィクションでしょ?って声がばしばし聞こえてくるの。「それ、血ぃ吹き出すぎ・笑」とか。リアルさをまったく追求しない。エンタテイメントとして居直ってる。 そんで、「楽しんで映画作ってまぁ〜す」っていう、本編と大して関係ない息抜き(アホ)がいっぱいあるの。だから見終わったあと後味が悪くないのね。 映像の撮り方が時折斬新なところは、「ケイゾク」の・・・名前忘れた(汗)とにかく「ケイゾク」の人っぽくもある。遊びが入ってるところも、似ておりますな。 まあ、一応、私の好きな監督の一人、でしょう。こんなん作れる人他にいないし!!やっちゃえ三池〜〜!!!
☆やっぱりジブリは凄い!日本映画
「千と千尋の神隠し」宮崎駿監督
「もののけ」ほど前評判CMを無茶苦茶やってたわけじゃなし。何か地味に始まっていた。と思ったらやっぱり動員数が凄いらしい! 流石ジブリ。友達の評判もいいので、私も〜と珍しく映画館まで足を運んで見る。 こっから先ネタバレってますんで、見てない方はやめとこうね〜☆
いいわぁ・・・ まず、もう、絵が綺麗さ。日本的な風景が、あんな綺麗に描写されちゃって、私、オープニングから絵見てるだけでじぃんとしちゃった。 ピアノの演奏が被って、もう泣いちゃった。ちょっと情緒過多だったらしい・・・もう、いちいち感動。 主人公千尋ちゃんにものすごーく感情移入。自分がちっちゃかった頃とか、思い出して・・・
車に揺られて、見知らぬ土地へ。ヘンな洞窟。嫌な予感。 お母さん「千尋、あんまりくっつかないで。歩きにくいわ」 テーマパークみたいなヘンなとこにお父さんとお母さんが入っていって、屋台で食べ物に貪る。「私はいい」 とか言ってるうちに、お父さんとお母さんが豚になっちゃって、「があああああん」 恐いよぅ、って走ってく。見知らぬとこ。ぼてっとスッ転ぶ。どおしよおおお 何だか親切な人が助けてくれた〜。「さぁ、これをお食べ。食べないと君は消えてしまうよ」 ああ!私の手が透けてる〜!恐いぃぃぃ ぱくっ ごくっ 「ほら、触れてごらん」何かおかっぱの男の子の手に自分の手をくっつける。ああ!だいじょうぶだっ。良かったぁぁ ちょっと伝わる、手の温もり・・・
って全部描写してったらキリないので(笑)印象的なとこだけ。 でっかい階段を、恐る恐る一段一段、全身で降りてく感じ。 両脇に花が咲き誇っていて、背より高くって、そん中をずんずん進んでく感じ。 心細くて、恐くて、泣きたくて、親切にもらった御握りを頬張ってついに泣いちゃう感じ。(泣きながら食べた記憶が多いです、私) あああ分かるわぁぁ。千尋ちゃんが泣くたんびに、私も泣く。驚くたんびに、私も驚く。喜ぶたびに、私も喜ぶ。 これって理想的な、エンタメの味わい方よね。私随分長いこと、映画でも観劇でも、こうなってなかった。感情移入出来るキャラがいなかったからか、私がひねくれていて、なかなか物語に素直に入っていかなかったからか。。。 ハクの名前が分かって、空を落っこってくとこ。綺麗だったねえ〜。感動的だったサァ(沖縄弁)私もアニメくらい大粒の涙零してた(あれホントでかすぎ・笑) うう〜ん、宮崎駿、ぶらぼー☆
・・・さて、もうちょっと客観的な鑑賞記といきます。 もう〜全篇日本的でね〜ステキよね〜(全然客観的じゃないじゃん!) いやーこれ、外国に輸出して、見てもらいたいな〜って思った(もうやってるかな。もののけもやったらしいし)もののけより、いいぞ〜☆ でも外人もびっくりだろうね。日本の神さんはこんなんなのかい!?って(笑)うちらは「日本昔話」とかで馴染んでるからいいけど、あれほとんど妖怪に近いし。何かヒヨコみたいのもいたし(笑)
まあ、こういう映画が作られると、こう、心理学的に神話的に構造的に解釈してく文章とかがそこいらに蔓延して、私もそういうのは読むのは好きですが、映画を見るときには考えないっすね。見た後も考えたくないっすね。 これはこういうお話として、そのまんま味わって、それでいいと思うのだ。十分感動したし☆
でも一つ思ったことは、ハクが「コハク川」だったってとこで。なんていうかな、まあ、川の守り神ってかそういうのいたっていいし、そうやって昔の人は考えてたかもしんない。 しかしもしそういうのがいたとして、神さんの側が、人間がつけた名前を気にするかね? 逆に、もともと名前を付けた時点で、人為的、っつーか、「ここにはこういう名前」ってさ。それから川の守り神みたいのが(人間の中に)生まれるわけだよね。 そういう・・・名付け、が人為に繋がってくっていうのが、何だか寂しいな、と思うの。自然そのものから遠ざかる感じで。いや、名付けたことで親しみやすくなるって側面もあるけどさ。 だから、これは、人間が作った映画だ、と思った(当たり前やん)
エンディング曲もカンドー的ですっ!見てない人は、是非見よう!(って見てない人はここまで読んでないってば)
☆「千年の恋 ひかる源氏物語」
客席御年配度90 日本度95% CG効果 −50 松田聖子効果 ー200
天海祐希=光源氏度MAX 裸の腕が太くて逞しかったけど、ホンモノ?挿げ替え? 無理矢理低い声を出すでもなく、自然に男役で御座いました。宝塚の貫禄!
吉永小百合さん(紫式部)、日本人の鏡☆ 外国でやるなら絶対、吹き替え反対。字幕でね!
高島礼子さん(源氏の義母さん)他、濡れ場多し(じゅる) 女性の背中は美しい・・・(うっとり)
渡辺謙、渋っ!(菅原道長) 手を取るだけでこのエロス!さすが日本!しっぽり日本!
常盤貴子さん(紫の上)、似合ってる! 南野陽子さんも(ハート)他キャストも「何でその人が?」ていうのもありつつ、なかなかでした。
最後の老いぼれた源氏に驚愕。ゆ、夢が・・・ ま、とにかく源氏物語の筋を知らない人が、どんなんか知るにはいい資料じゃないかな。国宝も色々写ってたし。
つーかホント、松田聖子が出て良かったことってあるんだろうか・・・聖子ちゃんの評判も落ちるだろう、ありゃ・・・ というわけで、何もかもいきなり出てきてブイブイ歌いだす聖子に持ってかれた映画でした。あれも吉永さんが歌えばよかったのに・・・内部事情が作品に傷を付けるってこういうこと!?・・・嫌ぁね。
☆「アルスラーン戦記」「アルスラーン戦記�供�
「銀河英雄伝説」繋がりで、同じ作者の小説のアニメ化映画「アルスラーン戦記」のビデヲを見たっす。 私は今までファンタジーというのをあんまし好まずに来たので、最初そのファンタジーな絵柄や科白っぷりにちょいと辟易だったのですが、 ナンか段々揃いも揃って美形で美声な世界にうっとりし出して来ましただ。みんなマントつけてるし(笑) それに流石映画、画像が奇麗!声優陣も銀英と被ってて豪華★角川春樹有難うっ(今いずこ?) 銀英ほど政治アニメな感じじゃないけども、アラビアーンな世界の王国争い・・・理想的王国ってどうよ?と模索してく話なのかな。 「王国を建てるったって、また新らしく貴族と奴隷が生み出されるだけなんじゃないの?」 「いや、あの方ならもっといい策を生み出されるかもしれぬ」 銀英は宇宙ですが、アルスラーンではまだまだ人類が地球で蠢いてるんで(地球かどうか知らんが)地に足がついておりゃーす。自然大爆発。世界がいちいちアナログで楽しいっす。 象に乗って戦ってるよ!(馬の代わりに大暴走) ぱお〜〜〜〜〜ん!!!(←ツボだったらしい)
えー、そんなところかな。 この小説、聞くところによるとまだ完結してないとか。 田中芳樹さん、シリーズ幾つ抱えてんのかしら・・・ガンバッテ!!
☆耳をすませば
こんにちわジブリ。ジブリ君との出会いははトトロと火垂るだったか、もしかして魔女?ブタも見た。 とりあえず家族で連れ立って見た。幼かったのでほとんど何だか分からなかった・・・何だか分からない?おかしいな。「ユニコ」とか「ハチ公」は大好きだったのに、何故トトロはどうでもよかったのか?私のツボに来ないのか? 一時一句逃さずに見たのに、何も残らないとは・・摩訶不思議、俺脳。
「耳をすませば」を見るのは初めてだよ。 高校の時に、当時極上に親しかった人に勧められたよ。例によって積極的に見てみようとはしなかったけど・・確かラピュタが最高だって言ってたね。 「エヴァ」にハマって庵野らぶりーだった私に、俺は宮崎派だと。 確かに君は天沢君のやふだったよ。
京王デパートが何度も映った。京王線。田舎混じりで、山をムリヤリ切り裂いて作った街。きつい坂道。自転車・・・・・・・ そうだ、あのへんだ。私も小説を書いていた。あんな純なもんじゃないけど。 学校もやめたがった。家族ともうまくいかなかった。あんなすんなりいかなかったけど。 懐かしいな。
大好きだ!で終わる、物語は。でもまだじんせーはつづくよ。 どうしてるかな。
☆日本アニメ映画「火垂るの墓」
最初から最後までむせび泣き。 言わずと知れとるよな。なら説明せん。 もう頭んなか戦争中やわ。 あんな兄ちゃん欲しいわ。 兄ちゃん、きっとセツ子いなんだら、生きる気のうなったんやろな。
兄ちゃん、生きとったら今頃70過ぎか。 お年よりは大事にせなあかんな。
ーーーーーーーーー DVDに英語字幕がついとったんで見てみたん。
「堪忍して下さい」→「Forgive me.」 「お兄ちゃん、どこへも行かんといて」→「Brother,don't leave me.」
何だか英語になると即物的や。方言の良さが生きとらん(当たり前か・・) それに、日本語は少のう言葉で色んなことが略されてとってん、英語にするときぁもうちぃと説明増やさなあかんな。 何にせよ、戦後生まれの日本人はみんな見るべきや。そんであわよくば外人さんも。 このアニメ、反戦!てんじゃなく、事実を淡々と描いてるとこがええねん。風景なんぞ奇麗で、もう。 人が泣いてる表情なんて、リアルでもう。 作った人、偉い。 ーーーーーーーーー 私も映画公開時、見とってん。けどなぁ、小さかったけん、よぅ覚えてないのぅ。 1988年。ちゅことは、8才か。パンフも持っとるよぅ。 でも二本立て同時公開の「トトロ」よりこっちのが好きだったような気ぃするわ。 それよりこの二つが二本立てって凄いわ(笑)
ジブリ、またいい映画作ってなぁ。
☆「となりのトトロ」
で、帰ってからTV放映されていた「となりのトトロ」後半を見ました。小3の頃見たはずなのですが全く記憶になし・・へぇ〜 どうも私は小さい子に感情移入しやすいらしく、「おかあちゃーん!」とか泣かれると一緒に泣いてしまいます。その子が可哀想で泣くんじゃないのさ。なった気になっちゃうのさ(幼児体質?)
猫バスの足がうじゃうじゃあるのはかなり画期的だと思います(笑 でかトトロ君は可愛いっていうより、にやーっ!て笑って何考えてんだかわかんない感じなのね。うふ、いいわ。
にしてもこれが「火垂るの墓」と同時上映。ということは、かたっぽは母ちゃんが無事で、かたっぽは包帯でぐるぐる巻き。かたっぽは姉×妹で、かたっぽは兄×妹。愛だね! そしてどちらも古き良き日本風景が美しい・・・。やっぱりデジタル映像より、こういう水彩画みたいなやつのが奇麗だよなぁーっ 近日、「猫の恩返し」見に行きます。題名が日本的でとても好き。ところで「となりのトトロ」って、多少外国でもやってると思うけど、題はどうなっているのかな。やはり「トトロ」になっちゃってるんだろうか・・トトロが主役じゃない・・でしょ一応。「となりの」が大事なんだよぅぅ 英語だとどうなんの?「NEXT TO TOTORO」?ってそれじゃ「トトロの隣り」になっちゃうな・・NEARじゃ「近く」だし。となりって微妙。
「千と千尋の神隠し」の韓国題は「千と千尋の行方不明」だとか。いやーん、神隠しじゃなきゃっ!!! いい言葉だなぁ・・・・神隠し。確かに行方不明なんだけどさ(ぶつぶつ) 神隠しって英語にしちゃうと「神が千尋を隠した」みたいな文法になっちゃうわけか?それもなんだかな・・。まあ英語バージョンは「SPIRITED AWAY」らしいが。 唐突ですが私は、日本人に生まれて日本語が母国語で良かったなぁと心底思っています。ラッキー。でも日本語ブーム本、まだ読んでないんだけどね。前から愛していたさ!!日本語。きゃー!!!
先日「?」でした「となりのトトロ」英題ですが、「MY NEIGHBOR TOTORO」でした。「私の隣人トトロ」ってわけですね。なーるほど。。
☆「ギブリーズepisode2」「猫の恩返し」
じぶり。もといギブリはチャレンジャーだった。 もう見れば分かる。映画でコレやる?猫とくっつけて大人にも子供にも見せちゃう? 嗚呼、ギブリったらチャレンジャー☆アンチ大作志向、そんなアナタが好きサ。 「山田くん」「ポンポコ」もこんなんだったのかしらん。 しかし同じトコロが「千尋」作ってるだなんて・・やはり宮崎氏の影響力はすぎょいのだな。 アニメは脚本・監督の力によるとこが大きいのだな。 ギブリはギブリでオリジナリティ爆発でした。次は何をやらかしてくれるのでせう。
話は、カレーライス我慢大会、初恋のおもひでなど小エピソードと会社員(?)の日常を絡めてあります。 思ったこと感じたこと。 <カレー>これ、笑っていいの?笑うべき?微妙〜〜(笑) <初恋>ああ、思ひ出のこの校舎、流石の木造建築だ・・・この生徒達もセピア色だ・・・ ああ、やっぱり他人がくるくる踊ってるところを見てるのって恥ずかしい・・・でも、分かるわこのトキメキ。もう返らないあの感じ。 既に老けたわたくし。 そして狙いどおり、じーん(涙) <ラストを見ながら> 人物造形がすごい、なんちゅうか奇想天外。 「集団を相手にする時は人をかぼちゃだと思え」って言葉や、身近な人がモンスターに見える精神病質者の話を思い出してちょっと薄ら暗かった(笑) シュールと紙一重です。
あっさりスタッフロールが流れ出し、見に来ていた子供たちは何だか拍子抜け(笑)3分の休憩後、やっと「猫の恩返し」
素直だな。ほんとに素直な主人公だ・・・おもしろいな・・・楽しいな・・・かっこいいな・・・おお!飛んだ飛んだ!! と、とにかく爽やかな映画でした。「映画」っていうか、これはTVでもいいかも(飛行シーン除く)音楽も安っぽいし(言うな)
キャラ。主人公のまさに「普通ー」っぽさが目新しい顔。 ちょいニクったらしくも可愛い造形猫たち。汚れ役太っちょ猫「ムタ」ブタ・・・というと「ギブリ」で人間の顔にブタ鼻がついてたキャラが思い浮かぶ(笑) バロンかっこいい。渋。紳士は少女の永遠の憧れサ!(定番お姫様抱っこ) そしてアホな王様。王様はアホでざんこくと相場が決まっておるのじゃ。執事、頼りない軍隊。あれあれ、まるで鏡の国? アリスは物語の定番さ!!(無問題) だってそこは、自分の時間が持てない人たちが行く夢の世界。どうとでもなる不条理世界。 なんだかんだ紆余曲折しつつもどうにかなっちゃう。何で助けてくれるのかよく分かんなくても、向こうから勝手に手助けしてくれる人がいる。 ちゃっかりしっかりイイ思いして、はらはらどきどき上手くいく。大団円!!!
ギブリーズ見た後だからか、時おり覗くコネタにジブリの一筋縄じゃいかないとこを見ました(ギャグに「それってアリ?それって残酷じゃ?」っと突っ込むのはナシだと分かっていても) つーか猫をそんなひょいっと二足歩行させるのかっ。しかも猫に惚れちゃうのか。流石日本!!「恩返し」の名に恥じない日本的構造の物語です。 「恩返し」といいつつハタ迷惑?なとことか。 どこかへ行ってもいずれ帰ってくるとか。 結局大して変わってないとことか。カタルシスもムリヤリ与えたりない、のぺーっとした感じとか(笑) 褒めてます褒めてます。人生ってそんな感じじゃん。 やはり「日本昔ばなし」は凄いなあ・・・ って映画の話とズレちゃった。てへっ!
キャッチコピー「猫になっても、いいんぢゃない?」 私も肉球、欲しいにゃ〜〜(耳も動いて欲しいし) よし!私も恩返ししてもらえるように、恩を売っとこーっと☆ 犬ならなお良し!!(犬派)
☆のへとのへぴょんの紙書くし
「千と千尋」ビデヲで借りて二回目見ました。 去年は映画館で画像と音楽の美しさにひたすら飲まれていましたが、TVでこじんまりしかも二度目ですとなかなか前ほどどっぷりはいけませんでした。 冷静にストーリーを追ってみると・・・これってこんなにマジメなアニメだったんだぁ・・・なるほど。 以前から宮崎アニメを見ている人にとっては「またこれかよ」だったというのも分かる気がしました(笑) それにしても、あれやこれやのタイプの人間を皮肉っているのだな。 そして日本バクハツ。おにぎり〜〜(泣)
| 2004年01月04日(日) |
いいぢゃん!日本映画 2 |
☆日本映画、バンザーイ!!!
「動乱」1978年(東映) 主演:高倉健 吉永小百合
自分は、1979年生まれであります! つまり、当映画公開時、自分は未だ生まれていないのであります! 23年、たかが23年、されど23年、我が日本映画の変節たるや、真に残念なものと思わざるおえません!
のへ二等兵は映画を見終えた後、天に向かいかくの如く叫んだという。 何故なら、23年前のこの映画には、現在ほぼ消え去りつつある日本国民の伝統が未だ生き存えていたからである。 美しい風景、日本家屋、和服、正しい日本語、わび、さび。 そして映画全体を、一本の太い何かが貫いている。それは何か。 それは、日本人がまさに失おうとしている、精神の支柱。 凛凛しさ。気高さ。誇るべき自尊心。 嗚呼、日本は、何故それらをいとも容易く手放してしまったのか。 その変節は、現在の映画たち、映像も、内容も、精神もアメリカナイズされた日本映画にも現れている。 23年前、日本映画がどうであったか、今一度振り返ってみるべきであろう。
<街頭インタビュー> 感動した! 吉永小百合が素晴らしい! なんという美しさ。幕切れに海辺を歩いている姿の神々しさ。 今日からサユリストです☆
第一部は「海峡を渡る愛」 昭和7年、戦争中、色々あって、高倉健と吉永小百合が結ばれる物語です。 第二部は「雪降り止まず」 昭和10年、2月26日付近を描いています。なんと高倉健は「2・26事件」首謀者の一人、真崎大佐だったのです。 死刑に処せられる前、妻小百合さんと最後の面会。ああ、思い出すだけで瞼が熱くなります。
かっこいい!兵隊がっ。 あの、右手を上げて頭の上にやって三角を作る仕草、いいよねぇぇ 今時、制服にアレは、鉄道員くらいにしか残っていないんじゃないかしら。 胸を張って!背筋を伸ばす!日本男児はこうでなきゃぁぁ そして、いいんだなあ、正しすぎる日本語がっ。 上官には、絶対服従、半ば宣言するように叫ぶ口調。 夫婦の間でさえ、敬語。 この、人間同士の距離間が、またもどかしくていいんだわ。 上官は上官であり、下々とは「地位」が違う世界。年少は年長を敬い、そして年長にはそれに見合うだけのものがあった。 立場をわきまえ、分をわきまえ、自らを律する者は皆美しい。
男が男であり、女が女であった時代。 男女同権の世の中に生まれたから、んなこといえるのかもしれないけど、 男は男らしく雄雄しく逞しく、女は女らしくたおやかで美しい・・・そんな世界もいいぞ。これぞ理想の住み分けじゃ。 何より姿が美しい。ただ生きる姿の美しさ。 日本人が失って久しいものじゃのぅ。
最近の映画はさぁ、見てて疲れるよね。やたら画面が切り替わって、何かっていうと大写しにして。 ダメダメ、そんなんじゃ。伝わるモンも伝わらないよ。 画面の中で叙情を表すにはどうしたらいい? ただ、カメラを静止させて、役者をとればいい。 役者は、役として、台詞を喋り、間を取り、些細な仕草、表情で全てを語るだろう。 間。そう、何故この「時」を映さなくなったのだ。矢継ぎ早に、何でも話して説明すりゃいいってもんじゃない。 観客はそんなに馬鹿じゃないのだ。死ぬ場面がなくとも、死んだことは分かる。 むやみに泣かなくとも、哀しいのも分かる。 愛を語らずとも、愛を描くことはできる。 最近の映画ったら、説明過多。内容過多。コテコテのギトギト。 もう一度、原点に返ってみたらどうだい?
とりあえず、この映画を見るべし!! 輝ける日本映画を知らぬ、20才未満は特に。
日本映画、バンザーイ!!!
☆映画の秋
というわけで、秋は映画に萌えよう!(日本映画限定) とりあえず見たいかなぁという作は
「Dolls」 http://office-kitano.co.jp/dolls/
「狂気の桜」 http://www.toei.co.jp/kyokinosakura/
「宣戦布告」 http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2002_09/g2002090606.html
いやぁ、どれもこれも日本色が濃厚な作品で(笑 10月は「MOZART!」月間でもあるというのに・・頑張って見るぞー!!
さてこちらはアメ版「千と千尋の神隠し」公式サイトです。 http://bventertainment.go.com/movies/spiritedaway/index.html
「千」の文字に赤い丸。かなり日本色が貫かれておりやす。 予告編でこれみよがしに「勇気」「決断」「忠誠」という文字がばばーんと入って愉快愉快。そうさ、漢字はかっこいいぞ!! 海外に輸出したTVアニメでは当然の如くヤラれる、多々改造省略もない。ジブリ偉いぞ〜! ☆ザッツ日本映画オブ日本映画!!
「つる 鶴」昭和63年 吉永小百合100本記念作品(東宝)
出演:吉永小百合(つる)野田秀樹(ダンナ)樹木希林(その母)川谷祐三(隣りのオヤジ)菅原文太(村の長老)岸田今日子(その奥方) 監督:市川崑
言わずと知れた「鶴の恩返し」映画版です。んでも最近の若いのは日本昔話知らないとか言うからなぁー。小学生に授業で見せたらどうなんだとか思いながら見てました。ここでこういう解説入れて・・とか(例えば「この役の人は、千と千尋〜で釜爺やってたねー」)。あたしゃ教師か!!て昨日は家庭教師先で「いかに漢字というものが格好いいか」を力説して来ましたが。 そおいや彼(中一)の教科書には古文「竹取物語」が載っておりましただ。ええことだに。 私が習った教科書では、何年生のだか分かりませんが戯曲版「つう」の脚本が載っていました。さて久しぶりに触れたこの物語。 動物が人間に変身する。恩は何らかの形で必ず返す。 欲に目が眩むとヒドイ目に合う。清貧が一番。 約束を破ると罰が下る。という極めて日本的なお話+そこはかとない純愛。
とにかくこれぞ日本映画中の日本映画。物語、舞台、言語、人物、撮影法、演出照明、まさにジャパーン!!ですわ。 市川監督作は「金田一耕介」シリーズで何作か見させられました。兄がファンなもので。 んんー暗い。内容でなく照明がね。まぁ、昔の農村を舞台にしてて、ギンギラギンに輝いてたらヘン!!なわけで、舞台が暗いのは当然。良い暗さっす。 しかし山々の積雪の風景なぞは容赦なく自然。美しゅうござるよ。同時に過酷。そして小作人はビンボー(笑 野田秀樹殿は、挙動不審っぷりと高音な訛りがリアルに小作人でした。その他、脇を固める名優達も流石です。 そしてそして、やはしメインは小百合ちゃん!!!!!! ああ、鶴だよぅぅぅ。鶴役やって全く違和感がないだなんて、奇跡奇跡!! てゆーかお前実は鶴だろ!!!
というぐらい美しゅうございました。オヤジくさい言い方をすると、存在自体「詩」のような方です。 動き、佇まい、表情、全てにおいて美しい・・・人間国宝決定。
私、珍しく昔話を見て泣いてしまいました。鶴が最後にバサーーっと飛んで行っちゃうところ・・・これってこんなに切ないシーンだったのですね。 鶴さーーーーーー!!!!帰って来てくんろーーーーー!!!!鶴さーーーーーーー!!!!! そして鶴は一声、鳴き声を返すのだ。うわぁん。 あれは吉永小百合!!小百合ーー!!行かないでぇぇぇ!!(前後不覚)
日本昔話を激しく復刻させたい気分になりました。 世のお母様、子供さんには日本昔話を!絵本を!アニメを!映画を! ここで絶やしてなるものか。よろしくお願いしますっ(礼)
☆わぁい
三連休乾杯。昭和55年製松本清張ビデオ「わるいやつら」を見る。犯罪ガンガン起こしてみんな不幸になる話。うひょー。しかしこの頃のドラマは風景・人物・台詞・台本、総じて今と随分違ってて面白いです。物珍しさいっぱい。緒方拳の刑事がかっちょよかった。 祖母が「何でこんな古くさいビデヲ見ているのかしら?」という目で見ていた。わてらの世代から見ると、古いものは新鮮なのでふよ。カモン、リバイバル!!
HPを見ていて、ある特定の文章に不快感をもよおしてしまった。一瞬、生きる気力を無くした。見なきゃ良かった、もう見ない・・・と思いつつまた見る。 冷静に考えて見ると、確かに未来は暗い・・んだけどね・・・・・・そんなこと考えてたってどうにもしょうがないし。これしかやりようがなかったんだし。やろうとしなかったのかもしれないけど。ああー 役立たずな俺さ。
夜は80年代の角川映画「里見八犬伝」を見た。私には80年代もちょい新鮮。小学生だったし、TVと言えば兄が見てた「とんねるずのみなさんのおかげです」くらいしか記憶にない。 随分とアニメ漫画っぽい話だった。色々と「ふしぎ遊戯」に似てる。うーん、アニメ的話はアニメなら通用するけど、実写にすると一気に嘘っぽくなるなぁ。いかにも作り物の大蛇がガンガン飛んで襲ってくるとギャグになっちゃうし(それとも笑いを狙ってるのか?) 一応時代劇つーか明らかに日本を舞台にしているのに、何故英語の歌が主題歌なのかすんごい謎だ。あまりにも普通の歌だし。それだったら♪里見〜八犬伝〜♪とか連呼するテーマソングでも作りゃよかったに。それじゃギャグになりすぎか。 真田広之、タフでかっちょええなー。和服の裾から覗く、ムキっとした太股に惹かれました(きゃ) 夏木マリの生おっぱいも見ちゃった。カッコいいなぁ、マリさんの低音声。 薬師丸ひろ子ヒロインちゃんは、ばんばん走って汚れてチューして頑張っていた。
明日は「203高地」を予定しております。3時間・・・長っ!
☆もう終わりか
三連休。朝、東映映画「天国の駅」を見る。吉永小百合しゃんの濡れ場・・・じゃなくて(げふげふ)昭和40年代を舞台にした日本映画爆発でした。小百合しゃんがその美しさと優しさゆえにしょーもない男に惚れられてすったもんだの挙句殺しに関わってしまい、結果「死刑!」というやりきれないお話っす。 最後に挙動不審純愛男、西田敏行(上手い!)と雪山を逃避行。やっと辿り着いた小さな駅で「切符二枚下さい・・」すると警察官がわらわらと! 警察(丹波哲郎)「一体どこへ行こうとお考えで?」 小百合「・・・天国へ」 何故この人が死刑に??死刑ならあいつだろーー!!と理不尽な気分になる映画です。(一応実話を元にした話なので)
漫画「神罰」田中圭一。カラっとお下品ギャグ。もはやお下品過ぎ(笑 漫画「漫歌」相原コージ。ますます鬱になってゆくコージギャグ。コージ、頑張れ・・・ 「クレヨンしんちゃん」漫画版。をを!アニメと大差ないのねっ(←当たり前)
祖母に頼んで、着物を着せて頂く。着ただけでウキウキ、嬉しくなった。腹周りは帯でキツイけど。。 試し着なのですぐ脱いだ。今度はお外で着たいナァ。さしあたっては、観劇日?
夜は「二百三高地」を見て、「うわぁぁすげーー」と圧倒。続編「大日本帝國」も是非見たい。
☆深作欣ニ監督ブラボー!!
「華の乱」昭和63年公開 監督:深作欣ニ 出演:吉永小百合 松田優作 松坂慶子 他
与謝野晶子が菊地寛と結婚してたなんて知らなんだ。 日本文学オンチなわたくしです(恥) ほぼ史実の通りに(?)与謝野晶子を主役に据えて、周囲の人々とのエピソードを繋ぐ作品。 と聞いて「地味なのかな」と思いきやなんのその。 深作ブラボーーーー!!素晴らしかったっす。
何故じゃ。深作さん監督作は泣けるのに笑えるのだ。じぃんとするのに全体がカラっと爽やかなのだ。 すごい長回しとかあるのに退屈しないのだ。摩訶不思議、フィルムの魔術〜!!
吉永=与謝野晶子はそのまんまだった(ていうか吉永さんは何やっても吉永さん。。大物の証拠か) 松田優作=有島武夫(←字に間違いあり?)痩せてて、メガネで、生気が無くて、文学者っぽかった。元気にヤンキー松田優作イメージじゃなかったす。ガンの前兆? 松坂慶子=帝国劇場の看板女優 好きな人が死んじゃったあと、もの凄い一人芝居があった。泣きながらとり乱れる様に「蒲田行進曲」がオーバーラップした(笑
その他、着物の似合う素敵俳優・女優様。ああ、明治大正昭和素敵。(実際住んでたら大変だろうけど)話言葉。仕草。礼儀作法。日本、日本、日本。 洋服を着ている一部インテリたちがものすごく浮いて見える世界。 今や洋服=服、であって、着物を着ている人の方が浮くようになったしもた。隔世の感あり。
ええと、話の内容については、見てねということで(略) やっぱりええなぁ〜一昔前の日本映画。今じゃ同じようなの作れったってムリやろなぁ。
でも、将来どん底な世界が訪れた時、未来の人間は今の時代を「あの頃はTVも映画もお気楽で明るくて良かったなぁ」なんて振り返るんかのう。とふと思う。
何にせよ、いい映画はイイ!! 深作さん、今後とも仁義なき戦いを勝ち抜くが如く、しぶとく生き残ってね☆
☆「ピンポン」
日本映画はここから始まるんだそうだ(雑誌の受けうり) 前評判上々、若者が長蛇の列。 ん〜思ったほどトンでない、王道派スポコン映画でした。 宮藤官九郎ぽいセリフ。つか今風。あー今の中高生ってこのノリなんだよなぁ〜と私塾の生徒の顔を思い浮かべつつ。 学生見てんだから、かっこ良さげに煙草吸うなよ。とPTAのようなことを思ってみる。 「そこんとこヨロシク!!」←ペコ てゆーか窪塚君て足短いよね。アッ、間違えた。足細いよね。めんごめんご。
キャラ激ハマリ。松本大洋の原作漫画読んでないけど。 「笑止!!」全然オッケー。だって大人計画とか、ナイロンとか、下北劇団が出てんじゃん。 宮藤だけに、大人テイスト(軽風味)大人計画は男子を描くのが上手い、ナイロンは女子。だからピンポンの女子はかなりおざなり。ぶー。 まぁいいか。大人と子供は分かり合えたし、友情も芽生えたし、ヒーローはやってきたし(マライア・キャリー元気?) 夏木マリ渋くて素敵よ。千尋の湯ばばぁだ〜ってずっと思ってた。竹中直人もなさけなオヤジグーよ。でも英語連発すな(そういうキャラだってば)
卓球シーンカッコよかったよ。今まで「暗い」代名詞な非体育界系イメージだったけど、もうそんなんなしね。この前もシンクロ男子がブレイクしたしね!若いモンはスポーツに燃えるが良し!! 音楽のテクノがピンポンのリズムに非常にクロスしててね。卓球やりたくなったよ!(実はうちには卓球台がある←畳みっぱなし) そういえば中学の時、卓球部の男子を好きになって、チョコ渡したよ。ふられた☆
残ったセリフ。 アクマ「凡人にしか見えねぇ世界があるんだよ」うろ覚え。 ドラゴン「(軍隊的渋調)」すべて。いいなぁぁ。笑止!笑止!! あとチャイナはやっぱりプライド高くて唯我独尊。10億もいるからなぁ・・・
風景が全部日本なのが嬉しいんだよ。 とりあえず、日本映画ぎゃんばれ。応援してやる。
公式はこちら→http://www.pingpong-movie.com/
| 2004年01月03日(土) |
いいぢゃん!日本映画 3 |
☆たそがれ清兵衛
「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督作)
うっひょーー!!時代劇見ちまったぁぁ!! オラぁ、言っちゃナンだが時代劇って今までマトモに見たことねーでがす。 「利家とまつ」ちょっと見たけんども、ありゃぁかなり、時代劇知らずのオラが見てさえ、非時代劇であると認識しておりやした。 しかして、初時代劇鑑賞!清兵衛でござんしょー! 世のお父さん世代が、よよと咽び泣きながら感動しきりであるっちゅー評判の今作。 確かに!!!!
素晴らしい!!!
景色、人物、台詞、思想、筋書き、全てにおいて日本的! って時代劇で日本的じゃなかったらおかしいけども(笑)あまりに自然と見事に日本的でした。 日本的笑い、悲哀、幸福、愛と死。 決して大仰ではないけれども、染み渡ってくるもの。 和物流行中な私には非常に美味しい映画でした。
寅さんの山田洋次監督。すいません、寅さんも見たことない私ですが(汗汗)やはり撮り方がうまいなと思いました。 奇をてらってるわけでもなく、無難なだけじゃなく、異様に自然なんですよ。 見ていて疲れないというか、ひっかかりがないというか。 たまにちゃんと笑いを入れつつ、何気ないシーンでさえ味があり、飽きさせない。山田監督、すごい。 先日ビデヲで「化粧師」を見て、正直イマイチだったのですが、やはり撮り方や全体のバランスがどうにもこうにもアレでした。 もし山田さんが同じ話を撮っていたら、違っていたのかもなぁ・・・
同行した父は「宮沢りえがちょっとなぁ〜」と言ってましたが、ほぼ満足気。(確かに宮沢りえだけ妙に洋風) 幕が下りた時、一部で拍手が巻き起こりました。帰る人たちの目元も、なんだか涙に濡れている。ええわぁ。 客席には老夫婦さんが多かったですが、若い方にも是非見て頂きたいです。 あ〜〜日本って元来こんな感じだよなぁ〜〜と、ほのぼのじんわり浸れますよ。
作品中何度もぼろぼろ泣いていた私ですが、最後に井上陽水の主題歌「決められたリズム」が流れた時に、またうるうると。 というのも、特に2番で、「叱られたこと、選ばれたこと、褒められたこと・・」等々歌うのですが、どうもその歌詞が「懐かしき少年時代」を思い起こさせる内容なのです。音楽全体が、夕日の中で子供にかえり、じぃっと佇んでいるような雰囲気を内包していて。 それって時代劇の内容と関係ないじゃん!て感じですが(笑)「たそがれ」ムードは確かであり、なんだか物凄い郷愁に襲われます。きっとお父さん世代達にも、同様にこの曲はクるのではないかな。 井上陽水の歌声は凄いっていうのを、初めて体感致しました。サントラ欲しい・・・
というわけで、大満足な「たそがれ清兵衛」 よぉぉし、これからは時代劇! 来年の邦画は時代劇ラッシュだしな!!
たそがれ清兵衛公式サイト→http://www.shochiku.co.jp/seibei/
☆壬生義士伝
久石さんの音楽に後押しされ、細切れに泣きっぱなしでした。 見終わったあと、観客の方々は「泣いちゃったよ(恥)」て感じで、目を腫らして無口。 ず〜んと重い、日本人魂を抱えて帰ったのかなぁ。
全体、たそがれと似た内容なのだけど、 たそがれは、粗筋としては少ない事柄を丁寧に描いていた。 壬生義士の方はぎっしりつまっていて、その分泣き所が多い反面、まとまりが無いとも言える。
私はどちらも、家族愛と日本人魂を感じて好きです。
義だよ義!いいねぇぇぇ貧しくとも愛のある暮らし!チャンバラいいねぇぇぇ刀かっちょええ佐藤浩市悪人顔素敵っ!! 久石譲さんの音楽に後押しされぼろぼろ泣きまくって参りました。物凄い勢いでヒクヒク泣いてる観客もおりました。すげぇ泣き映画(日本人限定?) 壬生義士伝、えがったがんす。
☆拝啓、料理人様
ネギ切ったら涙ドバドバで大変でした。
「黒い家」邦画ビデヲ鑑賞
粗筋:保険金を目当てに身内を障害にしたり殺害したりする女の話
内野聖陽の情けなさすぎる怯えっぷりと大竹しのぶの人知を超えた天然犯罪者っぷりがすばらしい。 大竹が内野に「乳しゃぶれ!」と迫る乳が本物か吹き替えかで兄と議論。 私は本物と考える。大竹は実際意外と巨乳であるし、かの場面は美乳に吹き替える必要性もないシーンだ。むしろもっと年相応にショボクレ乳の方がリアリティが増したかもしれない。よってこれは本物と考える! それにしても怪物みたいな犯罪者に殺されそうになりながら執拗に接吻され、「乳しゃぶれ!」「ヘタ糞!」これは辛い。恋愛でも性愛でもない、気まぐれな暴力的衝動。こんな逆レイプを真に演じのけるのは大竹くらいだろう。内野のMっぷりも板についていた。どの役もいつも同じ自称役者が溢れているが、役者たるものM・S問わず出来なくては。
映像は全体的に渋い。渋くてイイ。20年前くらいに撮られた風情だが1999年製だ。しかし必ずしも映画館で見る必要性は感じない、というところが渋邦画の弱味か。 日本の映画陣には、例え商業的に成功しなくとも、いい作品を撮り続けて頂きたいと思う。
ーーなんとなく新聞風に。
ネットで漏れ聞くところによれば、やはりあれは偽乳だったとか。残念! (つーか、んなとこに拘るなっつーの・笑)
☆「クレしんに笑え!」
昨日で終演だったので、慌てて「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」を上野の映画館で見てきました。初回のお客さんは10人ほど。自分の前に誰も座ってない!(笑 前作・前前作とはうって変わって原点回帰なオバカ映画でした。今回クレシン映画を担当した水島監督が以前担当していたアニメ「ハレグゥ」を見ていたので、それと同等な物凄い勢いと、不条理をモノともしない世界観が炸裂しているのが見て取れて、しんちゃんハレグゥ化現象を堪能致しました。 とにかく凄いスピード感の中、怒涛のギャグの嵐。まさにジェットコースターに乗っているようで、問答無用に笑いました。そして相変わらず、野原家の家族愛に泣きました。だって、家に帰ること(そして焼肉を食べること)ただそれだけを目的として、闘ってるわけですもん。やっぱり家が一番ね〜♪ちょっと野原一家がうらまやしいです。 パンフの解説で、デザインディレクターなる人物もおっしゃってますが、もはや野原一家のような家庭を羨んでしまうほど、一般の家庭は崩壊しつつあるのかもしれません。。淋しいことですね。 ちなみにこのパンフ解説の人、アニメを低俗なものと決め付けるのはやめた方が賢明だなど、とてももっともなことを述べておられるのですが、如何せん文章がヘンでびっくりしました。 文章がヘンとは、つまり日本語の繋がりや文の纏まりが奇妙に不自然なのです。多分、いいたいことを箇条書きにしてから、あっちゃこっちゃ繋げて作った文章なのでしょう。ですからそこそこいいたいことは分かるのですが、何と言うか文章のセンスがおかしい。デザインの世界にいる人だから、右脳ばっかり発達していて左脳(言語野)がヤバイのかもしれない。ホント、珍しく破綻した文章を読みました。
アニメとしては、クレシン映画は本当に良く動き(しかも面白さが引き立つ動き方)背景も丁寧に描かれ、色も全体的に綺麗です。なおかつ声優さんの声はぴったりハマっている。正に良作だと思います。 お下品ギャグに目くじら立てずに、是非クレシン映画でエンタテイメント&家族愛を堪能して頂きたいなと思います。
よろ○くび〜!!!(爆)
☆「雲黒斎の野望」
わぁいわぁい、クレヨンしんちゃんだぁ!初期の映画だぁ!ビデヲレンタル(100円)だぁ!! ウキウキ、沸く沸く。久しぶりぶり。
・・・・鑑賞後。
楽しかったぁ。なごみ楽しかった! しんちゃん一家が戦国時代にタイムスリップ・・っておやぁ?「映画・戦国大合戦」と被ってる?いや、「戦国大合戦」の方が後だから・・・ほほぅ。きっと「戦国〜」を作る時は原監督、「それって雲黒斎でやったじゃん?」て突っ込まれたんだろうな。けどやったんだな。「うんこくさい」の方は楽しさ重視だけど、「戦国」は本格味でシリアスモード。。同じ歴史でも「重み」が違ったね。どちらもグー!! それに「うんこくさい」ったら、でめたしでめたしと思いきや、いきなしまた「第2章」みたいな話が続くし!正直ちょっと「長っ」て思ったよ。96分しかないのに・・アニメって、60分でもお腹いっぱいになるよね。TVドラマなんか一時間あってもスカスカ感が否めないのに不・思・議☆ とにかくちょっぴり古き良きクレヨンしんちゃんで、楽しい時間を過ごさせて頂きました。 本郷みつる監督、有難う。
今度「ハイグレ」も見るよ〜! じゃ、そゆーことで。
☆「黄泉がえり」
結構話題になった作品なので色々割愛しつつ、感想をば。
朝一番に見て、頭真っ白だったからか、ぼろっぼろ泣きました。 映し方も台詞も、凄く日本映画っぽくて、心にすっと馴染みました。つまり、カメラを固定して遠目に撮り続けることによって、ノンフィクションぽさを醸し出していたり、不十分な台詞を切って、リアルな間を持たせたり。 あんまり心が醒めていると「トロイなぁ」と思ってしまう危険性もあるのですが、これがハマると凄いんです。 もう、ホントのことを見ているように、じぃぃんとしてしまう。 黙して語らぬ表情や、一言の台詞や一片の動きから、その人の想いがひしひしと伝わってきて。あっちゃこっちゃで泣きました。
設定も何も、フィクションなのに。フィクションの中の現実がしっかりと、かつ自然と描かれている。 何で黄泉がえるかなんて、この際どうでもいい。その時、人はどうなるのか。 しごく現実的で、かつフィクションぽく素敵なお話ででした。 まったり、じぃんとしたいならば、お薦めな作品です。
☆ぢだいげき
雑誌「映画秘宝」の懸賞で鑑賞券が当たり、「座頭市」を見に行って参りました。
早っ! 血ぃプシュッ! &血沸き肉踊る和タップ でした。
めくら・キチガイって言葉を堂々と出してしまえるのは、貴重だなと思いました。 舞台では良く聞くんですけども、映画だと人権屋が五月蝿く言うんじゃないかと・・ 何はともあれ、王道+アルファのさっくりいい映画でした。
☆「ガラスの脳」
1999年日活製作 監督:中田秀夫(「リング」の) 原作:手塚治虫 主演:小原裕貴(ジャニーズJr.)後藤理沙
日活といえば、ロマンポルノ!!・・・ではなく。
お話はこんなです。 眠り姫よろしく17年間眠り続けていた少女が、五日間だけ眼を覚ます。その間の話。
詳しくは公式HPへ→http://www.nikkatsu.com/oldmovie/glass/
何故これを見たかと言うと、主題歌を作詞作曲したのが谷山浩子さんだったからです。 まさに谷山さん的世界でした。手塚さんの漫画って少女漫画だよね。
台詞も場面も漫画を忠実になぞり、結果として漫画を読むペースの5倍に時間を引き延ばした感じ(原作読んだことありませんが) 淡々として、20年前の映画か!?と錯覚するような青春映画。 だって画像も荒いし、演技も何も古くさい(誉めてます)シャツのボタン全部上まで留めてるし(そういう問題か! 20年以上前の設定の話だから、撮り方まで懐古したわけですかね〜。出来るもんだなぁ、結構。
しかし、何故この映画を作ったのかが謎だ。 何故「リング」の監督が、何故手塚さん原作を、何故ジャニーズ主演、そして何故谷山さん。 この映画を撮る必然性が何ら感じられない(まぁ映画なんて普通必然性で取ってるわけじゃないだろうけど) この映画が残ったことの成果があまり感じられない(あったっていいけどね
まぁでも、少女漫画的世界に浸りたい最近の私にとっては、ふーんと和める世界でした。
♪君は僕のドア 真実のドア ただ一つの
世界への♪
☆1980( 1979年生まれという宿命を感じます(大げさ))
テアトル新宿へ兄貴(髭面でぱっと見、ヤクザ)と行き、映画「1980」を見てきました。万歳ケラリーノ・サンドロビッチ!!最高だぜナイロン100℃!! ほとんど、ナイロンの劇にともさかりえと蒼井優がゲスト出演したような感じで、もぉぉ隅々まで楽しかったです。台詞が上手いよな〜ケラさんは。十分コントみたいに面白いのに話とキャラに繋がってるんだもんな。笑いまくり。
話は当然、1980年を巡る色んな出来事を綴ったものです。1980年って、私1才だし、何の思い入れもありませんが(爆)漏れ聞いていた80年代的キーワードが散りばめられていて、興味深かったです。みんな、熱いナァ・・ (ちなみに私にとって「懐かしい」というのは、やはり中学時代にあたる1990年代初頭です。ビーイング系(「大黒摩季・WANDZ・T-BOLAN・DEENなど)の音楽を聴くと、妙に耳なじみが良い・・これが原体験ってやつか。ZARDはいい加減飽きたけどな・笑)
さて、この映画で実際歌手役として歌声を披露しているみっちー(及川光博)は、「〜だぜ」モードで、いつもより退廃激しくちょい萌えでした。王子というよりもっとスレたオジサンムードなのね。 私、大学一二年の頃、ものすげー勢いで好きだったんですよね。だから今見ると、つーかもぅ顔見るだけでヤメテーと気恥ずかしいのです。なるべく見たくないんだけど・・クドカンドラマにも出てたし(宮藤官九郎脚本ドラマ「マンハッタン・ラブストーリー」)目に入って来てしまう。しかも役柄に似合ってる。 彼のライブでマジに踊りまくっていたなんて、今思えばちょっと捨てたい過去です・・・(汗)
というわけで、映画「1980」。笑いたい、楽しみたい気分の貴方に激しくお勧めです! つっても「テアトル新宿」でしかやってないんだけど・・・関東近郊に住んでいる方は、是非☆
話は変わって今日、HMV見たらKOKIAの過去アルバムがまた15%オフになってました。この間定価に戻したら客がみんなAMAZONに流れてしまったのだろう。 今のうちだ!みんな買え!! KOKIAはすげぇぞ。
今日もまた電車の中や食事中に過去の世界に入ってしまい「どうしたの?具合悪いの?」と言われてしまいました。 でも昨日よりは具合がいいのです。かなり甘美です。 こんな甘美が後日談があったとは知らなかったなぁ。(しかし本当に物事があった順に思い出すなんて、人間の脳って不思議だ)
つーか全然学習してないよね。高校に入ってもまったく同じ事を繰り返してるんだから・・・この女は。そして今も、大して成長してねぇ。
「1980」の台詞で御座います。
「人間大人になったってねぇ! そう簡単に大人になんかなれないんだから!! あんたも大人になってみりゃ分かるわよ!!!」
ごもっとも(敬礼)
☆「ジョゼと虎と魚たち」(2004)
監督:犬童一心 主演:妻夫木聡 池脇千鶴
100点です。 この一言に尽きる。
公式HP→http://www.jozeetora.com/index_h.html
|