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Sail ho!
Tohko HAYAMA
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Sail ho!:映画「マスター&コマンダー」と海洋冒険小説の海外情報日記
7月新刊:コランタン号とテメレア戦記の続編

今月末は久々に、歴史海洋冒険ものの新刊情報をお届けできます。

まずは「コランタン号の航海」の続編、新書館ウェブマガジン上の連載開始になります。
7月28日から下記で公開。

ウェブマガジンWINGS
http://www.shinshokan.com/webwings/

LINE UPの「コランタン号の冒険:アホウドリの庭」をクリックしてください。
「第一話を読む」をクリックするとアホウドリの第一話ではなく、1巻の「水底の子供」に行ってしまうので、
「アホウドリの庭」を読むためには、「最新話を読む」の方をクリックのこと。

雑誌掲載時に後ろについていた「はみだしコランタン」はウェブマガジン上には付きませんが、下記でご覧になれます。

はみだしコランタン digital
http://largo.oops.jp/adtindex.html

コランタン号、今回の航海は西アフリカのようです。

一方、ドラゴン輸送船アリージャンス号はケープタウンへ。
「テメレア戦記4巻:象牙の帝国」は南アフリカ(…その後いろいろ:ねたばれなし)が舞台。

ヴィレッジ・ブックス新刊案内
http://www.villagebooks.co.jp/new/index.php
「テメレア戦記�絃櫺腓猟觜顱�
現在は新刊情報のトップに掲載されています!

7月末の英国海軍は、(日本発売限定ですが)アフリカで大活躍のようですね。


2011年07月31日(日)
長い冬休み2011

タイトルは金曜日のNHKBS北欧特集「ニルスのふしぎな旅2011」のもじり。
この番組も30年以上前(1980年)にNHKで放映されていた子供向作品(セルマ・ラーゲレーブの児童文学を原作としたアニメーション)との再会だったのですが、岩波少年文庫7月新刊「長い冬休み」も、30年以上の月日を経て再会した児童文学でした。

今日の更新は個人的エッセーのような形で、海洋小説つながりではありますが、海洋小説情報ではありません。

私が大学時代に海洋小説というジャンルを読み始めた遠因は、子供の頃に読んだアーサー・ランサムの児童文学だった…という話は以前にこちらに書いたと思いますが、そのランサムのシリーズが昨年から、新訳で岩波少年文庫からふたたび刊行され始めました。
「長い冬休み」はその3冊目にあたります。

その昔、小学6年生で初めてこの本を読んだ時には、帆船も英国の海の伝統も全く知らず、アウトドアの経験もほとんどなかったのですが、その後、大学時代にはサークルでテントかついで山歩き、歴史海洋小説にもはまり、海洋映画もいろいろ見て、実際にイギリス旅行もして…30年以上後にこうしてふたたび新訳新刊という形で再読すると、むかしは気づかなかったこと、知らなかったことを、その後自分自身で経験したり知識を得たりしていたことに気づきます。

物語の主人公である子供たちが、知らず身につけている英国の海の伝統も、子供の頃には気づかなかったことが、数多の海洋小説を読んだり、自分がアウトドアや旅行でいろいろなことを経験した今は見えてくるんです。これが面白い。

「長い冬休み」は、学友たちより4週間長い冬休みを過ごすことになった子供たちの物語です。
なぜそんなことになったかというと、仲間の一人がおたふくかぜにかかったために、一緒に冬休みを過ごしていた他の7人の子供たち全員が、学校に帰れなくなってしまったから。
小学6年生でこの物語を読んだ時は、これが不思議でした。
たしかに日本の学校でも、たとえば水ぼうそうになった子は完治するまで学校に来られない(出席停止)というのはありました。でも例えば姉が水ぼうそうになったから一緒に暮らす妹まで学校に来ては行けない…ことはなかったはず。
学級閉鎖はあったけど、それは全員が休みになるわけで、それも3日間とか。
一緒にいた子がおたくふかぜになっただけで28日間の出校停止って、イギリスの学校はすごいな〜、うらやましいな〜、私も長い冬休み欲しい!と、そのときは思っていたわけです。

学校に帰れなくなった7人の子供たちは、この休暇延長を「検疫停船」と呼びQ旗をかかげ、おたふくかぜになった子は伝染病発生を示すL旗をかかげます。
Q旗とL旗の本当の意味と怖さを知ったのは、大人になって海洋小説を読んでからです。
ボライソー21巻「復讐のインド洋」のオーケイディア号と、オーブリー5巻「囚人護送艦、流刑大陸へ」のレパード号。

長い冬休みの子供たちが学校に戻れなくなったのは「○○は今回の休暇中いかなる伝染性疾患にもかかったことがなく、また私の知る限りいかなる伝染性疾患流行地域にも滞在したことがないことをここに証明します」という書類に了承のサインがもらえなかったからなのですが、
確かに第二次大戦前の英国では、親が休暇中に子供をインドやカリブ海、アフリカに連れていくこともあったでしょうし、そこで子供がおたふくかぜよりもっと怖い伝染病にかかってしまう可能性も高かったのだと思います
…そんな事情がわかってから読むと、28日間の出校停止もなるほどと納得です。

今でも英国は日本より慎重ですよね。
私、モロッコには英国経由で行ったんですが、カサブランカを離陸するブリティッシュ・エアウェイズ機は、離陸前の客室座席上持ち込み手荷物入れの開閉チェック時に、キャビンアテンダントが殺虫剤を噴霧してから扉を閉めてまわるんです。
さすがイギリス。
ここまでの用心を、たとえばバリ島のデンバサールとか東南アジアの空港を離陸するときに、日本の航空会社はしていなかったような?(最近、東南アジア方面乗ってないんですが、少なくとも5年前は殺虫剤を撒いてませんでした)。日本もここまでやった方がいいんじゃないかしら? 温暖化してるし夏長いから、マラリア蚊が来ちゃうかもよ…と思います。

…ちょっと話が脱線しました。戻ります。

「長い冬休み」でもう一つ、いま読んで感心するのは、怪我や命の危険もあるアウトドア活動にあたっては、たとえ子供たちでも指揮系統がきちんとしていることですね。
物語の始まりでは、リーダーは地元に住む最年長のナンシイですが、彼女がおたふくかぜに倒れた後は、彼女の妹でやはり地元民のペギイと最年長男子のジョンが、状況に併せて臨機応変にリーダー役を交替します。
リーダーの決断には素直に従い、子供たちの役割分担もきちんとしていて、指揮系統の混乱に類することが全くありません。
いつもはナンシイの影にいた妹のペギイが、突然の大役にとまどいながら、一生懸命代役を果たそうとしている努力は、いま読むと臨時の艦長代行で頑張ってる副長のようでほほえましくもあります。
それは子供たちが無意識に、海千山千の大人たち(海軍中佐であるジョンたちの父や、今で言う途上国も含む世界を旅したナンシイとペギイの叔父など)から学んだことなのでしょう。
アウトドア活動に際してのリーダーシップの大切さというのは、大人むけの海洋小説からも学ぶことができるし、大学時代に山に行っていた私は、自分の経験からもうなづくところが多い。

「長い冬休み」では、都会育ちの子供たち2人が新たに仲間に加わります。
都会っ子だった私は、小6の時はこの都会育ちの子供たちの目線で読んでましたが、自身の山歩き経験(と言っても夏山の尾根歩きだけで積雪期は行ってませんが)の後に読むと、今は自然慣れしていない都会っ子のあぶなさにも気づいてしまう。
その彼らが、アウトドア経験豊富な他の子供たちから、いろいろなことを教わり、その後の3冊の本で経験を積み、いずれはスカラブ号という自分たちの船をもつことになります。

「長い冬休み」のあとがき解説で児童文学作家の野上暁氏は「ランサムの物語は21世紀の子供たちへの貴重な文化遺産」だと書かれていますが、
最近の中高年登山の遭難事例を見てると、私は、この本は子供だけではなく21世紀にアウトドアを楽しむ全ての大人も一読すべき文化遺産ではないか、と思うのです。
再読に学ぶことの多い1冊です。


2011年07月30日(土)
NHKBSで明日バルト海が堪能できます

今週のNHKBSプレミアムは北欧特集、「ぐるっと北欧5000km」と題して、ノルウェーの北端からスカンジナビア半島を南下、カテガット海峡、エレソン海峡を抜けてバルト海をオスロまで、定期航路で旅する番組を放映していました。

前編ではイエテボリ(ヨーテボリとも言う)のスウェーデン東インド会社船イエテボリ号…世界最大の航行可能木造帆船…が登場。
後編の冒頭では、ホーンブロワー、ボライソー、オーブリー、いずれの物語にも難所として登場するエレソン海峡を見ることができます。

明日30日(土)13:00〜16:00、前編後編一気に再放送です。
ノルウェーの港町での木造船の職人さんへのインタビューとか、オスロのバイキング船博物館とか、いわゆる帆船を離れたところでもいろいろと面白い発見があり、おすすめです。
アイルランドに最初に攻め込んだのはノルマン人(バイキング)で、彼らが土着してノルマン・アイリッシュとなった後に、イギリスがアイルランドを力で押さえ込む歴史になるのだけれど、
ノルウェーとアイルランドがこんなに文化的に近いとは思わなくて(音楽とか装飾文様とか)、個人的にはそれがいちばん新鮮なオドロキでした。
イエテボリ号はちょっと乗ってみたいですね。とても魅力的な木造帆船です。

NHKBS 北欧特集 放映予定
http://www.nhk.or.jp/hokuou/schedule/index.html?block3

ぐるっと北欧5000キロスカンジナビア港町めぐり
前編
http://www.nhk.or.jp/hokuou/schedule/1107301300.html
後編
http://www.nhk.or.jp/hokuou/schedule/1107301430.html


2011年07月29日(金)
横浜帆船模型展

先週の日曜日に、横浜帆船模型同好会の「世界の帆船模型展」に行ってまいりました。
会場でばったり海洋小説同好の士に会い、ひさびさに話をしながら展示を見て思ったことは、

同じ帆船模型でも、製作者のそれまでのキャリアによって、模型は違ってくるのだということ。
このキャリアというのは、模型を造り続けてきた歳月のみならず、その方の生きてこられた人生航路や興味嗜好そのもの。
たとえば、仕事で船に乗ってこられた方、趣味で長年ヨットに乗られていた方、
造船に限らず、構造物や、機械などの設計に長年携わって来られた方、
海洋小説が好きで数々の作品を読破されて来た方、
それぞれ皆さんやっぱり、ちょっとずつ、製作される船の選択やこだわりが違うように思われます。

そして、それは見学に訪れる私たちも同じことです。
全64点の展示物の中から、何をどの角度から写真に撮り、ブログでご紹介するか?というのも当然、見学者の趣味がおのずと明らかになってしまうわけです。

というわけで、私がご紹介するのは下記の展示物、
帆船模型としての力作に準じてはおりません。大作がご紹介できていない点については、製作者の方にお詫び申し上げなければいけないと思います。
選択基準は、このブログの対象時代である18世紀後半から19世紀の海洋小説に登場する帆船のうちでも、比較的マイナーでこの模型展でないと拝見できないような作品…ということで、
ビクトリーやバウンティ、エンデバーなどはメジャーな艦であるため、写真には収めてありますが、ご紹介の優先度は下がるということで、ご理解くださいませ。



バジャー(H.M.S.Badger)
初めて見る模型ではないかと思います。1776年にジャマイカで建造されアメリカ独立戦争当時に英国に拿捕されたブリッグ。
ネルソンが艦長として最初に着任した艦だそうです。
思いっきり詰め開きで帆走しようとしているところが、いかにもブリッグらしくて、海洋小説ファンとしては嬉しいです。




グラナド(H.M,Granado)
1742-1763年に就役していた英国海軍の砲艦。13インチの臼砲を2門装備。
「船姿の美しさで選んだ」との製作者のコメントが紹介されてましたが、ナポレオン戦争時代基準だと、砲艦は不格好なものという印象なので、こんな美しい砲艦があるなんて!と感激して、ぜひ皆様にもご紹介したいと思ってしまった次第です。



キャプテン(H.M.S.Captain)
1870年建造なので、ちょっと時代がずれますが、中層甲板(この表現が正しいのかどうかわかりませんが)に旋回砲があり、蒸気機関と帆装を兼ね備えている艦、というものが物珍しくて写真にとってしまいました。



ユニコーンの船体構造(H.M.S.Unicorn)
1790年建造のフリゲート艦ユニコーンは、このHPにお越しの皆様にとっては比較的メジャー(苦笑)かもしれませんが、今回はまだ船体構造の段階ということで、日頃あまり見ることのできない船の構造材を見ることができました。

今までにも構造材の展示はあったのですが、実は私、あまり詳しく見ることはなくて、
なぜ今回、とつぜん興味を持ったかと言いますと、じつは英国グリニッッジのカティサーク号が焼失した後、復元修理中のカティサークの構造材の写真を英国の専門誌で見る機会があったからです。

カティサークは構造材が鉄のため強度が高く、当然ながらこのユニコーンより構造材の間隔が広いんです。
そのカティサークの写真が記憶にあったもので、へぇ〜木造帆船ってこんなにみっちり構造材を入れるんだ…とかなり当たり前なことに今更初めて納得しました。
これは中央部から艦首楼方向を撮っているのですが、いずれ上層甲板と中層甲板が張られる予定のところに艦首方向にななめの面白い構造材が入ってますよね。これってやっぱり構造的に意味があって入っているのかしらん?とか。
私は建設関係に勤務していても文系の事務屋なんで、構造工学はサッパリわかりませんのですが、

そして!
海洋小説ファンには何より!はこれでしょう、「リディア号とナティビダッド号の死闘」


油彩画です。
C.S.フォレスターの「パナマの死闘」。フリゲート艦リディア号の艦長はホーンブロワー!

横浜帆船模型展の楽しいところは、帆船模型に限らず、絵画や彫刻など帆船関係のあらゆるものが展示されるところですね。
さらに、


ロドニー提督の船首像彫刻。
ロドニー提督と言えば、海洋小説的にはボライソー・シリーズの「栄光への航海」で、セイント諸島沖海戦ですが、
H.M.S.Rodneyという名の艦は19世紀から歴代で数隻あります。(第二次大戦時の戦艦がいちばん有名かと)
でも船首像がある艦となると、1809年進水の戦列艦か1833年進水の戦列艦のいずれかに絞られるのでは?と思われます。どちらでしょう?
Admiral Rodney という瓶は、調べてみたらウィスキーではなくラムでした。

Admiral Rodney ; extra old St. Lucia rum
http://www.rndrumreviews.com/RnDRumReviews/Admiral_Rodney_Extra_Old_St_Lucia_Rum.html
£33は結構なお値段ですね。水兵には手が出ないラム酒かも…さすがロドニー提督。

もひとつおまけ! ここは映画情報HPでもあるので、


ジャック・スパロウの海賊船ブラックパール。むろん模型キットなどあるわけはなく、なんと、DVDを見ながらのスクラッチビルドだそうです。

模型展本当にいろいろと楽しませていただきました。
また来年の開催を楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。

さて、今回の展示会場は、横浜みなとみらい地区のクイーンモールですが、私はJR桜木町駅からランドマーク経由で歩いていきました。
途中、ランドマークタワー展望台の呼び込みのお兄さんが「今日は視界がクリアです。伊豆半島からスカイツリーまで見えてます!」と宣伝中、
日曜日は台風直前のあの強風です。全ての雲は吹き払われ、猛暑だけど抜けるような青空。
これは滅多にない機会かもしれないと思って、帰りにランドマークタワー展望台にも上がってきました。
ほんとうに伊豆半島からスカイツリーまで、肉眼では見えたのですが、写真にとってしまうと遠方の見分けはちょっと苦しい、私のデジカメ一眼レフではなくて、ごく普通のオートフォーカスなので。
でも望遠で頑張って撮ってみた東京湾はこんな↓感じ。


対岸は房総半島です。手前にベイブリッジ南側のアプローチ部が映ってますから、浦賀水道(最狭部)よりはちょっと北になるかもしれませんが、それでも東京湾が大河に見えます。海ほたるから見ると東京湾って広い海だと思うのですが、こんなに小さかったですかね?



横浜港全景。夏の陽光と雲ひとつない青空と蒼い海。
お天気にめぐまれないと撮れない光景だと思います。

さて、明日からまた関東地方にも猛暑が戻るようです。今日は電力使用率60%ということで、このような大量更新が可能でしたが、今後、電力事情が厳しくなった場合、不用不急の更新を控えることがあるかもしれません。
その場合、トップの記事タイトルのところに「今週は更新はありません」と出しますので、全国的に、無用のクリックはお避けください。
そのあたり電力使用率を見ながら対応しようと思いますので、秋の涼しい時期を迎えるまではよろしくお願いいたします。

余談ながら…先月の職場の私のフロアの電力使用は前年同月比マイナス20%達成だったそうです。
冷房を28度にして、デスクの無いところの蛍光灯を抜いて、廊下とエレベーターホールの電気を消し、各部署で最後に帰る人はその部署の上のライトを消した…と細々節電した結果がこれなんですが(以前は最終退出者が残業を終えるまで大部屋は全部の電気がついてました)。
20%減はそこそこの額の経費節減になるようで、総務の人がほくほくと喜んでました。

うちは3年ほど前から既にクールビズになっていて、去年の冷房設定は27度だった筈、今年は一度上げてこまめにあちこちの電気を消してこの結果。
ではその昔の、男性陣が真夏にネクタイ締めて背広を着て23度で冷房設定していた頃は、どれだけ無駄に電気(と電気代経費)を使っていたのか…と思うと、
節電結構じゃない?と思う今日この頃です。


2011年07月23日(土)
第6回海洋冒険映画を楽しむ会

Sailing Navy只野さん主催の「第6回海洋冒険映画を楽しむ会」、
来週の土曜日、23日の開催です。
今回の上映はテレビドラマ「ホーンブロワー3」

開催日時:2011年7月23日(土曜日)14:00〜18:00 

開催場所:すみだリバーサイドホール ミニシアター
     東京都墨田区吾妻橋一丁目23番20号
     最寄り駅:東京メトロ銀座線「浅草」駅、
            都営地下鉄浅草線「浅草」橋
      東武伊勢崎「浅草」駅
開催場所:すみだリバーサイドホール ミニシアター    
http://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/tamokuteki/sumidariversidehall/

プログラム:ホーンブロワー3 「二つの祖国」
                  「ナポレオンの弟」

TV放映が大画面のミニシアターで楽しめます。

詳細は下記只野さんのHPへ、お申し込みは20日(水)までにやはり下記ホームページから。

http://www.sailingnavy.com/modules/wordpress/2011/07/03/537


2011年07月17日(日)
祇園祭とサン・ファン・バウティスタ号

16日の土曜日の夜にNHK地上波で放映されていた生中継「祇園祭宵山」、
なにげに見ていたら、サン・ファン・バウティスタ号の映像(大震災前のものだと思います)が登場しびっくり!

祇園祭は京都の八坂神社の祭礼で、その始まりは1000年以上も前の貞観11年(西暦869年)。
京都で疫病が流行し、その厄災を祓うために病魔退散を祈願し、66本の矛を建て、神輿を送り込んだことが起源とされています。
貞観という年号にあっと思われた方もあるかと思いますが、仙台平野を過去に大津波が襲った貞観地震も祇園祭が祓おうとした厄災でした。
ゆえに今年の祇園祭は、特別の意味を持つのだと京都の方は仰います。

番組の詳細・祇園祭の詳しい解説は下記HPの方が良いでしょう。
祇園祭宵山
http://www.nhk.or.jp/kyoto-gion/

祇園祭と言えば山鉾巡行ですが、この山鉾のひとつ「鯉山」という山鉾には、16世紀末〜17世紀初のブリュッセル(現ベルギー)で織られた西洋のタペストリーが飾られています。
当時の京都は安土桃山時代、鎖国前で南蛮貿易が行われていた時代ではありますが、京都の地元のお寺には「奥州よりつづれ織り(タペストリー)がもたらされた」との記録があります。
この時代の奥州でヨーロッパと言えば、サン・ファン・バウティスタ号でヨーロッパに渡った伊達政宗の遣欧使節団。
このタペストリーはこの使節団が持ち帰ったものではないか?という推測が成り立つのですが、それを裏付ける証拠はまだ見つかってはいません。

山鉾「鯉山」についてはこちら。
鯉山
http://www.nhk.or.jp/kyoto-gion/map/m28.html

ほんとうに何げに見ていた番組で、こんなところでこんな話とサン・ファン号が飛び出してくるとは夢にも思わず、本当にびっくりしました。

それにしても、それぞれの山鉾は本当に見事な美術工芸品です。
それらは昔から京都の町衆が大切に守り受け継いできたもの。
解説の夢枕獏氏いわく、「各町内に一人はかならず尾形光琳のセンスを持った職人さんがいらしたんですね」
やはり「一生に一度は見に行くべきものだな祇園祭」と思いました。


横浜帆船模型展は17日の午後に行ってきました。
写真処理をしている時間がないので、ご報告は来週になりますが、素晴らしい作品の数々です。
19日(月)17:00までの開催ですので、まだの方は是非、足をおはこびください。


2011年07月16日(土)
横浜模型展の時間

横浜帆船模型展の詳細が、下記ホームページに掲載されました。

横浜帆船模型同好会
http://www5.famille.ne.jp/~ysmc/

トップページの「第33回 世界の帆船模型展」の「詳細」をクリック。

日時と場所については先週ご案内した通りですが、
時間は13日〜17日が11:00〜19:00、18日(最終日)は11:00〜17:00となります。


2011年07月09日(土)
今年の横浜帆船模型展

横浜帆船模型同好会の「世界の帆船模型展(第33回)」、日時と場所がわかりました。

日時:7月13日(水)〜7月18日(月:海の日)
場所:みなとみらいギャラリー(クィーンズスクエア横浜クィーンモール2F)
    みなとみらい線 みなとみらい駅 徒歩5分
    またはJR・地下鉄 桜木町駅 徒歩15分

開催時間など詳細が判明してからご案内した方が良いとは思うのですが、来週(10日)だとぎりぎりになってしまうと思いますので、時間などは来週にも追って、ということで、

横浜帆船模型同好会のホームページ
http://www5.famille.ne.jp/~ysmc/

には近日中に詳細が掲載されることと思います。


2011年07月03日(日)