空から降る一億の雨…
雨、全てを洗い流してくれる。何も無かった頃にはもう戻る事は出来ない。生れ落ちた時から、『ある』であるから。何も無かった事には出来ない。何も無いところから何も生まれない、何も無いところから全てが始まるのは何故?そこに『ある』からだ。何も無いといっている時点で『ある』。全ての始まりは、始まっているところから始まっている。始まりのその先など、ありはしないのだ。何もかもが、始まっているんだ。始まっているから終りがある。でも、決して終わってはいないのだ。終りは、始まりのただの目印にしかならない。何も始まらなければ、終りも来ないんだ。
無いモノは無い。
diary
2004年10月03日(日)
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