外に現れた時点で。すべては嘘になった。体験と呼べるものは。目の前にある。賢さは子供のもの。潔さも。君の正義の味方は雲。まぼろし。流れゆく。どこにでもいて。どこにもいない。ただの概念。喩えばなしは。どうとでも。磁石を必要とするなら。行き先は自分で決めろ。
裁つことを。のぞんではいなくて。なにを待つというのだろう。言いたい奴には言わせておけと。言葉は浸食しはじめたので。浸食されない部分を。少しだけ信じる気になって。あらがうことも。怖くなくなった。
2008年04月02日(水) |
眠りつづけた時のまにまに |
夢をみた。何かを手にいれかけ。生みだしたものと。状況と。日常の些事と一緒に。目にみえる今日は。同じ時系列と。期待と。自己への裏切りと。途切れがないので。物質も時間も。跳びこえて。昨日書いたメモとともに。忘れてしまう。
浮力と重力は拮抗して。窒息しそうだ。このまま沈んでしまえればよいのに。
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