誰もが孤独なはずで。孤独が運命づけられているなら。感情を騙すか。運命だとあきらめるか。すべてを失って構わないから。おもむくままに。自分だけが。居る。終わるまで。対峙して。
神もまた何をしているのか解らないでいて。細胞たちは翻弄されたまま。おそらく病んで錯乱したのか。寿命がつきそうなのか。ゆるやかな流れと。それでも時は流れ。もう止めることは。どちらかが正しいとおもっているうちは。同じことなのかもしれない。神もまた逃げたいとおもっていて。しでかしたこととか。厚顔無恥なまま。生き残ることに恐れをなして。はったりのきく部分に。委ねたのかもしれない。嘘をつきつづけて。揺れている。
完璧すぎるメロディと。アレンジと。僕がそうありたいと願うすべてが。詩に詰まって。自分のために。誰かを愛したので。失ったはずのものを。取り返した気でいて。今ならまにあうはずだけど。ここにいる。美しいメロディと。どうしようもない歌詞でもよかったんだけど。語りすぎるのは煩くて陳腐に聞こえるから。せめて。ここにいる。
誰もが善を求めて。それぞれにとっての善を。痛みが善なら。苦しまないはず。詭弁を信じるのはどうして。世襲は意味をなさない。代弁者になりえない。自由を手にいれようとしたんじゃないの。光と陰。織りなすのに。光だけを。闇がどこにも見当たらないのは。吐き気がする。
守ろうとして。魂を売った。堕ちてもよいと。早くに気づいていたのに。いまさら。
痛みを感じないことが危ういなんて。思ってもみなかった。君の存在意義は僕が証明できる。条件を整えないほうが。もしかすると。ひとつずつ好きな歌が増えていって。真面目に莫迦莫迦しいことを。傍からみたんだ。どうしたって残ってしまうものの価値と。総てを足した数字と。もしかすると。無限に。球は際限なく。
草紅葉と凍るねこじゃらし。エノコログサはタイトルとしては気がぬけて。さびれた道をまた歩いて。誰も理解しなくてもよかったのに。君だけは解った顔して。だんだん他人でなくなって。パーフェクトな一日を過ごせるだけでよかった。ただ寄りかかる一日を。弱さを認めたくなくて。道端にこびりつく。知らないうちにバランスをとってる。むこうみずな若さと。
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