始まりは終焉に向かう。夏に思いしらされる。結局光りに集まっただけか。欲望は夢をはらんで。照りかえそうと。まやかして。持つことをやめたなら。どうりで夜がやさしいと。騙すつもりなどなかった。変化は孤独を産んで。また違う色を帯びて。暗闇でしづかに。光っている。 虫たちを呼んでる。
同じように回っていたのだけど。磁力に引っぱられ。微妙に角度がついた。時系列は哀しいほど直線で。始まりと現在でぶっつり途ぎれてて。それでも後もどりしなくて済むよね。たぶん。論理は一貫性を欠いて。でもそんなふうにつくられてて。逃げることはできなかったけど。一番よい方法が戻ってきた。どちらにせよ抗うんだ。委ねないかぎりは。
わからない。しらない。忘れました。与えられたもの。しっていることとできること。したことのつらなり。望みはここにあるはず。くすみにかくされて。はじめから望んだもの。
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