業務連絡を半分ほどすませて、金曜から知床にむかう。
北24条で待ち合わせをしてテノール平田隆男さんとピアノ大楽勝美先生との両氏によるだじゃれヒットパレードな旅ははじまった。
このだじゃれヒットパレード、私はたまにつかみきれず反応が遅れてしまうんですが、奥さまでありソプラノの裕美子先生は、だじゃれの竜巻のなか、美しくさわやかになにも起きてなかったようにされてる(笑)のでそちらを見習うことに…。
それだけでも、かなりびっくりしていたのに旭川からピアニスト工藤美智子さん(みっちゃん)が合流。 いでたちは、きちんとしたピアノの先生でしたが話し出すと面白すぎ。車中はもうそりゃひっきりなしに爆笑で大変なことに。
自分がうすっぺらい人生を送ってきたことをはなから思い知った旅のはじまり(笑)。
楽しませていただいてる自分は、キャリア豊かなタレント性を確立した方々に囲まれ…なにか受け身にはいっていたのがくやしいっ。
海外で、外国語で冗談が言えないのが異常に悔しかったことをはっきりと思い出した。 面白いこと思い付いても変換しているうちにタイミングをのがす…。
だじゃれはひとつのテーマにつき七連鎖くらいが瞬く間におきるんですよ(笑)。「考えちゃいけない」らしいよ。
「みっちゃん」はセイコーマートをサンクスだと言い切ってましたし…。
到着してからリハーサルをして、ノンアルコール組でなぜか夜半まで語り倒し一日目無事終了。
出発前、諸先輩とのツアーにびびってピアノのSさんに弱気なメールをだし。
Sさんはお守りをくれたんですがそれはペンギンのぬいぐるみの画像でした。 なんでペンギンなのかはいまだによくわからないんですが、楽しくすごせたのはペンギンパワーもあったのかな(笑)
先週水曜。 朝からヤマハセンターへ。国際キワニスから表彰された屯田のハンドベル団体さんが、その賞金でハンドベルを新たに購入されるとのことで同行。 地元の主に主婦から構成されるみなさんが、自主運営で営利を求めずにずっと訪問演奏を継続されてきたのですが、その社会貢献についての受賞だったそうです。おめでとうございます。 自分の楽器の相談をして、楽譜も購入。
昼間、そのあといったん帰宅してから札幌駅で待ち合わせをして、Kさんと真駒内芸森付近「へらずぐち」さんへ。 そこでは「芸術の林」計画についてお話が発展(笑)。新鮮なあずき菜とこごみをたくさんいただく。 ごちそうさまでした。
そして夕方からは、S音響さんからおいしいお酒とおいしい話のお誘いをいただき同行。 リッチな環境でも飲めない私は飲むとすぐに眠くなる(笑)。しかしちゃっかりいろんな約束をとりつけてもいた(笑)偶然でしたが音楽関連のすてきなご縁もありました。 Sさんを師匠とあおぐKタクシーさんに護送されて無事帰宅。
朝からずっと打ち合わせデーでしたが充実した1日でした。 そのあとの日記はまた次回。
出張から戻ってさっそく別件リハーサル。
私にとってはとんでもない曲をとんでもない速さで初見(笑)。 まばたきしてるひまもなくて、コンタクトドライアイ状態。 上からしたまでびっしり書かれた譜面をふめくりするひまもなく…。
「これって細かいうえ、いわゆるトランペットで演奏する場合の定番よりかなり早いのでは」と思いながらも、なにがオーソドックスととらえるかは人にもよるので…いきなり勝手に主張するわけにもいかないし(笑)。まずはがんばりました。
そこで関係ないんだけど、私はこのリハーサルでやった、とあるジャンルはふだんは避けています。 クラシックの人間はほかのジャンルの人がクラシックを活用することを楽しく感じるほうが多いんじゃないかと。 しかしほかのジャンル、とくにとあるジャンルの方はクラシックの人間が自分の属するジャンルに近づくと、あらかじめスタイルをまっとうしないやつはこれに触るな!みたいなことを全くなんのまさに忌憚のない言い方(笑)であっさりと命令したり、異常に批判したりする。 全員がそうではなくオープンでフラットな方もいらっしゃいますが。 ジャンルではなく、そのジャンルに属する一部の人たちの攻撃性どぎつくて、結果そのジャンルとのコラボは苦手だというぐちをこぼすクラシックの人、けっこう多いのですよ。
私はどまんなか正統派のクラシックだけしか、あってはならない、やるなよとは思わない。だって音楽は私物じゃないからどの思想にも独占されないから。 どまんなか正統派、美学として、目標として、指標としては目指しますが、それは自分の勉強に求めることです。 あくまでも提案したりディスカッションするもので、勝手に決めたりはしない。
コラボの場合ジャンル美学の詳細徹底よりも現実にコミュニケーションすることが先だと思います。
自分の属するジャンルの美学の真髄にこだわるよりも、コミュニケーションできる形を探して見つけることのほうが大事なんだという価値観、たまにわるぎなく無視される(笑)けど、今回はそうじゃなくてよかったです。
コラボはどちらも自分の家風百パーセントではないわけです。しかし共通項を探して形にすることがコラボの真髄になり、楽しみになるんではないでしょうか。
「おれの家では、おれが一番先に、おれのすきな湯加減の風呂にはいるのが、先祖代々の掛け軸に書いてあるんだ」 みたいなこと、温泉にきて言っても場違いって事象と似てるかな(笑)。
今回のコラボさん、寛容で、天然掛け軸(笑)じゃない大人のプレイヤーさんなのでとても楽しいです!がんばろっと☆
が、何歳かご存知ですか? スゥエーデン中部の山で樹齢9550年と推定されるトウヒ類が発見されたのだそうです(ウメオ大研究チーム)。
これまでは、北米の四千〜五千年の松類が最高齢とみられていたらしい。
そしてなんと、この木の子供がそばにいて9000年、5660年、375年の木もあるのだそうです。長生きが遺伝してるのかな(笑)
そしてスゥエーデンの山岳地帯に、8000年以上のトウヒ類がまとまって生えているところも見つかったらしい。は、8000年の樹齢の木まとまってるところが地球上にあるんだ(笑)!?
育った時代の気候は今より夏の気温が低かったけど、枯れた木を押しのけて成長する性質のため生き延びたと考えられている。らしい(受け売り)☆
代謝させていくことで機能を進化させていくのも命の性質かもしれないけど、なぜ同じ個体のままそんな悠久のときを生きてきたのだろう?
長すぎてつらいと思う日もときには、いや沢山あったにちがいない(笑)。
その木をみてみたい。 写真では特殊な生命体にはけして見えない(笑)けど、なにかじっと気をはなっているようにも見える。
神秘的な命の力が遠くても実在することを知り、自分はたぶんそのトウヒより先にいなくなるような気がしますが(笑)さみしいわけではなく。
なにか、お願いします、世界をずっと見つめてくださいと頼みたい気持ちになりました。
消えた二ページとゆう、寺山修司の本、ご存知ですか?
じゃなくてわたしの日記どこにいったんだよ〜(笑)
2008年04月21日(月) |
久しぶりの音楽工房G・M・P |
昨日は久しぶりに「音楽工房G・M・Pthe大楽」さんの知床でのコンサートのリハーサルに。
到着したらすでに白熱した声楽とピアノのリハーサル真っ最中。 小心者なので扉あけれないくせに、音楽的なディスカッションをきき漏らすのがもったいないので(笑)息をひそめて聞き耳をたてていたんですが、ばれました(笑)。 エントランスに工房関連のフライヤーがおかれているのを勝手につまんでいるときに…、
「はーい、よくきたな〜」と大楽先生が扉オープン♪ 何か盗みを働いているときに見つかったような気になり挙動不審でびくついてフライヤーばさばさ床に落とす私…。失礼しました(>_<)
グランドピアノが二台おかれた工房のレッスン室内は配置と模様替えされてました☆
すごい勉強になった(いきなり話まとまってる)。
ロンドンデリーの歌はアニーローリーとゆう愛称もありますが、この楽譜大楽先生が本場のルーツ原本みたいなものをおもちで。 パーシー・グレンジャーの編曲。
しかしその楽譜を貸してくださるときに、 「これはね、チェロの竹○さんからで、もとはピアノの柴○さんがイギリスで購入されたものを僕に…」 と説明されたんです。
大楽先生は、どなたからいただいたいうときはいつもこのように説明されます。ご本人のいない場所でも、感謝をさりげなく普通のことのように示すおかたなのでした(*^^*)。
もらったのに全部自分が見つけたみたいにしちゃう人もなんの世界にもたぶんいるけど、違うんです。 私は大楽先生のそういう、人をつぶさないところ、尊敬しています。
裕美子先生とのディスカッションも、自分がでてる曲じゃないときでもその場にいるだけでびびってる私なんですが、どちらも本当だからついまる暗記したくなるとゆうか(笑)。
自分の芸の浅さが目につくので(笑)頭が真っ白になってぽかんとしてると裕美子先生が私のことを説明してくださったりなど…。
別に、いいとこみせようだなんて尊大なこと考えてたつもりないけど、もっと練習しなくちゃと。 素直に前向きなへこみかたをさせてもらえました(笑)。
なんてゆうんですか、威圧されてないのに勝手に気づいてつぶれてるみたいなこのキモチ良さ…すてきです。 誠実に情熱的に、そして知的に、音楽をつくりあげる時間、エネルギー、わけてもらえたような気がする。
裕美子先生にニューヨークブランドのシルクのベストをいただきました(以前もいただいております。もらいっぱなし)♪ ベストコレクションしているのでうれしいです!! しれとこで着用させていただく予定です☆
楽しいツアーになりそうです!! いや楽しくいられるようにもっと練習したいです。
『忌憚がない』論だらだら長く書いてたのがふっとんでいたけどあまり気にしていなかったんですが。
再現リクエストがあったので短く書きます。
たまたま『忌憚がない』という言葉をいろんなバージョンで聞いた私が思ったのは。
ストレートでスピーディーである意味爽快感もある『忌憚のなさ』。 しかしそれは表現のスタイルのひとつです。 スタイルとゆうのはつまりテクニック。 テクニックがストレートな性格をもっているからって、それを使う心がストレートだとは限らない。
忌憚がないからって、魂胆がピュアであるとは限らないのではと思いました。
自分が直接魂胆がわからないものは忌憚がないとは感じ取れないとも思いますよ(笑)。
テクニックそのものではなく、その使い方にはセンスと目的が感じ取れます。
ぐずぐず意味不明な言葉でもピュアな気持ちがこめられていることがあるのと道理は同じ。
んだ♪ぼくがそのなか〜のひとーり〜(お掃除に必要なスキマスイッチ今朝もONできげんよし)
ちょっとものを捨てたりしただけなんですが、さっそく機運があがったような気がする。いっぱい電話をしたけどいい話ばかりだったな。
天気もよくて幸せだ(*^^*) 歌では恋になってるけど人は掃除で変わると思うのでした☆私がそのなかのひとり♪ いくらでも散らかってるのでまだまだ続くはるかな道(笑)
世界を開くのはぼくだ♪ にあわせて、 へやそうじは開けゴマだ♪とか勝手にかえ歌したり。なんでだかどんどんでてきます。
今日もお仕事通信てきぱきしつつ、リハの準備して、最後の1日オフ満喫します。 みなさん素敵な1日をお過ごしくださいね!
2008年04月17日(木) |
お掃除スタート(^q^) |
タイトルの顔文字使ったらなぜそこでヨダレですかと言われたことがある。わたしは「集合だよ〜」とかで口許に手を添えているつもりだったんだけど(笑) ヨダレなのかな?
認知の不協和(わざと難しげな単語ゆってみたり…)だな。
好き勝手な時間に寝たり起きたり少し回復したのでおうちのメンテナンス開始♪ わたしは風水しんじる。てゆうかなにをどこにおくとか色とかは適当だけど(^_-)かたづけると安心しませんか?
BGMは久々解禁のスキマスィッチ、いっとき聞きすぎて病みそうになった(一度はそこまでいかないと聞いたことにならないと勘違いしていたが後始末が大変でした)ピアソラ、そして大人買いしたハルヤンネ、それとメンデルスゾーン。
メンデルスゾーン一番聞きたい気分。
その生い立ちと作風から音楽史上もっとも幸福な苦労知らずな名作曲家と言われるメンデルスゾーンですが、ほんとは意思と反骨の人なんだよ。 メンデルスゾーンはユダヤ名。 当時はとある筋から名前を変えろとおどかされたりもしたのですがメンデルスゾーンは絶対にかえなかったのです☆
曲想からはあるいみうかがい知れない、自分の命の安全よりも祖国の名前を選んだその根性。誰だってかえたくはないけど誰もがつらぬけるものではないですね。 音楽だけ聞いていたら意外な気がするのでした。
2008年04月15日(火) |
FMおたる♪&おからだ大切に |
13日に開催された『石原裕次郎メモリアルプレート完成記念コンサート』のもようが、19日に<FMおたる>さんの御協力により、お昼から放送されます。 私も現地で番組を聞かせていただきたいと思いますので、みなさんもぜひ!! 圏外の方は、ラジオをもって小樽にでかけてみませんか(笑)。
開演まえ、駐車場で現地入りされた技術部長の石田さんと偶然御会いして、 「みんな楽しみにしていたんですよ!」と暖かい御言葉。 なにせものすごいプレッシャーがあったので(笑)うれしかったです。 終演後、総合プロデューサーの渡辺さんとおそろいでしたのであらためてごあいさつ。 耳と音の世界に集中している方々ならではの、おだやかで、かつひきしまった表情が印象的でした。
また、私のアルバム「コンサートピース」をお買い上げくださったたくさんの方々。 札幌、寿都、釧路、苫小牧、遠くでは福井まで、各地から御来場くださったことが直接伝えていただき、とてもうれしかったです。 小学校のときに一番最初にトランペットを教えて下さった吉田和史先生とも10年ぶりくらいに再会できました。
一気にたくさんぱぱっとサインをするのも、公共の電波にふさわしいクリアなトークもどちらも不馴れな私なのでしたが。 アンケート(まるで、お手紙のように心のこもったメッセージがたくさんありました)やお買い上げのお客さまがたから、 「おからだ大切に。」 「おからだをだいじにね。」 とくり返し伝えられたことも、ずっと忘れないと思います。
おからだ、という言葉には「ひとつしかないあなた自身」という響きがあるんだな、といわれてみてはじめて気がつきました。 一両日にあれほど沢山の方に何回もいわれた事がなかったんです。
「おからだ大切に」 無償の思いやりとぬくもりを伝える言葉なんだなと、みなさんから教わったような気がします。 本当にありがとうございました。
4月にはいってからなんですが。演奏の仕事のよしあしは、まるで「仮に失敗したって、音楽の世界の友達の評判気になるくらいでしょ」とプレイヤーが背負う職業なリスクやプレッシャーはまったく軽視されたりもしてつらい日もありました。「くらい」ってなんですか。 「ひどい人、いつも悪気のない感じ(一句よんでみた笑)」責任をおう職業としてみていないことがふんわりとしかもあからさまにでている言葉でした。
内輪だけでやってる程度でしょと言われたような気がした。(それって仕事じゃなくて趣味でしょ?)私はおこりっぽいんですけど自然に焼き付いたプレイヤーしたにみるのがあたりまえ的な感性は、私が言って変わるものじゃないからそのときは普通にしてました。 いくら私が小さい店だからってあからさまにそれはないよね(笑)ほんとたまにひどいこと言われてまする。
ほんとにしつこいけど、準備めちゃくちゃ頑張ったので(笑)コンサートでのみなさんの笑顔に深く救われました!! とにかく幸せです☆みなさんに感謝しています。
まだ佐藤さんも疲れがとりきれてはいない模様♪ 早く寝ます(*^^*)
2008年04月14日(月) |
ご来場ありがとうございました。 |
昨日マリンホール(小樽)で開催された、石原裕次郎メモリアルプレート完成記念コンサート「海とトランペットの響想曲集」みなさんのおかげで無事に終了いたしました。
たくさん寄せられたアンケートもすべて拝見させていただきました。 暖かいメッセージの数々に、銀幕のスターのトリビュートに関わる上でのプレッシャーが報われたような気がします。
開催について、尽力してくださったマリンホールのみなさん、コンサートの成功にむけて御協力いただいたたくさんの方々に、心から感謝申し上げます。
<コンサートの模様の御報告> ・『小樽ジャーナル(WEB版)』ぜひ御覧ください。 http://webotaru.jp/2008/04/0413-1.php 同じページから、動画もごらんいただけます。 ・本日の北海道新聞札幌版24面にも掲載されました。 お手元にある方はこちらもぜひどうぞ♪
最後に、御来場くださった皆様。 みなさんの心が私にも伝わってきて感動しました。 本当にありがとうございました!!
2008年04月10日(木) |
石原裕次郎メモリアルプレート完成記念コンサート☆完売御礼 |
マリンホールプレゼンツ 石原裕次郎メモリアルプレート完成記念コンサート <海とトランペットの響想曲集>
の、御入場前売りすべて完売されたそうです。 応援してくださったたくさんの方々、御予約の方々、ありがとうございます。すごくうれしいです。がんばります。(こどものような文) ローソンチケットでのお取り扱いにつきましては、11日早朝で終了です。 チケットをおもちではなく、御入場を御希望される方がいらっしゃいましたら以降は当日のキャンセル待ちとなりますので、御了解願いますとのことです・・。
お問い合わせ・マリンホール0134-25-9900です。
プログラムの先行御案内です・・佐藤さんと私で、 ・様々なスタイルでの置き換え実験(服じゃないよ) ・実験結果のち密な考察、 ・事実にもとづく資料統計の考察(くどい説明だけどつまりは準備一般でした笑) をくり返しようやく決定したもので、すべての曲に今回のコンサートにプログラムしたストーリーがあるんです。
世代の違い、若干ありますが、クラシックはもともとうまれる何百年も前から引き継がれた楽譜を何度も繰り替えし演奏して育てるジャンル。 それを考えると、『裕ちゃん世代』はそれほど遠くはないのです。 素直に、私が感じた石原裕次郎さんの魅力を、裕ちゃんの好きなトランペットで再現したい。
お客さまに御会いできる当日が、緊張するけど楽しみです。
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■石原裕次郎関連作品、トランペットとピアノ。 □石原裕次郎関連作品、ピアノソロ。
●海の情景にちなんだ作品、トランペットとピアノ。 ○海の情景にちなんだ作品、ピアノソロ。
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<第1部>
■北の旅人 弦 哲也 作曲/佐藤 佳絵 編
■おれの小樽 弦 哲也 作曲/佐藤 佳絵 編
●椰子の実 大中 寅ニ 作曲/佐藤 佳絵 編
○エキゾティック組曲 ”日本の春” /吉田 洋編 ・花 /滝 廉太郎 ・ひらいたひらいた /わらべ歌 ・春の海 /宮城 道雄 ・さくらさくら /日本古謡
●城が島の雨 梁田 貞 作曲 /岡本 敏明 編
■夜霧よ今夜もありがとう 浜口 庫之助 作曲/佐藤 佳絵編
■太陽にほえろ!メドレー 大野 克夫 作曲/佐藤 佳絵 編
太陽にほえろ!のメインテーマ〜アクション〜青春のテーマ 〜メインテーマ
ほか。
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<第2部>
■時の過ぎ行くままに H・アシュマン&A・メンケン
■赤いハンカチ 上原 健六 作曲/佐藤 佳絵 編
●リトル・マ−メイドメドレー H・アシュマン&A・メン ケン 作曲/佐藤 佳絵 編 アンダー・ザ・シー〜哀れな人々〜キス・ザ・ガール〜パー ト・オブ・ユア・ワールド
□エーゲ海の真珠 A・アルゲロ
■ブランデーグラス 小谷 充 作曲/佐藤 佳絵 編
■宇宙戦艦ヤマトより、ヤマトのテーマ 宮川 泰 作曲/古畑 亜紀 編
ほか。
佐藤さんのアレンジですが・・連投が続いた中、原曲の魅力に敬意を払い、同時にトランペットとピアノいう楽器の組み合わせ、そして私の性格(笑)を適確に見抜いてつくりあげた秀作ぞろいです。 あまり、説明するとくどいので・・・あとは気持ちと身体をととのえて、ベストを尽くします!
どうぞお楽しみに!!!
先輩から練習するようにと、プラットのマイナスワンCDをいただきました(サインつき)。
フンメル、ハイドンなどマスターしなくちゃいけない課題がいっぱい☆ 古典のあるべき完成美に追い詰められた数知れない記憶がよみがえる…に、…苦い、苦すぎるよ〜っ。
しかし簡単じゃないから求めるっていうんですか、高嶺の花を見上げては、はだかの岩山で「寝たら死ぬぞ」みたいな(爆)日々があったこと。 けして甘くきれいな類いの思い出ではないのですが。
急いで登ればそのぶん早く花が手にはいると思っていた当時の自分には、多分ゴールはなかったんです。
花はゆっくり育てるものなんだから☆ 古典の協奏曲をやってみたら相変わらずなんちゃってでしたが、数百年まえから引き継がれてきた楽譜の重さ。
それがたんなるナーバス、シリアス、ストイックとかのプレッシャーだけではなく、消耗されえないものの共通項を感じ取らせてくれたような気がする。
なんだろう、この安心感(^ー^) 大きななしとげえないものと、憧れながらつながっているのって、正直いつも快感というわけじゃあ、ないんだけど(笑)。 たちはだかる厳しい崖も、違うとこからのぼればなだらかな丘なのかもしれない。
ゆっくり登ろうと思う(*^^*)
十三日に小樽市民センターマリンホールにて「海とトランペットの響想曲集」というコンサートに出演させていただきます。
♪楽器の中ではトランペットが一番好きだったという石原裕次郎さんの曲を、まずは全作品じっくり聞かせていただいて思いました。 時代が変わっても何年たっても心に残る、愛される力があるってすごいなあと思う。
私は容姿や歌の世界はもちろんですが(笑)、実はあの話し方、イントネーションに魅力を感じます。 映画やドラマのセリフではない石原裕次郎さんのナチュラルな話し方に近いものを探すのに苦労しましたが、ようやく見つけました!
排他的、差別的ではなく、あくまでも共感をよぶ暖かい性質の「エレガント」さが、あるんです。
昭和をささえたたくさんの方々が、 「裕ちゃんは自分達の涙をわかってくれる」 「夢にこたえてくれる」 と信じ、今もなお愛してらっしゃるという事実。
自分がどこまで応えられるかなんて、気負ったくらいじゃわからないものだけど、当日は私が感じた「裕ちゃん」の魅力を全力で表現できたらと思います。 また、海の情景をえがいた内外の名曲の数々を含め、ピアニスト佐藤佳絵さんのオリジナル編曲でお送りいたします。
どうぞお楽しみに!!御予約、お急ぎください(笑)。
<石原裕次郎メモリアルプレート完成記念コンサート 『海とトランペットの響想曲集』の御案内>
詳細はこちらへ↓。 http://www.otarushiminkaikan.jp/center/whatsnew.asp?id=28
忙しくなるとつい。
効率のよい、わるい 必要なのかという問いに対するイエス、ノー どの程度重要なのかという順位づけ
シビアにならないと乗りきれないと思い込んでしまうけど。 シビアにならないと(-_-)、なんて思った時点で人として大切なはかないちいさなぬくもり、優しさを失ってしまうんじゃないかと…。
ロボットには無駄な行動がないといいます。 ある意味ロボットは裏切らない、指示さえ間違わなければ(笑)。
きれいによくできたものを披露するのもそれなりの工夫と根性がいるから、できたらできたですばらしい仕事だと思う。
でも私はまず先に暖かい人間でありたい。ロボットじゃないので指示どおりに自分が動いてくれない(笑)こともあるけど…。 不器用かもしれないけど、いや不器用間違いないけど(笑)
効率が悪く、必要ではなく、さして重要ではなくみえるものの中に、人間らしい時間をつつみこむようにデリカシーがしっかりと、ある。 自分が捨てなければ、奪われることはないのに、なんかどっかにいって困ったような気になってました(笑)。
無駄って素敵なことだ(*^^*)
年末関係者さんからご招待をうけていたのにいけなかった工藤静☆さんのディナーショー。その日午後だけはあいてましたがそれすら埋まりそうで、はいらなくても前後がびっしりで移動が間に合いませんでした(T_T)。だって東京だったの…。私は工藤静☆さんの歌好きなんです。
私はけして年中くまなく忙しいわけではないつもりですがいけませんでした。しかし仕事でいけないだなんて、言い訳したくない(笑)力不足でした(^_-) しかし異常に悔しがる姿をみて本気が伝わったのか(笑)数ヶ月がたった先日札幌いりされたときにアルバムをいただいたんですっ。 ベスト盤なのですでに持っている曲ばかりなんですけども丸暗記してるのがまたうれしいとゆう。
最近お勉強が必要でなかなか趣味にははまれないのですが今日やっとフルで聞きました!!
とても懐かしいです。 ♪不実です その芝居を誰に見せたいの〜♪とか♪どこまで好きになればいいのー〜♪とか。ふんふんとつい自分の世界はいっちゃう(笑) かわいくて個性のある声、色っぽいビブラート(笑)、聞いたら楽になりました。
過日になりますがF沢Kすけさんの昼のコンサートにもいってきました♪
意外だったのはコブクロの『蕾』『とわにともに』を採用されていたことです。三百人あまり集まった会場でコブクロタイムに一番ブンブン首ふって口ぱくぱく合唱していた人は私はだったにちがいない(^^ゞ
自分の名前を看板に続けていくことの厳しさを知っているF沢さん。落ち込むと励ましてくださいます。歌詞の通り、『聞こえないがんばれが』つたわってきましたよ☆
2008年04月03日(木) |
北海道新聞夕刊おふたいむごらんください☆ |
テレビウィークリーの左側のページに、4月十三日に出演させていただくコンサートについての告知がおおっきく掲載されました(*^^*)。
詳細はまた後日記載します。
私は先日夢をみてとびおきました。
とある尊敬するトランペッターから朝方電話がきて、 『今日くるんじゃなかったっけ。連絡もないで何時まで待たせるの。まさか寝てたとかゆう?』
私は待たせてるどころかそんな約束をした覚えもなくまさに寝耳に水でびっくりしてるんですが、
『え。あの…なんじのはずでしたか?てゆうか、あの、ばっ場所はどちらとゆうか…えっと…』 とか答えると。
『アキは大事なことは忘れないよね。ぼくも忙しいからさ、なんか別のことするから今日はもうきてくれなくて、いいから。』
『え、あの…すいませんわからないです、私は忘れていたんですか?いつ約束したのかも、わからな…あっご、ごめんなさい』 などと動揺しているのもさえぎられて(笑) 『ぼく、わからないのにあやまるならなおさらもういいからさ。リアルなレスポンスじゃないのってトランペットじゃ無駄なキャリーアクションだからあまり、いらないし。アキトランペットだから、わかるかな思ってたけど無理みたいだから、きるね。ぼくでかけるから。今日は電話でれないからしなくていいから。頑張ってね。じゃバイ。』 と切られた。。とりつくしまがない(笑)
ば、バイってそんないきなり…。夢なんでしたがそこで起きたらでかけるリミットタイムでした!! アラーム全部止まっていてこの夢みてなかったら起きれなかったと思います。
準備をしていたらほんとに本人から電話がきてびびりましたが、約束はしていなかったらしく(笑)普通の内容でした。
名手にあきれられて切断される系の夢でとびおきて遅刻をまぬがれるパターン、私は実は何度もみています(笑)いつもいきなりあらわれ言い訳無用に切り捨てでガチャンされる…。
しかしその冷徹さに助けられて仕事に間に合っているのでした。 先生がたの親心なんでしょうか(笑)おこしてくださりありがとうございます。普段電話こないのに、なぜかそうゆう夢をみるといつも本人から電話がくる流れになるのもなんかこわいし。 夢とはいえ、朝からガチャンはきついんですけども。感謝してますっ(>∀<)。
2008年04月01日(火) |
ブラボー!!ドラマティック・ハルヤンヌ♪ |
ヨウコ・ハルヤンヌのリサイタルを聴きに教文へいってきました。
音楽に対して最大限に払われている敬意。 聴衆を一瞬タリともあなどらない完璧なまでの謙虚さ。 付け焼き刃ややっつけでだせるものではありません。
個人的な感覚だけど、もっとロマンティック、もっと華やか、もっとエキサイティング、もっと色艶セクシー(うまくいえないんですが?)、あるいはもっと古典的、逆にもっと現代的なトランペッタ−は他にもいるのかもしれない。
でも、ハルヤンヌの礼節あふれるたちふるまいと適確な演奏、 常に清潔感のある安定した音色に、 ”時と場所を差別しない” 誠実で真摯な姿勢を深く感じ取ることができました。 とてもとても、私が日頃から自分自身もその誠実さについての欠落感を感じることで、そういう音は、自分も求めているけど、泣いたくらいじゃ手にはいらない(爆笑)んです。
正直ゆうと、特別ハルヤンヌフリークではなかったつもりだけど、なんでだかアルバム四枚かって、そのうち一枚(コンサートピースというタイトル・・どっかで同じのきいたわね☆)はハルヤンヌのうちにすでにあるんですけど、サインがほしかったから、勢いで買っちゃった!! ・・・だってサインがほしかったんだもん!!←そうとう好きになってるじゃん(笑)。
あくまでも個人的な感覚だけど、自分の演奏をおしつけたり、単に陣地ひろげにきて、ほしいものだけもらっていきますがなんか悪いですか?的だったり、こんなとこで自分本気なんてだしてないけど、あんたがたレベルよりはうまいからいいでしょ的だったり(笑)、忙しいからこの会場は音だしに使ってますけど着ただけでも、ありがたいでしょ的だったり(いいたい放題)個人的にですけど、妖気も感じる系(笑)の人も男女とわずこの世にはいます。
自分を聞かせてやろうとしてきてるんじゃなくて、目の前に集まる人たちのために、音楽を”捧げる”・・・虚飾がなく純粋な姿をみせてくれたハルヤンヌ。 尊敬と感動が、頭や耳ではなく心の内面に焼き付きました。
心が洗われ、襟元をただして、自分も誠実に心と技術を静かに磨き続けたいと思いました。 ブラボー!!”ドラマティック・ハルヤンヌ”です。 ↑ハルヤンヌのアルバム、”ドラマティック・レジェンド”から拝借しました。 ひとときの浅い気持ちよさや物珍しさを追いかけ扇情的に、音をならべるだけが”ドラマティック”じゃないと、思った。 あたりまえかもしれないけど、忘れてる大事なことを教えてもらったと思う。 泥沼から救われたような気持ちでいっぱいです。
自分の小さな個性にこだわるよりは、もっと大きな深い普遍性に憧れていたい。 ここで歌を読みます(いらない笑)。どんなに別の日すごくても その日をなめたら 三流だ
合掌。
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