2001年08月31日(金)
仕草とか,口癖とか.いつのまにか一緒になってる.
明け方まで試料作成していた.どうしてもここまで仕上げておかないと分析できない,というレベルまで終わらせる.空が明るくなってきたな,という頃にようやく終了. 寝ようか,それとも休憩室が開くまで待つか,とぐるぐるしているところにDさん登場.お久しぶり. 最近,自分が恐ろしく鬱陶しかったことを自覚している.こういう状況の人にはDさんは極力近づかないような人だ.オハナシできて嬉しい.多分,Dさんも分析が失敗して気が滅入っていたから来たんだろうけど. その後,奴から微笑ましいメール.何通かやりとりしているうちに寝入ってしまう. 結局,床に転がっていた.
そんな朝だったのでイマイチ眠たい一日になってしまう.けれど今夜は朝まで分析. 試料準備を夕方,どうにか終了.ボスと交代して分析開始である.
今回は一点一点を確かめながら測っているので基本的には分析機器に張り付いている.まとめて入力してえいやと分析,というわけにいかない(いや出来るけど意味がない). 脚を別の椅子に投げ出して,酷く行儀の悪い格好で出てくる結果を眺めている. この格好は,分析しているときの奴と同じだ.いつのまにか一緒になってしまった.そんなもんなんだろう.仕草とか,口癖とか.
一休み中にこれを書いていたら助ボスさんが「フィルムまだあったっけ?」と予備のフィルムを持ってきて下さった.喜んでいたら「泊まり込みでしょ?」と差し入れ. 「中途半端だけど」 んにゃ.ありがとうございます. 嬉しいよう.嬉しいよう.紙袋を開けると沢山のお菓子. 嬉しいよう.
2001年08月30日(木)
一瞬だけ鷲掴みにされて取り残される
奴に荷物が届いたらしい.
朝,また少し遅くなってしまったと悔やみつつ自己嫌悪しつつ電車に揺られて大学に到着し,メールボックスを開くと,ちょいとココロが軽くなる.奴からのメールが届いている. 送ったモノは気に入ってくれたらしい.壊れることなく届いたらしい. 郵便局,いい仕事してくれるじゃねぇか. 奴の言葉を眺めつつ,その言葉に喜びつつ.
気分が低空飛行かどうかは別として,少しそれなりに落ち着いてきたようだ.多分,分析のために作業をこなしているからだろう. オシゴトの進み具合というモノは気分にかなり影響してくれる. とりあえず明日の分析には間に合うだろうと見通しがつく.ただもう少し試料を増やす必要はあるので今夜は泊まり.分析も泊まりで行わなければならないので本当は帰った方がいいんだろうけど,そうしないと準備が終わらないから仕方ない. 泊まるのも,殆ど趣味だとSさんと笑いあう.
雲に隠れそうな月を見上げて,一瞬だけ鷲掴みにされて取り残されたようになるけれど,夏の終わる気配に慰められてそのまま立っている. 風はもう秋を呼んでいる.だから大丈夫だ.
***業務連絡***
ここ数日,gooやyahooで「表面張力」という検索をなさって来て下さっている方がいらっしゃいます. なにかこの言葉を調べなければならない宿題でもおありなのでしょうか? 何故気にするかというと. ワタシの(特に奴の)業界ではめちゃめちゃ関係することなのですね,これ.だから,どんな方が調べていらっしゃるのか「すごく」気になっているのです.もうどきどきです. あの,もしお手数でなかったら,メール頂けませんでしょうか. ホントにホントにどきどきしているのでございますよ. 面倒だったらいいんですけど.なんだかすごく厚かましい御願いなんですけど. 御願い致します.
2001年08月29日(水)
逃げ時
猛烈ダッシュを決めましょう. 全速力で駆け抜けて,見えない先へひた走って下さい. 腕を大きく振り,腿を上げ,とにかくスピード重視で走りましょう.
コツは,後ろを振り返らないこと. 見ているのが前とは限らないけれど?
試料作成は途中で疲れて停滞中.明日までには仕上げる. 別のコトをしている.ボスからの宿題だけれど肝心要のボスがいない.これは明日までという解釈でいいんだろう.うん,多分オーケイでございましょうよ.
君に会いたいよべいべー. それだけは逃げることではないと思いたい事.
頭を使う作業をしていないので,ちょっと錆び付いた音がする.
2001年08月28日(火)
斬り捨て
腰が痛い. 別に立ちっぱなしの作業,というわけではないのだけれど,腰に鈍痛がある.下腹も痛いようなので腰が原因というわけではないのかもしれない.どちらにしても煩わしい. それでも時間がないので作業.
と,そんなときにTさんと立ち話.おばか.
なんつーか. 寂しいらしく,他人に甘えている自分にちょっと苛立つ.他人が困っている・煩わしがっていると感じるので,余計に自分が苛立たしい. 何やっているんだ,俺. 落ち込みのカーブが上昇しつつあるので更に苛立つ. まあようするに,苛立っているんだよ.
朝,電話の件で奴が電話をくれる.少しだけ話す. そんな様子も気になったり.
ばっさりと斬ってほしい. いろいろな事柄についてそう感じる.
2001年08月27日(月)
傷
傷のハナシ.
わかりやすい「傷」というものがあるとする.誰から見ても「あー痛いね」というような,そんな傷だ.当然,それを本人も「痛いなあ」と感じているわけで,誰から見ても「これは傷である」ということを自覚しているわけで. そんな状況.
自分の持っているコトを人に話すということは,間に親密さが生まれることになる場合が多いだろうけれど,話した事柄が「傷」であった場合,そこには別のモノも生じる気がするのは気のせいか? ある種の力がそこにある.不幸自慢のつもりはなくても,それでも.
「私はこのような傷を持っています.痛いです.辛いです」 (ここへ全てから逃げていないか) (他人はそれに対して何も言えないんじゃないか) 「こんな私にそんなことをなさるのですか」 (そんなコトをいわれたら相手は沈黙せざるを得ないんじゃないか)
どうだろう. このままだと,いつまでたっても傷は腐ったままなんじゃないか?
甘えるな,と言っているわけじゃない.傷は痛い.じくじくと忘れた頃に痛む.忘れられなくても痛む.どこまでこの痛みを引きずるのかと考えただけで気が遠くなりそうな,そんな傷はある. 抱え込んで生きていくしかないこともある. ただ,他の辛い事柄に対しては傷を理由にしたくない.傷を理由にする度に,どんどん深みにはまりそうな気がするんだ.たとえ傷が一因だとしても,他にも辛いことの理由はあると思う.
歩く術なんて忘れた 明るい方向は見失った それでも進んでほしい.進みたい.血が止まらなくても.傷がふさがらなくても. 負の力だけは持ってほしくはないし,持ちたくはない.
立ち止まっても,うずくまっても,自暴自棄でも. そういう時はあるだけで,進める時もあるのだと思いたい.
誰だって傷は持っているのだから.持ったまま日々を過ごしているのだから.
………と. 真夜中に考えてみたことよ.ぐるぐると.ぐるぐるぐるぐる. でもお終い.本日の実験の準備をしないといかんのですよ.アデゥ.
で.一日を終えた後の「夜」です. 実験はどうにか. こんな細かい作業をしているのかとボスと奴を尊敬してしまいました.だって,マジで細かいんですぜ.いやホントに. 奴が「実験屋」として信頼されるのがわかる気がしたですよ.
上につらつら書かれておりますが,夜中に考えたこれは誰に宛てたわけでもありません.ただ思っただけござりますよ.誰を励ましているわけでなし,誰を責めているわけでなし.
終わったので,これから帰るのです.
2001年08月26日(日)
自由落下
朝に起きたものの,どうしてもクリアになれずに「もう一度寝る」. 結局,活動開始は昼過ぎ.大学に来たのは夕方. 来なければいいじゃないかと思わないでもないが,明日にはどうしてもボスと実験をしたいという事情あり.ちょっとカラダの方から「そろそろ休んでぇ」という信号は受けているが爽やかに無視.
だいたい,起きられないのは寝つきが悪いからで,寝つきが悪いのは生活が夜型になっているからで,夜型になっているのは生活が乱れて不規則だからで……と考えていくとキリがない.そもそもの原因がどこにあるのか既にわからなくなっている. なかなか眠れないのも,夜型だからなのか,意地でも夜型にしてしまう今のワタシの状態にあるのか. 卵も鶏も混濁した状況で何とも言い難い.
さて,そんな状況にあるわけで,夕飯にスパゲティを食べたら胃が重い. 最近の消化系は非常に軟弱なことを我ながら自覚していない.けれど,店に行く途中,白猫に挨拶をしたら寄ってきて脚に懐いてくれたのでココロは和んでいる. 毛だらけになったジーンズはガムテープで.
夕方に来ただけあって今夜は泊まる.こうして生活は自由落下で乱れていく.こうすれば夜に眠れない.そうすれば夢をみなくてすむだろう? こんなワタシだから,ちょっとメールの返事を書いていない.
ごめんよべいべー.君が大事なことにはかわらないと信じているけど.
………と. シリアスな気分だったのに. 大学の厠の個室にいたら巡回中の警備員さんに「明かりを消されました(22:30)」. 窓は見えないように塗られているので外からの明かりもありません.当然真っ暗の中,どうにか事なきを得ましたがココロの哀しみは消えません.
どうしてシリアスになりきれないのでしょうかカミサマ.
2001年08月25日(土)
夏に疲れる
NさんとTさんと・・へパフェを食べに行く. 一年前からTさんに何かを奢ってもらう約束になっていたこと,Tさんが「パフェ喰いてぇ」と思っていたことにより昨夜約束したのだった.Nさんは成り行き. 自転車を貸してくれる人がいなかったので歩く.久しぶりの夏らしい日差しの中を歩く.爽やかな公園内は遠回りになるのでひたすら交通量の多い道路脇を歩く歩く歩く. …暑っ.
でもパフェは美味しかった.久しぶりだなあと感じつつ,奢りを喜びつつ.
これで疲れたのか眠りが浅くて睡眠時間が短いからか,大学に戻ってきてからマトモに作業をしていない.うつらうつらしてしまう一日. お腹の調子もここ数日悪いので,カラダが疲れているのだろう,多分. ていうかワタシ全体がちょいと夏ばて気味なんでしょ.
夏に疲れてる.
今日は早く帰るつもりです,とメールしている.何の報告をしてるんだろうと少し思う.
2001年08月24日(金)
枕にしがみつく夜
夕方からボスと実験(のようなものレベル)を始めてしまい,いや,それは大変ありがたいことなのだけれど,ビールは飲み損ねた.ちぇ. ただ,話し合いの後にボスに「じゃあこれをしたいんですけど」と申し出たらすぐに一緒にして下さり,言ってみてよかったなあと自分とボスの反応の早さに嬉しくなってみたり. 今夜は泊まって次の準備.来週には今度は自分で.
ただ,今日は朝から順風満帆だったかというとそんなことはなく. 最近は眠りが浅いうえになかなか眠りにつけない.どうなるかというと,朝には起きられず日中は眠気と戦う日々になる.単なる夜型生活というわけでもない.夜も眠い.ただ眠れない. なにか考え込んでいる,というわけでもないのに. 多分,8月だからだ.そう言いきかせて枕にしがみつく夜が続く.
まだ今日は奴にメールを送っていない.送りたくないわけではない.よくわからない. 少しだけ会いたい.文字でなく,音声でなく.
それらですら落下速度を緩められないけれども.
2001年08月23日(木)
さすがに少し囚われてしまう
Dさんが,明日,大学のビアガーデンに数人で行くのに誘いに来てくれた.言うことはきっついけれど,寂しがっているワタシに優しくして下さる.感謝. 御自分が仰る程に冷たい人だとは思わないけれどね.
そんな今日は台風一過でよく晴れた.けれど夕方曇ってきたなあと思ったら. 夕立. すぐに止んだ.
ぼんやりしてしまうのをどうにか叱咤して,分析の試料作成.その後は分析試料作成のための文献よみよみ.気を張っていないとすぐに動きが止まってしまう. 昨夜の事を思い出しても別に激しい感情は涌いてこない.ただ,さすがに少し囚われてしまう.でもその方がいいのかもしれない. 気が紛れる. そういう自分がひどいなあとは思うけれど,自分を甘やかしているのだろう.
ただ奴の表情を思い出して,少しだけ哀しい.
2001年08月22日(水)
台風一過
午後になると台風はやる気をなくしたのか,風も雨もその派手さを失い,ただまだらな雲が少しだけ自己主張していたくらいだった.送別会の帰りには空に星が見えた.
本当は帰宅できたけれど,気分がめり込んでいて素直に泊まることを選ぶ.面倒になるんだよ.いろんなことが. G氏と話しているときにDさんも少しだけいて,そこでクリーンヒットを打たれてしまう.Dさんが去った後,G氏,大迷惑を被る.泣かせて頂きワタシはよかった. 多少の混乱はあるけど…まあいい.もういい. ホントに感謝しているんだ.
なんて言ったらいいんだろう.つまるところ,少し乾いているんだよ. 自分の中身があまりにも乾燥していることを話しているうちに再確認して少し呆然としてしまったのさ.わかっていたつもりだったのに.
2001年08月21日(火)
自覚
やっぱり自分が悪いらしい.そりゃ,この年齢でそれをしちゃいかんよね. 気付いてはいたのだ.そりゃ一応.でも認めたくなくて,認めたら自分が悪くなるから,自覚しないようにしないように目をそらし続けていた. ついでにも一つ自覚してしまったよ. ワタシは謝罪させたいのさ.もうめためたに. そしてそのためには手段を選ばない傾向があることを.
選べよ.それは自ら崖に飛び込んでいるのと一緒だよ.
そうわかってはいるけれど,止める機能が働かないのか? 過去の全てに納得がいく.ごめんよ.君もそうだったのか?
あちらの道を選べない. 愚か以外の何者でもない.
………………こういうことを書きながら. 多分,今のワタシは周囲にアピールしているということを知っている.こんな風に見て見てぇってなもんで.不幸自慢をする趣味はないと思っていたけれど,出てきてるよちょいとアンタってなもんで. 深刻ブリッコするのが好きなんだ.そういうことだよ.
多分,明日からワタシは全力で逃げるだろう.ええそれはもう全力で. あんなことを言ってみっともない甘え方をしてしまったから.それを恥と感じることくらいはできる.できるから,もういい. ダッシュで逃走. ああべいべー.ワタシは弱いね.
2001年08月20日(月)
平気な顔して話題にして笑っている
夜中,Dさんと梨を食べていると「ワインあるけど,飲む?」と言われる. G氏も呼んで,結局3人で1本空ける.話題はそれなりにあった気はするけれど覚えているのはワタクシの色恋沙汰.G氏はワタシの事情をご存じだから何も言わないけれど,Dさんは事情を知らないのに知っているかのように鋭いところを突いてくる. ウィークポイントを刺されて誤魔化そうとしても「どうしてやん?」と容赦ない.それはワタシの事情を話さないと説明できない,そう思ってもDさんは人の事情や涙のワケから退いてしまう人であることを知っている. どうしようかな,と思ったけれど酔いの勢いに任せて逆ギレてみる.泣きつかれたくないでしょ?と脅すと,やっぱり退いた.そしてちょうどボトルは空いた.
空が明るくなって朝が活動を始めるまでG氏と話していた. 訂正.G氏に愚痴を聞いて頂いた. それはもう堂々巡りの事で,自覚があることなのだが,ただ言葉にせずにいられない.G氏はさすが慣れていて聞き流して下さっていた.それなのにワタシはちょっと腐れぎみなものだから誠によろしくない.本当によろしくない. 眠ったのは7時過ぎ.部屋で叫ぶように泣いてからとぼとぼと移動して,糸の切れたように眠った.
眠りは優しい.目が覚めると落ち着いている. たださすがに酷い状況で,それを言い訳にしてはいけないけれどシゴトは進んでいない.それが更に自己嫌悪に繋がるので悪循環だ. 昼御飯は友人ムと洋食屋へ.夕御飯はDさんと定食屋へ. 平気な顔して話題にして笑っている自分の気がしれない.
奴に荷物を送った. ごめんよ.大事なのは本当なんだ.
2001年08月19日(日)
ユメの腐臭を漂わせて昼間を生きてる
昨日はワタクシの就職先決定祝いのため,家族でお食事の日でしたよ.夕御飯なので,もういいやということで一日眠っておりました.でもそれにはワケがあって,夜中お裁縫をしていたんですね.発作的に.クマではありませんよ,途中でネコになったから.しかも自分用. しかも最中に奴から電話がかかってきて,それは発送する荷物に追加があるという御願いだったのですが,それを話しつつ向こうは昼間だというのに色の付いた話に移行してしまって少し反省.哀しく眠る. ただ寂しい終わり方をしてしまったためか昼(向こうにとっては夜)に再び電話.可愛いところがあるじゃねえかと思いつつ,ほのぼのと話を終える.
どうしてこう,先のないことを自覚しつつ手を離そうとしないのかね.
そういうことで昨日は寝っぱなし,よって夜はなかなか眠りにつけず今朝は寝不足なのですが,時間に引き延ばされて眠りは浅いわけですね.浅いと夢をみるわけですね. 夢が自分の深層心理だと考えたくないような内容ばかりで哀しくなっています.
腐ってる.
おいおいおいおい,とばかりに繰り広げられているその光景に呟きたくなってしまうよべいべー.
そんな腐臭を漂わせながら新宿を歩き回って奴に送るモノを探していました.ワタシのココロにメガヒット!というモノとは出会えなかったのですが,これは可愛いなあというモノ(クマではないが)を購入しました. 奴が気に入るかどうかなんて関係なく送ります. こうやって自分を押しつけ合うようになったらお終いでしょうか.どうなのかな.
そういう今日はこれから泊まりで実験試料作成.月末に分析機器の使用を予約しているので,それまでにはどうにかしておかないといけません.
腐らずにいけるの? 「いく」しかないんだよ,おじょうさん.
2001年08月17日(金)
今,君とワタシは同じ月を見上げているのか
早朝に書いています.眠いです. 木星食を勘違いしていたので見られなかったのですね.いえ,その前に教えて頂きましたけど. ショックでした.何に?自分の天然に.
その後,教えてくださったG氏とディープできわどい話を明るくしていました.G氏は冷静に意見を述べて下さるので助かります. その彼も帰られました.
部屋に戻ると奴からメールが届いていました. 返事に関しては「ゆっくりでいい」としてあるのでそれには触れず,自分のことや木星食はどうだった(痛い)ということがつらつら書かれていました. そして,奴らしいなあと微笑んでしまうのです.
「こちらで昼間にうっすらと月が見えているときには そちらでは夜に月が見えませんか? 同じ時間に同じ対象を見られる唯一のものだと思います」
これから月を見上げる度に.
2001年08月16日(木)
乾いた空気のがさがさした手触りの中で
夢をみた.
宿泊所で寝ていたときには,さすがに眠りが浅かったらしい.普段はそう見ないのに,連夜でみたときには笑ってしまった.なにか願望でもあるのか? 1夜目は奴が出てきた. 2夜目には知っている人の空気を纏った男性だった どちらにしても甘えたくて仕方ないらしい.おいおい.軟弱なつもりはないんだけどな. でも別に甘ったるい柔らかな夢ではなくて,どちらかというと乾いた雰囲気だった.なんというか,がさがさした手触り. 特に2夜目の人がそうだった.似ている人とはちょっとした関係があったから仕方ないのかもしれない.今頃そんな夢をみるとは.考えると笑ってしまう. もしかすると毎晩見ていたのかもしれないけれども.
数年前のことを思い出す.一時期よくみた夢.
本日,電車に乗る前に購入した本漫画. 『天才柳沢教授の生活 3』 山下和美 『西の魔女が死んだ』 梨本香歩 『BRUTUS』 奈良美智,村上隆の特集だったので 西の…は帰りに読む予定.つうても,帰りは明日の予定.
今夜は,明け方に木星が月に隠れるらしいのでそれを見るために泊まるのでございますよ.眠いだろうな,明日.
2001年08月15日(水)
自分に関係のない話がしたい
案外早く帰ってこられたので大学に戻って更新.「大学に戻る?」と皆で話しつつ,どうして戻るという言葉を使ってしまうのだろうと切なくなってしまったり.こう気弱になるのは二日目だからねと腹の鈍痛に耐えてみたり. どきどきしながらメールボックスを開けてみると,事務連絡ばかりでやはり奴からのメールは届いていない.明日,読めるように送ってくれるのかもしれないが少しショックだ.
自分で「16日まで読めません」と書いておきながら.自分勝手な言い分.
Dさんに訴えようかとも思ったけれど,昨夜,一足早く帰ったはずの彼はまだ現れていないらしい. 多分,Dさんは色々と忙しいやらショックやらで人の話など聞いていられないだろうから,本当は何も言わない方がいいんだとは思っている.うざいからな.でも昨夜「早く東京に帰りたいんやん?」と言われた.ワタシのことを訊いてくるなら,それに関しては気にせず話すことにする. Dさんは研究と将来以外の自分に関係のない話がしたいんだろうよ. そういう時期なんだろうよ.多分ね.
明日までメールを待たなければならない. 先程,業務連絡のメールを送ったのは失敗だったろうかとも思う.けれどそれは送っておかなければならないものだったので仕方なかろう.そう.仕方ない.それで奴が追いつめられても. しかたないしかたないしかたないよ. とりあえず今日は早めにさっさと帰って,明日から研究を頑張ろうよ.
2001年08月13日(月)
いってきますと振り返ってもそこには誰もいなかった
これからシンポジウムに行ってきます. なんつーか,講演が延々と続くのである意味どうしていいものやら,と思いつつ荷物詰め最終段階を終えました.どうしたら,っていうのは「自分に議論の機会があるとは思えないが準備をしていないのも恥ずかしいぞ」ってなもんで,OHPも一応手にしてしまったり.うっわー,絶対にないだろって思うのに,それでも準備している自分がなんつーか,なわけですよ.あう. 奴からはメールなし.後輩からメールあり. どうしろっつうの,ねえ. といっても,しばらくメールは読めそうにないからごゆっくり,と書いたのはワタクシなので文句は言えないのですよ,はい. それでは,木曜日まで更新ありません.
2001年08月12日(日)
おやすみべいべー
家にて。
マックとあまりに「見え方」が違うので少々驚く。でもまあ、変ではないのでいいことにする。いいやいいや。うん。 今日は家でひたすら寝る。起きれないので素直に眠る。しかも午後には嫌いでやまない親戚が来たので事前の手伝いだけして眠る。我が家とはあまりに相容れん。
よってなかなか眠れない。
ウラがあまりに情けないのでどうにかしよう。と思いつつ、家ではそんなに使えないのでもう少しあのまま。明日は時間がないんだよな。ふむ。
明日から2泊3日でシンポジウムがあるのでござる。いかねばならぬ。どーしても行かねばならぬ。 就職先が主催だからね。
奴から電話はなし。ま、してくるとは思っていない。時差もあるからよけいに難しい。 どうするんだろうか。ふむふむ。
芋を食べたら寝ます。今夜ばかりは太るなんて気にしていられない。 眠りたいんだよ。何も感じずにぐっすりと。
おやすみ、べいべー。
2001年08月11日(土)
先へ先へ延ばそうとしていた
どうにか提出. 書いて持っていくとボスがざくざくざくざくざくざく直していきます. ざくざくざくざくざくざく ざくざくざくざくざくざく ざくざくざくざくざくざく 「…んー」 「はい,なんでしょう」 「わからなくなってきたから清書してきて」 直した文章を書くスペースがなくなってしまったのでした.見ると殆どの文章を直されています. 私って………………
どうにか終わって,奴へメール. ちょっとハードな内容かもしれない.でも先延ばしにしたくなかった. Dさんに背中を突き飛ばされたというのもある. 先へ先へ延ばそうとしていた自分に気付いていたから.
2001年08月10日(金)
延長手続き
最近,読んでいた本・漫画.
『ハッピーロンリーウォーリーソング』枡野浩一 『凍りついた香り』小川洋子 『相談しようそうしよう』原田宗典(手元にないので間違っているかも) 『天才柳沢教授の生活1〜2』山下和美
幾つかについては感想を書きたいなあと思ったりしている.ええ,「いつか」.いつになるかは不明です.
何故って?
本日が〆切なのに(それは場所柄もあってどうにか延長できているが)Sさんにいろいろと読んでもらって手直し入れてもらって「出来上がるかな」と思っていた要旨が「大幅書き直し」になったからです. ボスに確認してもらった時間は僅か3分. 「どうして去年のことを踏まえて書いていないんだ? それを始めに書いて,………の事を書けばいいじゃないか」
明日までに書ければ嬉しいです.いや,そうできるようにするのは私なんですけどね.自分しかできませんけどね.
本・漫画を読んでいたからかしら.でもそうだとは思いたくないです. クマ購入はいつになるのか,さっぱりわからない.現実逃避の意味でも買い物に行きたい今日この頃.
2001年08月09日(木)
言葉が届く.次の瞬間,一日待つことを哀しく思う.
チャンチャラチャッチャッチャ チャンチャラチャッチャッチャ チャンチャラチャッチャッチャンチャラチャッチャッチャッチャー チャチャチャチャ
意味なし. 明日が〆切で,はやくクマを買いに行きたくて,なのに要旨は進まない. ワタシは時々意味のわからない行動をします.どうしてなんだろうと言われてもわかりません.本人ですら意味不明しているのですから,ましてや周囲の人々は. 7年目の付き合いの友人ムが,今日,ちょっぴり引いていました. ショック.
奴からメール.毎日やりとりしています.海の向こうの奴はまあまあ元気なよう. 彼からのメールを入れるファイルの名前は「ばか」. 彼宛のメールを入れるファイルの名前は「ばか送信」. 両方とも着実に中身が増えています.
話題がなくなるまで続くんだろうな.どうかしら.
2001年08月08日(水)
君を慰める柔らかなモノを
爽やかな日だ. もちろん湿度は高いし,外では蝉が暑さを演出してくれている.けれど冷房をつけずにすむ気温はたいへんありがたい. 少し暑さを感じると傍らの扇風機を回す.
気力はなかなか出てこない.が,少しボスと話して「修行してきます」となったのでデータをひっくり返して考える.Sさんと「目的の設定」について話す.なんだか糸口が掴めたような気になる. 書き始めると進んでくる.停滞していた頭はようやく鈍い音を立てて動き出したらしい. 〆切間近.
奴がさすがに少し寂しいらしい. 昼間は緊張の連続で,研究も始まるから更に精神的にきりきりくるだろう. テディベアでも送ろうか? そうメールで送る.返事には「嬉しいけど身代わりとしてはかわいすぎない?」…ふふん,残念でした.身代わりではありません.ワタシの代わりを置いてどうするよ,今更. 君を慰める柔らかなモノがあればいいと思うだけだよ.
2001年08月07日(火)
スタート地点よりマイナスの位置にいるのは
夜中から空が白むまでG氏と話をする.
なんというか.私は「これは信頼できる」と踏むと賭けてみる性格で,G氏は私の気にしているところをピンポイントで突いてくる洞察力のある人で.考えに考えた末,具体性を持たせないように話してみる. 考えているときに,気付くと手が震えていた.吃驚.
根底にイマイチなモノがあるのを自覚しているだけにG氏の言葉はキツイ.その状態を表面に出したらこれまでの日々を無駄にする,ということは知っているので普段は出来る限り抑えているのだけれども,やはり感づかれるモノらしい. 奴もそれがイヤだと言っていた. ごめんよ.そうならないよう努力はしているんだよベイベー.
スタート位置よりマイナスからの努力を. これ以上下がらないための,余計な努力を.
えいえい.
誰にでもそういう部分があることは知っているつもりだけれどね. そういうのを抱えて微笑むことができるのが大人なんだと,ちょっと思う. そうなりたい.
かなり真面目に話した後,部屋に戻ると奴からやっとメールが届いていた. すぐにメールを書いて「電話ができたらいいね」と付け足して送ると「携帯番号報せて」と速攻で返事. 少しの間,話ができたよ. 何度も電話をしたらしいけれど,携帯番号がうろ覚えでかからず,院生部屋にかけてみたら私がいなかったらしく(しかもそのことを私は聞いていない),なんともはや,すれ違い. うん,でもよかった.起きていてよかった. 君が元気そうで嬉しい.寂しいだろうけど頑張っているようでよかった. おうおう.
で. 更に睡眠時間を減らしたので恐ろしく眠い.明日はボスに予稿をみせるのに大丈夫なのか!今日一日起きていられるのか! そんなんでいいのか自分!
2001年08月06日(月)
早く流れに飛び込まないと絡め取られて動けなくなる
色々と思うところもあるけれど,目の前のことをしていかないと話にならない.何も進まない.停滞してそれを「悩んでいる」というのは自分を誤魔化しているだけだ. 流れなければ腐る.澱んで沈んでしまう. ときにはそれもいいかもしれない.けれど今はその場所にいない. 早く流れに飛び込まないと,絡め取られて動けなくなるよ.
ふう.
やっと気分が流れ出す. 動け.もう時間がないんだ. 白兎を追いかけて走り出せ.
2001年08月05日(日)
君の声を肌を指を味を
君の声を思い出す 君の肌を思い出す 君の指を思い出す 君の味を思い出す
………なーんて. やってられるわけないじゃん.
私は日常に溺れていく.時間の流れに呑み込まれていく.感傷に浸っている暇はない.そして多分. それは君も同じ事だ.いや,君は私以上だろう. ただふとした間隙をついて全てが甦るだけだ. その瞬間,私の全てをかっさらう.
そして次の瞬間にはまた日常に押し戻される. それだけだ.
…なーんて. とりあえず日常をキチンと過ごしております. 「きちんと」に語弊はあるかもしれないが,あまりにダメダメを晒しても仕方あるまい.ちっ. こういうときには寝てしまってリセットです.おうおう.
2001年08月04日(土)
眠ったまま溶けてしまいたい
「溶けてしまいたい」と打とうとしたら「とめてしまいたい」となりそうになりました. そんな気配を漂わせつつ,今日もふらふら大学に来ています.
嘘です.
そこまで儚げな人間ではないので残念ながら元気いっぱいです.昼の2時まで寝てしまいました.社会人からは殺されそうですね. いえ,一応7時には目を開けたのですが起きあがることは出来ませんでした.姉も父も「寝てればぁ?」というので準じました.家での私は「役立たず」なので,起きた頃には父が全てを片付けており,姉は出勤しておりました. 私に出来ることといえば今夜は帰らないことくらいです.夜,娘が帰宅するという父の心配を一つ,減らすことになるのです.
なんて役立たず!へいブラボー!ハラショハラショ!
母は健在ですが,家の事情で実家に帰っております.明日には戻るんですけどね. 疲れて帰宅する母のために不肖の娘の出来るコトといえば,明日は早めに帰宅することくらいです.そうすれば(以下略)
…いえ,どうせ学会の予稿〆切が近いので頑張らねばならんのです. いじけているわけではないんです.ええ決して. 目の前がぼやけて見えるのは汗が目に入ったからなんです. うん,負けない.えいえい.
本当に眠たかったのです.この一月程,体力削って遊ぶ時間を作っていたためか,いくら眠っても起きられませんでした.しかも寝つきが最近はとみに悪いので. バカですね.いいんです.本人が構わないから. でも.本当は休みたかったところを根性出して夕方に来てみたら,奴からのメールはありませんでした. 接続がまだできていないのでしょう. ちっ.
ああ,長々と書いてしまいました. 字を小さくしている理由に 「この色の組み合わせ・この字で沢山書くと読みにくかろう,よって長々書かなくて済むかもしれない」 だったのです. 全然,効力ありません. でも本日だけです.明日からは,明日からこそ. 官能的で色気と知性溢れる「女子大学院生の日記」 にしてみせましょう.
よかった. 「知性」が妙ちきりんに変換されなくて.
それでは.
2001年08月03日(金)
眩暈
メールが届いた.
まだ奴のPCからではないために返事は出来ないけれど,とにかく無事でいることがわかってほっとする.明日にはメールアドレスを取得できるらしい. 連絡することがあるので,次のメールを心待ちにする. メールには「また明日」とあった. 当然,時差があるのだけれど,ちょうどいい感じの時差なので彼からのメールを読むのは明日になることだろう. 元気ならいい.うん.
そういう自分はというと,イマイチやる気が出てこなくて困っている. ほとほと困っている.どうしよう. 遊んでいる時間など何処にもないのに,確信犯的にぼんやりしている自分に腹が立つ.腹が立つというより疲れてしまう. なんだか,どっと疲れがでている.くらくらする.
本日の日記,と色々考えてもナニもしていないので思い浮かばない.今日は早く帰宅する必要があるので早めに書いている,という事情もあるが,それにしても,酷い. 院生はなにをして院生としていられるかって,研究なんだからさあ. こんな時に頭を使わないシゴトをすればいいのだが,どこもかしこも弛緩している. とりあえず,肉体労働(整理整頓とデータの整理)しようよベイベー.
2001年08月02日(木)
新装開店/始動
さるさるから来て下さった方,ありがとうございます. エンピツその他から来て下さった方,嬉しいです. どうも,海棠でございます.
新装開店でございます. 日記の表紙(HP)も装いを新たにしました.したんだってば.
とりあえず本日は御挨拶まで. 学会の要旨締め切りが近いのにまだまだすることが山のようにあるのです. 山ですよ,山.そこらの裏山なんて比ではありませんですのよ.
なーんて. 自分のせいなんですけどね.わかってるんです,一応. しかも未だに手をつけていないよう.困ったです.笑ってしまいます.「日常に追われて全てをやり過ごすぜ計画」が初日から実行されておりませんの.困ったわ困ったわ.
………すいません.書いていてこの文体はワタシではないなと感じてしまいました. でも本日はこれで行きます.普段のワタクシはもうひと味違ってよ. ツッコミを下さるならいらっしゃい.お待ちしておりますわん.
それでは,今後ともどうぞよろしく御願い致しますですの. アデゥ.
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あまり更新されませんが、その期間はおそらくきっと、元気にやっています。
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