ニャンでも日記
2002年08月30日(金)
おぞましい形相の面をつけ
怒り狂いながら乱れ打つ
撥が天空の月を切る
やがてー
襲い来る敵に備え、狂喜の乱舞が始まる
月は中空にかかり
風は能州の海浜を騒がすも
確たる覚悟に
敵は進むを忸怩とするに相違ない
愛する家郷を守らんがため
死装束の乱舞に終わりはない
今宵、砂浜に響く、御陣乗太鼓に
能州の夏が過ぎてゆく
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2002年08月01日(木)
蝉の鳴き声を耳にするようになった。正に夏、、、毎年繰り返されるこの輪廻現象というか、、泣き声を聞くようになるのはすぐに分かるが、知らない間にピタッと音無しになる。地中でのあまりにも長い暮らしを終え、空気に触れた一夏で一生を終える。ほんとうにはかない、、一生。毎年、蝉の声を聞くたびにこの輪廻現象の摩訶不思議を思う。
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