なべて世はこともなし
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2001年09月02日(日) キャバクラにラブホテル…どこがダブリン発の日記なんだか…。

さっきからヒマなので、日記才人からいろんな人の日記をたどって適当に読んでいるのですが、まあ、新宿の雑居ビルの火事とタイタニックの初テレビ放映のことを書いている人が本当に多い。

んで、新宿の雑居ビルの火災、未だ原因は分からないそうだが、麻雀店にいた人と、「キャバクラ」にいた人が被害に遭ったらしい。(亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします)

素朴な疑問。「キャバクラ」ってなあに?

………自慢にならないのですが、本当に知らないのです。確かにその言葉自体は何度か聞いたことがあるものの、いったいそこでどんなサービスが受けられるのか皆目見当がつかない。少し、ウェブサーフィンをしたところ、こんなことが分かってきた(おいらが勝手に思ってるだけだから、間違っている可能性大)

�。瓜�間7-8000円で飲み放題。
�� いくらかの超過料金で女の子の指名ができるらしい。
�� 「わいせつな行為」はできないらしい。


結局、女の子がとなりでお酒を注いでくれて、他愛もない話をするだけで1時間に1万円払うらしい。


…ばかばかしい。


自慢になるかどうかは知らないけど、おいら、このテの風俗店に入ったことがない。何せ、どこに行ったら何が起こるか見当がつかないし、だいたい、


お金がもったいない。


この一点で、もう行かない。行きたくない。アイルランドに来て、お金に関してうるさくなったから(収入が少ないんだからしょうがない)、おそらくこのテの店に行く機会は一生ないだろう。


さらにばらすと、おいら、世の中にある「ラブホテル」というところにも行ったことがない。悲しいかな大学一年の時に住んでたところは、両隣がラブホテル(実話)。ラブホテルの入口に


OK
NO


なんて書いた電光のサインがあり、週末にもなると、いつもはOKのところについてるランプがNOのところについてたりなんかして(つまり満室なのねん)、ひとり空しく


バカヤロー


と思っていたあの頃が懐かしい。(それにしても、なんて暗い学生生活なんだ)




ここまで書いてふっと思い出した。その両隣のラブホテル、一つは明らかにラブホテルというオーラを出しているのだが、もう一つの方は「旅荘」と書いてある。ちなみに、おいらの部屋の窓の向こうはこの「旅荘」だった。

で、同じ大学に地方から上京してきたK君というのがいた(現在消息不明=もしこのページを見てたらメールくださいね)。で、彼の母親と大学周辺で宿を捜そうとしたらしいのだが、何を間違ったか、この「旅荘」に母子で泊まってしまったらしいのだ。母親、さすがに気がついたらしいのだが、


「まあ、これも経験や」


と言って、そこに泊まってしまったらしい(合掌)。



ところで、ラブホテルって日本のことを書いたガイドブックに「格安のホテル」って書かれていることご存知ですか? 日本のホテルは高いから、泊まるなら、街中でここがいちばん安くすむ…といった書き方をしているガイドブックを何冊か見たことがある。確かにそう。街中にあって、かつ安い。下手なビジネスホテルよりもマシかもしれない。(しつこいけど泊まったことないから比較できないけどさ)

前にも書いた通り、アイルランドにはラブホテルというものが存在しない。あれをM50(ダブリンの環状の高速道路)のインターあたりに建てたらひとやま稼げるように思えるのだが…。実は、そのことを結構まじめに考えているアイルランド人と昨日会った。無論彼は日本に行ったことがある。もしお金があれば、「共同経営者」としてやってみたかったのだが。残念。


PS 最近このテの下ネタが多いですね。作者のレベルがばれるようで恐いです。(もう遅い?)もう少し高尚なことも書くようにしますね。





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2001年09月01日(土) 「超割」航空券をゲットする空しい苦労とは?

10月の終わりからMausiと二人で日本に行くことは、もう何度もこの日記に書いている。サイトの手違いで航空券がキャンセルされそうになったMausi(8/15の日記参照)のところにも、おいらのクレームの甲斐があって、ちゃんと航空券が届いた。おいらのところにも航空券が届き、ほぼ、準備万端。

「ほぼ」と書いたのにはそれなりの理由がある。これも前に書いた通り、おいらの出身は某九州のマイナー県。で、東京からそこまでの国内線の手配がまだ済んでいなかった。ちょうどおいらが飛ぼうとしている時期が、全日空の「超割」の該当期で、羽田からそこまで1万円で飛べる。普通運賃で3万円もするところだから、これを使わない手はない。

全日空のホームページによれば、「この超割は、搭乗日の2か月前の午前9時30分から発売。特に北海道・九州線は混雑が予想されますのでお早めにご予約下さい」と書いてある。それを真に受けたおいらは、午前9時30分ちょうどにインターネットから航空券を買うことにした。

で、忘れてはいけないのが、時差。日本の午前9時30分というのはアイルランドの午前1時30分。きのう、気のおけない友人を呼んでディナーをしたおいら(っておいらは何にも料理してないけど)、みんなが帰った午後11時過ぎから爆裂な眠気と戦いながら、この午前1時30分まで起きていようとした。

ちょっと酔い気味だったこともあって、これはなかなか困難でして。やっとこさ1時15分になって、コンピュータの電源を入れて、インターネットへ。新宿の雑居ビルでの火災のニュースに目を丸くしながら、全日空のサイトで羽田から九州のローカル空港までの航空券を購入。発売と同時に予約した(発売開始前からアクセスをしていた)ので、希望通りのフライトとシートをゲット。意外とネットも混んでなかった(=早かった)し、満足満足。そのままおいらは眠る。

そして翌朝(今日)。新宿のビル火災のニュースの続報が気になったおいら、朝から速攻でインターネットへ(実はその流れで今更新してるんです)。で、ついでに全日空のサイトで、満席になった予約状況を見て、


「ああ、無理をして起きていてでも早く予約しといてよかった。やっぱおれって天才」


とほくそえむ…予定だった。知り合いが、5月の日本航空の「空の日割引」のチケットを取るのに数時間かかったという話も聞いたことがあるし。

で、全日空の予約状況を見ると、


がらがら


なのだ。気になったので、他の路線もチェックしてみた。


すかすか


…何のために無理して起きていたんだ!!空しく疲れてしまった。確かに、この前後の時期に日本航空と日本エアシステムがさらに安い運賃を設定してるから当然といえば当然か…。ちなみに、それでも全日空を選んだのは、もちろんこの日がいちばん便利だったこともあるけど、それと「マイレージカード」でマイルを溜めたかったのね。例えわずかでも(すでに航空会社の思うつぼ)。

ただ。一万円と言っても70ポンド。これだけ払えば余裕でロンドンまで往復できるもんなあ。まだまだ日本の航空券は安くなる…気がする。


で、話は前後しますが、きのうのディナーパーティーの模様を軽く報告しときます。参加したのは、まさにいつものメンバーですが、Kさんとその飼い犬フィアンセマークちゃん。その友人のイタリア人ウーベ。さらに、アイルランド人のダンナ(「まるこちかん」と書いた人=8/11の日記参照)を持つNさん(日本人)、さらにうちの住人のひでかすと彼女。計8名。各人がいろんな料理と酒を持ち込んで、楽しく過ごしました。





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2001年08月31日(金) 姑息なことをします。

ただいま午後6時30分。訳あって、大遅刻(4時間遅れ)をしたおいら、未だ会社にいます。いちおう午後7時30分までいなければ計算が合わないのですが、もう誰も見ていないので帰ることにします。

で、誰か見ていても仕事をしていないおいら、誰も見ていなかったらますます仕事をしません。…てなわけで、日記才人の投票ボタンを姑息なものに変えてみました。要は、投票ボタンを押すと、メッセージが表示されるしくみです。試しに押してみてください。

ま、そんな訳で、帰ります。






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2001年08月30日(木) ベルギーで見たコドモのつぶらな瞳から見たアイルランドの親の愛とは?

今日のアイルランドの朝刊の一面の記事によると、アイルランドの人口(共和国側のみ=北アイルランド除く)が384万人となり、調査を初めて以来最大になったそうな。確かに移民の増加もあるが、人口の自然増によるところも大きいとのこと。

人口の自然増ねえ。

前にも書いたけど、アイルランドは70年代までコンドームの使用すら認められていなかった国。現在でも妊娠の中絶は御法度。どうしても必要ならばイギリスまで行かねばならない。別においらは中絶の是非をここで述べるつもりはない(なんてったって、小田原評定だもんね。その手のネタは)。でも、アイルランドに子供が多いことは事実と思う。

で、「コドモは未来の宝」とか良く言われるけど、あれ、アイルランドでは通用しない言葉だと思う…とベルギーに行った時つくづく思った。

そうつくづく思わされたのは、BrusselsからBruggeへ向かう特急電車の中。おいらたちの後ろの席から二人のコドモ、おそらく年の頃2才から3才だろうコドモがおいらたちの前を行ったり来たりし始めた。で、そのつぶらな瞳においらたちは心を奪われてしまったのだ。本当にシアワセそうに、にこにこしている。こんなつぶらなコドモの瞳、アイルランドでは見たことないぞ…というのが、おいらたち3人の共通した認識。

コドモのつぶらな瞳ほどかわいらしいものはないと思う。で、そんなつぶらな瞳、日本ではよく見かける。町中でじーっとこっちを見ていたりすると、思わずニコっと笑いかけてしまう。すると子供もニコっと笑ったり、恥ずかしそうに目線をそらしたり…そんな経験が皆さんにもあると思う。

ところが、アイルランドでそんな経験をしたことがない…覚えている限りでは皆無。その代わりに、コドモはいつまでたってもベビーカーに乗せられ、親はコドモにいつも怒鳴っているか、ひっぱたいているか、そんな風景ばかり目につく。

結論めいたことを言えば、アイルランドのコドモには親の愛が足りないのではないだろうか、という仮説を立てたくなるのだ。望まれないコドモ(=できちゃった子供)が多い分、その分、愛情が行き届かない、そして、それがスタンダードになってるから、アイルランドではコドモに愛情を注がないことが常識になっているのではないか…そんな気すらしてくるのだ。

アイルランド人の名誉の為に書き添えておくけど、おいら、みんながみんな親の愛情が不足して育ったとは思わない。シアワセな家庭にシアワセに生まれ育ったコドモもいるとは思う。でも、街を歩いていると、そうではないと思わせるコドモの方が圧倒的に多いのだ。

もうすぐ結婚するKさんも「もしコドモができても、間違ってもアイルランドでは育てたくない」とつねづね言ってます。その気持ちがよーく分かったベルギー旅行中のひとまくでした。


2001年08月29日(水) ベルギー旅行記(その2)

ベルギー旅行記その2です。1は8/27の日記をご覧くださいませ。

んで翌日。この日も超快晴。気温も30度近くあるだろう。そんな中、おいらたち4人は、Brugge名物の運河くだりへ。この町には町を取り囲み、かつ町を分断するように運河が流れている。(実際は完全には取り囲まれていないけど、細かい話はまあ省略。)んで、「ボート乗り場」に行ってみると、まあ、長い行列。で、行列の向こうの運河には何槽ものボートが。まるで、ディズニーランドの「カリブの海賊」状態。全然関係ないけど、パリのディズニーワールドのカリブの海賊の方がボートが派手に動きます。

で、待つこと15分、ようやくボートに乗り込むおいらたち。小さいボートに30人ほど乗り込み、完全に満員。ボートに乗ってみると、川面に吹く風が意外と心地いい。ま、運河の長さと規模が全然違うので、単純に比較するのは無理があるけれど、イタリアのベネチアとなんかに比べると、その迫力ははるかに小さいが、それでも川面から眺める風景にすっかり満足する。

それから、ホテルに戻り荷物を持って、とんでもない暑さのバスに乗って駅へ。そこから、Antwerpenを目指す。…といっても所詮は小さい国のことだから、わずか1時間ちょっとでAntwerpen着。ここから徒歩でAntwerpen1安いホテルへ。ちなみにおいらはこのホテルのドミトリーに(ドミトリーのあるホテルって何やねん)一年前に来たことがある。まるこに至っては数回来たことがあり、もはや勝手知りたる我が家のようなもの。

しつこいけどこの日も暑かった。…てなわけで、受付に座っていたいい加減60くらいになろうかというおじさんの格好は本当にラフ。日本で言うステテコ姿で髪の毛が一本だけ立ったカツラをかぶせたら、加トちゃんの演じるオヤジそのもの。いかんせん、そのまんまのめがねもかけてたし…。宿帳に記入をしながら、思わず後ろのKさんとまるこに、


「きっと、新小岩あたりに行ったらこんな感じのオヤジ、いっぱいいるべ」


と言う。なんで新小岩か追及しないように。で、それから事務的なことを一通り済ませたあとで、加トちゃんは突然、


「ワタシ、ニホンゴ、チョトシャベル」


…思わず顔に縦線が入った。いやー、何語であれ、人の悪口はいけません。ま、幸い、おいらの高度な(?)日本語は相手には伝わらなかったようですが…。

それから今度は、夕食へ。Antwerpen名物のフランダースの犬のラストシーンのモデルとなった大聖堂の近所のレストランで夕食。

この日も夜になっても暑かったので、当然のように外にあるテーブルに座ったのだが、ちょうど頭上に屋根がある関係などで空気が流れず暑い。そんな中、斜め後ろのテーブルのカップルは、じゅうじゅうに焼けた鉄板ステーキを食べている。「このくそ暑いのにそんなもん食うなー」と怒っているおいらの前には、じゅうじゅうに焼けた鉄板の上に魚4種類がのっかってきた。確かにおいしかったが、…暑かった。

んで翌日、この日は、まるこの友達がBrusselsにいるとやらでまることKさんは一足早くBrusselsへ。おいらは、Mausiと二人で町の散策などをして午後まで過ごす。

Mausiを駅で送り出した後、おいらはすぐにBrusselsまでの電車に乗る。なぜか冷房のついていない電車で、Brussels中央駅へ。ここについたおいら、真剣に困ってしまった。

…どこから空港行きのバスに乗るんだっけ?

Ryanairはコスト削減の為、Brussels National空港に飛んだりしない。着陸料がはるかに安いChaleroi空港に飛ぶ。東京で言えば、羽田の代わりに調布飛行場に飛ぶ感じ。で、調布…じゃなかった、Charleroi空港までは市内のアイリッシュパブの前から飛行機の定刻の2時間前にシャトルバスが出るのだが、そのアイリッシュパブの場所が分からない。前に一回行ったことがあり、どこかの地下鉄の駅のすぐ近所だった覚えはあるのだが、どの駅だったのか全く記憶にない。

とりあえず、地下鉄の駅に行けば思い出すだろうと思ったのだが、全然思い出せない。確か、中央駅から二つ目の駅だった気がするのだが、どの方角だったのかが思い出せない。とりあえず、チケットを買い、ホームへ降りてみた。次の瞬間、おいらは、耳から耳へにーと笑ってしまった。おいらはとんでもないものを見つけたのだ。

「さあ、ここでクエッションです。Snigelが迷ってしまったBrusselsの中央駅で彼が見つけたものとは何でしょうか?」

黒ウナギさん:「それは、人間ですか?それともモノですか?」
草ノさん:「もの…ではないですね」
番頭さん:「それは、彼が道を見つける上で役に立つものですか?」
草ノさん:「…そうですね、…それではお答えいただきましょう」


…ええと、悪乗りはこのくらいにしまして、そこでおいらが見つけたもの。それは、緑と白の横縞のシャツを着たガタイのいい兄ちゃん。で、シャツの胸のところには、大きくNTLと書いてある。

…これじゃあ分からないって?たぶんアイルランドにお住まいの方ならもうお分かりと思うのですが、この人、そう、サッカーだかラグビーだかのアイルランドチームのユニフォームを着てたのだ。

おいら:「まさかと思うけど、Wild Gooseっていうアイリッシュパブに行く」
ガタイのいい兄ちゃん:「(ちょっとびびりつつも)ああ、行くよ」
おいら:「つれてってー」


…というわけで、難なく、そのバス乗り場のアイリッシュパブに着きましたとさ。ちなみにおいらは「中央駅から二つ目」と思っていたのだが、実際は中央駅から3つめ。ガタイのいい兄ちゃんに会っていなかったら迷子になり飛行機に乗り遅れていた可能性が高い。自分で言うのも変だが、変なところで変に運のいい人間だと思う。

で、空港でKさんとまるこに落ち合う。何でもBBQをしたとのこと。見れば、どこで何を買ってきたのだが、彼女らは来た時よりもゆうに倍の荷物を抱えている。聞けば、洋服から食べ物に至るまで買い尽くしてきたとのこと。…ダブリンっていつから物不足になったんだ?と思うが、確かに、「いい」ものというものはダブリン、アイルランドには絶対的に不足している。

で、飛行機でありながら自由席のフライトに乗り、一路ダブリンへ。3人揃ってとっても短いくせに「足が伸ばせるから」と一番前の列の席をゲット。そこで飛行機のあまりのしょぼさなどをしゃべっていたら、アナウンスをしていた品のなさそうなアイルランド人のスッチーさんから、


「ちょっと静かにして!」


と怒られてしまった。非常時の脱出の方法などを説明していたのでした。…すまん。

と、最後に怒られてしまったものの、おいらたちのベルギー週末3日間の旅行は無事に終わったのでした。帰るなり3人揃って、

「何で帰ってきちゃったんだろ。こんなところに」

と、ため息をつきあったことは、言うまでもないかも。

PS 写真付きのバージョンは数日中にお届けしようと思っています。




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