なべて世はこともなし
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2002年11月18日(月) 水上路上教習事件

世間の波に乗り遅れまい…としたわけではありませんが、見てきました。ハリーポッター。良かったです。たぶんこれから見に行く方もいらっしゃると思いますから、ネタバレは致しません。ただ一つだけアドバイスをさせていただくと、もし第1作を見ていない・あるいは原作を読んでいないなら、まずは第1作をビデオでご覧になるか、本で読むことをおすすめします。さもないとたぶん何がなんだか?だと思う。


ハリーポッターを見に行ったのは土曜日の夜。町中の映画館は文字通り満席。ハリーポッターの人気を見た気がした。


で、日曜日ですが、ひでかすと一緒にダブリン一大きいと思われるBlanchardstown Shopping Centreに行きました。駐車場は満車。スペースの奪い合いまでしたもののほとんど何も買わず。


だいたいアイルランドはたった数年前(5年くらいかな)まですべての商店は日曜定休だったくせに何時の間にかすべてのショッピングセンターや多くの商店が日曜営業になった。で、 日曜だというのにショッピングセンターは大盛況。考えてみるとキリスト教とにとって日曜日とは休むべき日のはずなのに。アイルランドも他の国に違わず敬謙な信仰心というのがなくなっているのだろうか。


敬謙な信仰心といえば、大分前のラジオがこんなふうに嘆いていた。


「数年前まで協会の日曜礼拝には60%の人が参加していたのに今では48%。半分を切ってしまった」


これを聞いて罰当たりな私は「未だに半分の人が毎週教会に行っているのか」と驚いたのだが、どうもこの辺の感覚はアイルランド人と大分違うらしい。


ところで、再びRyanairが「無料フライトセール」をやってました。今回は何も買いませんでしたが。Ryanair、嫌いですが半面彼らのおかげで私は大きな便益を得ていることも確か。何せ、Aer Lingusが対抗して(…としか思えない)とんでもない破格の運賃を出してくれてますので。


Dublin=Dusseldorf 片道28ユーロ。


税金を入れても、片道44ユーロはお買い得。と言うわけで、1月と2月の週末分のチケットを前もって買いました。ちなみに、この片道44ユーロって実はDusseldorf=Hannoverのドイツ国鉄の普通片道運賃より安かったりするんですよね。


RyanairとAer Lingusの関係はスカイマークと全日空に似ているような。スカイマークのおかげで東京=福岡間の運賃は破格に安くなった。ただ、私はどこか保守的な人なので、スカイマークに感謝しつつ全日空で飛ぶ。…こんな感じですね。


で、話は例によってぶっ飛びますが、昨日の日記に書きかけた「初めての水上での運転」のお話。これがまた人知を超越したすごい話でして。いつもながら信じてもらえないでしょうが実話です。


初めての水上運転はなんと私が教習所に通っている時のお話です。私が仮免の試験を受けようという日。よりによってこの日「戦後最大級」の超大型台風がQ州を直撃。ただ試験は午前中で、台風のQ州への最接近は午後ということでまあ大丈夫だろうとタカをくくっていた。


で、無事仮免許試験に合格。この時点ですでに風は強く、雨が窓ガラスを打ちつけている状態。さっさと家に帰ろうと身支度をしていると教官がひとこと。


教官:「おーい、Snigel、どこ行くんだ」
私:「はあ、帰ろうかと…」
教官:「ダメ。午後1時間路上教習ね」



何せ教官が10人いるかいないかというミニ教習所。教官と気心が知れるのはいいことですが、この戦後最大級の台風の日に好き好んで路上教習をすることはないでしょう。…と思いつつ、夏休みが終わるまでに免許が取れるかどうか微妙な情勢だったので、まあ渡りに船とばかりにこの話を断らずに午後、台風の中路上教習をすることに。


で、昼休みの間にも海からの風はさらに強くなり、雨はまさに地面を穿つかのごとくのどしゃ降り。「いったいうちに帰り着けるかな」などと少し不安になる。


で、最初の路上教習。免許をお持ちの方はご存知の通り、最初の路上教習はオートマ車で行われます。


教官:「よーし、Snigel、7号車乗って」


私はひとつの問題に気がつく。


私:「あのー、これミッション車じゃあないですか。最初の路上教習はオートマ…」
教官:「悪い。オートマは全部出払ってんだよ」



私はアイルランドがいい加減いい加減と書き続けてますが、考えてみるとこの教習所もかなり狂暴だな。


教習所の敷地を出た瞬間、車は水の中へ。信じてもらえるかどうか、教習所のすぐ外の道路はすでに路側帯の縁石の高さまで浸水しておりまして。そう、私の記念すべき人生初の路上の運転はいきなり水をばっしゃーんと弾きながら一般道に出たわけ


で、最初のコースはリアス式の海岸沿いのコース。崖にそって海面とほとんど変わらない高さのところに道が作られている。ちょっとしたドライブコース…天気が良ければ。この日はどこもかしこもすでに浸水しておりまして。


途中法面工事中(=崖をコンクリートで固めた面の工事)のところがあり、そこは工事用の信号で片側相互通行になっていた。そこで信号待ちをしていると、なんと崖から小石がぱらぱら落ちてくる。まさに恐怖。


私:「あのー、小石が落ちてきてますが…」
教官:「大丈夫、俺の側じゃない



…そういう問題じゃないだろ。


と言うわけでまさに命懸けの教習が人生初の公道での運転でした。そう、フツーに生きている限り、これ以上ひどい運転環境は考えられないので、ある意味この路上教習は大きな自信になりました。反面、高速道路教習とか雪道教習とかなかったわけですが。



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2002年11月17日(日) ダブリン集中豪雨。現在進行形の騒動記(2)

木曜日の日記の続きです。


金曜日の朝は、前夜、さんざんラジオで「やばいやばい」と喧伝していたので殊勝にもいつもより10分早く家を出る。いつも10分前には会社に着くようにしているから合わせて20分の余裕を持たせたことになる。


午前7時10分。まだダブリンは暗い。いつものLite FMをつけるとさっそく交通情報が始まった。


「…N3が一番ひどいようです。Navanでは警官が『今日は(ダブリンまでたどり着けないから)家に帰れ』と言っているとの情報が入ってきています。」


ケーサツがそういうことをいうものだろうか。


「…また市内あちこちで洪水のために通行止めになっています。XX通り、XX地区、さらにGracepark Road…」


この瞬間に私のいつもの通勤路が断たれたことを知る。私は瞬時に第二のルートを検索するが…。


「…M50はN3との立体交差が閉鎖。インターチェンジ経由の交通になっていますが激しく渋滞中。」


ここの立体交差、世にも不思議な構造になっていまして、高速道路の上を道路、線路が通っているのはいいとして、さらに、運河が高速道路の上を通ってます。つまり河に橋をかけて水が高速道路の上を流れているわけ。称して構造欠陥といいます。ともあれ、M50を使おうかという私の案は即座に却下される。


「…この影響でBranchardstownは全体的に流れが悪くなっており、またChapelizodも浸水のため通行止め…」


この瞬間に私の心は決まる。


どこに行ってもだめだこりゃ。素直に行こう。


と言うわけで、いつものGracepark Roadに入る。通行止めのはずの道なのに、意外とすいすい流れるなあ…と思っていると突然渋滞に巻き込まれる。で、そのまま、渋滞の中をそろそろ進むと…


案の定通行止め。(へぼ写真が多いですが、暗かったし止まって写真を撮る余裕もなかったのでご勘弁を。写真上に並ぶのはパイロンです。)


で、仕方なく裏路地にまわると道路わきで車がプチ水没(写真左に駐車中のマーチの下回りは完全に水の中です)。で、路地裏は大渋滞。


やっとの思いで表通りのN1に割り込むと…


そこもやはり大渋滞。なんとなくみんなが堂々とバスレーンを走っているので、私もバスレーンを走る。


しばらく行くと、



…N1も見事にプチ水没。ちなみにここ、ラジオでも報道されない、つまり問題にはされていない水没個所です。写真だと迫力が半減以下ですが、見た目に水はこの写真以上にありました。何せ雪の上ですら運転をしたことのないQ州出身の私。水の上でなぞ運転したのは人生で2度目です。初めての水の上での運転は…あ、これ、別個で日記のネタになるわ。温存。


で、このあとも…


…のろのろ運転が続き、会社に着いたのはぎりぎりの午前8時。この状況じゃあ誰も出社していないのでは…などと思っていたが、意外にもいつも定時に来る人間はちゃんと定時に来ていた。逆に日ごろ定時に来ないやつはやはり今日も来ていなかった。


さて。実はダブリンでたったひとり、その洪水の原因を知る男がいます。それは、何を隠そうこのです。実はこの洪水の数日前、初めて私の車を洗車したのです。しかもガソリンスタンドの手洗い洗車。ぼろ車にそんなあほなことをするから大雨が降ったのです。ちなみに今日何気なく車を見ると、泥水の中を走り回ったせいで、すでに車は洗車前と変わらない汚さになっていました。


ダブリンにお住まいの皆様。私が洗車をしたばかりにご迷惑をおかけしました。衷心よりお詫び申し上げます。

昼間撮られたまともな洪水でか写真(3枚。各重さ約250KB)をご覧になりたい方はこちらへ。


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2002年11月14日(木) ダブリン集中豪雨。現在進行形の騒動記(1)

60ミリ


たった60ミリです。


何の話かって?


実はダブリンで「集中豪雨」がありまして、ダブリンの一部の道路が冠水、一部住宅も浸水したとかしないとか。で、どんだけの雨が降ったかといえば、そう降水量は今までのところたったの60ミリ。60ミリっすよ。台風が毎年襲ってくる、そして長い梅雨のあるQ州出身の私にとって、60ミリの雨なぞさほどの問題にならないはずなのに。この国では大問題になるようで。


60ミリといわれてもぴんと来ない方へ。感覚的には強い雨足とは言えない雨が一日中降り続いた感じ。日本の梅雨ならそんな雨が1週間とか続くこともあると思う。で、数日降り続いてようやく問題になるわけで。


「え?アイルランドって雨ばかり降っているという気がするんだけど」という方。実は月別の総降水量などはという今日に比べてダブリンの方が少なかったりする。ダブリンは確かに雨も多いけど、実は雨足が強くないし、しかも雨は結構早くやむ。というわけで、たった一日雨が降っただけでそりゃもうすごいことになってしまうわけです。


話は昨日(木曜日)の朝にさかのぼります。朝家を出ると、確かに交通量が多い。が、それは天気の悪い朝にありがちな交通量で、日ごろより本の少し余計に時間がかかっただけで会社に到着。で、私は雨のことなどすっかり忘れて一生懸命(ということにしておこう)仕事をしていた。


で、退社時間になって外を見るとまだ雨は降り続いている。


会社を出るとしばらく交通量は多かったが、それでも結構まともに進む。この日は久しぶりに街で友人と会う約束になっていた。ので、行き先は街。


で、とあるふたまた、いつも通り直進しようと思ったら前の方でお祭りをしている。


また車がぷかぷか浮いている。


道路が一部低くなっているところで乗用車が水に埋まって立ち往生している。


この時点で私はようやく異変に気がついた。で、ラジオをつけると、


「XX通りは冠水で通行止め。XX地区は現在大渋滞。国道X号線XXは下り線玉突き事故のため渋滞。」


…おいおいおい。なんだ。こりゃ。


で、そのまま街へ向かって注意深く運転していると、今度は渋滞に巻き込まれる。数百メートル先の交差点ではケーサツが出て私が進もうとした直進の道路が封鎖されている。直感で冠水したと分かる。なにせそこ、谷底ですから。


で、ケーサツが右折しろというので左折。右折したら大渋滞に巻き込まれるのは分かっていたので。で、左折した先ですぐに路地裏に突入。路地裏は対向車で埋め尽くされており、左のミラーをたまに植え込みにこすらせながら無理矢理進行。


その後も町中は大渋滞。その中を縫ってようやく市街地着。所要1時間。日ごろの倍。でも実はこれですんで私は運が良かったらしい。


続く。何せ今現在(15日朝8時)雨、まだ降ってますから。



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2002年11月13日(水) 日本旅行記<3> SASビジネスクラスでのフライト

出発前にSASのサイトをぼーっと見ていると、どうもSASのヒコーキが変わったらしい。乗った人誰もが口を揃えて言う「とても大陸間フライト用のヒコーキとは思えない」ほどの中型機B767からエアバスの最新鋭機A340に置き換わったらしい。


ヒコーキに興味がない人にはなんのことだかさっぱりでしょうが、これ、私の知る限り日本からヨーロッパへのフライトは「ジャンボ」の名称でおなじみのB747をほとんどの会社がつかっていたのに対し、なぜかSASは羽田からQ州に向かうのと同じヒコーキ、つまりは日本のローカル線で使われるようなヒコーキで無理矢理、ヨーロッパ=日本線を運行していたわけ。無理矢理というのにはちゃんと根拠があって、「B767の最大の航続可能距離は実はコペンハーゲン=東京の距離とほぼ同じ」(=航空おたくひでかす談)らしい。


そんなマニアックなことは私は知らなかったが、ともあれ、Q州に行くようなこじんまりとしたヒコーキでヨーロッパに行けるSASのB767、私はけっこう好きだった。


が、そのヒコーキが最新鋭のヒコーキに置き換わった。で、SASは盛んにそれを宣伝している。


おヒマな方は、SASの日本語サイトを見て欲しい。特にこのビジネスクラスのあたり、「こだわってますよー」とサイトの端々で言っている。なんとなく乗りたくなってきた。


で、ふと気がついたのはSASのマイル。アイルランド=ドイツ間をビジネス客に負けないくらいのペースで往復している私、気がつけば、日本までのタダ券も手に入るくらいのマイルがたまっている。で、この際だから、その一部をビジネスクラスへのアップグレードにつかってみようと画策。


というわけで、11/1、雨の中を京成の特急で成田空港へ。日本に来たときの倍、40キロ近い荷物をチェックインし、希望のシートを聞かれたので、アップグレードしたい旨伝える。すると最前列の通路際のシートをくれた。荷物の重量超過については全くお咎めなし。


が、困ったことが発生。


「到着便が遅れております関係で、出発が1時間程度遅れる見込みです」


…それは困る。だってコペンハーゲンで1時間の乗り換え時間でハノーバーまでのヒコーキに乗り換えるつもりだったんだから。おねえさんは明るく、


「今のところ大丈夫だという話なんですが」


結局搭乗も1時間以上遅れ、ヒコーキは定刻よりほぼ1時間30分遅れで出発。機内はほぼ満席。他だしビジネスクラスに2席の空席があり、私のとなりも空席。


搭乗するなりビジネスクラスを見回したのだが、ひとつのおおきな事実に気がついた。


日本人乗客がほとんどいない。


見える範囲には熟年老夫婦が一組、そして別の夫婦と思しき人が一組。つまり、ビジネス席60席のうち、そのほとんどすべてが日本人以外の乗客。考えてみると、エコノミークラスの日本人対それ以外の人数の比率が逆転したような状態。これも日本が不景気なことの証拠なのだろうか。だって、「日本人ビジネスマン」と思われる人は、ただのひとりもビジネスクラスに乗ってなかった。


で、この後の話は、まあ、ビジネスクラスですから、シャンペン飲んで、なまず料理を食べ、短い足を思い切り伸ばして楽しく映画を見ながら過ごしましたとさ。


一番驚いたことは、なにやら機内に専属のシェフが乗っていたこと。白いシェフの服を着て、注文を取りに来たのには驚いた。…そこまでやるか。


疲れ方がやはり全く違う。エコノミークラスだと足はむくみ、着いたときには疲れ果てるのが常だが、ビジネスクラスだと疲れ方はたぶん1/3かそれ以下。まあ、エコノミークラスに比べ、5倍以上の運賃を払っているわけだから当然なのだが。ただ、こういういい思いをしている人がヒコーキの前の方に乗っているかと思うと、やはり貧乏人の私はひがんでしまうわけです。


ちなみにビジネスクラスに乗ったのは初めてではありません。BAでも何を血迷ったかジャンボの2階席に無償アップグレードされたり、某米系航空会社のファーストクラスに乗ったこともあります。某米系航空会社のファーストクラスに比べてもSASのビジネスクラスは遜色がなかったと思います。強いて言えば、デザートにアイスクリームがなかったことが心残り。


で、コペンハーゲンに到着するも、見事に私はハノーバー行きのヒコーキを逃す。が、運良く、次のヒコーキが2時間後だったので対した問題にもならず。また乗ろうと思ったSASのビジネスクラスでした。あ、もちろん、50万もの金はないからマイルでね。



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2002年11月12日(火) アイルランド「やっぱり」仕事がない

例のSASの話の続きを書きたいのに、他のネタが今日も発生。


同僚のアイルランド人の女性が私のところに来てこういうのだ。


「アイルランド人がこんなにうそつきで信用できないなんて知らなかったわ!」


…全く穏やかでない発言ですが、この真意、私は痛いほどに良く分かる。


あまり詳しく話を書けないのですが、彼女、なぜだかEU内の某国で、南米から来た男に恋をしたらしい。で、彼女、何と彼をアイルランドに連れてきてしまった。さあ、これからが大変。


まず空港の入国審査は「観光客」ということで難なくパス。が、その後、張り切って仕事を探そうと、企業やリクルートエージェンシーを回りはじめたものの、彼の国籍がもろにネックとなり、どこからも鼻にもかけてもらえない状態。彼の国籍の何が問題か。これ、簡単でして、彼の国で話される言葉は、スペイン語。で、スペイン語が必要な職場はすでにビザのいらないスペイン人で占められており、彼が割り込む隙間がない。で、困ったことには、(人のことは言えないけど)これという技能もない。というわけで、


「後で連絡します」
「検討します」



などという返事をもらいつつ、実は連絡も来なけりゃ検討もされていない…という状態。彼の財布は底をつき、今では5ユーロしか入っていない。当然彼女に衣食住おんぶに抱っこ状態。これが彼のプライドを深く傷つけていることは想像に難くないし、彼女の方だってそろそろ貯えの預金も尽きてきた。彼女は心配のあまり不眠症になり、彼は彼で目にみえて鬱状態になっていくのが分かる。


…うーん、典型的な悲劇談だ。


当然合法でも非合法でも背に腹は替えられないと仕事をすればよさそうだが、非合法の仕事すら見つからない状態らしい。で、ふたりは「結婚しようか」などと言い出した模様。


…うーん、典型的な破局パターンだ。


で、この会社でヨーロッパ以外から来た人間は私だけ。そこで彼女が私に相談を持ちかけてきたわけ。


そこで私は読者の皆様に相談を持ち掛けるわけです。彼が就けそうな仕事をご存知の方は作者までご一報くださいませ。…もっとも、彼とは面識がないから、彼の人柄などを私が保証することはできませんし、しかも同僚の彼女自体あまり親しいわけではないので見て見ぬふりをすることも可能なのですが…。でもそれじゃああまりに冷たい気もするし。


彼女はこんなことも言ってました。


「私が南米に行った方が早いかしら」


…彼がこっちにきてうまくいかないのに、あなたが向こうに行ってうまくいくとは思えませんが…といいたいのを必死で堪えました。



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