なべて世はこともなし
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2004年03月21日(日) |
やっぱりネタを呼ぶ?アムステルダム(2) |
3/15の続きです。
なんだかんだでアムステルダムについた私。時間に正確な(はずの)ドイツ国鉄が1時間以上遅れたおかげで私がアムステルダム中央駅に降り立ったのは午後9時過ぎ。
まあ、これからいろいろあるわけですが、いちいち書いていくとただ冗長になってつまらない(いつもの日記がそうなのかな)ので時系列順ではなくテキトーに。
お宿
友人やさらにはちょっとちらっと見たウェブサイトによると、中央駅付近の治安はお世辞にもよくないらしい。で、中央駅付近に2ツ星程度のホテルが多数あったが、そういう理由でパス。いちおう、高級ホテルには泊まる金はないがユースは嫌だ…というわけで、ネット上で見つけたちょっと郊外にあるホテル。何と4ツ星で、ダブルルーム一晩75ユーロ。4ツ星ですよ。4ツ星。なのに、中央駅付近の2ツ星ホテルと値段がさほど変わらない。これは掘り出し物だとそこに予約する。
で、トラムに10分ほど乗って行ってみると、そこにはこじんまりとしたホテルが。ロビーは確かにきれいだけど閑散としており、受付に巨大な男性が座っているだけ。部屋に行ってみると、まあ、こぎれいだし、バスルームもバスタブ付できれいだけど、どう見ても4ツ星とは言えない。逆に言えば、これで4ツ星なら一体2ツ星のホテルって一体どんななんだ?
これに対する同僚の証言。
「中央駅付近のホテルに泊まったけど、うるさいし、部屋は汚いし、狭いし最悪だった」
で、物知り顔の友人は…
「あのな、パリとかアムステルダムのホテルはすごく基本的なシンプルなものばかりで、あまり豪華とかじゃないんだよな」
だそうです。個人的にはトラムで10分程度なら喜んで閑静な住宅街にあるホテルを選ぶけど…もしかしてこれってトシをとった証拠?
カナルツアー
全く知りませんでしたが(←高校の世界史の時間はきれいさっぱり寝てました)、アムステルダムはその昔から交易都市として栄えて、ゆえに運河が張り巡らされたそうな。そうなると、当然のように出てくるのがカナル(運が)ツアー。要は、アムステルダムの町を運河の船から見てみようという。別に、アムステルダムじゃなくても、デンマークのコペンハーゲンでもやったし、ベルギーのブルージュでもやったし(どちらもこのホムペのどこかに書いてます)、アムステルダムくんだりまで来てやる必要はない…と思ったものの、やっぱり歩かなくていいというのはポイントが高い(やっぱりトシでしょうか)。かくして1時間8ユーロのツアーか、一日乗り放題で15ユーロかで悩んで、結局一日乗り放題15ユーロのパスを買う。
大失敗。
よくよく考えれば分かりそうなものだけど、歩くより遅いようなゆっくりのボートに1時間も乗っているといい加減飽きてくる。しかも、このボート「水上バス」を名乗るだけあって、座りごこちも最悪。汚い表現で恐縮ですが、ケツが痛くなる。

で、「水上バス」なので14ヵ所ほどバス停があるのだが、次の便が来るのは1時間後とかそれ以下。つまり、一度乗ったら、とりあえず最後まで(環状ルートになっているので最初の場所に戻ってくるまで)乗っていようかという気分になる。ダブリンのようにバスが15分毎にでも運行されていれば別ですが…。カナルツアー、別に否定はしませんけど、1時間乗れば十分です。
アンネフランクの隠れ家
出ました。日本人観光客の基本。いわずもがな、「アンネフランクの日記」で有名になったアンネフランクの隠れ家。ここ、某ホームページによると…
「ここは混む。とにかく混むから、朝9時の開館と同時に行くか、午後9時の閉館直前に行くこと」
なるほど、カナルツアーで通りがかったときに見ると、建物の外まで行列ができている。建物の外の行列はせいぜい20メートルくらいだけど、きっと建物の中にまで大行列が続いているに違いない。
…というわけで、午後7時過ぎ、戻ってきました。
閉館。
冬季は午後7時閉館…だそうです。
こうなると意地でも見たくなるのが人の性。翌日午後5時ごろ戻ってきました。そこには… 行列なし。チケットカウンターまで直行(待っていた人:0)
ビバ・オフシーズン。
アンネフランクが実に裕福な家庭に育ったこと、それから隠れ家が意外と大きかったことが印象に残った。…ま、8人も住んでたんだから…ということになりそうだが、でも8人の多くが自分の部屋を持っていたという事実にちょっと驚いた。「平和の大事さを痛感した」とかいうおためごかしは小学校の感想文ではないので割愛。ちなみに、館内はやはりといえばやはり日本人が多かった気がする。でもこれってちょっと不思議。「アンネの日記」は決して日本だけでヒットしたわけではないと思うのだが…。

続く。
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2004年03月19日(金) |
《業務連絡》25Aのバス停 |
オフ会、今日です。25Aのバス停ってどこやねん!というご質問をたくさんいただきましたので、以下答え。ケータイ番号が分かっている方にはSMSにて送っております。
25Aのバス停ですが、先日の大事故のために、移動をしたようです。移動先ですが、O’Connell BridgeからSouth QuayをHeuston Stationに向かって(つまり川上に向かって)歩きはじめます。で、Ha’Penny Bridge、Millenimu Bridge、Grattan Bridgeを過ぎると、Civil Office(どでかいビルだからすぐ分かる)がある Wood Quayより出ます。
ところで昨夜、このオフ会をすっぽかす夢を見ました。正夢にならないように気をつけます。それでは、後ほど。
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2004年03月17日(水) |
オフ会、これが最終決定。誰が何と言おうと(笑) |
オフ会。散々悩んだ挙げ句に、やっぱり私のお気に入りの隠れパブ、Angela's Restでやることにしました。なんで悩んだかというと、町からちょっと遠いのよね。しかも回りは森で家一軒ないようなとんでもないところにある場所。
ただ、ここ、そのロケーションの悪さゆえにダブリン市内にありながら、イナカのパブのようないい雰囲気なのよ。まじで。こんなサイトがあったのでおヒマな方は見てみて。私が自信を持ってオススメするパブです。
ここに午後2時集合。ちょっと遅いランチを一緒に食べましょう。
車で来られる方:
City CentreからSouth Quay(N4)をHeuston駅方面へ。Heuston前で橋を渡ってLiffey川の北側の道をさらにChapelizodへ向かって進む。
Chapelizodという村についたら、Y字路を右折(脇道に入る)。この交差点、右側に自動車販売店とパブが見えます。
そのままセンターラインのない(でも交通量は多い)狭い道を1キロほど進むと絶対自転車では登れないような急坂に差しかかります。これを上り切ったところにある十字路(正確にはX字路)を左に行くと今度は坂を下りはじめます。
その交差点から300メートルくらい行った右側にあるのが目的地のパブです。駐車場は反対側にあります。
こう書くと遠そうですが、シティセンターからなら車で10-15分程度です。
バスで来られる方:
ちょっと面倒です(苦笑)。 例の大事故をやったバスルート66、67、68、69または25A(そのほかにも数ルートあるけど割愛)で、Chapelizodまで来てください。バス停はSouth Quayにあります。乗車したらバスの運転手さん、あるいは信用できそうな乗客に「Chapelizodの村に入ったところにある右側にエッソのガソリンスタンドがあるバス停に着いたら教えて」とお願いしときましょう。
Heuston駅を出て、右側にずーっとえんえんPhoenix Parkを見てて、突然村の中に入ったら、そこがChapelizodです。ここまで所要おおよそ15分(ただし、Quayが混んでたらもっとかかるよ)。で、右側にエッソのガソリンスタンドが見えたらバスを降りましょう。で、バス停からすぐ右に見えるY字路の交差点を右に入り、あとは車と同じ。
…なんだけど歩くのは大変でしょうから(多分20分くらい歩く)、このバス停まで作者がお迎えに上がります。お迎え希望の方はできれば、City Cenreを13:37発の25Aに乗っていただけるとお迎えの関係上すんごく助かります。本当ならCity Centreから車を出したいんだけど、Paddys Weekendの関係で道路の規制なんかがまだ続いている可能性があるのでこういう形とします。
お迎え希望の方は、作者までお急ぎメールにてケータイの番号を教えてください。折り返し、こちらからSMSでご連絡させていただきます。ケータイがない人はメールにて応相談。帰りは、6時くらいにシティセンターに送らせていただくか希望者多数の場合はChapelizodのバス停まで責任を持って送らせていただきます(Snigelは飲まないということ)。
…ちゅうわけで、企画が二転三転してかなり失敗するような気がしますが、まあ、難しいことは抜きにして、楽しくやりましょう。皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
なお、「参加希望」のメールはお迎えが必要でない場合特には不要です。ただし、念のために作者のケータイ番号が欲しい方はメールをされたほうが吉。前回の「バスツアー」に参加希望を出された方は自動的に参加と勝手に解釈しております(笑)。
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2004年03月15日(月) |
オフ会企画変更・やっぱりネタを呼ぶ?アムステルダム(1) |
さて、企画しておりました第8回オフ会ですが、バスツアーは大変に申し訳ありませんが、参加希望者が最小催行人員に満たなかったため、予告通り中止とさせていただきます。楽しみにされている旨のメールもいただき、参加を希望されていた方には本当に申し訳なく、開催にこぎつけるだけの参加者を集めることができなかったことは立案者として力不足であり、まさに私の不徳の致すところです。
ごく正直に書くと、実は最小催行人員15人でひとり15ユーロの参加費では赤字だったんですよね。実際20人くらいの参加者か、あるいは費用を20ユーロにしたかったのですが、20人の参加者は実際今までのオフ会の経験からして無理のある人数だし、20ユーロは高すぎる。
で、まあ数人分くらいの費用は私が損失補填する覚悟だったのですが、さらに15人を切ってしまうとちょっと無理をしすぎかなあと…。かくして今回の企画は残念ながら企画倒れということで。
ただ、未練がましいことは認めますが、この企画、このままお蔵入りさせてしまうのはあまりに惜しい。私の頭の中では、かなり周到に計画が進んでおり、まあその計画通りにことが運ぶという保証はどこにもないのですが、やればかなりユニークな企画になると思います。ゆえに、私としても一度やってみたい企画なので、もし15人以上がいつか集まりそうなら作者までご相談ください。ただし、バスの配車状況等(例えば、平日はバスに空きがないのでほぼ無理)によりますのですべてが希望通りに行くとは限りませんが。
あ、対案ですが、結局「パブでランチ」ということに落ち着くと思います(他にやることはないんかい)。ただ、この週末はPaddy’s weekendの絡みでパブが混んでそうなんですよね(それを逆に見繕ってオフ会の参加者が多いのではないかと踏んだら見事に裏目に出た次第)。近日中に場所をご案内させていただきます。某郊外のSnigelがお忍びで(別に忍んでないけど。ちなみに一部の方が思ったあそこじゃないんですよ)パブにしようかと思っていますが、遠くから来られる方を考えて市内にするかも。ともあれ、今回のバス企画が企画倒れになりましたこと、重ねてお詫び致します。
さて。気を取り直してアムステルダムの話です。今回の旅行でつくづく思ったことは、私は「単身赴任のお父さん」化してる…ということ。そりゃアホタレといわれりゃそれまでですが、今回も、いつも通り、ダブリンからロンドン経由でハノーバーに飛び、そこから列車で5時間近くかけてアムステルダムへ。よく考えりゃダブリンから直行便で2時間あれば余裕でたどり着く場所へ12時間以上かけていく私はかなりのアホタレです。
こんなアホタレなことをした理由はいちおうありまして、もともとアムステルダムなんて行く予定じゃなかったのです。で、先にいつも通りハノーバーまでのチケットを買ってそのあとでまさにひょうたんからこまでアムステルダム行きが決まり、別に鉄道のチケットを買った次第。
で、今回自分が単身赴任のお父さん化してると思った理由はロンドンからハノーバーまでのフライトにて。フライトのスッチーさんがいつ乗っても同じ人なんですよね。で、ドリンクのサービスに来たボスッチーさん(=ボスのスッチーさん。英語で言うとこのFlight Supervisor)に話しかけてみた。
私:「なんだかいつもハノーバー線に乗務されているみたいですね」 ボスッチー:「私もお客様のこと覚えてますよ。いつも同じ席にお座りで」
………。
喜ぶべきか悲しむべきか。まあ、喜ぶべきなんだろうけどね。何せ、このボスッチーさん、部下のスッチーさんに
ボスッチー:「こちらのお客さまにドリンクを二杯差し上げて」
…お心づかいありがとうございます。ちなみに、この続きが後ほど出てくるのだが、それは次回のお楽しみ。
ハノーバーに到着後、そのままS-Bahn(近郊列車)でハノーバーの中央駅まで出て、そのままIC(Intercity=鉄ヲタ以外には興味のない話)に飛び乗る。
それにしても乗った特急列車はガーラガラ。見てくださいよ。これ。

1両完全貸切(ちなみにこの車両の半分くらいはチャリンコなど用のスペースです。)
しかも運転席のドアーはかなり大胆に開け放されてます。その気になれば列車強奪くらいすぐにできそうです(してどうするという疑問は無視)。

しかも運転手さん、車掌さんと話し込むのはいいですが、前なんか見ちゃいません。そりゃ鉄道なら脇見運転で道路から転落とかあり得ないからいいんでしょうけど。なんだか「ドイツ国鉄」とか聞くと、いかにも時間に正確でマジメにやってそうですが、日本のあの「指差確認」に比べりゃ、いい加減なもんです。
続く。
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業務連絡です。アムステルダムの話はとりあえずのちほど。 で、オフ会の参加希望、ただいま参加者が開催かどうかの瀬戸際です。 参加ご希望の方は月曜日の午後8時(言うまでもなくアイルランド時間)までに作者メールをお願いします。最小催行人員に満たない場合は企画は中止します。
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