なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2004年10月28日(木) |
さよなら。ビューリーズカフェ |
今日のびっくりニュース
Bewley's to close Dublin cafés
29 October 2004 19:26 Bewley's Oriental Cafés in Dublin city centre are to close with the loss of 234 jobs, two thirds of them foreign nationals.
The two outlets on Grafton Street and Westmoreland Street are to stop trading before Christmas.
The announcement was made by the Campbell Bewley Group last night. In a statement, the company said the cafes could no longer be subsidised by its other activities. It is understood the cafés have run up losses of more than €4 million.
The company also blamed the rise in popularity of smaller cafés and increases in rent, rates and insurance as well as the smoking ban for the closures.
(RTEのサイトより転載。いつまで生きてるかわからんけど記事への直リンク)
ビューリーズのカフェ閉鎖へ
どのガイドブックにも必ず出てくるアイルランドの名物…とも言っていいビューリーズカフェ、そういえば原宿にもあったけど何時の間にか消えたビューリーズカフェ。ここがなんと閉鎖になるそうな。
私が語学留学していたころ…つまり96年当時、私はほぼ毎日と言っていいほどビューリーズカフェに行ってました。紅茶1杯で友達と話し込んだり、ちょっと勉強したりなどといろんな目的で使ってました。私の記憶が正しければ、1ポンド(確か当時のレートで140円くらい…だったと思う)で紅茶が飲めて、のんびりできたいい場所でした。
が、最近は街には近寄らないし、街に行ったとしても行くのはパブ。カフェといえばBrown Thomas地下のカフェが最近の私のお気に入り(注:あんな高級デパートに私の買えるものはただの一つもありません。ゆえにカフェに行くのが関の山)。かくして、数年もビューリーズに近寄ってません。どうやらそういう輩は私だけではないようで。
なくなるとおもうとちょっと寂しいです。今度行ってみようかなと思ってます。
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現在10月27日午後11時。外は「嵐」です。…嵐といっても、ちょっと強めの風と横殴りの雨程度でQ州で体験した台風に比べれば何のことはないのですが。
…なのに、ラジオでは大騒ぎしてます。いわく、 「やむなき場合を除き、家から出るな。やむなく家から出る場合は、家人に行き先と帰りの予定時刻を知らせよ」
そう言われて初めて気がついたこと。
アイルランドの窓には 雨戸もシャッターもついてない
うかつでした。アイルランドに5年も住んでいながらこの事実にまったく気がつきませんでした。地震もなけりゃ、台風も来ないという土地柄、自然災害というものに全く対応してない気がします。よく 「日本人は平和ボケしている」なんて意見を耳にしますが、こと自然災害についてはアイルランドも十分平和ボケしてると思います。
大した雨じゃあありませんが、明日あたり道路の一部はあからさまに冠水してると思われます。この時期、落ち葉が排水溝を塞ぎ、道路から水が流れ出ないので、ちょっとした雨でも道路は冠水します。今晩のようなまとまった雨が降ったということは、明日あたりダブリンの道路はいろいろ問題が出てくると思います。詳しくは明日の日記にて。
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2004年10月26日(火) |
オイルショック再来?アイルランド最新ガソリン事情 |
別にアイルランドに限らず世界中のどこでもそうなのでしょうけど、原油価格の上昇に伴いガソリンの価格が上がり続けています。アイルランドで一番安いといわれているダブリンですら、ガソリンの価格は99.9セント(だいたい130円)とかいよいよ1ユーロの大台に届きつつあるし(実際に1ユーロ以上取るスタンドも現れはじめた)、軽油もしかり。去年だかまでリッター80セント(105円)程度だったというのはもう遠い過去の話のようです。
こうなると、少しでも安いスタンドで給油しようというのは人間の性として当然ですね。うちの近所のスタンドがリッター99.9セント。で、私の嫌いなくされTescoのスタンドが現状95.9セント(125円)…つまり4セント(5円)安いわけで。満タンにすると2ユーロ(260円)近い差が出ます。が、私はTescoが嫌い。
というわけで折衷案として、最近Tescoの隣りにあるスタンドに行ってます。最近オープンしたClarehallのTescoのお隣りにあるガソリンスタンド、当初はTescoの価格よりリッター辺り5セントも高い値段でガソリンを販売していたのですが、さすがにそれだとお客が離れてしまったのか、最近はTescoのスタンドより1セント高い値段でガソリンを売ってます。
が、アイルランドの消費者はこの1セントの違い(満タンにして50セントの違い)にも敏感らしく、こちらのTescoのお隣りのガソリンスタンド、Tescoに長蛇の列ができているのに対し、こちらは待つことなしにすぐに給油できます。かくして、Tescoの長蛇の列にうんざりした客や、私のような確信犯の客がTescoより1セント高い値段で給油しているわけ。称して小判ザメ商法といいます。
で、今日も行ってきました。ClarehallのTescoの隣りのスタンド。
ところが、何やら様子がおかしい。5台あるポンプのうち3台に「故障中」の札が下がっている。で、後の2台は使用中。向かって右側のポンプが空くのを待っていると、店から運転手が戻ってきて、私に向かって大きく首を振って去っていく。
このポンプも故障中?
仕方がないので、もう一台の使用中のポンプ(つまり唯一使えそうなポンプ)の前で待っていると、地元のオッサンがこれまた店から戻ってきて、超ダブリン訛りの英語で私に向かって大声で
「信じられるかよ?ガソリン売り切れだってよ。ひでえよな」
ハァ?ガソリン売り切れ?そりゃ信じられんわ。
アイルランドでオイルショック再発ですか?
…ちゅうかさあ、ガソリンの売り切れたガソリンスタンドの存在意義って何?
というわけで片道3キロの手間ひまかけてここまで来たので不本意ながらTescoの行列に参加。
給油まで15分待ちでした。
…って、だったら会社で15分残業して、その金で近所のガソリンスタンドに行ったほうが効率がいいじゃん。2ユーロという大金を稼ぐのにどれだけ大変かが骨身に染みた体験でした。
それにしてもたかがガソリンを入れるのに15分。これって立派なオイルショックの再来だぞ。…トイレットペーパーを買い占めとこうかな?
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「岬めぐり」(2)をアップロードしました。
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2004年10月21日(木) |
エッセイ更新しました。 |
おひさです。
ちょっと旅行してました。詳しくはひさびさ更新エッセイ「岬巡り」にて。
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