なべて世はこともなし
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2004年12月09日(木) 真剣なお願いと君の瞳の中に輝く星

出会い系サイトの迷惑メール。一日数通来て、迷惑な限り。そんな中ひとつ秀逸なものを発見したのでここに晒しあげ。


博美なる人物(pink_hiromi_pink@yahoo.co.jp)より。お題:「お願い」

真剣なお願いがあります。貴方の精子をください!子供が出来なくて困ってます。
絶対迷惑はかけませんので中出ししてください。一回10万円で、妊娠できたら50万円お礼として払います。詳しくはすぐに連絡先を教えます。出来れば本日中に返事をください。

いちよプロフィールも載せておきますね。26歳、160cm-46kg、スリーサイズ《86・60・86》写メ有ります。引き受けて頂けるならここに登録してもらえますか?掲示板で待ってます。名前は博美です。
http://www.19190930.com/(以下略)
お互いの事は知らない方が後々いいと思うし、妊娠した後は連絡を取り合いたくないのでここを利用する事にしました。



…ここまでツッコミ所満載な迷惑メールはそうそうないぞ。思いきり突っ込ませて
もらおう。


子供ができなくて困っている…というカップルは確かに世の中にたくさんいらっしゃいます。そういう人のために「不妊治療」というものがあるわけで。だいたい、相手がいて、その子供が欲しいなら、不特定多数の人間にこんなメールを出すはずもなく...。あ、もしかして、パートナーはいないけど子供が欲しいのかな?


絶対迷惑はかけませんので中出ししてください


私は知らない人と危険な関係を持ちたくありません。子供うんぬん以前に、性病のほうが心配です。ちゅうか、「ならば僕に中出しさせて下さい!」なんて返事をするやつが日本にひとりでもいればそれは十分驚きに値するような気がする。


1919093


…考えることを拒否したドメインですな。ボツ。


ほかにもツッコミ所満載ですが、これだけは突っ込ませて。


妊娠した後は連絡を取り合いたくない


…じゃあ、どうやって50万円を受け取ることができるんですか?


これに騙されるやつが世の中にいるなら、その人は大いに反省すべきだと思うぞ。


「真剣なお願い」=「あなたの精子をください!」って...。これを真剣なお願いと思える人は…。


話は突然変わるようですが、「真剣なお願い」でふと思い出したこと。


Snigel家の新しい同居人のFabian(仮名=フランス人)は目下、彼女、募集中です。勢いあまってすっころびそうなくらいの勢いで彼女を探しています。彼、私と同様非モテ系だからその痛みはよく分かるのですが、彼女って、見つけようとして見つかるもんじゃないんですよね。かくして、彼は、日々のたゆまぬ営業努力にも拘らず、その努力はまったく実を結んでいないわけです。


で、そんな彼と話をしていたら、彼の「必殺の殺し文句」を教えてもらうことに成功しました。彼は、真剣なお願いで女の子を口説く時にこう言うそうな。


君のお父さんは、夜空の星を全部持って行ってしまったんだね。その星は君の瞳の中に見えるよ。









まじですか。私が女なら、その場で笑い転げて少なくとも30分は再起不能な気がする。そういうふうに突っ込むと彼は


「それは日本人がロマンチックじゃないからだ」


ある意味でこの意見には賛成です。逆は知りませんが、日本人の男って、女の子を誉めることをあまりしませんよね。いみじくも「歯の浮くような」という慣用句があらわすように、あまりに嘘っぽいというか、キザなことばというのはお笑いの対象となるわけです。じゃあ、ヨーロッパの人間はこのことばを聞いたらどういう反応を示すのかというのを会社の同僚や友人の女性数人に緊急アンケートを敢行しました。その結果


床で笑う 100%
そのほかの意見 なし



…彼がなぜ非モテ系がなんとなく分かった気がしました。


いや、そんなことはない。そんな甘いことばを一生に一度くらいは耳元で囁かれてみたい…という奇特な女性は作者までメールを。よろこんでFabianを紹介させてもらいます。


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2004年12月07日(火) アイルランドじゃ高嶺の花。スパークリングワイン

ごぶさたしてます。どーもです。いやー、毎日忙しい忙しい。朝の8時から夜の7時まで仕事して、土曜日も日曜日も仕事。今週の土曜日も日曜日も仕事(違法という噂もあるけどまあ働く本人がやむを得ないと思ってるんだからいいよね)。まあ、17日間もクリスマスホリデーを取ってるんだから文句は言えませんが。…というか、会社でも誰からも同情されません。今、自分で休みの日数を指折り数えて気がつきましたが、私、人生ナメてますね。


ともあれ、話は先週の木曜日にさかのぼります。


お昼の弁当のサンドイッチを前日作る気にならず、お昼ご飯がなかった私。やむなく、会社からさほど遠くないところにあるLiffey Valley Shopping Centre(前回「傘ぽん」の撮影をしたショッピングセンター)にお昼を手に入れに行きました。で、Marks and Spencer側に車を停めようとしたものの、駐車場は満車。おいおい、いくら12月になったからって、そんなに木曜日の昼間まで買い物に繰り出す必然性はあるのかよ。


Liffey Valley Shopping Centreの核テナント、Marks and Spencer(イギリス系のお高くとまったスーパー)の中も信じられない人ごみ。そんな中、私は数日前に通りがかって気になっていたスパークリングワインを買うことにする。数日前からセールが行われていて、1本12ユーロのところ2本で15ユーロ。まだドイツとかに比べると高いけど、アイルランドの常識からすれば、スパークリングワインが1本7.5ユーロ(1000円)は安いぞ。しかも試飲もやっている。おねえさんが他のお客さんに接客していたので私は勝手にお盆からスパークリングワインの入ったプラスチック製の容器を取り飲む。うん、悪くない。これが1本7.5ユーロなら何の文句もない。






ところが、ふと気がついたことに、このスパークリングワイン、どっかのインスタント麺ではないが、赤いラベル緑のラベルがある。おねえさんに違いを聞いてみた。


おねえさん:「赤がマイルドで、緑がドライね」
私:「じゃあ、両方試していい?」


と、いくら試飲用の小さい容器とはいえ3杯も飲むと、グラス1杯分くらいになったのではないかな。これだけ飲んで買わずに帰るようなずうずうしさを持ち合わせておらず、しかも、会社から訳ありで数週間前にもらった商品券もあまっているから6本買うことに。6本買うとさらに5%引きだったというのも大きい。しかも、なぜか「本日限り」で、すべてのワインは2割引だそうな。買いです。


で、レジに並ぶこと15分、ようやく私の番がやってきた。サンドイッチ等も買ったけどここでは話しを単純化するために、スパークリングワインを6本だけ買ったことにします。


私の計算では45x0.8x0.95=34.2ユーロのはず。むろんここまで正確に計算してないけど、おおよそ34ユーロくらいと暗算したわけ。ところがレジで請求された金額は27ユーロ。なぜかおおよそ7.2ユーロも安い。感覚的にはさらに1本がタダになった感じ。


うちに帰ってレシートを確認してみた。


スパークリングワイン 72ユーロ
(1本@12ユーロ)
6本まとめ買い-5% -3.6ユーロ
20%特別割引 –14.4ユーロ
2本で15ユーロセール –27ユーロ
お支払額:27ユーロ



…意味不明です。


しばらく考えていたら、ようやくひでかすが答えをくれた。


これ、45ユーロからじゃなくて、72ユーロから20%+5%引きしてくれてるね。で、さらに、27ユーロ引いてるね。だから割引額が多くなるんだよ。


あ、なるほど。ようやく謎が解けた。


ちゅうかさあ、Marks and Spencerさん。安いことに異議はありませんが、フツー、値引きって「他の値引きとは併用できません」っていう但し書きがつくのが当たり前じゃない?そりゃ消費者として何の文句もありませんが、知ってか知らずかだいぶ損してますよ。


で、この話を別の友人にしたら、


「今日、某スーパーで12ユーロの買い物をして50ユーロだしたら41ユーロお釣をくれた」


とのこと。…これまた意味不明。


これらは得をしているパターンですからいいものの、くされTescoのように逆に損をしていることもありますから、スーパーでのお会計は十分ご注意を。


昼休みが終わる直前になんとか会社に帰って、同僚に言われたこと。


「あんた、酒くさいよ」


………確かに顔も心なしか赤い


酔うほど試飲をした覚えはないのですが。でもその後の仕事はなぜかはかどった。


で、このあと、Marks and Spencerで買った新聞を読んで気がついたこと。






Marks and Spencer、本日限りの大セール


…それであんなに混んでたのね。納得。

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2004年12月01日(水) ひでかす、交通事故に遭う

師も走る、師走です。今日のラジオでクリスマスソングを聴いて、なんだか今年も大したことをしないまま終わってしまう気配でちょっと鬱です。


そんな中、ひでかすからSMS(ケータイへのショットメッセージサービス)が入りました。原文のまま紹介します。


Had an traffic accident. I’m not injured. More news later.(原文ママ)


交通事故?…まったく穏やかではありません。こういうことを聞くと、頭の中で勝手に妄想が膨らんで、しまいにゃ、Beaumont Hospitalの救急病棟でギプスで固められたひでかすの姿を想像してしまうのですが、よく考えたらひでかすは「怪我をしていない」と言っていた。


で、夜になり家に帰ってきて、ことの顛末を聞きました。


ひでかす、会社に行くためにミニバス(日本的にいえば「マイクロバス」)の一番後ろ左の席に乗っていたそうな。で、ミニバスは細い道からT字路を右折するために、左右の交通が途切れるのを待っていたそうな。ちなみにこの左右の道は、片側1車線ながら結構な速度で途切れなく車が流れている忙しい道です。


つまり、バイクなんかと違って、出足の悪いミニバスは、誰かが道を譲ってくれることでもない限り、左右両方の往来が運良く途切れるまで延々待つ羽目になることもあります。


で、ひでかすが乗ったこのミニバス、ちょうど右からの交通がほんの数秒途切れます。ただし、ちょっと向こうにはすでにトラックが来ているのでほんの数秒の隙間。そこに、左から来た別のトラックはパッシングをして道を譲るという合図。当然このチャンスをミニバスの運転手さんは逃すはずもなく、さっと右折しようとします。


ところが、左からのパッシングをして道を譲るはずのトラックがなぜか減速せずに突っ込んできます。すでにミニバスは右折を開始しており、衝突は不可避。しかも、このままだと、ひでかすが乗ったバスの左後ろから衝突することになりそう。


さすがに人生が走馬灯のごとく流れるということはなかったそうだが、それでもそのほんのコンマ数秒は本当にゆっくりゆっくり流れたそうな。まず、ひでかすが思ったことは、「このままだと、顔面に割れたバス後面のガラスが直撃する」。で、その認知に対して彼が取った判断は、「頭を下げろ!」で、その結果の行動として、とっさに隣りの乗客の膝の上に頭を手で抱えて乗せたそうな。その一瞬にひでかすは思ったそうな。


この膝がいけてる女の子のだったらよかったのに。


そう、隣りの席にいたのは、いけてる女の子などではなく、むさ苦しい男だったそうな。ひでかす、人生ってそんなもん…ってそういう問題じゃないだろうに。


そして、ひでかすが万全の準備を整えて、激突の瞬間に備えたその刹那、果たしてミニバスとトラックはぶつかった。ただし、「激突」などではなく、バスの車内に軽い衝撃が走った程度。ガラスが割れることもなかった。


火災を恐れて、ひでかすは他の乗客と避難。車外から事故現場を見ると、思いがけず小さな事故だったそうな。仕方がないから、ひでかすは歩いて会社に行った。


その日の夕方、ひでかすは事故の真相を聞いて脱力をする羽目になる。ひとつ疑問が残りませんか。なぜ、左から来たトラックの運転手は、道を譲る気などないくせにバスに向かってパッシングをしたのか。


その答え。


トラックの運転手は対向車の同僚のトラックの運転手にあいさつをしただけだった。


…ありがちな事故、なんですかねえ。


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2004年11月30日(火) じっと見つめる彼女の彼女の横顔

月末のくそ忙しい時に、会議をしたがるバカ上司のおかげで今日もまた残業でした。で、会議の途中にふっと目に留まったもののおかげでその会議中そのことばかりを考えていました。


そのこととは、机の角を挟んで隣りに座った女の子。


この女の子のとあることに気がついて、そこから目が離せなくなったのです。


その場所とは、耳。


…ちなみに私は耳フェチとかいうわけのわからん人種じゃありません。彼女の耳の穴の中に溜まった耳あかが目に留まってしまったのです。上下二ヵ所に溜まった耳あか。


…と、と、と、取りたい。


あれだけの耳あかを取ることができたら、そりゃ楽しいぞ。竹製の耳かきでごそっと一気に取ってあげたい。


そんなことを考えていたら、何時の間にか会議は終わってました。


別に彼女、不潔そうな感じは受けませんよ。いえいえ、むしろいつもこぎれいな格好をしてます。だけど、あの耳あかはいったい何なんだろう。確かにこっちの人は耳かきというものを使わないけど、だからといって、あの耳あかの量は半端じゃないぞ。写真にとってお見せできないのが残念です。


言うまでもなく、私の趣味の一つは、耳あか取りです。


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2004年11月27日(土) 無謀?トレンド?ブリュッセルズ日帰りクリスマスショッピング

カタカナばかりの題名で恐縮です。日ごろはなるべくカタカナ英語は使わないようにしているのですが...。


今日は、「日帰りブリュッセルズクリスマスショッピング」に行ってまいりました。


フツー、買い物するために日帰りでブリュッセルズまで行くか?


というツッコミが去年に続いて聞こえてきそうですが、このツッコミに対する反論は後ほど。


去年日帰りアントワープクリスマスショッピングをしたところ、アントワープでは目新しさも手伝って、買い物がはかどりまして、大嫌いなクリスマスショッピングを一気に片づけることができる…という見事な離れ業をやってのけました。


ダブリンでのクリスマスショッピング、大嫌いなんですよ。12月の町中は平日でも上野のアメ横なみに(休日レベル…さすがに年末年始レベルまでは行かない気がする)混んでるし、人々が殺気立っている気もするし、とにもかくにも、ここ数年で人ごみというものが大嫌いになったというのが最大の理由です。


人ごみって、ストレスになる以外にいいことが見つからない。というわけで、ここに宣言しますが、私は今年はダブリンのシティセンターには一度しか近寄りません。その一度は、髪を切りに行く為だけです。はい。


ともあれ、例によって早めに予約すれば安いRyanairの朝の始発便に乗るために起きたのは朝の4時。ちなみに、前日はディナーに招待されてて、うちに帰ってきたのは午前1時。2時間ちょっとの睡眠時間はちょっと辛い。


空港の搭乗口に行ってみると、なんだかえらいたくさんの人が待っている。…この数はヒコーキには乗れないんじゃないか。まさかまたトイレに押し込められるのか…などと思っているとまた例によってボーディングブリッジを使わず建物の外をてくてく歩いて搭乗。そこにあったのは最新鋭のB737-800


解説。Ryanairはダブリン発祥の航空会社で(正確に言うと違うけどそこまでは突っ込まない)現在ヨーロッパ内に路線をタコの足の如く広げまくってます。で、自称、「最新鋭のヒコーキを使ってます!」と宣伝してますが、実際はダブリン発のヒコーキは各大手航空会社が古くなって売り飛ばしたB737-200というヒコーキを飛ばしているのです。この25年とか30年とか(正確には知りません)とか経っているおんぼろのヒコーキに乗るたびに、本当に無事に着くんだろうかという不安に襲われるわけです。


で、数週間前のニュースではついに、このおんぼろ737-200も退役が決まったらしく、今後は「パーツを利用する」とのこと。ありていに言えば「スクラップになる」ということですな。


で、今日もまた、その棺桶に片足を突っ込んだオンボロ機で不安を感じながら飛ぶ羽目になるのかと思いきや、目の前にででーんと現われたのがB737-800。これには正直驚いた。


お尻をこちらに向け作業に没頭しているスッチーさんの横をすり抜け中に入ってみると、…まあ、なんといいますか、Ryanairが自分の期待通りにボーイング社に作らせた機体、一言で言って、すごいです。まず、そのステキなステキな色使い。


座席はRyanairの基本色ともいえる濃紺。で、前の人の頭の部分は実に明るい黄色(これもまたRyanairの基本色ですな)。で、前方や後方の一部の壁も黄色。座席の上の物入れの扉も黄色。よく言えば「明るい印象を受けます」が、悪く言えば、「えらく安っぽい印象を受けます」


さらに良く見ると、座席のリクライニングはなし。そりゃそうだ。前との座席との間、アイルランド人の5人にひとりは肥満という事実を故意にか偶然にか無視して徹底的にその間を切りつめ座席数を増やそうとしているのに、そこに前の人の座席を倒された日には、自分のいるスペースがなくなるぞ。


さらにさらに、座席のテーブルの下にある機内誌なんかが入っているポケットも撤去。当然、シックバック(別名ゲロ袋)もない。ということは、必ず入っていなければいけない非常の際の案内を書いた「安全のしおり」もない。どうしたかといえば、この安全のしおりを、前の座席の背面にシールでぺたっと張るというなかなか香ばしいことをしてくれてます。このコストカットへの飽くなき執念は驚くばかりです。


で、どうも737-200に比べて737-800は圧倒的に大きいらしく、搭乗口にいた乗客は全員トイレに押し込まれることなく離陸。さすが片道1ユーロとかで客を集めているだけあって客席はほぼ満席。


まあ、それからがうるさいのなんの。どう見てもアイルランド人には見えないスッチーさんが数人(法に触れない程度の最低賃金で某国から大量採用されているという噂…あくまで噂)が数分おきに、ドリンク・軽食販売、機内誌の貸与、お土産販売、チャリティスクラッチカード販売(売上の一部はチャリティーに行くらしい)、ゴミの回収、ふたたびドリンクの販売、と歩き回る。小銭を稼ぐための涙ぐましい努力のおかげで、眠いのに眠れやしない。


で、今度は地上に着くと、バスにてブリュッセル市内に移動。このバスが、ヒコーキが満席だったこともあってか完全に満席。さらに10人ほどの立ち客まで出る始末。ベルギーの法律は良くは知らないけど高速道路で立ち客を乗せて運行するのは違法ではないのか?自分はしっかり座ってたからいいけど。


で、高速を走ることおおよそ45分。バスは駅に到着。そこから地下鉄で市内へ。朝の11時から夕方の4時30分まで一度朝食を食べただけで足を棒にして買い物をしました。


やっぱりアイルランドにない店は目新しくて、いい。服飾関係だけでもH&MにC&A、ちょっと(私にとっては)高いところではEsprits、その他、CDを買うならMedia Marketなどなど。次から次へとアイディアが浮かんでいろいろ買う。ダブリンよりも値段がかなり安い印象なので、一足早くバーゲンが来たような気分にもなる。


そして仕上げにスーパーへ行って、アイルランドでは1本3ユーロもするベルギービールChimayを買い、ぎりぎりの時間に空港行きのバスに飛び乗る。ちなみに、このビール、ご当地では1/3の値段で買えたりします。そうそう、ついでに、Advent Calendarも買いました。






Advent Calendar。まだアイルランドではあまり一般化していないアイディア。こんな感じのチョコレートの箱で、12月1日から毎日一つづつ小窓を開けてその中にある小さなチョコレートを食べます。で、全部の小窓が開くとクリスマスがやってくるというもの。去年、ダブリン中を探して見つからなかった(売っていたらしいがすでに売り切れていただかなんだかだった)ものの、今年は一部のスーパーで見かけました。子供っぽいけど面白いのでこちらにご在住の方はぜひお試しを。言わずもがな、これまたダブリンの市価の2/3。


で、帰りのダブリン行きのヒコーキは、行きとは違いボロボロのB737-200でして。これまたほぼ満席なのは仕方ないにせよ、このヒコーキ、新しいものに比べて、荷物入れの容量が致命的に少ないという事実に気がつきました。


どうやら、ベルギーにクリスマスショッピングに行くという発想は私だけのものではないらしく、機内はアイルランドと違いベルギーでは未だに無料でもらえるビニール袋を持った人であふれています。で、このビニール袋は荷物入れに収まりきらず、座席の下にもあふれ、なんだかすごい状態になってました。そう、今日の日記の最初の疑問、フツー、買い物するために日帰りでブリュッセルズまで行くか?の答えは、「あんがいいるよ」ということになります。確かに往復5000円程度でちょっと変わったことができるなら、十分考慮の余地はあるような気がします。もし、新しいヒコーキで運行されてるなら、また来年も行こうと思います。

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