なべて世はこともなし
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2005年01月27日(木) 「飲み会」土曜日です。

「飲み会」明後日です。特に参加希望表明もキャンセル表明も必要ないので、お気軽にどうぞ。誰も知らずに飛び込みで来られるという方も多いようなので、おひとりでも安心してどうぞ。


(再録)
日時:1/29午後2時から
場所:マーケットバー


(掲示板より転載)
DameStからGeorgeStに入って、George'sArcadeを超えて1本目を左折したところがStephenStLwr、このStの左側にあります。(GeorgeStでHoganというPubが見えたらそこを左折)
DruryStにあるAsiaMarketのすぐ近くですので、マーケットバーを知らなくても、AsiaMarketを知っていれば迷うことなくたどり着くはず・・・。


ええと、Snigelがどれ(誰)かわからんから心配という人、テーブルの上に「指さし」を何気なくおいときますんでそれをご参考に。






先週の某日は資源ゴミの回収日でした。日本の自治体のように空き缶は回収日が別だったりしません。ただひたすらにガラスを除く資源ゴミは緑の大きな回収箱に入れておけば持って行ってくれるという…便利といえば便利だけど、本当にリサイクルしているかどうかが非常に疑問です。


で、家に帰ってくると、玄関先にこんな置手紙が…。





(意訳)回収箱がトラックで壊されちゃった。ここに電話して資源ゴミ回収会社に新しい回収箱を頼んでね。私たち(回収の係)も先方に連絡しときます。


待て待て待て。


トラックが壊したんじゃなくて、お前らが壊したんだろうが!


というわけで、翌日、指定された電話番号に電話しました。すると今朝、ちゃんと新しい回収箱が届きました(ちょっと感心)。ちょっと配達のお兄さんに聞いてみました。


お兄さん:「いやー、よくあることだよ」


だそうです。


あのー、あくまでここだけの話として聞いて欲しいんですが、この資源ゴミの回収は月に一度だけです。で、極力この回収箱を利用しようと思っている私、2週間ほどでこの箱がいっぱいになります。で、先月は、ゴミの上でジャンプしてゴミを圧縮したのが原因…じゃあないですよね。かなりしつこくジャンプしたもんなあ…。

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2005年01月26日(水) 関税に自動車税に車検に...お疲れ車個人輸入記(4)

続きです。前のをお読みでない方は、
その1その2その3へどぞ。


かくしてナンバーを手に入れて、長い長い昼休みを終えて会社に着いたのはすでに午後4時30分。5時間近いとんでもない昼休みを取った計算になる。会社に帰ってきたらその分を取り返すべくバリバリと仕事をするなら少しはほめられる部分もありそうだが、私は会社に着くなりまずは保険会社に電話。新しい車への保険の切り替えを頼む。これ自体はほんの数分で済む。保険は車を変えるのを機会に、車両保険・ウィンドスクリーン保険つきの完全な保険に切り替える。車が大きくなったこともあり、毎月の掛け金は20ユーロほどアップ。車の排気量が700ccも上がったことを考えるとそんなに悪くないと思うが。


さらにはNCT(National Car Test=車検)に勤めている友人に電話してアポを取る。普通2-3週間待ちのところを翌々日に予約を入れてくれる。アイルランドという国は(他もそうかもしれないけど)知り合いがいるいないじゃあ話がまったく違ってくることがよくある。今回もそんないい例と言えるかも。ところがこの友人の好意があとで裏目に出ることになる。


で、結局その日の仕事が終わったのは午後9時。そののち家に帰って、取りあえずはナンバーを取り付けることに。出来上がったナンバーを見ると、なんとまあ、ネジ穴があいていない(どうやら自分で開けるものらしい)。あ、そういえばネジもない!これでどうしろと言うねん。


というわけで、家中ネジを探してまわるがこのナンバーの取付にあう太いネジはどこにも見つからない。というわけで、翌日ホームセンターに行くことに。


で、翌日、Motor Tax Office(自動車税専門の税務署)に行って自動車税の納税。1年間に530ユーロ(おおよそ72000円)なり。1300ccのカローラが300ユーロ(おおよそ40000円)だったから、かなりの値上がり。排気量の大きな車に乗るということは、贅沢だとみなされるということがよく分かる。


で、その日の夜、ホームセンターで買ってきたネジでナンバーを取り付ける。ちゃんと計算ずくで買ったので、サイズはぴったし。次なる問題はバッテリー。前に書いた通り、日本からの6週間の海上輸送の間にバッテリーは見事に上がってしまった。で、港でバッテリーブースターを使ってエンジンをかけた時にそのまま1時間くらい充電を兼ねて走っていれば良かったのですが、ナンバーはないわ会社には一刻も早く帰らなきゃいけないわで結局自宅まで最短距離で車を運転してエンジンを切ってそれっきり。


とはいえ、そんなに心配はしていませんでした。何せ、私、念には念を入れてジャンプリード(バッテリーとバッテリーをつなぐコードと言いたいんだけど、これなんて言うのが正しいんだっけ)を買って前の車に入れておいたのだ。


というわけで、ひでかすを巻き込んでジャンプリードを使ってエンジンをかけようとするがうまく行かない。スーパーで買った安物だからかというわけで、友人宅に別のジャンプリードを借りに行くがそれでもダメ。うーん、困った。


何が困ったかというと、翌日の朝11時がNCT(車検)。NCTは会社の近所。つまり、明日の朝は何がなんでも会社に新しい車で会社に行かなければならない。つまり、出勤時間明日の朝7時までに問題を解決しなければいけない。というわけで、翌朝朝5時に起きました。


困った時はAA。


AA…日本で言えばJAF。年会費100ユーロ(13500円)さえ払えば、路上でトラブルが起きた時も助けに来てくれます(年会費以外は無料)。以前路上でトラブルが起きてぼったくられたことに懲りてこれに入っておいたのですが、それ以来、パンクにバッテリー上がりにとしっかり年会費分の元を取ってます(何のためにジャンプリードを持っているのかというツッコミはなしで)。


しかも、私は35ユーロ(5000円)余計に払って、ホームスタート特約にも入ってます。つまり、AAは路上でのトラブル対応係で、自宅でのトラブルは例外なのですが、このホームスタート特約に入っていれば、自宅でのトラブルにも対応してくれるわけ(もちろん年会費以外は無料)。


というわけで、朝の5時30分に、私は可能な限りでもっとも申し訳なさそうな声を出してAAのヘルプラインに電話をしました。


「ごめーん、バッテリーが上がっちゃった」


さあ、果たしてNCT(車検)はどうなる。翌日に続く。


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2005年01月25日(火) 夢のダックよもう一度。そこに現れた現実とは?

金曜日に会社の部の食事会に行ってきました。場所は街中にある某タイレストラン。




資料写真。写真と本文は関係ありません。ないんだってば。


このレストラン、Malahideにも支店があり、何を血迷ったか、ひでかすと某日本人の友人と私というむさ苦しい男三人衆でこのMalahideの支店にちょっと前に行ったことがあります。本人たち、何も知らずにスニーカーとジーンズといういでたちでこのレストランに行き、中に入ってその洗練された雰囲気の前にスニーカー+ジーンズという格好をかなりちょっと恥をかきました。しかも、趣味のレベルとはいえ、背中がむずがゆくなるようなラブソングを生演奏で演奏してくれたりして。…むろん私たち男三人衆のためじゃあありません。ほかのカップルで来ているゲストのためです。きっと。


ともあれ、Malahideでひでかすが頼んだ、ダックが冗談抜きでこの世のものとは思えぬほどにおいしかったのです。柔らかくて味が染みていて口の中でとろけるような感じ(このサイトは別にグルメサイトじゃないので念のため)。ちなみに私は魚を頼みました。確かにおいしかったですが、このダックのあまりの素晴らしさの前では魚はかすんでしまったというのが正直なところ。


かくして、部の食事会がこのレストランの市内の支店であると聞いて私は膝を叩いて大喜びしました。このレストランのダック(ちなみにメインコースはだいたい20ユーロ=2700円)の夢よもう一度というわけでうきうきしながらこのタイレストランに行ったわけ。


部の食事会ということでただ飯ただ酒にあやかったのはおおよそ30人。30人という大所帯ゆえに地下にある部屋の貸切に成功。これ自体は慶賀に絶えない。15人づつ二つのテーブルのわかれ食事。問題は、この貸切の部屋に自前の台所があったこと。で、その台所にこともあろうにシェフがひとりしかいない!


シェフはまさに映画のMatrixのようにフライパンを数個いっぺんに扱って走り回っている。まさに職人芸。その努力は認める。だけど、いかにこのシェフが有能だといっても30人分のてんでばらばらに注文された料理をひとりで作るのは無理。そりゃ、私の尊敬する島根のシェフさんのような例外は確かにある。だけど常識で考えて、ひとりで30人分の料理をすることは無理。


で、二つあるテーブルのうちひとつのテーブルのスターターが終わるともうひとつのテーブルにスターター(前菜)が来るような感じ。別に待つこと自体は苦にはならないが、どこかマヌケな印象は拭えない。


で、スターターのあとにまさに「満を持して」やってきたメインのダック。私の席の周りの同僚に「ここのダックはサイコー」と太鼓判を押していたこともあり、周りの人間はみなダックを頼んでいた。そう、みんなでシェアをすればすべてのダック料理が賞味できるというまさに夢のような状態


で、ついに箸をつけた(正確にはフォークだけど)。


な、なんじゃこりゃー。


まずい。


もう一度言わせてもらうと


まずい。


原因は…調理のし過ぎ。早い話がダックが石のように固くなっているのだ。あのMalahideでひでかすが食べていた「柔らかくて味が染みていて口の中でとろけるような感じ」のダックと見かけこそ同じなのに、いざ口にしてみるとまったく別のもの。例えて言えば、ようやく念願かなって一夜を共にすることができた絶世の美女が、脱がせてみたら実は男だったくらいのショック(そういえばここ、タイレストランだったな)。冗談抜きで立ち直れなくらいのショックを受けて、頭に来たのでデザートのムースをきれいに平らげて、パブへと向かう同僚を横目にさっさと最終バスで帰宅しましたとさ。


このレストランの名誉のために書いておくと、町のレストランもMalahide同様うまいそうです。ただ、シェフひとりにたいしてんでばらばらのオーダーが30人という状態に無理があったようです。ともあれ、がっかりしました。

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2005年01月24日(月) ここだけの話で会社の内情暴露

最近はどこの会社に電話をかけても、まず自動のテープの録音で、 「この会話は録音されます」という旨を告げられて、そのあと、「…の方は1を」という感じの選択肢が流れます。


この流れに乗ってか乗らずか、私の勤める会社、電話がすべて録音されるようになりました。言うまでもなく、相手に告げずに録音することは違法ですので、最初にテープで「録音しますよ」と告げればいいものを、うちのワンマン社長、「あの機械での応対は人を馬鹿にしている!わが社はあのアホな機械は絶対に使わん!」という頑迷なまでの哲学を持っておりまして、この機械での対応はしないとのこと。かくして、私は電話に出ると息継ぎなしに一気に…


Hello, xxx limited Snigel speaking. This call maybe monitored or recorded for quality assurance or training purpose. How may I help you?


意訳:「こんにちはXX社担当Snigelです。この通話は、サービス向上およびトレーニングのためにモニターまたは録音されることがあります。ご用件は何でしょう?」


と言わねばならなくなりました。一言言っていいですか。


舌を噛めってか?


録音されると言うことでちょっと私用電話がしづらくなりましたね。ま、日本語なら知ったことじゃない!というわけで日本に電話したりして(いつかクビになるな、オレ)。


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2005年01月23日(日) 週末スペシャル(2)...を書くはずが挫折

前日の日記に「週末スペシャル(1)」と書いた以上、週末スペシャル(2)がないと矛盾するわけで。というわけで根性だけで更新してます。


今日は久々のお休みでした。1/4以降休んだのは先週の土曜日だけ。しかもその貴重な休みに私はNewryまで買い物に行ってしまい、結果的には余計に疲れてしまった。かくして、今日(日曜日)が2週間ぶりの休みとなったわけです。


で、天気がよかったのが運の尽き。気になっていた庭の木の手入れをしてしまい、そのままの勢いでバスルームを掃除して、自分の部屋も掃除して…気がつくと午後8時。結局休んだんだか休んでないんだかわからない状態で日曜日が終わろうとしてます。だりぃ。でもだりぃじゃ片付かないからもう少しがんばって更新しますか。


そう、1年以上放置してあった庭の木の枝を切りました。別に私はどーでもいいと思っていたのですが、1メートルくらいの高さのブロック塀から隣りの家ににょきにょき枝が伸びていることに対して隣りの家に申し訳なく思っていたのです。だいたい、うちの大家、庭の木の手入れに来ると1年以上前に約束していながら未だに来やしません。この辺のいい加減さがアイルランド人ですが。


で、1メートルほどの高さのブロック塀の上から枝を切っていると隣りの家のじい様(推定年齢80歳)が出てきて、そのハサミじゃ切りづらいだろうと、切れのいいハサミとついでにハシゴも貸してくれた。この辺の気さくさがアイルランド人ですが。


結局2時間以上かけて木を切りました。で、そののち自分の部屋を掃除。掃除機をかけた後で日本からわざわざ持ってきたコロコロ(カーペットを掃除する粘着テープ)でさらに掃除。さらにはバスルームから階段・廊下を掃除。本当は台所も掃除したかったのですがこの時点でダウン。


…だめだ。この続きがあったけど本格的にダウンです。続きはまた明日。


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