なべて世はこともなし
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|アイルランド真実紀行へ
2005年05月02日(月) |
お昼のお嬢様、珍・迷言集 |
皆様こんばんは。日本はゴールデンウィーク、アイルランドもバンクホリデーウィークエンド(月曜日も休みで3連休)ですが、皆様いかがお過ごしですか?今日の私は休日出勤で、家に帰るなりコンピュータの前で眉間に皺を寄せてました…ちゅうか今も寄せています。ちょっと気分転換に日記の更新。昨日は訳あってWicklow Mountainで眉間に皺を寄せてましたが、これはまた今度のネタ。
うちの家族(3名の合計年齢200歳超)がアイルランド旅行中に発した珍・迷言集
アイルランドは野菜がうまい
ハァ?
なんでもジャガイモがうまい(これはなんとなく分かる気がする)のみならず、レストランで出た生野菜は新鮮で、スーパーで買ったビーフトマトもうまかった(そりゃSuperquinnで買ったからだよ)。
なぜアイルランド人はこの寒いのに半袖で歩けるの?
私が聞きたいです。
うわー、あんなお腹をだして
…なぜか嬉しそうな母。
ダブリンバスの運転手の技術は神業だ
私も一番最初にアイルランドに来た時はそう思いましたね。最近は、狭いイナカ道をがんがん進むバスエーランの運転手さんの方がすごいような気がしてます。
あんたもっとゆっくり走りなさい
運転中にさんざん言われていらついた言葉。私は誓ってスピード違反などしてませんよ。アイルランドではこれがフツーです。…って日本の常識からすれば怖い運転だよな。
アイルランドの料理はしょっぱい
そんな気がしますね。確かに。高血圧には気をつけよう。
いい景色だねえ
某B&Bの窓から。私にはただ地平線が見えるだけの退屈な風景。…ってアイルランドに来た時は地平線が見えることに感激してたんだよなあ。
ホームページで笑い者にするのはやめて
するに決まってるでしょ。
先日の「まさかのミステリー」読者さんからのご協力でどういうものかようやくわかりました。メールおよび掲示板で情報を寄せていただいた皆様に感謝いたします。ちなみにうちの自転車屋が選ばれた理由は番組担当者が偶然前を通りかかったからだそうです。…それだけかい。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
2005年04月29日(金) |
まさかの停電で原稿が消えた...ミステリー |
日記を書いていたのですが、見事に消えてしまいました。理由。停電。…つい数ヶ月前にもあったばかりの停電がまた起こりました。停電が起こると、各家庭の防犯装置が作動してベルが鳴り始めてにぎやかになります。それはいいとして…
やいこらアイルランド。てめー、先進国を僭称するなら意味もなく停電なんかすんじゃねえよ。だいたい一度停電したらなんで1時間もそのままなんだよ。ざけんじゃねえ。
というわけで、うちの家族のアイルランド旅行記その2を書いていたのですが、その内容は次元のひずみに消えてしまいました。もう一度書く気力は残ってないので、消えてしまった部分は無視して続きから何事もなかったかのように書き始めます。下につながるまでの部分は気力があれば近日中に書き直します(ちゅうかさ、ワードさんよ、なんでオートセーブ(自動保存)が働いてないのよ?)。
かくして(なぜ「かくして」なのかは上に書いた理由により省略)、うちのばーさんがアイルランドでしょっぱい料理を食べている頃、留守宅のじーさんの自宅には、なぜか日テレのスタッフが一日取材をしていたらしい。
ハァ?
どうしてまあうちの家族はここまでネタになるのか謎ですが、なんでもうちのじーさんが経営する自転車操業の自転車屋になぜか日テレのスタッフが一日取材に来ていたらしい。
どういうことかと、うちの家族にメールで聞いたら、こんな答えが返ってきた。
夜八時のまさかの何とか忘れた クイズ番組らしい 何で電子レンジはチン って 言うのか そんな事らしい
…謎がますます深まりました。そこで日テレのホムペにアクセスすると…
1967年、大阪の自転車店を1人の男が訪れた。男は自転車を1台ずつじっくりと見たあと、すべての自転車のベルを何度も鳴らし始めた。そして店主に、「自転車のベルを大量に売ってほしい」と言い出す。男が自転車のベルを使って作ろうとした物をYOUが推理する。
ということ。
…まったく意味不明。
だいたい司会があの、島田紳助というのもすでにお笑いだけど、これって、一体どーゆーことなんだ?うちのじーさんの自転車屋が21世紀に完全に乗り遅れて1960年代の自転車屋としてのロケに使われたということか?
かくして、読者の方にお願いです。なにか間違って金曜日のよる8時にやってた「まさかのミステリー」、ご覧になった方がいらっしゃれば、どういう内容だったか教えてくださいませ。
それにしても星の数ほどある自転車屋から、うちが選ばれた理由って一体何? 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
2005年04月27日(水) |
B&Bのススメ。ちゅうかアイルランドで初めてのホテル体験はど最悪だった...というお話 |
ご無沙汰してます。騒動の後に、うちの家族が帰国しました。いろんな意味で勉強になった10日間でした。書きたいことはいろいろあるけど、これだけは言いたい。
アイルランドではホテルに泊まるべからず。
…なんのこっちゃという方もいるでしょうが、まあ説明を聞いてくださいよ。アイルランドで宿泊施設といえば
ホテル ゲストハウス B&B ユースホステル
が挙げられますが、この違い分かります? ゲストハウス以外はなんとなく値段の違いで説明できそうですが。実は上から順に値段の違いです。で、ゲストハウスはB&Bより上とアイルランド政府観光庁によって位置づけられているらしいです。
で、うちの家族が金を出すからということで、日ごろはいつもB&Bに泊まるのに、今回はいろんなとこに泊まりました。3泊4日の旅程でB&B、ゲストハウス、ホテルに泊まりました。で、最悪だったのが驚くなかれ、一番良いとされるホテル。キルケニーにあるベストウェなんとかという支店が世界あちこちにあるホテルに泊まったのですが、これが最悪。ちょっと上の宿などと思ったのが間違いの始まり。
まず、部屋。禁煙室を頼んだのにあてがわれたのは1階の喫煙室。入った瞬間にむせるようなたばこの匂い。のみならず、ベッドの上には汚い使用済みのティッシュが放置されているおまけつき。
速攻フロントに電話して部屋を変えてもらいました。
フロント:「え?そこ、禁煙室ですよ」 私:「じゃあなんで灰皿があるんだよ」
で、ホテルに併設されていたパブのメシもど最悪。作って数時間が平気で経っていると思われるまずいサーモンとチップス。そりゃアイルランドのエシはうまくないと相場が決まっているけど、これは本気でまずいぞ。日ごろメシを残すことのない私をして半分残してしまった。こりゃ詐欺だぞ。
だいたい120室もある大きなホテルで、宿泊してるのはわずか15組程度。日曜日の夜とはいえこの稼働率の悪さは何だ。B&Bの相場が一晩30ユーロ(4000円)程度なのに対し、このホテルは素泊まりで35ユーロ(4500円)。だったらB&Bの方がいいわな。
アイルランドをご旅行予定の皆様。泊まるならB&Bですよ。
これ以外にもネタはたくさんあるが、とりあえず激イソなので今日のところはこの辺で。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
面白いです。いいおばさん3人とダブリンの町を歩いたのですが、ヨーロッパが初めてというおばさん2名、見るもの見るもの新鮮なようでいろんな質問をしてきます。ダブリンに着いた当初の感動を思い出しました。
今日行ったところ(すいません。ほとんど個人の備忘録です)
スティーブンスグリーン グラフトンストリート ブックオブケルズ バンクオブアイルランド ハウス
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2005年04月18日(月) |
楽しいロンドンゆかいなロンドンロンドンロンドンロンドン |
タイトルがなんのことかわからないという方、ま、気にしないで(若いという何よりの証明ですから)。
ロンドンに行ってきました。…日帰りで。
土曜日の朝一便でロンドンに行き、最終便で帰ってくるという旅程は単純往復。なんでこんなことをしたかというと、…安かったのよ。それもびっくりするほど。ちょっとそこの奥さん、スタンステッドでもルートンでもなく、もちろんガトウィックでもないヒースローですよ。ヒースローの往復が税金等を入れてわずか52ユーロ(7000円)。
というわけで、私を含め日本人3人でロンドン日帰り旅行を敢行することに。ちなみに、片道6ユーロしか払っていない私たち(それ以外は税金等)にメシと飲み物が出るこのフライト、こりゃブリティッシュミッドランドさんの大盤振る舞いと言わざるを得ない。
すると直前になって、ひでかすもドタ参。なにせこの男は航空会社に勤めているのでスタンバイで飛ぶことができる。ヒコーキの席が空いてりゃ乗れるという単純明快方式。しかも格安と来たものだ。ただし、今回に限ってはスタンバイチケット(いわば「社内販売」)の方が高かったという罠。
…って、スタンバイチケットより安いコンファームの航空券って何よ?
そんなツッコミを入れつつ、2時間しか寝ないで朝の4時に起き車で空港に向かい、6時45分の出発時間に間に合うよう朝の6時、つまり定刻の45分前にチェックインカウンターに到着。
自分のアホさ加減に改めて気がついた瞬間でした。
前日の日記であれだけダブリン空港の悪口を書いて、セキュリティが厳しくなるかもなんて書いていて、それを自分の問題として捉えてないアホな私。いや、あれだけマスコミに叩かれたら、そりゃダブリン空港は面子にかけてセキュリティを厳しくせざるを得ないでしょ。そこまで考えが及ばず、いつもどおりで朝の6時にカウンターに着いた。すでにチェックインカウンターに並んでいるお客はいない。
で、セキュリティコントロールを見ると
人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人(中略)人人人人人人人人人人人人人人 人 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
という行列ができてまして。いや、上で簡単に(中略)って書いてますけど、その距離たるや、空港の出発ロビー半分以上に伸びているのよ。これがまた。
結局40分待ちましたよ。セキュリティを通過するのに。
で、セキュリティを通過したのが6時45分。…出発時間やんか。で、タイミングを計ったかのように私の名前が呼ばれてまして。
走りましたよ。本気で。
私たちは何とか間に合いましたが、数人乗り遅れた人が出た模様。ちなみに、帰りに聞いたところによると、かなりのお客が乗り遅れて、ダブリンで一泊する羽目になったとか。航空会社は自分たちの責任じゃあないので知らぬ存ぜぬだそうです。
はい、近いうちにアイルランドの空港からご出発予定の皆様。どうぞ空港にはお早めにどぞ。
ほんで、ロンドンで何をしたかというと、ロンドンアイに乗ってきました。一緒に行った友人が言うことが醒めている。
「今までヒコーキに乗ってたのに、なんでまた観覧車に乗るのよ」
確かにそうだやね。
それから、Piccadilly CircusにあるJapan Centreに初めて行きました。いや、イナカの小規模な本屋程度の本を売っているのにはびっくり。そこでひでかすが突然叫ぶ。
「Snigelの書いた『指さし』おいてあるよ」
ホントだ。こんなとこで再会するとはおもわなんだ。売れ残ってるのも悲しいので誰か買ってあげてください。
さらにカムデンタウンのマーケットに行きえらいレア物の、Leonard CohenのCDを発見。数分悩んだ挙句に買う。悩んでいるうちにひでかすとはぐれ、結局空港まで再会することはなかった。ちなみに食べなかったけど、このマーケットでは日本人のおねえさんがタコヤキ売ってたな。
ところで、ただいま、うちの母親+ばーさん+おばさんがダブリンに向かってます。今晩空港に迎えに行ってきますが、早くも弥次喜多道中になりそうな気配。海外旅行超初心者のうちの母親、心配になったのか数日前からケータイからメール攻勢をかけてきまして。
母:「ダブリン空港に着いたら、動かないでじっとしてた方がいいよね」 私:「いや、少なくともヒコーキから降りたほうがいいと思うよ」 母:「万が一空港でSnigelに会えなかったらどうしよう」 私:「公衆電話で私のケータイに電話しなされ」 母:「え?公衆電話ってどうやって使えばいいの」 私:「50セント硬貨を入れてダイヤルすればよろし」 母:「え?50セント?ユーロじゃないの?」 私:「クレジットカードも使える」 母:「え?私のクレジットカード厚くて電話に入らないんじゃないの」
…こんな感じで延々メール攻勢。アイルランドに住んでいる側から言わせりゃなんてアホな質問かと思うけど、考えてみると、海外ほぼ初めての人にヒースローで乗り換えさせてダブリンまで来させようというのは結構酷なことかも。
ちなみに孝行息子な私(自分で言うな)は「ロンドンヒースローでの乗り換え方法」という3枚の写真つきドキュメントまで用意して、入国カードも書名さえすればいいという状態にして送る念の入れよう。この「乗り換え方法」のドキュメント、あまりにいい出来なのでホムペで公開したいのですが、写真等を無許可で転載してたりするのでちょっと無理です。
で、今朝になってメールが届いてまして
母:「ばあさんのパスポートの名前とチケットの名前が一文字違うからロンドンで搭乗手続きやり直さなきゃいけないって」
…知らんがな。
というわけで、1週間の予定の滞在。報告を待たれたし。 日記才人の投票ボタンです(ご協力感謝)
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