恐らく幸せな毎日を過ごしているせいで、 大切なものが、だんだんと増えていきます こんなに大切なものを抱えられるほど、僕の器は大きかったっけ? これから大切なものを守っていけるのかな?
大切なものがインフレを起こしてしまいそうで 何だか怖くなりました だけど、とても楽しくて 麻薬のように大切なものが増えていきます
笑いが止まらなくなり 僕はおかしなステップで踊り続ける 踊りながら前に進む ゆっくりと
デスクに散らかされた無数の資料と、書きかけの書類。 一杯になった灰皿に煙草をねじ込む。 不意に携帯が鳴る。 一瞬、君からの電話かと期待した。 同僚からだった。 急に気が重くなり、電話は放っておいた。 留守番電話に切り替わる。 「明日の打ち合わせのお時間ですが…」 背もたれに体を預ける。息を吐く。 誰もいないオフィスで君の名前を声に出して呼んでみる。
その声は君には届かない。 誰にも聞こえないのなら、言わなかったのと同じ事だ。
時々、胸に手をあてて思いをめぐらせてみる。 君の事が好きだと確認してみる
人を好きになるのは、すごく簡単なのに 人を好きでいつづけている事を確認するのは、 時々、面倒くさい。
だから、一緒にいたくなるんだ。
|