■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

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店の空気 - 2006年11月09日(木)

店の空気は店主が作っている・・・。自らの姿勢や考え方がそのまま店の空気となってお客様に伝わる。お客様はそれをどう捉えるか・・・?それによって次にまた来ようかやめようかという選択となる。よく立地がどうとかで客層が大きく変わってしまうとかという意見があるが、多少はそれに関係する場合もあるだろうが、一番の要因は店の空気がどうかということによって変わってくるのである。


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待ちに待った野毛・武蔵屋の再開 - 2006年11月08日(水)

今宵は焼き鳥屋が食いたくなり、仕事を終えてから野毛へと向かった。野毛に来るたびに休業中の武蔵屋さんの状況を見に行ったのだが「暫くの間休業します」と書かれた一枚の張り紙があるのみ・・・。もう明かりが灯ることはないのでは・・・と不安が過ぎったりもしたこともあった。

今宵もお目当てのお店に向かうには遠回りになるのだが、立ち寄ってみると何とお店に明かりが灯っている。店の前まで行くと懐かしきざわめきが聞こえて来る・・・。再開したんだ!と思わず心の中で叫び、店内を覗くと生憎カウンターは満席。2卓あるテーブル席も先客がおり、空いているのは小上がりのみ・・・。

小上がりには4人用の小さな台(テーブルとは言えないくらいに小さくて低い)と2人用のものが一つあるが、一人なのでその小さな台を用意していもらい、初めて小上がりに座ることになった。いつかこの小さな台に一人で座ってみたかったと思っていたので丁度良かったね。

小上がりの台は高さが20�冂�度しかなく、表面張力いっぱいに注がれた酒を零さずに飲むのは至難の業。テーブルやカウンターならそのままの状態で口に持っていけるが、流石にこの高さでは無理であるから手でグラスを持ち上げるしかない。案の定少し零してしまうのである・・・。

いつもと変わらぬ風景と空気・・・。調理を担当しているお姉さんの方が入院されていたようで、退院と店の再開を祝って客達は誰もが顔が微笑んでいた。昨日から再開したそうだが、常連客には連絡があったらしい。何度も何度も見に来たんだよという客がいたり、噂を聞きつけて来たという客もいる。予約の電話もかなり入っている。

最初は小上がりに一人というのも寂しかったが次第に客がどんどん訪れ、僅か4畳ほどの空間に11人というすし詰め状態に・・・。でも、ここの流儀で誰もが周りに気を遣い、互いにわずかな空間を譲り合いながらみんなが楽しく酒を飲めるようにする。これが武蔵屋の暗黙のルールである。

前回訪れた際にいた多くのスペースを独り占めしようとする野暮な客はお婆ちゃんから叱られるのである。みんながこの空間と時間を共有し合いながら独特の雰囲気を守り続けている。テーブルで相席した客同士が会話をしたりするのもこの店の楽しさ。

ここにはデジカメ構えて写真撮るような野暮な客もいない。時々ネットでこの店内や料理の画像を見たりするが、そういう客は周りから嫌がられる。酒と会話を楽しむ店にはそんなものは必要ないのである。そもそも食事中に写真を撮るなんて行為はあきらかにマナー知らずのやること。したり顔でご立派なこと言ってもお里が知れるってもんである。

幸いなことに本当にここにはそういう客が殆どいない。ストロボ焚いて写真でも撮ろうものならば客たちから総スカンを食い摘み出されるのがオチである。俺も隣にそういう奴がいたら間違いなく外へ引き釣り出すね・・・きっと。

3杯の酒とお決まりの肴を摘んで小1時間ほどの滞在で店を出たが、それも決して長居はしないというこの店のルール。次に待っている客に席を譲るために早く切り上げるというマナーをみんなが守っているんだよね。

お会計を済ませ「ご馳走様でした」と言って店を出たが、ニコニコ微笑んで何度も頭を下げてくれたお婆ちゃん・・・。嗚呼・・・またこの店に来ることが出来て本当に良かった。暫くは他の店には行かずにここだけにしようかな・・・?


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綱島のお店・取材 - 2006年11月07日(火)

今日は朝一でユーカリが丘のお店に行き、設備の墨出しの立会いと他の工事のチェックを行った。先日、梁の関係で空調機の形状を変えたが、ドレインや微妙な位置の取り合いなどが出て来てそれらの調整に結構な時間が掛かってしまった。

照明器具はピンスポットタイプなので移動する訳にはいかないし、空調のメンテナンスの際の点検口の位置も家具との取り合いが出て来て空調機自体の位置を検討しなければならなくなったが、その場で結論を出し工事を進められるようにした。こういう場合はやはり責任ある立場の人間が現場に行くことによって、工事をストップさせずにその場で結論を出すことが出来る。

現場になると若い担当者が行き、なんら指示も出来ずにただいるだけという設計事務所もあるが、これでは現場が混乱してしまうことになる。設計監理とはこういうものである。図面は描けるが設計監理という重要な職務を果たせないデザイナーや設計者がいるが、自分が描いた図面くらいきちんと監理できないでどうするんじゃ・・・!って思うけど、そういう子達は図面を描くだけ(デザインすることだけ)が仕事だと思っているのある。

蕎麦屋さんも蕎麦を打つことだけが仕事だと思っている人開業希望者が本当にいたりして驚いちゃうが、彼らはそれと同じ類の嗚呼勘違い人種なのである・・・。

12時に現場を出る予定だったが、なんだかんだで長引いてしまい、結局約1時間遅れでユーカリが丘を発った。ここから綱島まではどう短縮しても2時間は掛かってしまう。3時からの取材だから着くのはギリギリになるだろうし、今日も昼メシ抜きか・・・。外に出ていると中々きちんと昼メシは食えないのは仕方がないこと。メシよりも時間が優先である。

お店に着くと既にライターの方が来られて店主のインタビューが始まっていた。途中から私も入って店のコンセプトなどの説明をしている内にカメラマンの方が来られた。撮影は4時からであるが、店舗はもう少し暗くなってからの方が良いので先に料理の撮影から始めることにした。

カメラマン、ライター共に最強コンビでの取材なので出来上がりが楽しみであるが、やはり安心感と言うものが全く違う・・・。中には酷いライターやカメラマンもいたりするし、身体がボロボロになりながらつくったお店はきちんとした内容で紹介して欲しいし、クライアントにとってもそうあるべきものだと思う。

撮影は6時半頃に終わったが、ポラで確認したメイン写真は中々迫力があり良さそうな気がするね。


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